レアル・マドリードのギュレルとベルナルド、ローマ戦の逆転で出番を要求──モウリーニョ「フェデは一人しかいない」、バルベルデのポジションが鍵
スペイン紙『MARCA』が、ローマ戦(4-3)の逆転の鍵になったギュレルとベルナルド・シウバについて伝えた。 2人は、またもバルベルデとチュアメニのドブレピボーテを選んだモウリーニョ監督に、自分たちの価値を示した。
✅ ビルドアップの起点はクルトワ
ローマ戦で、モウリーニョ監督の中盤の基本形がはっきりした。またしても、バルベルデとチュアメニのドブレピボーテを選んだのだ。 結果は期待外れだった。前半、マドリーのビルドアップの起点になったのは、ウルグアイ人でもフランス人でもなく、CBの間に入ったクルトワだった。 『MARCA』によると、クルトワが試みたロングパスは19本で、本来マドリーのプレーに意味を与えるはずの2人のMFより多かった。
✅ ギュレル59分、ベルナルド70分
前半も後半の立ち上がりもうまくいかず、マレンのゴールでローマが3-1とリード。試合は決まったかに見えた。 負けを覚悟したモウリーニョ監督は先発を一新。まず59分にギュレル、続いて70分にベルナルド・シウバを投入した。 ギュレルの投入でバルベルデは右SBへ。ビジャレアル戦でも決定的な働きをしたポジションだ。ベルナルドはチュアメニと直接交代し、スタート時とはまったく違うドブレピボーテになった。 ギュレルとベルナルドが入ると、マドリーはボールを支配し、逆転した。ギュレルは2つの直接アシストに加え、エスピのゴールにも積極的に関わった。
✅ 処分発表の数時間後に先発したヴィニシウス
エスピとエンドリッキも、反撃の明るい材料だった。2人ともゴールを決め、ローマのゴール前に危険な空気をもたらした。 対照的だったのがヴィニシウスだ。リーガで4試合の出場停止が分かってからわずか2時間ほどで先発したが、危険さからはほど遠かった。ダンフリースとともに、最初に交代を命じられた。
✅ モウリーニョ「終わったメンバーで始めたら5点取られる」
ギュレルとベルナルドが入ってチームが一変したにもかかわらず、モウリーニョ監督は会見で、その形を続けるとは示さなかった。むしろ、はっきりと否定した。 「試合を終えたメンバーで始めていたら、5点取られていた。いろいろな時間帯がある。私には打てる交代カードがあった。相手は疲れ、カードが出てくるはずだった」 この発言は、日曜日のセビージャ戦をはじめ、今後もよりフィジカルで、パスの少ない中盤を選ぶ考えを裏付けているように見える。
✅ バルベルデのポジションが鍵
モデルを変える鍵の一つは、バルベルデのポジションだ。直近2試合、バルベルデは中盤よりも右SBでの方が試合への影響が大きかった。 マドリーでは以前から続く議論だ。約1年前、シャビ・アロンソ監督の時代には、バルベルデ本人がポジション変更にはっきり反対していた。 しかし水曜日のバルベルデは、そこまで否定的ではなかった。 「大事なのは勝つことだ。監督が言ったように、うまくいくなら前に進まないといけない。どこであっても出場時間をもらえるのがうれしいし、プレーするのをすごく楽しんでいる。サイドには走るスペースがたくさんあった。監督が信頼し続けてくれることに感謝しているし、チームのために全力を尽くすよ」
✅ 「フェデは一人しかいない」
一方、モウリーニョ監督はローマ戦の前日、バルベルデのポジション変更を否定していた。 「フェデが何人もいるなら、SBでも中盤でも使う。でも、フェデは一人しかいないから、SBで起用するのはとても特別なケースだ」 バルベルデがポジションを移せば、中盤に一つ空きができ、よりコントロール重視で、フィジカルに頼らない中盤への扉が開く。ローマで、絶体絶命の状況から抜け出すのに機能した形だ。 ギュレルとベルナルドは、マドリーで出番を求めている。ボールは、モウリーニョ監督の手にある。
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