エムバペ、手術を回避していた──ビジャレアル戦は温存も検討
スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのエムバペは、あのままプレーを続けていれば重傷を負う危険が高かったという。マドリーは一時手術の必要まで心配していた。モウリーニョ監督は、代表ウィーク明けのビジャレアル戦でエムバペを温存することも検討している。
✅ プレーを止めた判断が決定的
1日様子を見た後、エムバペは月曜日からバルデベバスで膝のリハビリを始め、順調に進めている。 診断は左膝後方関節包の過伸展で、離脱見込みは10〜12日と、結果的にはほぼ「驚かされただけ」で済んだ。しかし、大問題になる寸前だった。 金曜日のトルコ戦でゴールを決めた後、痛みを感じたエムバペは自らプレーを止めた。これが決定的だった。検査の結果、プレーを続けていればシーズンを棒に振りかねない重傷を負う危険が高かったことがわかったという。
✅ マドリーは手術も覚悟
フランスサッカー連盟のメディカルスタッフと常に直接連絡を取っていたマドリーは、手術が必要になることさえ恐れていた。 最終的に手術は不要と確認されたが、マドリーはこのスーパースターの扱いに慎重を期す構えだ。
✅ ビジャレアル戦は温存の可能性
予定どおりに回復すれば、10月10日のベルナベウでのビジャレアル戦には間に合う計算だ。 しかし理屈と、実際にピッチに立たせた場合のリスクは別の話で、モウリーニョ監督はその点を考えている。間に合うとしてもぎりぎりだ。 その後には14日のローマ戦、25日のカンプ・ノウでのクラシコと、厳しいアウェー戦が続く。エムバペの復帰のタイミングを見極めることが鍵になる。
✅ 代役はエスピかベリンガム
温存する場合、コーチングスタッフには複数の選択肢がある。攻撃の組み方は最大4通り考えられるという。 最もわかりやすいのは、布陣はそのままでエスピをエムバペの位置に入れる形だ。ただしモウリーニョ監督は、U-21代表のエスピを、試合が思いどおりに進まないときに城壁を崩す切り札のストライカーとみている。 もう1つの有力案は、アンチェロッティ監督時代の初期のように、ベリンガムを偽9番で起用する形だ。チーム得点王が不在なら、2番目の得点者を前線に置く。空いた位置にはギュレルが入り、右サイドのディオマンデと同時に起用できる。 モウリーニョ監督がシステムまで変える可能性は低いという。
✅ 「100%になるまで戻さない」
マドリーは、昨季のように膝の痛みを抱えたままプレーするエムバペを見たくない。昨季はプレーを止めた後、高名な専門医ベルトラン・ソヌリ=コテ医師に診てもらい、膝を完全に回復させた。 今回は、100%の状態になるまで復帰させない方針だ。
