レアル・マドリードのモウリーニョ監督が見守るMFセルヒオ・マルティネス──カスティージャで定着、トップデビューの日は
スペイン紙『AS』が伝えた。今夏ラシン・サンタンデールから加入したMFセルヒオ・マルティネスは、まだトップチームでデビューしていない。それでもモウリーニョ監督は彼から目を離しておらず、クラブもカスティージャでの適応ぶりに満足しているという。
✅ 監督が貴賓席から観戦
代表ウィークでトップチームの話題は落ち着いているが、約300万ユーロで獲得したセルヒオ・マルティネスへの期待は変わっていない。 金曜日の夜、アルフレッド・ディ・ステファノでカスティージャがアトレティコ・マドリレーニョに勝った試合も、モウリーニョ監督は貴賓席から観戦した。セルヒオ・マルティネスは堅実なプレーを見せたが、それ以上ではなかった。 これまでにもっと良い試合はあった。5万人以上が集まったベルナベウでのU-20インターコンチネンタルカップ、サンティアゴ・ワンダラーズ戦では特に目立った。その日もモウリーニョ監督は会場で、彼やほかのカンテラの逸材たちのプレーを見ていた。
✅ 1部から3部へ、その理由
セルヒオ・マルティネスは、地元クラブのラシンで1部リーグに出場し、輝きを見せていた。1部からプリメーラRFEF(3部相当)のカスティージャへ移ったことを、多くの人は理解できなかった。 それでも移籍したのは、マドリーからの誘いは一度しか来ないとわかっていたからであり、モウリーニョ監督が注意深く見てくれると知っていたからだ。 しかも、クロースが去って以来、マドリーにずっと欠けていたタイプの選手でもある。今は空きがないが、空きは思いがけないときに生まれる。マドリーの歴史にはその例がたくさんあり、最も有名なのがラウールだ、と同紙は書く。
✅ モウリーニョ「可能性はある、努力が必要」
加入直後から、モウリーニョ監督の構想に入っていることは示されていた。バルデベバスでの最初の2回の練習はトップチームで行い、その後アウェーのベティス戦のメンバーにも入った。 モウリーニョ監督は当時、「明日はベンチに入る。それでプランがおおよそわかるだろう。獲得前に分析し、意見を伝えた。2部と、今季序盤のラシンで経験もある可能性のある若者だ。努力しなければならない。ここの質と強度のレベルは違うが、彼はここにいる。プレーするかどうかはわからない。でも、私たちと一緒にいること自体がもう一歩前進だ」と話していた。
✅ カスティージャでは不可欠な存在
ベティス戦では、試合展開が起用を許さなかったのか、出番はなかった。マドリーは良い内容だったが決定機を外し、敗れた。その後、モウリーニョ監督は中盤の選手が戻ってきたこともあり、セルヒオ・マルティネスをメンバーに入れていない。 それでもクラブは、彼の成長とクラブやカスティージャへの適応を高く評価している。カスティージャが彼のチームで、そこでは欠かせない存在になっている。すでに5試合に出場し、直近4試合は先発。一歩ずつ段階を踏むセルヒオ・マルティネスを、モウリーニョ監督は近くから見守っている。
※マドリーのカンテラ戦略とセルヒオ・マルティネスの獲得については「カンテラ売却でクラブ史上最高の2億1500万ユーロ」でも伝えています。
