レアル・マドリードのモウリーニョ監督、シティ裁判の遅さを皮肉る「判決が出るまで生きていられたら幸運だ」
スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、イタリア紙『Corriere dello Sport』の長いインタビューに応じた。マンチェスター・シティの裁判、審判問題、マドリーへの復帰の舞台裏などについて語っている。
✅ シティ裁判「60代の私たちは…」
プレミアリーグから100件を超える違反を問われているマンチェスター・シティの件について、モウリーニョ監督は皮肉を交えて手続きの遅さを指摘した。 「少し笑っていたい。いずれ結論は出ると思うから。でも60代の私たち2人は、最終的な判決が出るまで生きていられたら幸運だ。これから判決が出て、その後は上訴があって……」
✅ 「マドリーではネグレイラの時代を経験した」
審判との関係については、自分が行くクラブで不透明な出来事に出くわす不運があったと語った。その一つとして、マドリーでの1度目の在任期間を挙げ、ネグレイラ事件と直接結びつけた。 「マドリーに来て、ここでネグレイラの重要な時期を経験した。誰も知らなかったが、私たちは経験していたんだ」 審判委員会の元副委員長エンリケス・ネグレイラ氏がバルサから支払いを受けていた時期のことを指している。 さらに「私がいなくなった後に、今それがわかった。トルコでも大きなスキャンダルがあった……その後もこういう状況によく出くわした」と述べ、トルコの審判の最高責任者が有罪判決を受けて刑務所に入ったことにも触れた。
✅ 「連絡がゼロの時に噂が始まった」
マドリーへの復帰は、普通とは逆の順番だったという。 「普通はまず連絡があって、それから噂が始まる。今回はまったく逆で、連絡がゼロの時に噂が始まった」 モウリーニョ監督は、噂が出始めた頃はベンフィカで「幸せ」だったと振り返る。当時マドリーはシーズン途中で監督を交代しており、アルベロア監督のもとでの結果は「芳しくなかった」。 「マドリーとのつながりは13年になる。去ってからもずっと連絡を取っていた。カルロ(アンチェロッティ)も、私がフロレンティーノ会長の友人だと知っていた。何も隠すことはなかった」 復帰は「感情的なつながり」のあるクラブ、「品格」で知られるクラブへの「帰宅」だったと表現した。
✅ 「DNAは変わらない」
自身については、消えつつある監督像だと語った。 「今の監督のキャリアはずっと短い。すぐに来て、すぐに去る。『キャリアを積む監督』という型はもうあまりない」 UEFAの会議に初めて参加した頃、アレックス・ファーガソン、ファビオ・カペッロ、トラパットーニ、リッピ、ヴェンゲルらがいたことを振り返り、「健康である限り」監督を続けると話した。「多くのことは変わりうるが、DNAは変わらない」
✅ 「アナリスト10人、SNS担当10人…全員必要か?」
サッカーの構造的な変化は、「進化」ではなく「変容」だという。例に挙げたのは、今のコーチングスタッフの大きさだ。 「今はどのチームもバス2台で移動する。1台は選手用、もう1台はスタッフ用。ホテルに着いて部屋割りを見ると、アナリストが10人、SNS担当が10人……全員必要なのか?」
✅ ローマへの凱旋「横断幕は期待しない」
CLで、かつて指揮したローマの本拠地スタディオ・オリンピコに戻ることについては、「横断幕は期待していない。敬意を期待している」と話した。 まだこの試合には集中していないとしながらも、インテルやチェルシーといったほかの古巣への凱旋とは違うものになると認めた。
※ネグレイラ事件はスペインで刑事手続きが進行中で、バルサは不正を否定しています。
※モウリーニョ監督の就任の経緯は「ポルトガル代表の誘いを断り、モウリーニョは『友』マドリーを選んだ」、全記事はモウリーニョ監督のページで読めます。
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