レアル・マドリードとPSGが「地上に引き戻した」バルセロナ──ペドリとロドリは13回ずつロスト、ラミン・ヤマルはククレジャに完敗、カンセロの右SBは「大惨事」
英メディア『The Athletic』のバルセロナ担当、Pol Ballús記者が、クラシコ(バルセロナ 1-2 マドリー)に敗れたバルセロナについて報じた。
✅ フリック監督就任後で最も期待外れの試合
バルセロナはこの1週間、欧州サッカーの新しい勢力であることを証明するチャンスを楽しみにしていた。 しかし、クラシコの敗戦で、フリック監督のチームは自信を失った。
日曜の夜、バルセロナは本命としてマドリーを迎えたが、内容は物足りないものだった。 ボールを持っても決断できず、雑だった。 一方、モウリーニョ監督のチームは、最近は見られなかった粘り強さと流れるようなプレーを見せた。
Ballús記者は、今季のバルセロナで群を抜いて最も期待外れの試合であり、2024年6月にフリック監督が就任してからでも、最も説得力のない試合の一つだったと書いている。
✅ 1週間前は「飛んでいた」
バルセロナは10試合で9勝し、リーガの首位を守っている。 2位アトレティコに勝ち点2差、3位マドリーに3差だ。 それでも、この結果は受け入れがたいものだった。 火曜には、CLでPSGに2-4で敗れたばかりだった。
1週間前、バルセロナはベティスに5-2で勝ち、絶好調だった。 公式戦11連勝で、ゴールを量産し、力の頂点にいるように見えた。 しかし、2つの欧州トップクラスのチームと戦った後、地上に引き戻された。
✅ ペドリとロドリが中盤を支配できず
マドリーに敗れた試合で一番悪かったのは、それまで圧倒的だったペドリとロドリの中盤が、試合を支配できなかったことだろう。
| 選手 | クラシコでの記録 |
|---|---|
| ペドリ | ボールロスト13回(すべて65分まで) |
| ロドリ | ボールロスト13回(バルセロナで最悪の記録) |
| ラミン・ヤマル | ボールロスト25回、ドリブルは9回中4回成功 |
バルセロナの主力の記録(『The Athletic』より)
ペドリは、ラフィーニャの1-1の同点弾をアシストしたが、最高の状態の影のようだった。
✅ ラミン・ヤマルはククレジャに完敗
右サイドでは、ラミン・ヤマルがククレジャとの対決に敗れた。 モウリーニョ監督は、ククレジャのプレーを「今季最も難しい試合」と称えた。 ククレジャがドリブルで抜かれたのは、1回だけだった。
ラミン・ヤマルは、前半終了間際に絶好の位置からシュートを外し、バルセロナの最大のチャンスを逃した。
✅ カンセロの右SBは「大惨事」
しかし、フリック監督にとって最もはっきりした、深刻な懸念は、DFラインだ。
右SBに入ったシャビ・エスパルトは、チュアメニとの接触の少し後、30分で交代を余儀なくされた。 すでにケガ人の多いリストに、さらにDFが1人加わった。
エリック・ガルシア、クンデ、クリステンセンがすでに欠場していたため、バルデは、リーガでわずか12分しかプレーしていない状態で、今季最大の試合に出ることになった。
そして、カンセロが右SBに移ることになった。 Ballús記者は、それを「控えめに言っても大惨事だった」と書いている。
フリック監督は普段、右SBには攻撃で慎重さを求めている。 前にいるラミン・ヤマルの役割が大きいからだ。 一方、左SBは前に出て、サイドでも、内側に入って攻撃的MFのようにも、攻撃の武器になることを求められる。 カンセロはそこで輝くが、反対側でプレーすると弱点がさらけ出される。
カンセロは、火曜のPSG戦でも、ファビアン・ルイスへのマークが甘く、4失点目を許していた。 マドリー戦でも良くならず、エムバペの決勝点の場面での守備は、フリック監督にとって良い記憶にはならないだろう。
✅ フリック監督「言い訳ではないが、フレッシュではなかった」
フリック監督は試合後の会見で、選手たちの休養と「フレッシュさ」が足りなかったと話した。 「言い訳ではない」としたうえで、先週、天候のせいでベティス戦からの帰りが遅れ、日程が乱れたことにも触れた。
「セビージャで3時間も機内にいて、ホテルに戻ってそこで一晩過ごすしかないと決めた。そして月曜の朝にパリへ飛んだ。言い訳には見せたくないし、言い訳はしたくない。でも今夜の私たちはフレッシュではなかった。それを変えなければならない」
この敗戦でチームに「疑い」が生まれたかと聞かれると、こう答えた。
「いや、まったくない。十分ではなかったことも、自分たちの状況も分かっている。こういう大一番では、小さな部分が違いを生む」
「一番大事なのは、ここからチームをどうマネジメントするかだ。ケガ人をうまく管理しなければならない。そこは運がなかった。クリステンセンが来週戻ってくれればいいし、クンデもどうなるか見てみよう。エリックは順調だ。ラ・マシアの助けもある。この数日のうちに、選択肢を増やすために彼らを上げる必要があるかもしれない」
✅ 次は11月8日のアトレティコ戦
バルセロナの次の試合は、土曜のリーガ、ホームでのアラベス戦。 その次の火曜には、CLでアストン・ヴィラを迎える。
そして、11月8日には、メトロポリターノでのアトレティコ戦が待っている。 ひどく期待外れだったこの7日間を経て、その試合はさらに切迫した意味を持つことになった。
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