レアル・マドリードに「ギュレル革命」──中盤の底で先発し、ポゼッション65%・パス666本は今季最高、パス成功率94%
スペイン紙『AS』が、セビージャ戦(4-1)で起きた「ギュレル革命」について伝えた。 ギュレルが中盤の底に入ると、チームの顔つきが一変した。チュアメニとのコンビは、将来の選択肢として名乗りを上げた。
✅ 「小さな変化」が「革命」に
モウリーニョ監督は代表ウィーク明け、チームに「小さな変化」があると予告していた。トップレベルの監督でなければ「ほとんど気づかない」ような微調整だという。 苦しみ抜いて勝ったビジャレアル戦とローマ戦を経て、その小さな方向転換は、セビージャ戦で「革命」になり、今季最高の試合になった。 ギュレルがチュアメニとともに中盤の底で先発し、バルベルデは右SB、ヴィニシウスの不在で左にディオマンデ、そして状況に応じて右にエンドリッキ……。全てが完璧に回った。
✅ ポゼッション65%、パス666本は今季最高
チームの顔つきを決定的に変えたのは、ギュレルが組み立てのゾーンにいたことだった。マドリーにとって今季最もポゼッションの高い試合になった。 前半は充実した内容で、モウリーニョ監督のチームはxG1.45、枠内シュート5本を記録した。いずれも今季の前半で最高の数字だ。
| セビージャ戦のマドリー | 数字 | 今季の比較 |
|---|---|---|
| ポゼッション | 65%(今季最高) | これまでの最高はエスパニョール戦の62% |
| パス試行 | 666本(今季最多) | これまでの最多はマラガ戦の599本 |
| 前半のxG | 1.45 | — |
| 前半の枠内シュート | 5本(今季の前半で最多) | — |
✅ モウリーニョ「頑固な監督は限界がある」
モウリーニョ監督は前日会見でこう話していた。 「アルダはとても才能のある選手で、まだ、そして幸いにも、完成品ではない。いろいろなポジションでプレーできる素質がある。とても満足している」 ここまで、ギュレルをそのポジションで先発させることを拒んできたことについては、「頑固な監督は限界がある」と認めていた。ただし、外からの圧力でそう決めることはきっぱり否定した。 「私はスタッフの意見には開かれている。変わることはできるが、それは自分の分析によってであって、外の人がどう考えるかによってではない」 そして、その変化は機能した。
✅ 77分、スタンディングオベーションで交代
ペケ・フェルナンデスへの肘打ちとされる、試合で最も物議を醸した場面に関わったことを別にすれば、ギュレルの試合は見事だった。 試合の均衡を破るゴラッソを決め、64本のパスのうち60本(94%)を成功させ、5回ボールを奪った。77分、ベルナベウのスタンディングオベーションの中でベンチに下がった。
| ギュレル個人(77分まで) | 数字 |
|---|---|
| ゴール | 1(先制点) |
| パス | 64本中60本成功(94%) |
| ボール奪取 | 5回 |
出典: AS
✅ 「中盤の底は最も難しいポジション」
「中盤の底は最も難しいポジションだ。攻撃しかしない選手なら、サイドか10番でプレーした方がいい。トップになるには、違う質を持ち、試合を理解していなければならない」と、モウリーニョ監督は数日前に説明していた。 まだ完成品ではない。それでもギュレルは、そのポジションでプレーすることで、マドリーを変えられる。
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