マドリーとクルトワ、「長い結婚」を継続へ──2028年まで契約延長で合意間近
スペイン紙『AS』ホセ・フェリクス・ディアス編集長が伝えた。
レアル・マドリーの首脳陣は、ゴールキーパーのポジションを長年にわたって盤石に保てると確信している。ASが7月に先行報道していたとおり、クラブとティボー・クルトワは交渉の扉を開いており、今や2028年6月30日までの契約延長合意まであと一歩のところまで来ている。
今回クラブは、ベテラン選手に対して近年行ってきたようなシーズン終盤まで待つやり方を取らない。クルトワが現状のパフォーマンスを続ける限り、最良のGKを手元に置いているという安心感は揺るぎなく、外部のGK市場を見渡しても改善の余地は見当たらないというのがクラブの分析だ。
✅ クルトワへの信頼と育成組の充実
その確信は試合ごとのパフォーマンス(インテル戦での7セーブ)だけに基づくものではない。マドリーの育成組が近年あらゆるポジションで証明してきた才能と実力の厚みにも裏付けられている。セルヒオ・メストレ、ディエゴ・アロジョ、フェラン・ケトグラス、アルバロ・ゴンサレス、イリア・ボロシン、ギジェ・ポンセといった名前が控えているが、最も期待されているのはU-19スペイン代表のハビ・ナバーロだ。前シーズンのUEFAユースリーグで全員を驚かせ、スペイン屈指の将来性を持つGKとして評価されている。また、セビージャでキャリアを積むフラン・ゴンサレスも忘れてはならない。
ルニンについては、必要なときに常に万全の状態で備え、チームの雰囲気を乱すことも一切ない理想的なプロフェッショナルだと高く評価されている。近年ベンチを務め続けながら、歴代監督全員がクルトワを正GKに据えてきた状況でも一度も不満を見せていない。
✅ 「試験は合格済み」
バルデベバスでは、クルトワは新契約を受け取るに十分すぎるほどの実績を積んできたと判断している。今シーズンの結果を待つ必要はなく、試験はすでに合格済みだという認識だ。クルトワ自身もマドリーに留まれる限り留まることを望んでおり、より好条件の他クラブからのオファーはすべて即座に断っている。
モウリーニョも公の場で繰り返し信頼を表明している。クルトワは昨シーズンのベストGK候補に挙げられた選手の一人であり、ウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、ジョアン・ガルシア、ヤシン・ブヌ、グレゴール・コベル、エミリアーノ・マルティネス、エドゥアール・メンディ、マトヴェイ・サフォノフ、ヴォジーニャといった顔ぶれと並ぶ評価を受けている。
✅ コベルはオファーがあったが動かず
この中で特筆すべきはスイス人GKグレゴール・コベル(ボルシア・ドルトムント)だ。マドリーにオファーが届いたこともあり、スタッフが特別な注目を払って観察してきた。ただしそれ以上の具体的な動きには発展していない。世界トップクラスのGKとしての急成長は、ドイツで囁かれるビッグクラブ移籍説を裏付けるものだが、マドリーにとってその答えはすでに手元にある。