レアル・マドリードのディオマンデ、移籍金の「騒音」を黙らせ始めた──モウリーニョ「背番号25ではなく125を背負っている」
スペイン紙『MARCA』が、マドリーで徐々に本領を発揮し始めたディオマンデについて伝えた。 クラブ史上最高額の補強というプレッシャーに、ディオマンデは継続的な出場の中で、ピッチ上のプレーで応え始めている。
✅ 「125」の重み
ディオマンデには、移籍金の重みがのしかかっていた。クラブ史上最高額の補強というレッテルを背負ってマドリーに来るのは簡単ではない。19歳で、まだほとんど何も証明していないとなればなおさらだ。 だからこそ、適応は多くの人が期待したより遅かったのかもしれない。W杯とレガネスでの10試合以外ほとんど見たことのなかった人たちは、突然、1億2500万ユーロという数字を目にした。期待は一気に膨らみ、マドリディスモは夢を見始めた。しかし、サッカーはそういうものではない。
✅ モウリーニョ「25番ではなく、125でプレーしている」
「彼は背番号25ではなく、支払われた125(百万ユーロ)を背負ってプレーしている」 モウリーニョ監督は、直近の好パフォーマンスの後にこう説明した。「若くて、純朴で、まだ完成品ではない」と課題も隠さなかったが、その裏にある才能も見失っていない。 「マドリーに来たばかりの頃のヴィニシウスを思い出させる。3年後には、とても高いレベルの選手になっていた」 自分の値段に縛られてプレーするのをやめるまで、ディオマンデには時間を与えなければならない、というメッセージだ。
✅ 直近3試合で2ゴール2アシスト
継続して出場すると、ディオマンデは、マドリーに獲得を決断させた選手らしくなってくる。先発した直近3試合で、2ゴール2アシストを記録した。 しかし、影響力はスコアだけでは測れない。相手の守備を崩し、相手に何人もの助けを強い、チームメイトのためにスペースを作れる選手になっている。
| ディオマンデのデータ | 数字 |
|---|---|
| 直近3試合(すべて先発) | 2ゴール2アシスト |
| 90分あたりのドリブル成功 | 4.9回(成功率66.7%) |
| 90分あたりの被ファウル | 2.65回 |
| 出場時間あたりのドリブル成功 | チーム最多(エムバペ、ベリンガム、ヴィニシウス、ギュレルを上回る) |
出典: MARCA(FotMobのデータ)
✅ 「黙れ」のセレブレーション
ヴィニシウスの出場停止で生まれた空きを、ディオマンデはうまく生かしている。継続的な出場で自信をつけ、数字もついてきた。ただ、もっと大事なのは、ピッチ上で伝わってくる感覚と、その振る舞いなのかもしれない。 次に待つのはクラシコ。成長を測り、マドリーでさらに地位を高めるのに最高の舞台だ。 直近のセレブレーションにも象徴的な意味がある。NBAのレブロン・ジェームズが広めた「静かに」のジェスチャーだ。2人は今夏、アメリカでラッパーのジェイ・Zのイベントで顔を合わせていて、ディオマンデはそのオマージュをまったく違う舞台に持ち込んだ。 騒音はまだそこにある。それでも、もう全ての空間を埋め尽くしているようには見えない。
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