MARCA2026年7月31日 21:16

マドリー、ヴィニシウス交渉に最後通牒

スペイン紙『MARCA』が伝えたところによると、マドリーはヴィニシウス・ジュニオールの契約延長交渉において、提示済みの条件が最終案であると選手側に正式に通告しました。数ヶ月にわたる交渉が進展のないまま膠着状態に陥る中、クラブは「これ以上の条件改善はない」という姿勢を明確にし、決断を迫る局面に踏み切ったかたちとなります。 交渉の長期化に追い打ちをかけたのが、アーセナルがブラジル代表FWの獲得に関心を示したという一報でした。この動きはバルデベバスの首脳陣に、状況をこれ以上引き延ばすことはできないという意識をさらに強めさせることとなりました。 『MARCA』が入手した情報によれば、クラブが選手の周囲に伝えたメッセージは非常にシンプルなものです。「受け入れるなら契約延長、断るなら今夏の売却」というものです。 もしヴィニシウスが現在の提示条件を拒否した場合、クラブは今夏中に売却へと動く方針とされています。これはブラジル人選手が契約最終年を迎えてしまい、最終的に無償でクラブを離れる事態を避けるための判断です。契約満了によるフリー移籍は、クラブにとって最も避けたいシナリオとなっています。 一方、マドリーはヴィニシウスをクラブの中核選手と位置付けており、契約延長が第一優先であるという認識は変わっていません。長年にわたる貢献に対して相応の経済的評価をするべきという考えはクラブ内に根強くあります。 しかし、そこには明確な一線があります。それは、チーム全体の給与体系を崩さないという原則です。たとえどれほど決定的な選手であっても、特定の一人のために給与のスケールを変えることはしない、というのがマドリーの揺るぎない立場となっています。 さらに、仮にヴィニシウスが売却も拒否し、膠着状態が続くような場合には、スポーツ面での状況も変化しつつあります。『MARCA』によれば、両サイドでのプレーが可能なディオマンデの加入が間近に迫っており、監督にとってヴィニシウスに依存しない選択肢が生まれることになります。 契約問題が長引くようであれば、ヴィニシウスがスタメンを外れるシナリオも、もはや遠い仮定の話ではなくなりつつあります。
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