オルティス・アリアス審判、これで満足か
スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロ氏が伝えた。
ダービーの審判裁定は最悪だった。 同氏はオルティス・アリアス審判による「一方的で偏向した、試合の行方を決定づける出来事」に怒りをぶつけた。 同審判はマドリード出身とされているが、少なくとも子ども時代にベルナベウを訪れたことはないだろうと同氏は皮肉った。
前半だけでオルティス・アリアス審判は、DFクリスティアン・ロメロとMFイ・ガンインへの退場処分を見逃した上に、ギュレルへの危険なタックルを2度繰り返したアレックス・バエナにも、本来ならば当然与えるべきイエローカードを15分以内に2枚出さなかった。
クリスティアン・ロメロの場面ではVARのトルジジョ副審が介入を促し、同審判はモニターでベリンガムの膝への悪質な踏みつけを確認したにもかかわらず、イエローカードにとどめた。 ディエゴ・シメオネ監督とベンチスタッフが激しく抗議し、スタンドが沸き立つ中でオルティス・アリアス審判は委縮し、正義を踏みにじったと同氏は断じた。 なお被害者のベリンガムには、その前にすでにイエローカードが提示されていた。 これがいかにマドリーへの悪意ある笛であったかを示していると同氏は指摘した。
バルベルデの脛へのスタッド踏みつけというイ・ガンインの反則についてはVARによる確認さえ行われなかった。 クリスティアン・ロメロの件よりも明らかな一発退場案件だったと同氏は言い切った。 規則通りに裁いていれば、アトレティコ・マドリーは9人でハーフタイムを迎えるはずだった。 ダービーの展開は根本から変わっていたはずだと同氏は強調した。
さらに同氏は前日土曜日の試合に触れ、セビージャが同点弾につながる一対一の局面を迎えた瞬間、マルティネス・ムヌエラ審判がクリステンセンがピッチに倒れているのを見て試合を止めた事例を取り上げ、「リーガはネグレイラ事件の後継者たちによって破壊されている。八百長リーグだ」と強烈に批判した。
審判問題を一旦脇に置いたとしても、モウリーニョ監督のマドリーのダービーは「ひどく低調」だったと同氏は評した。 ベルナウド・シルバとディオマンデをベンチスタートにした采配に疑問を呈し、エスピが一分も出場しなかった理由も理解できないと述べた。
代表ウィーク明けには直ちにベルナウド・シルバとディオマンデを先発起用すべきだと同氏は訴えた。 ヴィニシウスの出来は別人のようで、ベンチスタートという「苦い薬」が必要だとも指摘した。 ベルナウド・シルバとギュレルは先発の資格があり、ベリンガムはチームの牽引役を担わなければならない。 そしてエムバペには、このビッグマッチで影を潜めてしまう現状を改め、世界的スターとしての存在感を示すことを求めた。
同氏はモウリーニョ監督に対し、「テーブルを拳で叩く覚悟を持て。さもなければ昨シーズンの二の舞いになる」と警告してコラムを締めくくった。