レアル・マドリードの「ベルナルド待望論」に異論──「たまたまそこにいただけ」「チュアメニを葬るには根拠が弱すぎる」
スペイン紙『AS』のAlfredo Matilla氏が、ローマ戦(4-3)後に高まる「ベルナルド・シウバ待望論」に異を唱えるコラムを掲載した。 同氏は、水曜日のCLで起きなかったことまで見ようとするのは大げさだと主張する。
✅ 「モウリーニョは革命など起こさない」
モウリーニョ監督がベルナルド・シウバ、ギュレル、エスピ、エンドリッキを一気に使うと今でも思っている人は、モウリーニョ監督をよく知らない、と同氏は書く。 さらに、チュアメニを外し、バルベルデを永遠にSBに移し、エムバペをベンチに置き、ヴィニシウスの処分をもっと延ばしてくれと委員会に頼むと考える人は、正気ではないという。 ローマでの逆転劇は、そのスピードと派手さで記憶に残るだろう。ただし、歴史を作ったというより、15分間で3本のCKという形の方が印象的だった。それを短期的な革命の根拠にするのは飛躍がある。 「セビージャ戦とライプツィヒ戦では、監督を説得できたと思い、圧力をかけ続けた自分の手柄だと考える人もいるだろう。だが、本番のバルサ戦では振り出しに戻る。ヴィニシウスがいない分、いつもの作戦に多少の修正はあるだろうが、誰も無茶な変更を期待しない方がいい」 同氏はモウリーニョ監督の考えを理解できるという。「これ以上、厄介な雑音を生む状況ではない。それは審判問題と、クラブとテバス会長のうんざりする言い争いで十分だ」
✅ ギュレル、エンドリッキ、エスピ……そしてブラヒム
一方で同氏は、ギュレル(「モドリッチというよりグティ」)は先発から決して外すべきではないという意見には共感できるという。エンドリッキとエスピがもっと出場時間を得るべきだという意見にも同意する。「こういう試合をすれば、弁護士はいらない」 そして、このリストにはブラヒムも加えるべきだという。27歳で、もう若手ではない。モロッコ代表の10番は、マドリーで定着するどころか「後ずさりしている」。ローマ戦は出場なし。マドリーでは207回招集され、先発は61試合だけ、40試合は1分も出場していない。 「文句を言わず、怒らず、大げさな振る舞いもしないから、ベンチに置きやすいのかもしれない」
✅ 「ベルナルドはたまたまそこにいただけ」
「誇張なのは、水曜日のCLで起きなかったことまで見ようとすることだ。ミステリー番組の空気に感染してはいけない。ベルナルド・シウバは、たまたまそこを通りかかっただけだ」 同氏によると、ベルナルドは今あるものを良くしたが、それは良くしないことの方が不可能だったからだ。ベルナルドのそつのない25分間を一面で取り上げ、本当のヒーローたちと同列に扱うのは大げさだという。 中盤をかき混ぜたいという焦りの表れだが、一度に多くの修正を求めれば、ビッグマッチでの結果がさらに悪くなるリスクもあると警告する。
✅ スプリント速度はチーム最下位タイ
ベルナルドは、クルトワのロングボールを終わらせるのには貢献した。それでも、最高の状態からは程遠いと同氏は言う。かつては1〜2タッチで魅了していたのに、今はボールを何度も触ってしまう。32歳という年齢を考えれば、あの支配力と運動量を取り戻せるかという疑問は当然だ。 走行距離はいつも上位に入り、今回も3.6キロと平均的な数字だった。しかし本当に大事なのは、その速度だ。そこでは、GKを除けば、トレントと並んでチーム最下位タイだったという。
✅ 「チュアメニを葬るには、根拠が弱すぎる」
ローマ戦のベルナルドのデータは次のとおりだ。 ・ボールタッチは17回 ・ロングパスは1本だけ ・プレーの91%は自陣で、敵陣でのプレーは2回 ・シュート、アシスト、ドリブル、クロスはいずれもゼロ ・4ゴールのどれにも関わっていない 「チュアメニを葬るには、もっと重みのある根拠が必要だ」と同氏はコラムを締めくくった。
※本記事は、ASのAlfredo Matilla氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
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