テバス会長「レアル・マドリードは最も反抗的なクラブ」──「スローモーションのスーパーリーグ」に警鐘
スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、ガリシアのスポーツ記者協会(AGAXORDE)主催の講演で、マドリーとフロレンティーノ・ペレス会長を名指しで批判した。
✅ 「スペインで最も反抗的なのはマドリー」
テバス会長は、マドリーとペレス会長にメッセージを送る機会を逃さなかった。 「スペインで最も反抗的なクラブはマドリーだ。マドリーの幹部は、私とは違うサッカー観を持っている。欧州ではアル・ケライフィがいる。私たちは20年かけて素晴らしいサッカーを築いてきた。それを守らなければならないし、手放してはいけない。この列車にはマドリーやバルサといった機関車がいるが、客車も必要なんだ」
✅ 過密日程が「サッカーを複雑にしている」
セルタのマリアン・モウリーニョ会長、ビーゴのアベル・カバジェロ市長と同じ壇上に立ったテバス会長は、将来スーパーリーグが生まれる可能性に神経をとがらせていると語った。 「ラ・リーガは何年も前から20チームだ。問題は今、代表の大会が増え、欧州カップ戦の試合も増え、クラブW杯もあることだ。日程が過密になり、とても複雑なサッカーを生んでいる。欧州にはプロ選手が6万人いて、年俸は2000ユーロから200万ユーロまでさまざまだ。そのうち影響を受けるのは300〜400人にすぎない」
✅ 「スローモーションのスーパーリーグ」
テバス会長は、欧州カップ戦の収入による格差にも警鐘を鳴らした。 「スイスでは、CLに出るヤングボーイズが3500万ユーロを手にし、CLに出ない2位は500万〜1000万ユーロ。あのリーグは壊れている。このままでは国内リーグが破壊され、一部の人が意図的に求めているスーパーリーグに行き着いてしまう」 「フロレンティーノが望んだ『早送りのスーパーリーグ』は止めた。だが今、『スローモーションのスーパーリーグ』が進んでいる。手を打たなければ、2つのスピードのサッカーになってしまう」
✅ クラシコの高額チケットには「介入できない」
一方、10月25日にカンプ・ノウで行われるクラシコのチケットが法外な値段になっている件について問われると、テバス会長は「チケットの問題はクラブの問題で、ラ・リーガは介入できない」とかわした。
※テバス会長とマドリーの対立については「テバス vs マドリー、ついに全面対立へ」でも伝えています。
