レアル・マドリードのモウリーニョの名言集『モウリーニョによる福音書』新版──「バルセロナで嫌われていても私の問題ではない」など120以上
スペイン紙『MARCA』が、EFE通信の情報として、モウリーニョ監督の名言を集めた本『モウリーニョによる福音書(El Evangelio según Mourinho)』の新版が出たと伝えた。 モウリーニョ監督のマドリー復帰に合わせて書店に戻ってきた本で、16年分、120以上の言葉を、それが語られた時代背景とともに収めている。
✅ 「The Special One」から「なぜ?」まで
キャリア初期の成功から、最後のトルコ・フェネルバフチェ時代まで、モウリーニョ監督の論争、皮肉、挑発を集めた一冊だ。 もとは2010年にイタリアのMorellini Editoreから出版された本で、ステファノ・バルベッタ氏が編集。新版では、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマ、そして2025年8月までいたフェネルバフチェでの発言が加わった。ライバル、審判、首脳陣、記者との対立を象徴する発言も収められている。 それぞれの言葉には、語られた時代背景と、その反響の解説が付いている。会見を仕事の道具の一つにし、言葉を選手を守るためにも、相手にプレッシャーを移すためにも使ってきた監督の歩みをたどる内容だ。 最も記憶に残る発言には、2004年のチェルシー就任会見で自らを「The Special One」と呼んだことや、2011年のCL準決勝でマドリーがバルサに敗れた後、審判の判定を激しく批判し、「なぜ? なぜ?」と繰り返した会見がある。 本には、マドリーでの1度目の時代に対立したホルヘ・バルダーノ氏など、サッカー界の他の人物の意見も収められている。
✅ モウリーニョの哲学を表す10の言葉
【野心】「マドリーを指揮するために生まれたかは分からないが、指揮するために生まれたのは確かだ。大きな挑戦が好きだ。だが、素晴らしいのはマドリーを指揮することではなく、マドリーで勝つことだ」 【人格】「私を選んでくれた理事会に感謝し、変わらないことを約束する。私はジョゼ・モウリーニョだ。長所も短所も全て含めて」 【チーム】「クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリードにとってとても重要な選手だが、選手はチームの一部であって、個人ではない。大事なのはクラブで、選手ではない」 【性格】「私は反バルセロナではない。マドリーの監督で、バルセロナのことは気にしていない。バルセロナで嫌われていても、それは私の問題ではない」 【分別】「マドリーの新しい補強についてそれほど書かれる夏にはならないだろう。もっと静かな夏になると思う」 【強さ】「試合の組織と守備的なサッカーは別物だ。組織されたチームは、攻撃的な選手を使ってもうまく守れる」 【勝者のメンタリティー】「大事な試合に勝つには、メンタリティーと精神的な強さが必要だ。それなしにタイトルを取るのは不可能だ」 【仕事】「私は挑発者ではない。働く人間で、敬意を求める。敬意があれば完璧だ。なければ、何の問題もなく自分のグループを守る。でも、挑発者ではない」 【団結】「ポルトやチェルシーで指導した選手たちと今も話していて、まだ自分の選手のように話す。それがレアル・マドリードの選手たちと今築きたい関係だ。『あなたが去るなら、自分もプレーをやめる』と言う選手もいる」 【自信】「恐怖を感じるのは我々ではなく、レアル・マドリードと戦わなければならない相手だ。私にとってプレッシャーはモチベーションで、仕事を難しくするものではない」
✅ 名言(迷言)セレクション
本に収められた「言葉の真珠」25選から、いくつかを紹介する。 ・「私は世界一ではないが、私より優れた者はいないと思う」 ・「楽な仕事が欲しかったら、ポルトに残っていた。素晴らしい椅子と、CLと、神と、その次に私がいたのだから」 ・「私の髪型を見てくれ。戦争の準備はできている」 ・「ヴェンゲルは、イギリスで言う『のぞき魔』だ。他人を見るのが好きなんだ。家に巨大な望遠鏡を置いて、よその家族が何をしているか見るタイプの人間がいる」 ・「3年間プレミアリーグで優勝しなかったら? 私ならもう職を失っているだろう」(ベニテス監督について) ・「チャンスの数と支配率を見たか? 私がGKでも5-1で勝てた」 ・「イエス・キリストでさえ、全員に好かれていたわけではない。私なんてなおさらだ」 ・「完璧な人間で、完璧なプロで、素晴らしい性格の選手は欲しくない。そういう男は、娘の相手に欲しい」 ・「ユーヴェが心配かって? このクマを見てくれ、夜も眠れないんだ」(皮肉を込めて) ・「ユーヴェの試合はアマウリのゴールまで見て、そこでやめた。夕食がイカだったから」 ・「選手と記者とファンと話せるように、何か月も毎日5時間イタリア語を勉強した。ラニエリは5年もイングランドにいて、まだ『おはよう』や『こんにちは』を言うのに苦労している」 ・「私はイタリアサッカーのロビン・フッドだと感じている。だからインテルにいるのが好きなんだ」 ・「CLを制したクラブも監督もたくさんいるし、2度制した者もいる。だが、3-0でリードしていて決勝で負けたチームと監督は、一つしかない」(リバプールとミランのイスタンブールでの決勝について)
※あわせて読みたい:モウリーニョ語録(ultrasrei.com)/「モウリーニョ、復帰100日を総括」
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