レアル・マドリードのモウリーニョと、ライプツィヒのデミチェリスがベルナベウで再会──2010年CL決勝の勝者と敗者、「人生にはもっとつらいことがある」
スペイン紙『MARCA』が、CLでベルナベウに乗り込むライプツィヒのデミチェリス監督と、モウリーニョ監督の「再会」について伝えた。 デミチェリス監督は2010年、バイエルンの選手としてベルナベウでのCL決勝に先発し、モウリーニョ監督率いるインテルに敗れていた。16年後、2人は立場を変えて同じスタジアムで再び顔を合わせる。試合は日本時間22日(木)朝4時キックオフ。
✅ 2010年、ベルナベウでのCL決勝
デミチェリス監督は、ベルナベウで負ける味を知っている。2010年5月22日、当時バイエルンのDFだったデミチェリス監督は、CL決勝でモウリーニョ監督のインテルに0-2で敗れた。 ルイス・ファン・ハール監督のバイエルンは3冠の可能性を持ってマドリードに乗り込んだが、モウリーニョ監督のプランを貫いたインテルが立ちはだかった。ディエゴ・ミリートの2ゴールで決着し、モウリーニョ監督は欧州王者になって、その後マドリーへと渡った。 その夜先発したデミチェリス監督は、敗者の側に残った。
✅ 「人生にはもっとつらいことがある」
16年後、デミチェリス監督は、敗戦を別の場所から見つめている。 「私は3度決勝で負けたが、いつも言うように、負け方にはいろいろある。全てを出し切ったから、心穏やかでいられる敗戦もあるんだ」 私生活の悲劇や、子どもたちと離れていることにも触れながら、デミチェリス監督はこう語った。 「この前の敗戦(バイエルンに1-6)のような苦しい時に、人生にはもっとつらいことがあると思い出すんだ」 サッカーは、前に進むための味方であり、本当の自分でいられる場所だという。監督になった今、その経験を選手たちにも伝えようとしている。
✅ モウリーニョにとってもベルナベウは特別な場所
ベルナベウは、モウリーニョ監督の記憶の一部でもある。ただし、意味は違う。 9月のインテル戦の前、モウリーニョ監督はこのスタジアムでの経験をこう振り返っていた。 「ベルナベウでは、CLを制したこともあるし、準決勝でPK戦の末に敗れたこともある」 キャリアで最も大きな瞬間のいくつかを過ごした場所で、2人は役割を変えて再び交わる。
✅ 「彼の顔を見て、あいさつできるのは誇り」
デミチェリス監督は、こう話している。 「彼の顔をもう一度見て、スタジアムの中であいさつできるのは、私にとって大きな誇りだ。でも、一番大事なのは、我々がクラブとして、何がかかっているのか、何ができるのか、こういう試合でプレーする時に何を逃しうるのかを分かったうえで、マドリードに行くことだ」
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