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MARCA2026年11月5日 07:15

レアル・マドリード、アテネでも「ローマの再現」──AEKに2度リードを許すも、バルベルデが92分に決勝ゴラッソでCL4連勝、ヴィニシウスは「別人」

レアル・マドリードは、チャンピオンズリーグでAEKアテネに3-2で勝った。 スペイン紙『MARCA』が試合レポートを掲載している。

得点者
AEKアテネ 2コイタ、ピリオス
レアル・マドリード 3ベリンガム(32分)、エムバペ、バルベルデ(92分)

CL AEKアテネ 2-3 レアル・マドリード

✅ 1時間、ドラマの一歩手前

モウリーニョ監督のチームの試合は退屈しない、と『MARCA』は書いている。 マドリーはアテネで悪い癖をぶり返し、格下の相手に1時間ほど、ドラマの一歩手前まで追い込まれた。

ローマ戦のように、マドリーは自信過剰になり、AEKを甘く見て、今季のチャンピオンズリーグで初めて勝てないところだった。 しかし、マドリーは「不可能な試合はない」と思わせる自信を取り戻している。 75分の時点で1-2とリードされていたが、そこから追いつき、マドリーらしい時間帯であるアディショナルタイムに、バルベルデの見事な強烈なシュートで、再び勝った。 勝ち点12のうち12。数字の上では完璧だ。

ただし、数字がすべてを説明するわけではない。 ギュレルがいないと、才能が足りない。 そして何より、ヴィニシウスを立ち直らせようとしたモウリーニョ監督の試みは、うまくいかなかった。 ヴィニシウスは別人のようで、うまくいかないうえに、挑戦もしない。 これまで何度もヴィニシウスに試合を救ってもらってきたマドリーは、新しい「逃げ道」を探さなければならなかった。 ククレジャの気迫、ベリンガムの才能、そしてバルベルデの最後の一撃が、チャンピオンズリーグの全勝を支えた。

✅ マドリーのスタメン

エムバペ
ヴィニシウス
ベリンガム
ディオマンデ
カマヴィンガ
ベルナルド
ククレジャ
リュディガー
ミリトン
ダンフリース
クルトワ

AEKアテネ戦のマドリーのスタメン(試合の記録をもとに作成。並びは目安)

ヴィニシウスはキャプテンとして復帰した。 ミリトンも、長い負傷から復帰した。

✅ ヨヴィッチの起点からコイタが先制

マドリーは、立ち上がりから昔の悪い癖に戻った。 ゆっくりしたリズムで、守備にも身が入っていなかった。 AEKにはたいしたことはできないと決めつけて、見誤った。 AEKは、マドリーよりずっと激しく試合に入り、早い時間に先制した。

まず、クロアチア人のマイェルのマイナスのクロスから、ヨヴィッチが脅かし、クルトワが左足で防いだ。 2回目は、元マドリーのヨヴィッチがポストプレーからコイタに展開した。 コイタは中に切り込み、左足で強烈なシュートを放ち、クルトワとククレジャの意表を突いた。

ローマ戦を思い出させる展開だった。 不思議なことに、ローマ戦でも、ベリンガム、エムバペ、ヴィニシウスの「BMV」にディオマンデを加えた布陣だった。 チームは間延びしていた。 そこに間違った姿勢が加われば、負けるのは当然だ、と『MARCA』は書いている。

✅ ククレジャの気迫がチームを変える

マドリーが目を覚ますまでには、少し時間がかかった。 きっかけは、ククレジャの気迫だった。 1回やられたが、もうやらせないと決めた。 ヴィニシウスの助けがない中、ボランチの助けを借りて、左サイドにカギをかけた。

モウリーニョ監督は、ヴィニシウスに「救命胴衣」を投げてスタメンに起用した。 しかし、ヴィニシウスは憂鬱さから抜け出せていない。 ドリブルを2回試みたが、AEKのロタに、苦もなく止められた。

ミリトンを起用したこともあり、マドリーは効果的に守るのに苦しんだ。 この試合でベルナルドの相棒を務めたカマヴィンガは、AEKのベストプレーの場面で、ペナルティエリア内の守備を助けた。 ガチノヴィッチ、マイェル、ヨヴィッチがつないだ場面で、ヨヴィッチがカマヴィンガをかわして強いシュートを打ったが、クルトワが0-2を防いだ。

✅ ベリンガムのヒールで同点

ククレジャの勢いは、チーム全体に広がった。 まずはベリンガムだ。 AEKが与え始めたスペースを、誰よりも見つけていた。 CKの流れからヴィニシウスのシュートのコースを変えてゴールを決めたが、オフサイドで取り消された。

その4分後の32分、ククレジャがサイドを駆け上がり、走り込む選手への鋭いクロスを送った。 ベリンガムがヒールで合わせ、同点にした。 長い間ジダンをまねてきたベリンガムが、ディ・ステファノのようなゴールを決めた、と『MARCA』は書いている。

マドリーは、前半終了前に攻め込んだ。 あまりの勢いに、観客がマリアーニ主審に前半終了の笛を求めたほどだった。

✅ ピリオスの勝ち越し点で「ドラマ」

しかし、後半に入ると、リズムは再び落ちた。 AEKは深く引いて守り、マドリーはゆっくりとボールを回した。

この渋滞を解消しようとしたのは、エムバペだった。 右サイドを突破して、マイナスのクロスを送った。 フリーのククレジャが強いシュートを打ったが、AEKのロタがゴールライン上でかき出した。 その少し後には、エムバペがペナルティエリアの手前に下がって、ゴール上隅を狙ったが、わずかに外れた。

AEKは、早めに交代を使った。 理由は、主力の選手たちの疲れだった。 モウリーニョ監督は、最初の交代を「エクセル」に従って行った。 ヴィニシウスがうまくいっていなかったのに、下げたのはディオマンデだった。 そして、ダブルボランチを固めるために、ベルナルドも下げた。

マドリーがサッカーを失うと、AEKが前に出てきて、マドリーは戻るのに苦しんだ。 そして、当然のように罰を受けた。 左サイドでボールを失い、ヴィニシウスは立ち尽くした。 コイタが逆サイドで粘ってペナルティエリアにボールを送り、走り込んだSBピリオスがグラウンダーで決めた。 「ドラマ」だった、と『MARCA』は書いている。

✅ エムバペが同点、バルベルデが決勝ゴラッソ

マドリーの反応は早かった。 またしても、ベリンガムが決定的な存在だった。 スペースへのパスをダンフリースに通し、ダンフリースのパスを、粘り強く狙っていたエムバペが決めた。

モウリーニョ監督は、エスピという最後のカードを切った。 その前には、エンドリッキを右サイドに入れていた。 エンドリッキは、エムバペにゴールにつながるパスを送ったが、ブリニョーリがクロスバーの上にはじき出した。

そしてアディショナルタイム、これまで何度もそうしてきたように、マドリーは素晴らしいシュートで相手を倒した。 遠くからの、止めようのないシュートだった。 今のマドリーのように、止めようがない。 マドリーは、たとえ内容が悪くても、勝つ習慣を取り戻した、と『MARCA』は締めくくっている。

✅ 選手の評価点

マドリーの選手の評価点

エムバペ ⚽
7.7
ベリンガム ⚽
7.6
クルトワ
7.2
ベルナルド
7.2
ククレジャ 🟨
7.1
カマヴィンガ
6.9
ディオマンデ
6.9
バルベルデ ⚽
6.9
ミリトン
6.8
リュディガー
6.7
ヴィニシウス
6.7
ダンフリース
6.5
ブラヒム
6.3
エンドリッキ
5.8
カレーラス
5.7
エスピ
5.5

⚽=ゴール、🟨=イエローカード。試合の評価点(10点満点)をもとに作成

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