セステーロとセルヒオ・マルティネス、インテル戦スタメン入りへ名乗り──中盤5人欠場の緊急事態
スペイン紙『MARCA』が伝えた。
チャンピオンズリーグ開幕戦のインテル戦(日本時間水曜4時、ベルナベウ)で、セステーロまたはセルヒオ・マルティネスがスタメン起用される可能性が浮上している。モウリーニョ第2期でカンテラ出身選手が公式戦に初起用されるとすれば、この2人が最有力候補だ。
背景には中盤の深刻な選手不足がある。ベルナルド・シウバ、カマヴィンガ、ギュレルが出場停止、チュアメニとチアゴ・ピタルチが負傷離脱中で、本来のMFはバルベルデ1人のみ。後者2人は練習に復帰しているが、スタメンは難しく、ベンチ入りも未知数だ。5人欠場という壊滅的な状況が、カンテラ選手の出番を現実のものにしている。
モウリーニョは土曜日のカスティージャ戦を戦略的な目線で観戦していた。セステーロが前半をプレーし、セルヒオ・マルティネスが後半に交代出場──インテル戦を見据えた負荷管理だ。両者ともアピールに成功した。セステーロはゴールを決めて中盤を支配し、セルヒオ・マルティネスは質の高さを随所に見せた。
✅ セステーロの優位性
2人のうち先発に近いのはセステーロだ。プレシーズンをトップチームで全て消化しており、昨季はリーガ・チャンピオンズリーグ・コパの3大会で計5試合に出場(うち1試合はスタメン)。カスティージャではアルベロア、フリアン・ロペス・デ・レルマ両監督のもとで中盤を牛耳り、2部昇格プレーオフやユースリーグ決勝大会といった重要な舞台も経験した。カンテラ最大の逸材とされ、トランスファーマルクトによる市場価値は700万ユーロ。アルベロアが昨年10月にカスティージャ監督時代に放った「今、スペインで最高の6番だ」という言葉はリスボンまで届いた。モウリーニョはプレシーズン初日から彼を帯同させている。
✅ セルヒオ・マルティネスの可能性
セルヒオ・マルティネスは加入直後から強烈な印象を残しているが、バルデベバス在籍はまだ1週間ほどだ。今季はラシンで1部デビューを果たし、昨季はセグンダで300分以上プレーした経験がある。しかし新加入のハンデは大きく、セステーロに先んじる可能性は低い。
✅ その他の選択肢
カンテラ勢以外では、ベリンガムをバルベルデと組む守備的MFに下げる案が最も現実的だ。さらにトレントをダンフリースの内側に配置して4-3-3に移行する形、あるいはハイセンを中盤に上げてリュディガーとコナテをCBに並べる最も大胆な案も検討されている。