レアル・マドリードとCLで対戦するライプツィヒのデミチェリス監督「マスタントゥオーノはマドリーの選手だと言った」──ディオマンデも絶賛
スペイン紙『MARCA』が、CLでマドリーと対戦するライプツィヒのマルティン・デミチェリス監督の発言を伝えた。 ベルナベウでの一戦(日本時間22日(木)朝4時)を前に、複数メディアとのオンライン合同取材に応じたデミチェリス監督は、古巣のディオマンデ、リーベル時代に16歳でデビューさせたマスタントゥオーノ、そしてモウリーニョ監督のマドリーについて語った。
✅ ディオマンデ「両足が使えて、守備でも走れる」
ライプツィヒからマドリーに移籍したディオマンデについて、デミチェリス監督はこう話した。 「彼とは何度か話して、キャリアで一歩前に進みたいという希望を聞いていた。素晴らしい未来があると思う。若手の成長を大きく後押しするこのクラブで、彼の成長は著しかった」 「今のサッカーは、相手を崩せるウイングを求めている。彼は左でも右でも違いを生む。両足でボールを扱えて、スピードがあり、後ろに戻ってデュエルに勝つ力もある。とても完成度の高い選手だ。あとは本人次第で、レアル・マドリードのような大きなクラブで、どう成長していくかだ。素晴らしい監督とチームメイトに恵まれることは疑いない」
✅ マドリー戦は「ボールを守ること」
週末にバイエルンに1-6で大敗したチームについては、こう語った。 「我々のチームの違う姿を見たい。週末は、ボールを持っていても持っていなくても、サッカーの重要な面で全く我々らしくなかった。変えられると確信している」 「大事なのは、相手が自分たちのサッカーをするのを待つのではなく、自分たちの試合をしに行くことだ。もっと大胆に、またポゼッションを大事にするチームに戻りたい。マドリー相手にはボールを守らなければならない。ボールを奪うたびに、とても危険なトランジションを生み出すからだ」 「エムバペのゴールは、マドリーに必要なものを表している。パス2本で、どのアタッカーでも相手を崩し、スペースがなさそうなところにスペースを見つけられる。そして、決める。唯一無二だ」
✅ マスタントゥオーノ「彼はマドリーの選手だと言った」
リーベル・プレートでマスタントゥオーノを16歳でデビューさせたのが、デミチェリス監督だった。欧州への適応がこれほど難しいと予想していたかと問われると、こう答えた。 「時間だ。南米の選手で、ヨーロッパのビッグクラブに来てすぐに結果を出した選手が何人いるか、振り返ってみてほしい。サンティアゴ・ソラーリも時間が必要だったし、ゴンサロ・イグアインも、世界最大級のクラブに適応するのに1年以上かかった」 マスタントゥオーノのデビューの裏話も明かした。 「フランコが16歳でデビューしたのは、魔法でもプレゼントでもない。本人やリーベルの首脳陣と話し合ってからデビューさせた。まず両親と話して、これから起きることへの準備ができているか知りたかった。契約状況も知りたかった。プレシーズンの後は、年齢を考えて起用を調整するつもりだったからだ」 「フィジカルのあらゆる面で、毎日のトレーニングでトップ3か5に入っていた。特に回復力が抜群だった。それに加えて、人間性と、その瞬間に立ち向かう力があった」 「当時、我々はクラウディオ・エチェベリをマンチェスター・シティに売ったばかりで、首脳陣はフランコの契約解除金を同じ額に上げようと考えた。私は『いや、それは間違いだ。フランコはレアル・マドリードの選手だから』と言った」 「クラブは彼の代理人とうまくコミュニケーションを取り、アルゼンチンのサッカーでは全く理屈に合わない額の解除金を設定した。結局、それが国内史上最高額の売却になった」
✅ 「マドリーは誰も待ってくれない」
「彼にその力があること、必要な人間性があることを疑っていない。レアル・マドリードは待ってくれない。誰も待ってくれない。だから、時間があればいいと思う。今、彼は外に出てプレーすることを選んだ。それぞれが、自分の心と頭と、周りの人たちとともに、自分の道を進んでいく」 「でも、フランコがあのクラブの選手であることに疑いはない。人間性でも、フィジカルと技術の能力でも」
✅ マドリーの中盤「文句を言うとしたら、選手層の厚さだけ」
マドリーの中盤については、こう話した。 「バルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガ、ベリンガム、誰がプレーしても、全員がとても優秀で、代表レベルだ。マドリーについて文句を言えるとしたら、選手層の厚さくらいだ」 「クロース、カゼミーロ、モドリッチは、とても美しく成功に満ちた時代を作った。でも今の選手たちも大きな力を持っていて、それぞれの代表のスター選手だ。あとは監督が自分の考えに合わせてどう使うかだ。マドリーには素晴らしい選手がいて、前線の選手たちが飛び出していく、信じられないほどのカウンターの力がある」
✅ 「サッカーが生きる力をくれる」
デミチェリス監督は、私生活の苦しみについても率直に語った。 「そうした悲劇が、監督としての腹をくくらせてくれた。この前の敗戦のような苦しい時に、人生にはもっとつらいことがあると思い出させてくれる。それを選手に分かってもらうのは難しいこともあるけれど、敗戦の向こうにはもっと多くのものがある」 「子どもたちと離れているのも簡単ではない。1年前、18年間一緒だった家族と別れた。でも、サッカーが私に生きる力をくれる。本当の自分を感じさせてくれる。私は3度決勝で負けたが、いつも言うように、負け方にはいろいろある。全てを出し切ったから、心穏やかでいられる敗戦もあるんだ」
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