AS2026年9月23日 06:22
ハイセン、退場癖がまた頭をもたげた
マドリーのCBディーン・ハイセンをめぐる課題が、マドリード・ダービーで改めて浮き彫りになりました。スペイン紙『AS』が伝えています。
ハイセンは今シーズン序盤の好パフォーマンスが評価され、スペイン代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテからの招集を再び受け、国際マッチウィークは代表活動に合流します。しかしダービー直前、その流れに水を差す出来事が起きました。
アトレティコ・マドリードとのダービーで、ハイセンは52分にペナルティエリア内でジュリアーノ・シメオネを倒し、PKを献上したうえで一発退場。このシーンが試合の流れを大きく変え、その後アトレティコが逆転し、マドリーの勝利はほぼ絶望的となりました。
問題はこれが初めてではない点です。マドリーのユニフォームを着た52試合で、これが3度目の退場となります。しかも3度すべてが「最後の守備者として相手を倒す」という同じパターン。リーグ戦で2度、クラブワールドカップで1度というのが同紙の記録です。
興味深いのは、ボーンマス、ローマ、ユベントスに在籍していた時代には一度も退場がなかったという事実です。
同紙はその背景として、マドリーがイングランドやイタリア時代より大幅に高い守備ラインを敷いていることを指摘しています。ハイラインの構造上、CBは必然的に一対一の危険な場面に晒されやすく、ハイセンがその状況に置かれやすいポジションにいると分析しています。
モウリーニョ監督はハイセンへの信頼を変えておらず、不動のレギュラーへと育て上げようとしています。ただ昨シーズンから続く「退場癖」という傷は、好パフォーマンスを積み重ねることでしか消せない…というのが同紙の見立てです。