クルトワ、CL100試合目に7セーブの神演技──「変わらないもの」がマドリーを救った
スペイン紙『MARCA』フアン・イグナシオ・ガルシア=オチョア記者が伝えた。
マドリーでは監督が変わり、練習方法が変わり、チームメートが変わる。しかし、クルトワは変わらない。マドリーが奇跡を必要とするとき、必ずベルギー人が現れる。インテル戦でもその歴史が繰り返された。
✅ CL100試合目に7セーブの夜
クルトワは7本のセーブ、うち数本は非常に難しいものを記録し、長時間インテルに押し込まれたマドリーを支え続けた。最終盤の2-1という状況でも、試合が燃え上がる局面で最後まで決定的な存在だった。モウリーニョも試合後にはっきりと語った。「今夜のMVPはクルトワであるべきだった」。
この夜はさらに特別な意味を持っていた。クルトワはCL出場100試合を達成し、最も選ばれた選手の一人となった。その内訳はマドリーで72試合、チェルシーで16試合、アトレティコで12試合。ベルギー人として初めて100試合に到達し、GKとしては史上8人目の記録だ。
CL最大の舞台といえば2022年のパリ決勝だろう。リバプール相手に9本のセーブを記録し、最優秀選手賞を受賞したあの夜は、GKとして決勝戦で最高の部類に入るパフォーマンスだった。4年後の今も、試合を決める力は衰えていない。
✅ リョピスとの別れ、ヌーノ・サントスとの新出発
今季、クルトワには大きな変化があった。モウリーニョの就任とともに、8年間ともに歩んだGKコーチのルイス・リョピスが離れ、モウリーニョが全幅の信頼を置くヌーノ・サントスが新たなGKコーチに就任した。
長年の関係を持つコーチとの別れは簡単ではなかったが、クルトワはクラブの決断を受け入れ、すぐに新しい手法に取り組んだ。その応答は申し分ない。同じ安定感、反応速度、そして相手が完全にフリーの状態でも巨大な壁となれる能力は変わっていない。
✅ ベルギー代表を外れてマドリーに全力を注ぐ
クルトワはネーションズリーグのベルギー代表招集を辞退することを決めた。過去数シーズンで身体的な問題を繰り返した経験から、代表ウィーク中は休養と回復に充てる方針だ。34歳になった今、ベルギー代表に全てを注ぎ続けてきた彼が下した判断は明確だ──最優先事項はレアル・マドリーだ。
2シーズン連続で無冠に終わったチームに戻り、今季は再びトロフィーを掲げることへの強い執念を持っている。モウリーニョ体制がまだ構築中であることも理解しながら、自分の役割が不可欠であることも知っている。インテル戦のような夜が、その証明だった。