ギュレル、マドリーに欠かせない存在へ
スペイン紙『AS』が伝えた。
マドリーはひとつの宝を発見した。 ここ数年、セットプレーの専門家が不足していたチームにとって、21歳のギュレルが直接フリーキックの担当者として台頭したことは、大きな発見となっている。 クリスティアーノ・ロナウドやベイル、ラモス、イスコ、クロースらの離脱によって、マドリーのサポーターはフリーキックの名手を長年待ち続けてきた。
エルチェ戦で先発に復帰したギュレルは、25分にフリーキックを豪快に蹴り込み、GKディトゥーロのミスにも助けられてチームに先制点をもたらした。 このゴールはマドリーにとって、リーガ史上最長となる直接フリーキック無得点記録に終止符を打つ一撃だった。 実に120試合ぶりの直接フリーキックによるゴールで、最後の記録は2022-23シーズン第37節、ロドリゴがセビージャ戦で決めたフリーキックにまで遡る必要がある。
過去4シーズンで、マドリーが直接フリーキックから記録したゴールはわずか4点にとどまっており、そのうち2点がギュレルによるものだ。 トレントとともにフリーキックの主たる担当者として定着しつつある。 さらに特筆すべき数字がある。 チャンピオンズリーグ2018-19のマドリー対ローマ戦以来、ベルナベウではホームチームによる直接フリーキックのゴールが生まれていない。 しかしギュレルが担当となった今、その流れが変わる兆しが見えている。
フリーキックの精度だけでなく、試合全体でのプレーぶりも高く評価されているギュレルだが、モウリーニョ監督はエルチェ戦後に慎重な姿勢を見せた。 監督は「ギュレルは不可欠な存在ではない。誰もそうではない。交代を決断したとき、チームはコントロールを失いかけていた。ヴィニシウスは守備で非常によく働いていたが、疲弊していた。10番のポジションでプレーしていたギュレルも強度が落ちていた」と語った。
アトレティコ・マドリー戦では、ベリンガムの先発復帰が予想されており、ギュレルは今季の定位置である右サイドに戻る見込みだ。 昨季も同様の状況が生じ、ベリンガムの肩の負傷から復帰した際に先発を外れたギュレル。 そのダービーマッチでマドリーは今季最初の大敗を喫し、それがシャビ・アロンソ前監督の解任につながる転換点となった。 今週日曜日のダービーでは、モウリーニョ監督が同じ判断を下さないと見られており、「不可欠ではない」と評されたギュレルがチームの戦術において重要な役割を担うことになりそうだ。