ダービー敗戦でマドリー、首位バルサと6差
英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。
マドリーはリーガ第7節、アウェーでアトレティコ・マドリーに1対2で敗れ、バルセロナ首位のバルサとの差を6ポイントに広げられたまま代表ウィークに突入した。
試合の流れを変えたのは、53分のハイセンによるFWジュリアーノ・シメオネへの最終ラインでのファウルだった。 ハイセンはディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコの選手を後ろから両腕で引き倒し、オルティス・アリアス審判が当初イエローカードとPKを宣告。 その後VARの介入によりレッドカードに昇格し、DFアレックス・グリマルドが冷静にPKを決めて先制した。
一発退場を受け、モウリーニョ監督は即座にヴィニシウスとギュレルをベンチに退け、ディオマンデとリュディガーを投入した。 同時に、マドリーは前半にベリンガムへスタッドを立てた危険なタックルを仕掛けたDFクリスティアン・ロメロが退場にならなかったことに強く抗議していた。
59分にはFWジョナサン・デイビッドがアトレティコに追加点をもたらした。 カナダ代表の同選手は今夏ユヴェントスからローンで加入し、3試合で3得点と好調を維持している。 デイビッドの交代で出場したFWフリアン・アルバレスは、夏にバルサへの移籍を画策したことを覚えているホームサポーターからブーイングを浴びた。 アルバレスはゴールライン上でリュディガーにかき出されるシュートを放つなど惜しい場面もあった。
89分、リュディガーがフリーキックに頭で合わせて2対1と1点差に迫ったが、アトレティコはそのまま逃げ切りに成功した。 これでアトレティコ・マドリーはリーガ2位に浮上し、バルサとの差は5ポイント。マドリーはさらに1ポイント差の3位に沈んだ。
試合後の記者会見では、モウリーニョ監督が印刷した両シーンの画像を持参して登場し、「会見は省略してもいい。試合を語るのはこれだ。どちらも明らかなレッドカードだ」と語った。 ロメロへの対応については、オルティス・アリアス審判が当初ベリンガムへのファウルとしてイエローカードを提示していたが、VARが「誤認」規定を適用してベリンガムのカードを取り消し、ロメロへ変更した。 続く場面ではMFイ・ガンインがバルベルデの軸足めがけてスタッドを立てたタックルを繰り出したが、フリーキックのみでVARの介入はなかった。
同メディアはマドリーのパフォーマンスについて、今節と昨季メトロポリターノでの5対2大敗で同じ先発6人が起用されたと指摘している。 バルベルデ、チュアメニ、ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペの6人であり、今節もまた中盤でのコントロールを欠いた。 守備陣はモウリーニョ監督が大きく刷新したが、昨季からスタメンに残るハイセンは今節も再びアトレティコに狙われる形となった。
リーガ7試合で7勝、31得点7失点と圧倒的な首位を走るバルサとの差は5ポイント。 マドリーにとって次の大一番は10月25日、カンプ・ノウでの2026-27シーズン初の国内クラシコとなる。