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MARCA2026年9月30日 05:26

ヴィニシウスに「アンチェロッティ療法」──PKを任されて久々のゴール

スペイン紙『MARCA』が伝えた。不振が続くマドリーのヴィニシウスが、ブラジル代表のオーストラリア戦で8月以来のゴールを決めた。アンチェロッティ監督は自信を取り戻させるためにPKを任せ、公の場でもヴィニシウスを擁護した。

✅ 8月以来のゴール

ヴィニシウスは今、本来の自分を探している最中だ。ゴールだけでなく、かつて頂点へと押し上げた、のびのびとしたプレーも取り戻そうとしている。 8月以来ゴールがなく、わずか1か月余りが永遠のように長く感じられた。ディオマンデが同じ左サイドで好プレーを見せていることもあり、マドリーでの「アンタッチャブル」の地位はかつてないほど揺らいでいる。 モウリーニョ監督のもとでのパフォーマンスも期待を下回り、ベルナベウでは何度もブーイングを浴びた。こうした状況から抜け出す方法は、ヴィニシウスのような選手にとってはゴールしかない。そして今回、その扉はマドリードから遠く離れた場所で開いた。

✅ 3万キロ超の遠征で

ブラジル代表は今回の代表ウィークで、オーストラリア戦とインド戦に臨む。移動距離は3万キロ超、飛行時間は50時間に及ぶ長旅だ。 その最初の試合で、ヴィニシウスはPKを決めた。このゴールは、W杯で期待を大きく下回ったアンチェロッティ監督のブラジルが、泥沼の試合から逆転する助けとなった。

✅ アンチェロッティ「彼には辛抱強く接する」

アンチェロッティ監督は、教え子を守り、自信という処方箋を出した。 「ヴィニシウスのことはよくわかっている。ブラジルにとって欠かせない選手だし、私のサッカー人生でもそうだった。これからの代表でもそうあり続ける」 「今がベストの状態ではないのは確かだ。それでも違いを生み出せるし、今日はそれをやってくれた。3点目を演出し、そのあとPKを決めた」と語り、「ヴィニシウスには辛抱強く接する。彼にはその価値があるからだ」と念を押した。

✅ W杯の教訓からヴィニシウスにキッカーを

このPKには、過去の試行錯誤があった。W杯のノルウェー戦では、同点の場面でブルーノ・ギマランイスがPKを蹴って失敗し、ブラジルは敗退した。 今回アンチェロッティ監督は、何よりもヴィニシウスに自信を取り戻させることを優先し、ヴィニシウス自身に蹴らせた。

✅ ギマランイス「ここに虚栄心はない」

ヴィニシウスは舞台裏を明かした。「ラフィーニャがいないときはブルーノがPKを蹴る。彼が蹴るつもりだったけど、僕が少し自信を必要としていて、何試合もゴールがないことを彼はわかってくれていた」 ギマランイスも「ここに虚栄心なんてない。W杯の最後の試合ではアンチェロッティが僕に蹴るよう指示した。今日はヴィニに蹴らせた。彼もゴールが必要だったからね。みんなブラジルのためを思っている。彼のために嬉しい」と語った。

✅ 本当の試験はベルナベウで

ゴールとアンチェロッティ監督の後押しを得たヴィニシウスの次の課題は、この士気の高まりをマドリーでの日々につなげることだ。 アンチェロッティ監督の気遣いは最初の癒やしにすぎない。本当の試験は、スタンドを再び味方につけ、ポジションを固めなければならないベルナベウで待っている。

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