レアル・マドリードのモウリーニョ、クラシコ10日前に「クラブの声」へ──「マドリディスモは愚かではない」、審判と日程を正面批判
スペイン紙『MARCA』が、クラシコを10日後に控え、トーンを一段上げたモウリーニョ監督について伝えた。 就任から2か月、モウリーニョ監督はついに一歩前に出て、レアル・マドリードの「スポークスマン」の役割を担い始めたという。
✅ 首脳陣が語らないクラブの「声」に
首脳陣から声が聞こえてこないクラブで、監督がクラブの意見を伝える役割を担うようになった。 2度目の就任時のアンチェロッティ監督も、落ち着いたスタイルと計算された皮肉で、その役割を果たしていた。ネグレイラ事件が明るみに出たのもその時期だった。 シャビ・アロンソ監督とアルベロア監督は、その役には合わなかった。一人は控えめすぎ、もう一人は踏み込みすぎだった。 そして今、モウリーニョ監督は、2010年から2013年にかけて担っていた役割を取り戻した。当時は、クラブの唯一の声であることの孤独を訴えたこともあった。
✅ ローマで「ほのめかし」から「正面攻撃」へ
2か月間、慎重で計算された、含みを残す受け答えを続けてきたモウリーニョ監督だが、ローマのオリンピコでの会見は、かつての審判をめぐる会見の系譜に入るものになった。 ダービー後に見せた動きは、さらに一歩進んだ。モウリーニョ監督は強い言葉で、ヴィニシウスへの処分の発表のされ方と、11月4日にアテネ、7日にメスタージャで試合をする日程を批判した。 担当審判が規定の24時間前ではなく数週間前に分かってしまうことへの言及など、これまでほのめかしだったものが、正面からの攻撃に変わった。
✅ 「マドリディスモは愚かではない」
「マドリディスモは愚かではない。私は、起きていることが見えるように話していく」とモウリーニョ監督はローマで断言した。 これは、ビジャレアル戦でそうだったように、ベルナベウに監督と足並みをそろえるよう求める呼びかけだ。日曜日のセビージャ戦は、審判、リーガ、スペインサッカー連盟に対する、またしても圧力鍋のような試合になるだろう。
✅ ベンフィカからフェネルバフチェまで
クラブの声になることは、モウリーニョ監督にとって初めてではない。最初の短いベンフィカ時代から、マドリーに来る前のフェネルバフチェまで、どのクラブでも同じ役割を果たしてきた。 どこにいても、後世に残る会見や、ライバルや組織との戦いを残し、メディアを何週間もにぎわせてきた。
✅ ネグレイラ事件とカルチョポリ
ローマでは、モウリーニョ監督はネグレイラ事件に深く踏み込んだ。はっきりとは言わなかったが、バルサはスポーツ上の処分を受けるべきだという考えを示した。その例として挙げたのが、2006年のイタリアとユヴェントスの降格だ。 「一つだけ言わせてほしい。イタリア人におめでとうと言いたい。なぜか分かるかい?カルチョポリがちゃんとカルチョポリになった唯一の国だからだ。スペインでは、何が起きたか誰もが知っているのに、まだ空気がよくない。今のところ何も起きていない。何も起きていないんだ。何も起きないなら、おそらく世界最大の審判買収スキャンダルだ」 『MARCA』は、「この告発が何を意味するかは、アインシュタインでなくても分かる」と書いている。
✅ クラシコは「高電圧」確実
あと10日でクラシコがやってくる。モウリーニョ監督は発言のギアを一段上げた。後退したり、発言を撤回したりするタイプではない。 マドリーのカンプ・ノウ訪問が「高電圧」になることは確実だ。
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