MARCA2026年8月26日 19:15

エムバペ×ヴィニシウス、まだ爆発していない共鳴──269ゴール中、直接連携はわずか19

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーの2大スターであり、攻撃力を誇るチームの絶対的な柱。しかし2シーズンを経てもなお、個々の脅威が集合的な恐怖へと昇華するだけの化学反応は生まれていない。モウリーニョには、アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロアが成しえなかった改善への余地がある。

2024年8月14日、ヴィニシウスとエムバペが初めて同じピッチに立った。場所はワルシャワ、アタランタとのUEFAスーパーカップ──マドリーが制し、エムバペが白いユニフォームで初ゴールを決めた試合だ。それから125試合を戦い、2人が揃ってピッチに立ったのは89試合。2人がともに出場した試合での192ゴールのうち、直接の連携から生まれたゴールはわずか19(9.8%)。2人が同じユニフォームを着てから生まれたチームのゴール総数269に対して、この数字は驚くほど低い。

✅最初の連携ゴールは5試合目 ヴィニシウスとエムバペが初めて連携でゴールを生み出したのは、2人の共演5試合目となる2024年9月1日のベティス戦だった。チャマルティンでエムバペが2ゴール。2点目はペナルティーエリア内でのヴィニシウスへのファウルからPKを決めたものだ。アンチェロッティ体制下での連携ゴールは計10本で、そのうち8本がヴィニシウムが起点となりエムバペが仕上げる形だった。バルセロナ戦では3本あったが、スーパーカップもモンジュイック・スタジアムでの試合も逆転できなかった。

✅昨シーズンは連携ゴールが減少 クラブが混乱に揺れた昨シーズン、ヴィニシウスとエムバペの直接連携ゴールは9本に減少した。シャビ・アロンソ体制では6本(オビエド、エスパニョール、ビジャレアル、アテネのオリンピアコス戦で2本、ジローナ)。アルベロア体制では3本、いずれもチャンピオンズリーグ──モナコ、ベンフィカ、バイエルン。4月15日のアリアンツ・アレーナでの3-2弾はヴィニシウスからエムバペへのパスだった。昨季の起点の方向は7-2でヴィニシウスが多く、全15本の連携ゴールのうちヴィニシウス起点が多数を占め、そのうち3本はヴィニシウスへのファウルからのPKだった。

✅2026-27シーズン開幕、またも連携ゴールなし モウリーニョが帰還したマドリーの公式初戦も、2人の直接連携ゴールは生まれなかった。ヴィニシウスはマーカーとスタンドとの戦いに終始し、持ち味の仕掛けはマノロ・ゴンサレスが用意した守備網に封じられた。エムバペはその網から抜け出す場面はあったが、W杯で10ゴールという1970年のゲルト・ミュラー以来の記録を刻んだ姿とはかけ離れたパフォーマンスだった。10本のシュートを放ちながら枠内は3本のみ。スペインで3度目、自身9年連続となるピチーチ獲得を目指す男が、ゴールを記録できなかった。

2人が個人で輝けることはすでに証明済みだ。それを集合的な爆発力へと変えるのがモウリーニョに与えられた課題だ。ヴィニシウスとエムバペの時代、タイトルはUEFAスーパーカップとクラブW杯の2つのみ。そのユニフォームとポテンシャルにはふさわしくない数字だ。

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