レアル・マドリード、ローマからアテネへ「逆転の遺伝子」が復活──アウェーで2度の逆転、3度の終盤の勝ち越し、昨季1シーズン分にすでに並ぶ
スペイン紙『MARCA』が、モウリーニョ監督のレアル・マドリードに戻ってきた「逆転の遺伝子」について伝えている。
✅ 「生き返る」のは伝統
綱渡りが、再びマドリーにとって自然なことになっている。 始まったばかりのシーズンで、モウリーニョ監督のチームは、スコアが不利になったときに出てくる頑固さを取り戻した。 2シーズンにわたって、打撃を受けても打ち返せない姿を見てきたマドリディスタが、失われたと思っていた反射神経だ。 マドリーでは、生き返ることはもう伝統になっている、と『MARCA』は書いている。
✅ 舞台はベルナベウではなくアウェー
珍しいのは、その舞台だ。 この現象は、不可能な夜の舞台であるベルナベウではなく、チャマルティンから遠く離れた場所で起きている。 マドリーはアウェーで反乱を起こすことを覚えた。 しかも、マドリディスタが最高の反撃の思い出を持つチャンピオンズリーグで、2回だ。
世界の多くを生み出した2つの首都、ローマとアテネで、マドリーは英雄的な一面を取り戻した。 オリンピコでは、ベンチの力で1-3をひっくり返した。 モウリーニョ監督が交代でかき回し、7連勝という形で続く確信を植えつけた。
直近のAEKのホームでの試合も、細部まで同じ筋書きだった。 ベンチから入った選手たち、サイドをかき回したエンドリッキと、ペナルティエリアの手前から強烈なシュートを決めたバルベルデが、2-3の勝利に必要な電流をチームに与えた。 モウリーニョ監督は試合後、欧州での2度の復活をこう説明した。 「2つの重大な場面で、私たちは反応し、個性を見せることができた。」
✅ 終盤の勝ち越しも3回
すべての復活が、リードを許したところから生まれたわけではない。 マドリーは、アウェーで同点の試合を終盤に勝ち越すこともできている。
| 試合 | スコア | 内容 |
|---|---|---|
| ローマ(CL、アウェー) | 3-4 | 1-3から逆転 |
| AEKアテネ(CL、アウェー) | 2-3 | 2-1から逆転(バルベルデの決勝ゴール) |
| エスパニョール(リーガ第1節、アウェー) | — | エスピが終盤に勝ち越し |
| エルチェ(リーガ、アウェー) | — | 再びエスピが終盤に決める |
| バルセロナ(リーガ、カンプ・ノウ) | 1-2 | 1-1からエムバペが終盤に勝ち越し |
今季のアウェーでの逆転と終盤の勝ち越し(『MARCA』の記事をもとに作成。「—」は記事に記載なし)
コルネジャ・エル・プラットでの第1節、エスパニョール戦では、エスピが均衡を破った。 エルチェでも、再びエスピが終盤に決めた。 そしてカンプ・ノウでは、1-1の同点を、終盤にエムバペが破って1-2で勝った。 勝ち点3以上に、プロジェクト全体の気持ちを立て直した試合だった。 あのクラシコこそが、今季の本当の転機だった、と『MARCA』は書いている。
✅ 昨季は1シーズンで2回だけ
昨季とは、ある種の対照がある。 25-26シーズン、シャビ・アロンソ監督とアルベロア監督のマドリーが見せたこうした反撃は、シーズン全体でわずか2回で、どちらも試合終了間際だった。
| 試合 | スコア | 内容 |
|---|---|---|
| ラージョ(ホーム、ベルナベウ) | 2-1 | ヴィニシウスの先制点をデ・フルートスに追いつかれた後、エムバペが90+10分にPKで決勝点 |
| セルタ(アウェー、バライードス) | 1-2 | ボルハ・イグレシアスに追いつかれた後、バルベルデが90+4分に強烈なシュートで決勝点 |
昨季(25-26)の反撃(『MARCA』の記事をもとに作成)
シーズン全体で2回の「権威の一撃」。 11月に入ったばかりで、モウリーニョ監督のマドリーは、すでにその数に並んでいる。
✅ 2つの汚点:ベティスとアトレティコ
ただし、2つの汚点が、この絵に影を落としている。 ラ・カルトゥーハとメトロポリターノ、つまりベティス戦とアトレティコ戦だ。 この2試合では、火薬に火がつかなかった。
ベティス戦では、マドリーは良いサッカーをしたが、ゴールに結びつけられなかった。 エムバペのPK失敗もあり、シーズン序盤の敗戦になった。
マドリード・ダービーは逆だった。 モウリーニョ監督のチームは、攻撃で最高の姿を見せられなかった。 ハウセンが正当な退場処分を受けて1人少なくなっても耐え、終盤の反撃で何とか体裁を整えた。 マドリーの見方では、判定をめぐる論争がスコアを不利に左右した試合だった。
✅ 「90分は長い」がアウェーでも
アウェーでの2度の逆転、終盤での3度の勝ち越し、そして7連勝。 フアニートは「ベルナベウでの90分はとても長い」と誓っていた。 このマドリーは、その言葉を外に持ち出した。 今は、アウェーでも90分が長くなっている。 モウリーニョ監督がベンチを動かし、そのすべてがスコアに表れている、と『MARCA』は締めくくっている。
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