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エムバペの最新ニュース

レアル・マドリードのキリアン・エムバペに関するニュースを新しい順にまとめています(60件)。

MARCA2026年10月6日

レアル・マドリードのエムバペ、ラジオの「バロンドールで不満」報道に皮肉で反論「そうそう、大叔母にも怒ったよ」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、ラジオ局Radio MARCAの人気番組「La Tribu」で流れた、ダービーでの自身の態度についての情報に、SNSで皮肉たっぷりに反論した。 ✅ 「😂😂😂…そうそう、大叔母にも怒ったよ」 エムバペは月曜日、ラウール・バレラ氏が司会を務める「La Tribu」での発言を紹介したRadio MARCAの投稿に、直接コメントを書き込んだ。 「😂😂😂……そうそう、それに僕は大叔母にも怒ったよ」 ダービーでの態度は、バロンドールをめぐってマドリーやジダン監督に不満を抱いていたからだ、という番組コメンテーターのハビエル・ティント氏の話を、冗談めかして否定した形だ。 ✅ 発端は「クラブにバロンドールのキャンペーンを要求」 騒動の発端は、ティント氏の番組での発言だった。 「聞いた話では、ダービーの週に、エムバペがクラブに、自分のバロンドールのためにキャンペーンを張る努力をしてほしいと頼んだ。それが彼の関心事だ。クラブは応じなかった」 ✅ 「だからダービーで歩いていた」 ティント氏は、この拒否と、その後の試合でのエムバペの姿を直接結びつけた。 「それならダービーでのエムバペの態度も納得がいく。信じられないことだった。10人になったのに、ピッチを歩いているなんて普通じゃない。マドリーは9人で戦っているようなものだった。それが理由だと知っている。不満を抱いていたんだ」 さらに、エムバペはジダン監督にも公の場で支持を表明するよう頼んだとし、「どうやらジダンにも同じことを求めたらしい」と付け加えた。 ✅ 数分で最も話題のトピックに エムバペの返答は早かった。皮肉で応じることを選び、Radio MARCAの情報は数分のうちに、エムバペをめぐる最も話題のトピックの一つになった。

MARCA2026年10月6日

レアル・マドリードのエムバペ、バルデベバスで個別練習を再開──土曜のビジャレアル戦で復帰目指す

スペイン紙『MARCA』が伝えた。左膝を痛めていたマドリーのキリアン・エムバペが、スペイン国外での10日間の回復期間を終えてマドリードに戻り、バルデベバスで個別練習を行った。土曜日のビジャレアル戦での復帰を目指している。 ✅ 月曜にマドリード到着、午後に個別練習 エムバペは月曜日の11時16分にマドリードに到着した。チームがモウリーニョ監督のもとで練習を再開してから、およそ1時間後のことだった。 その日の午後、バルデベバスで個別のセッションを行った。代表ウィーク後、バルデベバスのピッチで練習するのはこれが初めてだ。 ✅ ボールを使った練習も 練習は1人で行われた。施設の中とピッチの両方で、ボールを使ったメニューと使わないメニューをこなした。膝が負荷に応えている兆候だという。 エムバペは回復のプロセスを続け、土曜日21時にベルナベウで行われるリーガ第8節ビジャレアル戦に出場できる状態を目指している。 ✅ 国外での10日間 エムバペは、9月25日に行われた代表ウィークのフランス代表初戦で左膝を負傷した。26日にバルデベバスで検査を受けた後、クラブとモウリーニョ監督の許可を得て、施設を離れて回復に取り組んでいた。 ✅ 昨季と同じ左膝 今回の負傷は、昨季に多くの問題を引き起こしたのと同じ膝だったため、クラブでは警戒が広がった。 昨季の治療は物議を醸した。エムバペはスペイン国外でセカンドオピニオンを求め、その期間はバルデベバスを離れていた。マドリーの了承は得ていたものの、その行動はエムバペをめぐってちょっとした騒ぎを生んだ。

MARCA2026年10月3日

レアル・マドリードのリーガ序盤戦を採点──MVPはエムバペ、期待外れはヴィニシウス

スペイン紙『MARCA』が、代表ウィークまでのマドリーのリーガ序盤戦を分析した。ダービーは確信より疑問を多く残し、同紙はこの序盤戦を「不合格」と評価している。 ✅ 「合格点」はつけられない マドリーは傷を負って代表ウィークに入った。アトレティコ戦の敗戦、そしてまたしてもメトロポリターノで見せた期待外れの内容。CLのインテル戦を除けば、今季最初の大一番だった。 同紙は、この序盤戦にモウリーニョ監督のチームへ合格点をつけるのは難しいとしている。順位は3位に後退したが、それ以上に心配なのは内容だという。 ✅ 好不調の波が激しいチーム ダービー以外でも、マドリーは調子に波があった。良い時間帯にはホームで大勝もしたが、見過ごせない時間帯の「プツン」と切れたような停滞も目立った。 最初の警報はベティス戦の敗戦。エルチェ戦とエスパニョール戦では、エスピが土壇場でチームを救い、つまずきを免れた。そして極めつけがダービーだった。 攻撃は主にエムバペのゴールと、ギュレルの才能に頼ってきた。中盤も、チュアメニとバルベルデのドブレピボーテで主導権を握れていない。 ✅ MVP:エムバペ(とギュレル) エムバペは批判を免れなかったが、昨季と同じく、チームが彼のゴールに頼っているのは事実だ。ラフィーニャと得点王を争いながら、ゴールを決め続けている。 ギュレルも輝きを見せ、大きな助けになった。ゴールに近い位置で起用されているベリンガムも、得点感覚が戻り、より気持ちよくプレーしているように見える。 成長を続けているのがヤン・ディオマンデだ。直近3試合(ラージョ戦とエルチェ戦で先発、ダービーで途中出場)で、前線の「アンタッチャブル」の誰かを先発から外せる力があることを示した。わずかな出場時間でベルナベウの心をつかんだエスピも忘れてはならない。 ✅ 期待外れ:ヴィニシウス 一方、最も期待を裏切ったのはヴィニシウスだ。休暇明けにコンディションを落として戻ってきたが、リーガの3分の1近くが過ぎた今、それはもう言い訳にならない、と同紙は書く。 ゴールはわずか1つで、ゴール前での精彩を欠いたまま。ダービーでは早い時間帯に交代させられた。それでも監督と、契約を延長したばかりのクラブの信頼は揺らいでいない。モウリーニョ監督には、ベルナベウの厳しい目が注がれる中、輝きを失ったヴィニシウスを復活させる使命がある。 ベルナルド・シウバもあまり存在感を示せていない。守備陣では、ダンフリースとコナテがベルナベウの支持を得るためにもっと結果を見せる必要があるという。 ✅ 良かった点:モウリーニョらしい速さと強度 モウリーニョ監督が求め、彼のチームを象徴する、電撃的で、トランジションが速く、高い位置からプレスをかけるマドリーの姿も見られた。ゴールを奪い、試合を支配し、守備も良いレベルだった。ただし、それが続かなかった。 ✅ 悪かった点:決定力と「分断」 マドリーはゴールを奪うまでに、あまりに多くのチャンスを必要としている。相手を支配し、良いプレーをしているときでさえ決定力が足りない。 さらに、試合の多くの時間帯でスイッチが切れ、試合のコントロールを失って自陣のエリアに押し込まれ、ボールの出しどころもなくなる。 チームは前後に分断され、クルトワのロングボールは何も生まず、中盤は主導権を握れていない、と同紙は指摘している。

MARCA2026年10月3日

レアル・マドリードのエムバペとPSGの法廷闘争が終結──モラハラ告訴は不起訴に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、PSG在籍最後の時期に精神的な嫌がらせ(モラルハラスメント)を受けたとして起こしていた告訴について、フランスの司法当局が捜査を打ち切った。フランスメディアによると、捜査は5月に、十分な証拠がないこと、そしてエムバペ本人が告訴を取り下げたことを理由に終結していたという。 ✅ 発端は2023年夏の「トップチーム外し」 事の始まりは2023年夏。エムバペが契約を延長しない意向を伝えると、PSGは彼をトップチームから外した。 PSGは、契約が切れて移籍金ゼロで出ていく前に、契約を延長するか、大金と引き換えにクラブを去るべきだと考えていた。エムバペは数週間、トップチームから外されたままだった。 最終的にチームに戻り、就任1年目だったルイス・エンリケ監督のもとでプレーを再開した。 ✅ 未払いの年俸とボーナスをめぐって この出来事は、やがて法廷闘争に発展した。そのシーズン限りでPSGを去ってマドリーに加入すると、PSGはエムバペに支払うはずだった年俸とボーナスの一部を支払わなかった。 PSGは、この金額はエムバペとナセル・アル・ケライフィ会長との口頭の合意に関わるもので、その合意によってエムバペはトップチームに戻れたのだと主張した。 エムバペはその解釈を否定し、未払い分を請求した。2025年5月には複数の訴えを同時に起こし、その一つが、チームから外されたことに関するモラルハラスメントの告訴だった。 ✅ 告訴は取り下げ、捜査も打ち切り しかしエムバペは、その後この告訴を自ら取り下げた。捜査はしばらく続いたが、告訴人の支持がなくなった手続きを続けることはできず、証拠も十分でなかったため、予審判事は捜査を打ち切った。 ✅ 6100万ユーロの支払い命令で決着 もう一つの大きな争点だった未払い金をめぐる裁判は、エムバペ側の勝利で終わっている。労働裁判所がPSGに6100万ユーロの支払いを命じ、PSGは控訴しなかったため、判決が確定した。 今回モラルハラスメントの告訴が打ち切られたことで、エムバペとPSGの間の法的な争いはすべて終結した。

MARCA2026年10月2日

レアル・マドリードのエムバペ、W杯の得点王トロフィーをSNSで披露──バロンドール投票締め切り直後に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、W杯で獲得したゴールデンブーツ(得点王)とブロンズボール(大会3位の最優秀選手賞)の写真をSNSに投稿した。バロンドールの投票が締め切られてから、わずか3日後のことだった。 ✅ W杯の2つのトロフィーを披露 エムバペは木曜日、自身のSNSに、夏のW杯で受賞したゴールデンブーツとブロンズボールの写真を何枚も投稿した。大会の得点王、そして大会で3番目に優れた選手として認められた証だ。 ✅ 投票締め切り直後のタイミング この投稿は偶然ではない、と同紙は見ている。バロンドールの投票は3日前に締め切られ、授賞式は10月26日に予定されている。 エムバペは、ラミン・ヤマル、ハリー・ケイン、前回受賞者のウスマン・デンベレと並ぶ有力候補の一人。フランス代表を引っ張り、負傷がない時期はマドリーもけん引したシーズンの実績を、あらゆる機会を使ってアピールしている。 ✅ 「今年は獲るのにいい年」 エムバペはここ数週間、積極的に自らをアピールしてきた。バロンドールを主催するFrance Football誌には「今年は獲るのにいい年だ」と自信を見せ、デンベレとの不仲説についても「もう話したよ。何の問題もない。友達だ」と否定した。 チームメイトのクルトワも、最近のインタビューでエムバペの受賞を公に求めている。 ✅ 気がかりは膝の状態 ただし、良いニュースばかりではない。エムバペは前回の代表ウィークで負傷して戻り、マドリーのメディカルスタッフは左膝後方関節包の過伸展と診断した。クラブは経過を見ながら判断するとしている。

AS2026年9月30日

エムバペ不在ならどうする?モウリーニョの3つの選択肢

スペイン紙『AS』が伝えた。代表ウィーク明けのビジャレアル戦でエムバペが欠場する可能性に備え、モウリーニョ監督には複数の選択肢がある。ベリンガムの偽9番起用か、エスピかエンドリッキの抜擢だ。 ✅ チーム20得点中8点のエムバペ エムバペはここまで、チームの20得点のうち8点を挙げている。不在となれば大きな痛手だ。 それでもモウリーニョ監督には層の厚いスカッドがあり、攻撃の解決策もいくつかある。まずは10月10日、ベルナベウでのビジャレアル戦だ。エムバペは基本的には間に合う見込みだが、100%の状態ではないとみられる。 ✅ 選択肢1:ベリンガムを偽9番に 1つ目の選択肢は、極めて筋が通っている。得点王がいないなら、2番目の得点者を前線に置く。それがリーガ3ゴールのベリンガムだ。 モウリーニョ監督のもとで、ベリンガムは加入1年目の感覚を取り戻しつつある。ただ、アンチェロッティ監督のもとで見せたほどの得点力にはまだ届いていない。 今季のマドリーで最も良いプレーを見せている一人のギュレルがトップ下に入り、ベリンガムは自由に動ける最前線に移る。 左ウイングはパフォーマンスが期待を下回っているものの、モウリーニョ監督の信頼が厚いヴィニシウスで基本的に固定。右ウイングはディオマンデが第一候補で、ブラヒムが控えの選択肢となる。 ✅ システムは変えない この形は、システムではなくチームの動き方を変えることになる。モウリーニョ監督は、おなじみの4-2-3-1をあまり動かしたがらない。 問題は、ベリンガムが9番としての、より動きの少ない役割をどう理解するかだ。モウリーニョ監督がこの形に確信を持てない場合は、エムバペの控えである2人のストライカー、エスピとエンドリッキのどちらかを起用することもあり得る。 ✅ 選択肢2:結果を出しているエスピ 一歩リードしているのはエスピだ。出場わずか26分で2ゴールを挙げ、エスパニョール戦とエルチェ戦ではチームを救って勝ち点4をもたらした。ベティス戦でもアクロバティックなシュートで同点ゴールを決めかけたが、その前のオフサイドで取り消された。 ただし身長194センチのエスピを、モウリーニョ監督は特定の場面、つまり試合終盤にクロスを放り込む展開で、高さとダイレクトシュートが必要なときの選手とみている。 実績で言えば、エスピが選ばれるべきなのは間違いない、と同紙は書く。 ✅ 選択肢3:エムバペに近いタイプのエンドリッキ それでも、エムバペの代わりとして、よりエムバペに近いタイプのエンドリッキを起用する可能性も否定できない。 エンドリッキの今季の出場はわずか4分と、エスピよりさらに少ない。しかしプレシーズンではモウリーニョ監督に強い印象を与え、ほぼ決まっていたローマへのレンタル移籍を監督自らが止めたほどだった。 マドリーではまだほとんどプレーしていないが、昨季のリヨンへのレンタルでの活躍を考えれば、期待は持てるという。

AS2026年9月30日

エムバペ、手術を回避していた──ビジャレアル戦は温存も検討

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのエムバペは、あのままプレーを続けていれば重傷を負う危険が高かったという。マドリーは一時手術の必要まで心配していた。モウリーニョ監督は、代表ウィーク明けのビジャレアル戦でエムバペを温存することも検討している。 ✅ プレーを止めた判断が決定的 1日様子を見た後、エムバペは月曜日からバルデベバスで膝のリハビリを始め、順調に進めている。 診断は左膝後方関節包の過伸展で、離脱見込みは10〜12日と、結果的にはほぼ「驚かされただけ」で済んだ。しかし、大問題になる寸前だった。 金曜日のトルコ戦でゴールを決めた後、痛みを感じたエムバペは自らプレーを止めた。これが決定的だった。検査の結果、プレーを続けていればシーズンを棒に振りかねない重傷を負う危険が高かったことがわかったという。 ✅ マドリーは手術も覚悟 フランスサッカー連盟のメディカルスタッフと常に直接連絡を取っていたマドリーは、手術が必要になることさえ恐れていた。 最終的に手術は不要と確認されたが、マドリーはこのスーパースターの扱いに慎重を期す構えだ。 ✅ ビジャレアル戦は温存の可能性 予定どおりに回復すれば、10月10日のベルナベウでのビジャレアル戦には間に合う計算だ。 しかし理屈と、実際にピッチに立たせた場合のリスクは別の話で、モウリーニョ監督はその点を考えている。間に合うとしてもぎりぎりだ。 その後には14日のローマ戦、25日のカンプ・ノウでのクラシコと、厳しいアウェー戦が続く。エムバペの復帰のタイミングを見極めることが鍵になる。 ✅ 代役はエスピかベリンガム 温存する場合、コーチングスタッフには複数の選択肢がある。攻撃の組み方は最大4通り考えられるという。 最もわかりやすいのは、布陣はそのままでエスピをエムバペの位置に入れる形だ。ただしモウリーニョ監督は、U-21代表のエスピを、試合が思いどおりに進まないときに城壁を崩す切り札のストライカーとみている。 もう1つの有力案は、アンチェロッティ監督時代の初期のように、ベリンガムを偽9番で起用する形だ。チーム得点王が不在なら、2番目の得点者を前線に置く。空いた位置にはギュレルが入り、右サイドのディオマンデと同時に起用できる。 モウリーニョ監督がシステムまで変える可能性は低いという。 ✅ 「100%になるまで戻さない」 マドリーは、昨季のように膝の痛みを抱えたままプレーするエムバペを見たくない。昨季はプレーを止めた後、高名な専門医ベルトラン・ソヌリ=コテ医師に診てもらい、膝を完全に回復させた。 今回は、100%の状態になるまで復帰させない方針だ。

AS2026年9月27日

エムバペの負傷は軽症、離脱10〜12日でクラシコに間に合う見込み

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのキリアン・エムバペは、軽症で済んだことがわかった。離脱期間は10〜12日と見込まれている。 ✅ 診断は「左膝後方関節包の過伸展」 エムバペは土曜日にマドリードで検査を受け、「左膝後方関節包の過伸展」と診断された。離脱期間は10〜12日の見込みだ。 これにより、10月25日21時にスポティファイ・カンプ・ノウで行われる今季最初のクラシコには間に合う見通しとなった。負傷からちょうど1か月後の試合だ。 さらにコナテと同様、代表ウィーク明け初戦のビジャレアル戦に間に合わせることも目指しているという。 ✅ 待ち受ける過密日程 クラシコ以外にも、マドリーには重要な試合が続く。2週間後にホームでビジャレアル戦、その後はローマとのアウェー戦、ホームでのセビージャ戦とライプツィヒ戦が控えている。 ✅ ゴール直後に膝を押さえる エムバペは金曜日の夜、コジャエリで行われたネーションズリーグのトルコ対フランス戦で負傷した。フランスに先制点をもたらすシュートを放った直後に膝を押さえた。このゴールが試合唯一の得点となった。 その瞬間から状態は良くないとみられ、この試合で代表監督デビューを飾ったジネディーヌ・ジダン監督のコメントもそれを裏付けていた。 試合後、フランスサッカー連盟は「腱の負傷」と発表し、エムバペはマドリードで治療を受けるため土曜日の朝に代表合宿を離れた。フランス代表は代わりの選手を招集しない。 ✅ 昨季も痛めた左膝 マドリーが心配したのには理由がある。昨季も同じ左膝の負傷で12試合を欠場し、さらに3試合でプレーや出場時間に明らかな影響が出た。この時は、誤診があったのではないかと物議を醸した。 ✅ フランス代表から相次ぐ悪い知らせ フランス代表からのマドリーへの悪い知らせはこれだけではない。数日前には、コナテも右膝の側副靭帯を痛めてマドリードに戻っている。 コナテも代表ウィーク明けのビジャレアル戦出場を目指しているが、来週の回復具合次第だという。

AS2026年9月26日

エムバペがフランス代表で負傷、左膝を痛めて途中交代

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、ネーションズリーグのトルコ対フランス戦で先制ゴールを決めた直後に左膝を痛め、途中交代した。 ✅ ゴール直後に異変 エムバペは、ジダン監督体制のフランス代表にとって初めてとなるゴールを決めた直後、左膝に違和感を覚えた。 メディカルスタッフの治療を受けていったんピッチに戻ったものの、再びピッチに倒れ込み、すぐに交代を求めた。 ✅ 足を引きずって退場 58分、エムバペは明らかに痛がる様子で、左膝をかばって足を引きずりながらピッチを後にした。代わってデジレ・ドゥエが投入された。 このゴールはエムバペにとってフランス代表通算67点目。試合開始直後から苦戦していたトルコでの一戦で、フランスに先制点をもたらしていた。 ✅ 代表残留かマドリー帰還か エムバペは数時間以内に最初の検査を受ける予定で、その結果をもとに、代表合宿に残るかマドリードに戻るかが決まる。 ✅ フランス代表のマドリー勢に相次ぐ負傷 フランス代表のマドリー所属選手が負傷するのは、この数時間で2人目だ。 木曜日の朝には、右膝の軽い捻挫を負ったイブラヒマ・コナテがすでにマドリードに戻っている。

AS2026年9月25日

ロベルト・カルロス「バロンドールはエムバペ」

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのアンバサダーを務めるロベルト・カルロスが、ポルトガルサッカー連盟主催の「Portugal Football Summit」に登壇し、同紙の単独取材でバロンドールの本命にエムバペを挙げた。 ✅ 迷わずエムバペ 2002年W杯の優勝メンバーで、史上最高の左SBの一人とされるロベルト・カルロスは、リスボン近郊オエイラスで開かれたサミット2日目の開幕スピーカーを務めた。 10月26日にロンドンで発表されるバロンドールについて問われると、「誰が獲るべきか?キリアン・エムバペだ」と迷わず答えた。 ✅ C・ロナウドは「あと10年できる」 ポルトガルのサミットということもあり、クリスティアーノ・ロナウドにも言及。 「あと10年はプレーできる。身体能力は驚異的だし、ポルトガル代表にいることを喜んでいて、サッカーを続けることに喜びを感じている」と称えた。 ✅ 銀河系時代の学び 講演では、銀河系の一員だった時代も振り返った。 「2002年、ロナウドは90分でバロンドールを勝ち取った。ブラジル代表と銀河系時代のマドリーで、自分は歴史ある選手たちに囲まれた更衣室の子どものような気分だった。彼らから学びたかった」と語り、特に多くを学んだ相手としてジダンの名を挙げ、「ジダンは超がつくほど頭がいい」と評した。 ロナウド・ナザーリオについては「また別のタイプの人間で、偉大な実業家だ。バジャドリードを買って、クラブの価値を大きく高めた。売却したときにはまったく違う価値になっていた。クラブの価値が上がるための土台を作ったからだ」と話した。 ✅ 描いていた「監督への道」 2015年末にインドで現役を引退したロベルト・カルロスは、かつて監督を目指していたことも明かした。 「現役時代は監督になるつもりだった。世界最高の監督たちと仕事をし、世界最高の選手たちとプレーして、戦術を学び始めた。引退後はまず小さなクラブから始めて、いつかブラジル代表の監督になるつもりだった。同時にスポーツディレクターの講習も受けていたし、時間があるときはサッカーの規則についても読んでいた」 しかし実際のセカンドキャリアは別の道に進み、「選手として築いた物語と自分のイメージを生かし、マドリーのアンバサダーとしてクラブの名前を世界に届けている」と語った。 ✅ 財産の99%を失った過去 さらに、過去のつらい経験も告白した。 「ある人たちとのトラブルで、口座はほとんどゼロになった。サッカーで築いたものの99%を失った日があった」 その後、Entourage Sportの助けで経済面も家族の面も生活を立て直すことができたといい、「今はとても穏やかに暮らしている。人生で一番苦しいときに彼らがしてくれたことを、今の選手たちにもしてあげたい。だから共同経営者になった」と語った。

MARCA2026年9月24日

エムバペのバロンドール運動に仏メディアが総批判

スペイン紙『MARCA』が伝えた。10月26日のバロンドール授賞式を前に、キリアン・エムバペ🇫🇷が展開するメディア露出キャンペーンに対し、フランスの著名スポーツジャーナリストたちが相次いで批判の声を上げている。 ✅ リオロ「まるで盗難車だ」 フランスのスポーツメディアRMCのコメンテーター、ダニエル・リオロは番組After Footの中で、エムバペのキャンペーンをこう切り捨てた。 「彼は飾りつけと紙吹雪を携えてやってくる。遠くからでも見え見えだ。まるで盗難車みたいだ」 「盗難車」はフランスの口語表現で、何かが過剰で見え透いており、胡散臭いことを意味する。 リオロは、エムバペが昨季マドリーでもフランス代表でも無冠だったにもかかわらず、受賞資格を誇張して有権者を説得しようとしていると指摘した。 ✅ RFIインタビューの舞台裏 リオロが特に問題視したのが、アトレティコとのマドリードダービー2日前にエムバペがRFIに行ったインタビューだ。 「あのインタビューを企画するのに17日もかかったというのは、驚愕のレベルの準備だ。RFIというよりエムバペ陣営の側から動いたとしか思えない」とリオロは述べた。 そのインタビューの2日後、エムバペはアトレティコ戦で「壊滅的な試合」をしたとリオロは指摘。 「あのインタビューはキャンペーンの核心を成している。これは今の彼の執念だ」とも語った。 ✅ エムバペ本人の主張 一方、エムバペ自身はRFIのインタビューでこう語っている。 「バロンドールは個人の輝きと能力が評価されるトロフィーだ。私はすべての主要大会で最多得点を記録した。今季は自分にとって良い年になると思うし、良い感触を持っている」 実際、エムバペはラ・リーガのピチーチ(25ゴール)、チャンピオンズリーグの最多得点者(15ゴール)、そしてワールドカップ史上最多得点記録保持者(22ゴール)でもある。 ✅ ロタンも「バロンドールは茶番」 元フランス代表MFでRMC Sportの番組Rothen S'enflammeの司会を務めるジェローム・ロタン🇫🇷も、怒りをあらわにした。 「エムバペが今、バロンドールのために票を買おうとしていることに気づいているか?」と憤慨しながら語り、「エムバペがバロンドールを獲ったら、まず茶番だと思うし、みんなも分かっているはずだ」と断言した。 ✅ 「エムバペは孤立する」 ロタンはさらに踏み込んで、業界内でのエムバペへの評価についても言及した。 「私はいつも発言すると反響があるから慎重にしているが、口を塞がせることは誰にもできない。解説者仲間だけでなく、元選手たち——それも一流どころも含めて——みんな同じ考えを持っている。もしエムバペがバロンドールを獲ったら、彼はかなり孤立することになる」と語った。 ✅ 「手段が目的を正当化しない」 リオロは最後にこう締めくくった。 「このキャンペーンの何も理解できない。最終的な目標は分かるが、目的が手段を正当化するとは思わない。仮にバロンドールが得られたとしても、その積み上げ方が苦い後味を残す」

MARCA2026年9月23日

エムバペが語るモウリーニョ、クロップ、そしてオリーセ移籍説

スペイン紙『MARCA』が伝えたところによると、キリアン・エムバペが新スポンサー「ON」のイベントに際し、ドイツ紙『Bild』のインタビューに応じました。 モウリーニョについて、エムバペは「彼はまさに"スペシャル・ワン"。非常に聡明で、だからこそキャリアでこれほどの成功を収めてきた。選手に非常に近い存在で、私たちのことを深く気にかけてくれる。リーダーとして、どう動機づけるかを完璧に心得ている。彼の指揮下でプレーできることは特権だ」と語っています。 クロップ率いるリヴァプールからのオファーがあったことも認めました。「あれは特別で、素晴らしい話だった。正直、あの頃の彼と一緒にやっていたら最高だったと思う。ただ、まだ自分の国を離れる準備ができていなかった。生まれ育ったパリに戻りたかったし、モナコでのプレーはまだ1年だけ。慣れ親しんだ環境に身を置く必要があった。だからPSGを選んだ」と振り返りました。 ドルトムントを含む複数クラブからのアプローチがあったことにも触れ、「断ったクラブについて語るのは難しい。断られたクラブに何か問題があったかのように受け取られがちだが、そうではない。どこも素晴らしいクラブだった。ただ、選べるのはひとつだけ。当時は地元にとどまることを選んだ」と説明しています。 マドリーのチームメートであるアントニオ・リュディガーへの賛辞も印象的でした。「バイエルンのユニフォームを買うなら背番号はリュディガー一択。ファンからは少しクレイジーに見えるかもしれないけど、それが彼のスタイル。でも更衣室での彼は全然違う。温かくて誰にでも気さくな人間だ」と語っています。 今夏に取り沙汰されたマイケル・オリーセのマドリー移籍説については、「あの憶測は把握していた。でも、その感覚はよく分かる。自分もPSG時代に無数の噂に晒されてきた。ただ、選手に移籍を勧めることは失礼にあたると思う。バイエルンへも不公平だし、何よりバイエルンはマイケルが大きなことを成し遂げられる素晴らしいクラブだ。ただ、ひとつだけ言える。世界中のどのクラブも、マイケル・オリーセを欲しがるはずだ。それだけの選手だから」と答えました。

AS2026年9月21日

エムバペ独占告白「もっとやるしかない」

スペイン紙『AS』が、キリアン・エムバペのスイス・チューリッヒからの独占インタビューを掲載しました。エムバペはスイス発祥のスポーツブランド「ON」との契約締結のためチューリッヒを訪問しており、その場でマドリーを取り巻く現状について率直に語りました。 まず、アトレティコ・マドリードとのダービー敗戦について問われると、「そう、後退だ。本当につらかった。勝ちたかったし、どんな試合になるかも分かっていた。でもチームは全力を出し切った。シーズンはまだ長い、いい道を歩み続けないといけない」と振り返りました。 大きな波紋を呼んだ審判の判定については、「私は審判についてあれこれ話すタイプではないし、これからもそうするつもりはない。思うことはあるが、胸の中にしまっておく。審判も人間だ、ミスを犯す。それは確かにミスだったが、そこには踏み込みたくない」と語り、慎重な言葉を選びました。 そのうえで前を向く必要性を強調し、「働いて、もっとやる。それだけだ。他の人間は何とでも言える。でも私たちがやるべきことは、もっと努力してマドリーに夢と優勝カップを取り戻すことだ」と言い切りました。 フランス代表監督に就任したジネディーヌ・ジダンについても言及しました。「新しい指揮官を迎えた新章だ。ネーションズリーグが4試合ある。誰もがずっとデシャン監督しか知らなかったから、変化はあるだろう。でもうまくいくと思っている」と語りました。 ジダンとの縁は古く、エムバペが13〜14歳のころ、ジダン自身がマドリーのカンテラ入りを検討させるため練習施設バルデベバスに連れて行った人物だと明かしています。「あの人が最初に私をマドリーに連れて行ってくれた。それが今や代表監督だ。まるで映画みたいだが、本物だ」と表現しました。 バロンドールの行方については、「この話題についてはもう全部言い尽くした。落ち着いている。できることは全部やってきたし、うまくやれたと思う。あとは待つだけだ」と短く締めくくりました。

MARCA2026年9月19日

エムバペ、ダービーでバロンドール争いに弾みをつけられるか

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 バロンドール獲得に向けたキャンペーンの真っ只中にあるエムバペにとって、メトロポリターノでのマドリード・ダービーは絶好のアピールの舞台となる。 投票締め切りまで1週間余りという重要な局面だ。 ハリー・ケイン、ラミン・ヤマル、スペイン代表として世界王者となった選手たちとの争いは最終局面を迎えており、あらゆる試合が得点源になり得る。 エムバペにとって、ダービーは見逃せない大舞台だ。 マドリー全体として重要な一戦であることは言うまでもないが、フランス代表のエースには個人的にも喫緊の目標がある。 それがバロンドールの受賞争いでの優位確立であり、メトロポリターノでエムバペが輝き、マドリーが力強い勝利を収めれば、パリで黄金の栄冠を手にする夢に大きく近づく。 現在のエムバペの調子は申し分ない。 リーガ6試合とチャンピオンズリーグ1試合を含む計7試合で8ゴールを記録しており、無得点に終わったのはエスパニョール戦とベティス戦の2試合のみだ。 直近のエルチェ戦でもゴールを決め、延長時間帯には2対3とする決勝点をアシストするなど存在感を発揮した。 ただ、メトロポリターノとアトレティコ・マドリーはエムバペを容易に輝かせてはくれない。 実際、マドリー加入からの2シーズンでアトレティコ相手に記録したゴールはわずか2点にとどまり、いずれも勝利には結びついていない。 メトロポリターノでも勝利の経験はなく、チャンピオンズリーグでの敗戦も、最終的にPK戦でマドリーが突破したため苦い記憶とはなっていない。 そのPK戦ではフリアン・アルバレスの失敗が話題を呼んだが、エムバペは最初に成功させて流れを作った。 前シーズンの初のメトロポリターノ訪問はケガで欠場し、ベルナベウでの折り返しではドロー決着のゴールを1点記録するにとどまった。 シャビ・アロンソ前監督の下で行われたマドリー今季初のメトロポリターノ遠征では敗北。 スーペルコパの準決勝はケガで出場できず、ベルナベウでの折り返しはベンチスタートで26分間の出場にとどまった。 さらに、エムバペにはクリスティアーノ・ロナウドのある記録が目の前にある。 現在マドリーでの通算ゴール数は94。 クリスティアーノ・ロナウドが入団3年目にリヨン戦で100ゴール目を記録した2011年11月2日、その日付までに同記録を上回るペースで100ゴールに到達できるかが注目される。 モウリーニョ監督が指揮した当時と同じく3年目のシーズンにあるエムバペに残された時間は1か月強だが、これから長い代表ウイークを挟むため、アトレティコ戦での得点が一層重要な意味を持つ。

MARCA2026年9月19日

エムバペ、ナイキを離れOnと契約

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーのエムバペが、長年契約してきたナイキとの関係を終わらせ、スイスのスポーツブランドOnとの新たなスポンサー契約を締結した。 エムバペはグローバルアンバサダーにも就任し、製品開発や意思決定にも深く関与していく予定だ。 エムバペは自身のSNSに投稿した文章の中でこう語っている。 「今でもサッカーを夢見ている。それはプロとして当然のことのように思われるかもしれないが、本当のことだ。友人たちと、夕暮れまで、夕食の時間まで、ただ楽しいからボールを蹴り続けていたあの頃を今でも夢見ている。あの夢をずっと追い続けてきた結果、人生における最大の転機のひとつを迎えることになった。今の自分には、同じ夢を持つ革新者たちが周りにいる」 エムバペはユース時代からナイキと契約を続けてきたが、2026年に契約が満了を迎えた。 更新の道を選ばず、より若いブランドのもとで自らの影響力を最大限に発揮できる環境を選んだ形だ。 契約の決め手についてエムバペはこう述べている。 「Onに惹かれたのは、まったく新しいものをともに作り上げる機会があったからだ。自分の経験と視点を持ち込み、イノベーションを通じて可能性の限界を押し広げ、サッカーへの純粋な喜びを忘れずにいたい。共有する夢があり、これはまだ始まりに過ぎない」 今回の契約にはもうひとつの注目点がある。 フランス代表の元エース、ティエリ・アンリがOnのフットボール部門のディレクターを2025年末から極秘裏に務めていたことが明らかになった。 ブランド側はアンリについて「製品とアスリートの関係構築から、スポーツ文化と未来への向き合い方まで、Onフットボールの戦略的発展において中心的な役割を果たす」と説明している。 Onは2010年にスイスアルプスで創業したブランドで、ランニングシューズ市場に革命をもたらすことを掲げて誕生した。 フットボール分野への参入はこれが初めてとなり、独自技術であるLightSprayを応用し、「男女問わず足に第二の皮膚のようにフィットする超精密なスパイク」の開発を目指すとしている。 エムバペはOnの製品チームと直接連携しながら、次世代のフットボール向けシューズ・ウェアの開発に取り組んでいく。

AS2026年9月18日

エムバペ独占インタビュー「歴史に名を残すにはマドリーへ」

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表フォワードのエムバペが、スペインのスポーツメディアとして初となる独占インタビューに応じ、マドリー移籍への思い、チームメイトへの評価、そしてサポーターへのメッセージを語った。 ✅マドリーへの夢 「マドリーに来た時点で、すでにある程度の地位は築いていた。でもマドリーの選手になると、さらに上のレベルに到達できる。サッカーの歴史に名を残したければ、マドリーを経由しなければならないと思う」と断言した。 マドリーに来るにあたって誰かに説得される必要はなかったとも述べ、「自分の周りにいた人間は皆、いつかマドリーに行くだろうと分かっていた。それは当然のことだった」と力強く語った。 ✅スペインでの生活 「フランスにいるよりも穏やかに過ごせている。新しい文化を学び、スペインの文化に早く馴染みたかった。ここで不幸だと感じた瞬間は一度もない。自分の家を持ってからは、マドリーでもスペインでも常に幸せだ」と明かした。 PSGでの最終シーズンについては「100パーセント苦しかった。でもそれは過去のことで、夢を叶えるために乗り越えなければならない過程のひとつだった」と振り返った。 ✅フロレンティーノ・ペレス会長への感謝 「10年間にわたって連絡を取り合ってきた。いつかマドリーでプレーする日が来ると言い続けてくれていた。そして今、私はここにいる。世界最高の会長だ」と感謝の言葉を述べた。 ✅モウリーニョ監督について 「私が今まで見てきた中で最も頭の切れる人物のひとりだ。リーダーである。以前からそれは知っていたが、毎日一緒にいると、いかに特別な人間であり、伝説の監督であるかが分かる」と称えた。 ゴール数の目標を設定されているかとの質問には「目標の数字は言われていない。ゴール数に限界を設けることはしない。たくさん決めれば嬉しい、少なくても同じだ」と答えた。 ✅バロンドールとゴールへの執念 「私にとって最も大切なのは、バロンドールがマドリーに、ベルナベウに、マドリディスモのもとへ戻ることだ。彼らは世界の誰よりもそれに値する」と述べた。 ゴールについては「単なる芸術ではない。生き方であり、執念だ。いつも感じ続けていたい充実感がある」とストライカーとしての本質を語った。 ✅チームメイトとダービー 「ベリンガムとヴィニシウスはまったく異なるタイプだ。プレーの局面によって、ジュード、ヴィニ、ギュレル、ブラヒム、ディオマンデ、エスピ、それぞれと合う場面がある。エスピは今シーズン多くのゴールを奪うだろう」と語った。 ディオマンデについては「初日から質の高さが見えた。19歳と若く、1億4000万ユーロという金額ばかり話題になるが、才能は本物だ。チームとして彼を守りたい」と述べた。 ✅マドリディスモへのメッセージ 「タイトルを獲りたいなら、ファンなしでは絶対に無理だ。共に歩んでいきましょう、手を取り合って。そうすれば私たちはずっと強くなれる」と呼びかけた。

MARCA2026年9月18日

ヴィニシウス、エムバペに出場時間で後れ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 今季の出だしは、ヴィニシウスにとって決して順調とは言えない。エルチェ戦後、本人はSNSに「ゴールは戻ってくる。こんなに外し続けるわけにはいかない」と投稿した。 問題は数字だけにとどまらない。パフォーマンスが上がらないことで、モウリーニョ監督にとってヴィニシウスとエムバペの序列問題を処理する難しさが増している。この二者の板挟みはシャビ・アロンソ前監督、アルベロア前監督を苦しめてきた構図でもあり、モウリーニョ監督は両者を立てるという難題を抱えたまま就任した。 シーズン序盤の4試合、モウリーニョ監督は二人の出場機会を巧みに均衡させた。エスパニョール、レアル・ソシエダ、マラガ、ベティスの4戦でいずれも先発起用し、両者の出場時間差はわずか6分にとどまった。レアル・ソシエダ戦でヴィニシウスが84分に交代したのがその差の全てで、1ゴール1アシストを記録したうえでの温情交代であり、監督がベルナベウとの関係修復を図る意図も見え隠れしていた。 しかし直近3試合でその均衡は崩れた。ヴィニシウスはインテル戦87分、ラージョ戦89分、そしてエルチェ戦では68分と3試合連続で途中交代している。エルチェ戦の交代はハーフタイムから数えて20分を残した段階であり、前2試合とは明らかに性質が異なる。 ここまでの数字を比べると、エムバペが6試合フル出場で計630分、ヴィニシウスは3試合フル出場の計598分となっている。得点面での差はさらに鮮明で、エムバペが7試合で8ゴールを叩き出す一方、ヴィニシウスは1ゴール3アシストにとどまる。不動の先発として起用されながら、チーム内得点ランクではエムバペ、ベリンガム、ギュレル、エスピに次ぐ5番手に沈んでいる。エスピはわずか26分の出場でヴィニシウスの得点数を上回っており、この数字が現状の厳しさを物語っている。 問題をさらに複雑にしているのが、ブラヒム、エスピ、そして新たにディオマンデが存在感を高めていることだ。競争が激化するなか、モウリーニョ監督が両エースとの約束を守り続けることは容易ではない。 とはいえ、今季の状況はシャビ・アロンソ前監督との関係が決定的に悪化した昨季とは異なる。昨季の同時期、ヴィニシウスはすでに2度ベンチスタートを経験し、フル出場はわずか1試合、出場時間も現在より159分少なかった。今季は出場機会自体は保たれており、関係が抜き差しならない状況には至っていない。 振り返れば、ヴィニシウスとエムバペは交互に好不調を繰り返してきた。昨季前半はエムバペが29ゴールを挙げる一方でヴィニシウスは6ゴールにとどまり、アルベロア前監督時代はヴィニシウスが16ゴールとリバウンドし、アンチェロッティ前監督の初年度はアンフィールドとサン・マメスで2本連続PKを外すなど苦しんだエムバペを尻目にヴィニシウスがチームを牽引した。その後エムバペが復調して44ゴールを記録すると、ヴィニシウスの数字は落ちた。二人の関係はその繰り返しで現在に至っている。

MARCA2026年9月16日

ヴィニシウス、エムバペ、コナテ──セウタ支援Tシャツを着用せずにピッチへ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 エルチェとマドリーの両チームはマルティネス・バレロのピッチへ向かう際、セウタへの支援メッセージが入ったTシャツを着用した。しかし3選手だけが例外だった。エムバペ、ヴィニシウス、そしてコナテだ。 3選手はロッカールームのトンネルでマドリーのスタッフからTシャツを受け取った。コナテはシャツを手に持ったままにとどまり、エムバペとヴィニシウスは肩にはかけたものの、胸より上に広げることはなかった。そして握手の列ではいずれもシャツを着用しておらず、その行動が注目を集めた。 Tシャツには「Todos somos caballas(私たちはみなセウタの住民だ)」というスローガンが記されており、7月末に🇲🇦モロッコ人の大量流入があった自治都市セウタへの連帯を示すものだった。 インテル戦では、レアル・マドリードの組織的な応援を担い南ゴール裏のFondo Surを活動場所とするGrada FANS RMCFが、セウタの旗で構成された大きなモザイクをベルナベウに披露していた。その数時間前にマドリーはセウタ市民への支援表明を禁じていないとする声明を発表していた。

AS2026年9月15日

エンドリッキに漂う閉塞感──エムバペの量産モード、ギュレルの台頭…1月に状況見直しも

スペイン紙『AS』マヌ・デ・フアン記者が伝えた。 エンドリッキは先の移籍市場でローマへの移籍がほぼ決まりかけていた。マドリーでの出場機会が限られることは本人も理解しており、特にヤン・ディオマンデの加入後はその思いが強まっていた。しかしモウリーニョ監督が介入し、🇧🇷ブラジル人選手の放出を拒んだ。プレシーズンでのパフォーマンスを高く評価しており、チームに大きく貢献できると考えていたからだ。特に、2027年1月まで復帰が見込めないロドリゴの不在期間において。 エンドリッキは監督の言葉を信じて残留を決断した。しかし以来、想定していたようには何も進んでいない。もし状況が好転しなければ1月に移籍を再検討してローン移籍に出られることも分かったうえでの決断だった──昨シーズン、リヨンへの実りあるローンでワールドカップ出場をつかんだように。だが重要なのは今この瞬間であり、今のエンドリッキの現状は期待とはかけ離れている。 まず筋肉系のトラブルでリーグ序盤4試合は欠場を余儀なくされた。そして今、招集メンバーに名を連ねるようになったものの──インテル戦、ラージョ戦でメンバー入り──次に待ち受けるのはより難しい課題だ。攻撃陣のローテーションをほとんど行わないマドリーで、出場時間を確保すること。 同じポジションを争うエスピはすでに1ゴールを決め、出場時には鮮烈な印象を残しているが、まだスタメンの機会を待ち続けている。バロンドールを意識してゴールを量産するエムバペ、そしてディオマンデが活躍すると期待されていた右サイドでギュレルが輝きを放つ中、エンドリッキに残されたスペースはあまりにも狭い。 ✅「9番でも、左でも、右でも」 モウリーニョ監督はプレシーズン中、何度もエンドリッキへの信頼を示していた。「本当に好きな選手だ。複数のクラブが接触してきたが、ローンも売却もしたくなかった。大切な才能を持っている」。残留を選んだ最大の理由はその万能性にある。1トップだけでなく、右ウイングとしての可能性も秘めているからだ。「右でも、左でも、9番でも、10番でも…前線ならどこでもプレーできる」。

AS2026年9月15日

エムバペに欠けている一発──リーグ戦23チーム中、唯一ゴールを許していないエルチェ

スペイン紙『AS』セルヒオ・ペレス記者が伝えた。 🇪🇸スペイン1部でエムバペの恐るべき得点力から逃げ延びた唯一のチームはどこか──答えはエルチェだ。エルチェとそのサポーターは、🇫🇷フランスのスター選手にゴールを奪われたことのない唯一の1部チームである。エムバペが対戦した23チームのうち、今もノーゴールで封じている唯一の存在。マルティネス・バレロのサポーターは、そのままでいてほしいと願うばかりだろう。 先例は一つだけ。昨年11月にマルティネス・バレロで行われた試合での2-2引き分けがそれだ。ハイセンとベリンガムがゴールを決めたが、エムバペはノーゴール。マドリーは痛い引き分けを喫した。今夜への警戒すべき前例となっている。ベルナベウでの後半戦4-1にはひざのけがで欠場した。 今のエムバペにとってエルチェは、バロンドール争いに向けたこの怒涛のラストスパートにおける一つの通過点に過ぎない。日曜のダービーを前にバルサとの差を縮めなければならないチームの使命と、個人としての目標が重なる。エルチェはエムバペのキャリアで通算92番目の得点チームとなりうる存在だ。直近の犠牲者となったのはマラガとインテルである。今季リーグ戦にはまだ昇格組のデポルティーボとサンタンデール、CLのリーグフェーズにはローマ、シャフタール、AEKアテネ、PSV、LASKといった未対戦クラブが控えており、今季中に100クラブ到達も視野に入ってくる。 ✅エムバペだけではない ただしマドリーはエムバペだけで動くわけではない。ピチーチ争いではセルヒオ・カメージョ、ラミン・ヤマル、ラフィーニャらに6ゴールで追いつかれている。チームの機能を支えるうえで欠かせない存在がギュレルだ。ディオマンデが再びベンチ出場を目指す中、ギュレルは先発に名を連ねそうだ。ラヨ戦で休養したククレジャとハイセンも先発復帰が予想される。 ✅レドンド──あのレドンドの息子 一方のエルチェはサン・マメスでの1-1で印象を刷新し、立て直した状態で今夜に臨む。アンセルミ監督の下でまだ白星はないが、ビルバオでは別のチームの姿を見せた。はるかにコンパクトなブロック。そして肉体的にも精神的にもチームを引っ張るのが、フェデリコ・レドンドだ。そう、あのレドンドの息子である。問題は自陣ゴール前で、GKマティアス・ディトゥーロが常連の不安要素となっている。アンセルミが先発を変えるかどうかは明かしていないが、MFファクンド・ブオナノッテとトマ・レマルを同時起用すれば相当大胆な策となる。バルサに0-5で叩かれた記憶が、今夜の教訓として重くのしかかる。

The Athletic2026年9月14日

エムバペ&ベリンガムでマドリー4-1勝利、しかしヴィニシウスらへのブーイング再び

英スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。 レアル・マドリーがラージョ・バジェカーノを4-1で下し、モウリーニョ体制でのリーガ5試合で4勝目を挙げた。勝ち点12でバルセロナと並び首位に立ったが、バルサは1試合消化が少なく得失点差でも上回る。 しかしスコアは、ベルナベウの内部に渦巻く不安を払拭するには至らなかった。後半のパフォーマンスに対する不満が再びスタンドの一部から噴出した。 ✅ 前半は圧倒的 前半は順調だった。エムバペのPK、カレーラスのゴール、そしてベリンガムで35分のうちに3-0。ベリンガム、エムバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、新加入のディオマンデが揃って最初からスタメンに並ぶのは今回が初めてで、チームは軽々とチャンスを量産した。攻撃的なフットボールの印象的な披露だった。 しかし後半に入ると、同じ攻撃的な配置がマドリーを守備面でさらけ出した。前線の4枚と残りの選手の間に広大なスペースが生まれ、ラージョは後半だけで7本のシュートを放った。 「前半45分間の試合で、そこで終わった」とモウリーニョは試合後の会見で語った。「チームにフィジカルもメンタルもエネルギーが残っていないことは分かっていた。後半の立ち上がりに同じプレーが続けられないことも」 ✅ 51分にカメージョが3-1 今節もティボー・クルトワの神がかりなセーブがラージョの反撃を防いだが、51分にFWセルヒオ・カメージョの一撃だけは防げなかった。 マドリーは中盤のコントロールを失い、CLインテル戦と同様に、チームとヴィニシウス・ジュニオール両方に向けた明確なブーイングがベルナベウに響いた。拍手で応じるサポーターもいたが。 ✅ アルダが流れを変えた 72分のアルダ・ギュレル投入だけが試合を落ち着かせた。 「マドリーはギュレルがプレーするとより良くなるか?同意する」とモウリーニョはトルコ人について問われて答えた。「アルダは非常に優秀で、卓越した質を持ち、チームのプレーに良い影響を与える。今日、入ってからプレーの安定という意味で違いを作った」 そのギュレルがエムバペへのアシストで4点目を演出し、試合に終止符を打った。 ✅ ギュレルにとって充実の一週間 ギュレルにとって際立った1週間だった。インテル戦の前には、昨シーズンのCLにおけるベスト若手選手賞を受賞した。さらに2032年までの契約延長に近いことも明らかになった。 しかし何より大きかったのは、彼のパフォーマンスによってベルナベウの空気が変わったことだった。

AS2026年9月12日

ブーイング、許し、そしてゴール──ベルナベウの厳しい目とエムバペ・ヴィニシウスへの注文

スペイン紙『AS』ヘスス・ガジェゴ記者のコラム。 勝っている試合で自チームにブーイングを浴びせるスタジアムは世界でも少ない。だがベルナベウでは驚くことではない。とくに相手チームのほうが良いサッカーをしているときは。ブーイングはエムバペとヴィニシウスに集中した。ゴール前での精度を欠いていただけでなく、ふだんからサポーターを苛立たせるような守備の手抜きが見られるからだ。この2人がキャリアを通じて守備に力を入れてきたことはなく、攻撃に専念することで名声を築いてきたのは事実だ。しかし現代サッカーにおいて、2人の選手が守備をしなければチームは危険にさらされ、バランスを失う。 エムバペは守備への消極性を指摘されると不満をあらわにし、自分のゴール数を盾に反論する。だがサポーターが求めるのは、得点精度を上げることに加えて、もっとチームのためにプレーすること、ボール奪取に貢献すること、そしてその局面が自分には関係ないとでも言うかのように遠くから眺めているのをやめることだ。50メートルを全力疾走しろというわけではない。ボールを失った瞬間に無気力でいるのをやめ、すぐさま切り替えるだけでいい。 ヴィニシウスはさらに難しい立場にある。守備面での貢献という課題を克服するだけでなく、ようやく成熟した姿を見せる必要がある。不必要な論争を避け、プレーとチームへの貢献に集中することだ。モウリーニョにはやるべき仕事がある。2人の考え方を変え、スタンドに対して不満をあらわにするのをやめさせることだ。

MARCA2026年9月12日

エムバペ「僕より良い選手はいなかった」──フランス・フットボール誌でバロンドール最有力を宣言

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 キリアン・エムバペがバロンドールを主催するフランス・フットボール誌の53分に及ぶ独占インタビューで、自身の受賞資格を力強く主張した。 ✅ 「昨季、僕より良い選手はいなかった」 「今年獲れると思っている。集団タイトルを獲っていないと言う人もいるが、これは個人の賞だ。全員一致で選ばれたバロンドールは見たことがない。でも僕には論拠がある。W杯史上最多得点記録を持っていること。27歳で既にメッシという伝説を超えてスポーツ最大の大会の最多得点者であること」 「他の考え方も理解できる。思考の独裁は存在しない。でも競争相手を分析すると、昨季僕より良いシーズンを送った選手はいない。時に票は世界最高の選手ではなく最高チームの最高選手に流れることもある。自分に投票する」と笑いながら語った。 「バロンドールは常に違う選手を評価すべきだと思っている。メッシとロナウドの時代のように、普通の選手には与えられない。今年は違うことをやったと思う。だから獲れると思っている」 ✅ 「メッシとロナウドは別格、でも僕も違う選手だ」 メッシの39歳まで現役という姿勢については「100歳までプレーしたい気持ちはあるが、もう無理だと分かったときに賢く判断しないといけない。彼にはその必要がなかったのはまだできるから。メッシはメッシだ。自分は違う選手だと思っている。でも彼は違う選手の中の違う選手だ」 「メッシとロナウドはその領域に2人しかいない。前と後がある。自分がメッシやロナウドより劣ると思っても問題ない」 ✅ マドリー、ブーイング、モウリーニョ 「毎シーズン教訓をくれる、特に勝てないとき。マドリーにいることは特権であり、今季もっと良くするために何を改善しなければならないかの教訓だ。ブーイング?起きることだ。あそこで多くの選手がブーイングを受けてきた。サインしたときにどこに入るかは分かっている。理解できる」 モウリーニョについては「非常に賢い。何をすべきかどこへ向かうかが分かっている人物だと感じた。選手にとって、進むべき方向性を示してくれる存在は大切だ。僕には『ゴールを決めろ』と言ってくれた」 ✅ 若い才能について 好きな若手選手を問われると「ラミン・ヤマル。全てを持っている。エステヴァン・ウィリアン、特別な創造性がある。ギュレルは高みに到達できる。エンドリッキはポテンシャルがある、ゴールゲッターだ。ウォーレン・ザイール・エメリとデジレ・ドゥエは素晴らしいキャリアを歩む」と挙げた。 ✅ 改善点と守備 「守備面で、チームをもっと助けられる。攻撃面でも、機会を作る能力があるからさらに効率的になれる。ヨーロッパには自分ほど多くの機会を自分で作れる選手はいない」 ✅ フランス代表とスペインへの2連敗 欧州選手権とW杯でスペインに2連敗したことについては「失敗ではない。残念なことだ。スペインが試合をうまくコントロールした。試合の入り方で我々が間違えた。ボールを持ちたいチームに対してうまく修正できなかった」と振り返った。

MARCA2026年9月11日

【会見】モウリーニョ「果実のなる木にしか石は投げられない」──ヴィニシウスとエムバペへの批判に反論

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 F1スペインGP開催中のベルナベウで、モウリーニョがラージョ・バジェカーノ戦前日の試合前会見に臨んだ。 ✅ ラージョ戦に向けて 「幸せで、団結して、よく練習できている。今日は戦術トレーニングをしたが、勝利を挙げて乗り込んでくる相手を尊重している。高い集中力が必要だ。ベニャット監督が贈ってくれた温かい言葉にも感謝する。明日抱擁できることを楽しみにしている」 ✅ ヴィニシウスへのブーイングについて 「ポルトガル語にも似たことわざがある。石を投げられるのは果実のなる木だけだ。ヴィニシウスはここで何をしてきたのか。CLをいくつ勝った?何ゴール決めた?何試合を決めてきた?ベンフィカとの一戦を一人で決めたヴィニシウスが戻ってくる。まだそこにはいない。今まで以上に働いている。データの時代に最高速度に近いところにいる。今季はボール奪取数でも自己記録を更新している。必ず戻ってくる」 「悲しい。でも批判も意見もしたくない。ただ、ブーイングはこのチームの魂を変えない。チームとスタジアムが団結するとき、無敵とは言わないが、ほぼ無敵になる。ホームで負けなかった期間のギネス記録を持っている。でも各スタジアムが特定の瞬間に反応する権利はある」 ✅ エムバペへの批判も同じ言葉で 「ヴィニシウスに言った果実のことわざはエムバペにも当てはまる。毎シーズン40ゴールを決める選手はチームの問題ではない。10人になったときも下がってククレジャを助けていた、うるさい監督が怒鳴りながら。インテル戦も8ゴール決めていておかしくなかった。なぜそれを言わないのか。我々がスタッフとして誇りに思っているのは、ベティス戦の敗北も含め、一緒に苦しみ、一緒に喜んでいることだ」 ✅ チュアメニとバルベルデの関係 「私は何もしていない。グループの共感と友情が全てを作った。もし私が何も知らずに来ていたら、2人を親友だと思っただろう。グループはとても気に入っている」 ✅ クルトワ、F1、その他 「彼はクラブに必要とされていることを知っている。GKとしてはまだ若く、ネーションズリーグを休む判断をした。休養してマドリーに集中する。インテル戦は素晴らしいパフォーマンスだった」 F1については「ドメニカリとは親友で日曜の入場券をもらっている。でも私は勝たないと生きられないタイプだ」と笑わせた。 「批判については私は何も見ない。ただ、ブーイングはこのチームの精神を変えない。私たちは自分たちの道を歩み続ける」

El País2026年9月11日

エムバペはマイケル・ジョーダンになりたくない──守備をしない天才への問いかけ

スペイン紙『El País』の人気コラムニスト、ラファ・カベレイラ記者のコラム。 エムバペに守備をさせようとした試みは数多くある。かつてルイス・エンリケ前フランス代表監督がマイケル・ジョーダンを引き合いに出して発破をかけた動画が広まっている。「マイケル・ジョーダンが好きだと読んだ」「ジョーダンはチームメートをどつきまわして、死ぬ気で守備をした」。良い話だ。言葉は荒いが、良い話だ。なぜ機能しなかったのか。おそらくSNSで拡散した指摘が本質を突いている。エムバペはある程度の注意を払って聞きながら、こう思っていただろう。「ジョーダンが好きなのはダンクして舌を出してるときだ。守備してるジョーダンには興味ない」 エムバペが守備を好まないことは以前から疑われていた。弟のエタンも最後のW杯前のインタビューで冗談めかして尋ねた。「キキ、いつかディフェンスやプレスするつもりある?」。キキと呼ばれる彼は笑い飛ばしながら答えた。「常に要求高くいたい。次のステップを踏まなければならない。このW杯から始まる、優勝したい」。フランスはW杯を制せなかった。エムバペも守備のステップを踏まなかった。しかし歴史を作った、と彼自身が今週の会見で改めて語った。 見ていると、マドリーのエムバペは月曜の朝のように守り、金曜の夜のように攻める印象を受ける。それが彼のサッカー観であり、彼を世界最高の選手にした理由でもある。相手ディフェンスにパニックを与える能力も、ゴールという最も価値あるものを見つける嗅覚も疑う余地はない。シーズン50ゴールを決められる選手にとって、後ろに走ることは義務というより推奨事項に近くなる。他の誰にもできないことができる選手に、他の部分での努力を求められるのか。これが特権と均衡の間の繊細な境界線であり、天才を擁するチームが常に向き合う問いだ。 守備をしないエムバペへの解決策として「別の選手になるよう説得する」という非現実的な提案が分析にあふれている。どんなに良い話をしたところで、戦術的な厳格さへの遅い目覚めを促せるとは思えない。だからこそ指導者が取り組むべき本当の課題は別にある。最高の選手を擁するときの代償を理解した上で、チームが代わりに払う請求書が大きくなりすぎない範囲でどこまで妥協できるかを見極めること。個人の特権には限界があり、サッカーはチームスポーツであり、個人賞では栄光への渇きは癒せない。 ルイス・エンリケはマイケル・ジョーダンを使って説得を試みた。エムバペの返答は穏やかだったと思う。ダンクして舌を出すのが俺だ、守備は他の人間に任せる。

MARCA2026年9月9日

インテル戦前に表彰式──ギュレルがCL最優秀新人賞、エムバペが得点王トロフィーを受け取る

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 インテル戦のキックオフ前、サンティアゴ・ベルナベウではネパールと中国の災害犠牲者への黙祷やセウタへの連帯表明など複数のセレモニーが行われた。そのなかでUEFAは、昨シーズンのCLで活躍したマドリーの2選手に個人賞を授与した。マドリーはバイエルンとの準々決勝で敗退したものの、2人の活躍は際立っていた。 ✅ ギュレル:CL最優秀新人賞 アルダ・ギュレルが昨季CLの「最優秀若手選手賞」を受賞した。アリアンツ・アレーナでの2ゴールが評価された。今夜のインテル戦は出場停止のため、ギュレルは私服姿でピッチサイドに立ち、トロフィーを受け取った。 ✅ エムバペ:CL得点王 続いてエムバペが昨季CLの得点王トロフィーを受け取った。11試合15ゴールという圧倒的な数字は他の誰も届かず、最も近づいたハリー・ケインも及ばなかった。エムバペはこれにより、ラ・リーガの得点王「ピチチ」(2025-26シーズン)と並ぶ形でCL得点王のタイトルも手にした。 両選手への授与は、マドリーのOBでもあるルイス・フィーゴが行った。

MARCA2026年9月8日

エムバペ「誰に投票する?自分だ」──バロンドール候補に堂々と名乗り

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 エムバペがバロンドール争いで堂々と自らを売り込んだ。フランス・フットボール誌のインタビュー(近日公開予定)の抜粋と、同日の記者会見で、マドリーのFWは10月26日にロンドンで行われる第70回バロンドール授賞式への意欲を明確に示した。「今年は取れると思っている。だから距離を置いていない」と断言し、バロンドールが短期的な大きな目標の一つであることを明言した。 ✅ 「バロンドールは個人賞だ」 タイトルを取っていないことへの批判にはこう切り返した。「バロンドールは個人賞だ。その選手が個人として何をしたかを見る賞だ。タイトルを取っていないと言う人がいるが、全てを満たして全会一致で取った人など見たことがない。常に誰かが異論を持っている」 ✅ W杯歴代最多得点が最大の武器 エムバペはW杯を最多得点で締めくくり、得点王に輝いた。「W杯の歴代最多得点者になること、フットボール史上最大の大会でレジェンドたちを超えることは世界的な出来事だ。最高の選手たちが集う最重要大会で最多得点者として終えることは重要だ。歴史は常に報われるべきだ」 ✅ 「自分に投票する。でも他の意見も理解できる」 「誰に投票するか?自分だ」と率直に答えつつも、「別の考えの人がいることも理解できる。思想の独裁ではない。自分の論拠と競争相手を見たとき、これは強奪にはならないと思う」と語った。 ✅ ライバルはロドリ、弱点はタイトルなし フランス・フットボール誌は今週、第70回バロンドールの30人の候補者リストを発表する。評価期間の締め切りはスペインがアルゼンチンを破ってW杯を制した7月19日。大会MVPに選ばれたロドリが有力なライバルとなっている。 エムバペの最大のネックは、昨季マドリーでもフランス代表でもタイトルを獲れなかったことだ。個人成績は際立つが、バロンドールの歴史は集団的な成果を重視する傾向があり、そこが争点となる。

AS2026年9月7日

【会見】エムバペ「他の選手にはできないことをやっている」──バロンドール・守備・ゴール数論争を語る

スペイン紙『AS』が伝えた。 ベティス戦の敗北後、エムバペがバルデベバスでインテル戦前日の記者会見に臨んだ。バロンドール争い、ヴィニシウスとの互換性論争、守備の問題、フランス代表でのリーダーシップなど、多岐にわたるテーマで率直に語った。 ✅ チャンピオンズリーグへの意気込み 「チャンピオンズリーグに戻れることがとても嬉しい。この大会には常にモチベーションと高揚感を持って臨む。非常に厳しい試合になるが、それがチャンピオンズリーグだ」 ✅ ヴィニシウスとの互換性について 「それはマドリーを巡る無数の意見のひとつに過ぎない。私にはコントロールできないことだ。我々は同じ目標を持っている──タイトルを取ること。世間の意見は聞き、改善しようとし、前に進む」 ✅ バロンドールについて 「マドリーでプレーしていれば自然とこういった賞と結びつけられる。この夏、最も重要な大会で歴史を作った。でもまだ時間はある。誰が世界最高の選手かは、みんなが自由に判断していい」 ✅ 守備の改善を求める声について 「私とヴィニシウスだけ?もちろん改善が必要だ。でも私はPSGの選手よりゴールを決めている。ただそれを言うのは賢くない。他の人にはできないことをやっているとは思うが、全員が守備でも改善しなければならない。それは終わりのない議論だ」 ✅ 「40ゴールとタイトル」論争 モウリーニョは「60ゴールで無冠より40ゴールとタイトルを取るエムバペの方がいい」と語っていたが、エムバペは一歩進めた。「30でもいい。でもこれは的外れな議論だ。40ゴール決めながらリーガ、チャンピオンズリーグ、コパを争えているなら、なぜゴールを止めなければいけないのか。タイトルを取りたいのは当然だが、選ぶ話じゃない。ゴールを決めながら、タイトルも取る。両方やるんだ」 ✅ 自分が世界最高かどうか 「個人的にはそう思っている。でも非常に主観的な話だ。今季はバロンドールを取るのに良い年になるかもしれないが、投票するのは記者の皆さんで、彼らが決める」 ✅ モウリーニョについて 「勝ち方を知っている人間だ。周囲に勝利への意識を伝染させ、クラブ全体とグループにモチベーションを与える。そして試合に勝つ」 ✅ PSGはエムバペが去ってから勝ち始めたという見方について 「そういう分析の一つだ。私について語ることはよく売れるし、それは受け入れている。ただ、数ある分析のひとつに過ぎない」

AS2026年9月7日

【会見】モウリーニョ「試合中はキヴも関係ない、試合に集中する」──エムバペも登場

スペイン紙『AS』が伝えた。 インテル戦前日、モウリーニョとエムバペがバルデベバスで記者会見に臨んだ。モウリーニョがかつて率いたインテルの現監督はクリスティアン・キヴ──かつての教え子との対戦を前に、指揮官は数々の質問に答えた。 ✅ インテル戦への感情について 「今この瞬間、これは私にとって普通の試合ではない。でも試合が始まれば普通の試合だ。試合中に相手ベンチの監督のことを考えることはない。キヴは今も私の仲間の一人で、彼がここまで成し遂げていることを心から嬉しく思う。試合前後は挨拶する。でも試合中は……試合に集中する」 ✅ 中盤の台所事情について 「3人の出場停止については分かっている……この対戦相手でこの状況になるよう組み合わせが決まった。選択肢は3つも4つも5つもある。ここで全部話すこともできるが、何も言わない」。スタメンやシステムの詳細は最後まで明かさなかった。 ✅ 「naïf」発言について 「文化の問題でもある。『naïf』という言葉が批判と受け取られたかもしれないが、そういう意味ではない。マドリーの選手たちは倒れてもすぐ立ち上がる──それを正直さとして述べただけだ。批判ではなく、事実の描写だ。明日の試合を見れば、私が何を言いたかったか自然と分かるはずだ」 ✅ チャンピオンズリーグへの思い 「ベルナベウでチャンピオンズリーグを制したこともあれば、PK戦で準決勝を落としたこともある。でも今はそれを考えていない。明日は勝ち点全てを争う試合でも、ノックアウトラウンドでもない。だが明日の試合は明日の試合で、1ポイントが貴重だ。インテルも勝ちを狙ってくる」 ✅ ベティス戦後のチームの状態 「私が見たかった姿で見られた。試合直後はロッカールームで消耗しきっていたが、日曜の練習では回復してきて、今日は完全に普通の状態だ。分析すればするほど、あの試合で我々は良いプレーをしていたという確信が強まる。明日は中盤に問題を抱えているが、戦って結果を出す」 ✅ 明日の試合で何を求めるか 「勝ちたい。ベティス戦のように良いプレーをして負けるのは嫌だ。勝ちたい。今季のチャンピオンズリーグはリーグ方式で8試合を戦う。そのうちの1試合として孤立させて考えたい。残り7試合のことは今は考えない。勝ちたい」 記者会見にはエムバペも登場。インテル戦前日として異例の大注目の会見となった。

AS2026年9月6日

【コラム】エムバペの暗黒の夜、歴史的名勝負の記念日に今季初黒星

スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロのコラム。 ✅ 今季初の躓き モウリーニョのマドリーは開幕から絶好調だった。エムバペは量産体制でゴールを重ね、守備陣も安定していた。このまま何ヶ月も負けないのではという空気すらあった。しかし最初の本格的な遠征、ベティスサポーターで埋まったラ・カルトゥーハ・スタジアムで、初めてバナナの皮を踏んだ。 マヌエル・ペレグリーニのベティスへの敗戦は、純粋なフットボールの内容という意味では不当だと思う。だが、この2シーズン繰り返されてきた「混乱した夜に崩れる」というパターンの脆さと感情的な不安定さを映し出してもいる。フットボールはシンプルだ。決定機は決めなければならない。エムバペは説明のつかない形で前に立ちはだかる壁となった。前半だけでGKなしの状態から2度立て続けにシュートを放ちながら、いずれも相手DFに当てた。そのエムバペがPKまで外した。 モウリーニョは交代で流れを変えようとしたが届かなかった。エスピが鮮やかなゴールを決めたが、VARがその前のオフサイドを拾い取り消された。PK再キックの可能性にも縋りたいところだが、認められなかった。アルバロ・バジェスが神がかり的な出来を見せ、途中出場のパロットが血に刻まれたかのようにゴールを嗅ぎつけた。誰もこの結末を予想していなかった。 ✅ 兄弟クラブの絆 フラン・ガルシアとセバージョスが加入したベティスは、マドリーから見ても親しみのあるクラブだ。歴史をたどれば両チームのユニフォームを着た選手は数えきれない。ラファエル・ゴルディージョ、セルヒオ・カナレス、ディエゴ・ジョレンテ、イスコ……長い列が続く。いつまでも続く縁だ。 ✅ 歴史的記念日 試合が行われた9月4日は、1960年の同日にベルナベウで行われた伝説の一戦と重なる記念日だ。 マドリー対ペニャロール──バルベルデが幼少期を過ごしたウルグアイの名門──によるインターコンチネンタルカップ決勝。モンテビデオでの第1戦は0-0に終わり、ベルナベウで全てが決まる90分に、12万人以上がチャマルティンに詰めかけた。 プスカスが2ゴールを叩き込み、ディ・ステファノが続き、ヘントが伝説のチップシュートで止めを刺した。ウルグアイ人スペンサーが1点を返したが、5-1の圧勝。当時のマドリーは誰も近づけない皇帝だった。 今夜のラ・カルトゥーハ・スタジアムで、同じことは言えないが。 ✅ ベティスの粋な計らい 試合前のピッチにスペイン国旗とセウタの旗が敷かれた。苦境に立つセウタへの連帯を示したベティスの姿勢に拍手を送りたい。リーガ全クラブに広がることを願う。

MARCA2026年9月6日

BMV今季初の無得点──エムバペはPK含め決定機を全て外す

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーの3トップ、ベリンガム・エムバペ・ヴィニシウス(通称BMV)が今季初めて沈黙した。チャンスがなかったわけではない。クロスバーやポスト3本、外したPK、そしてアルバロ・バジェスの超人的なセーブに何度も阻まれ続けた。特にエムバペは考えられるあらゆる形でゴールを奪えず、94分のPKをアルバロ・バジェスに止められて締めくくった。直後に再キックの機会を得られそうだったが、主審エルナンデス・エルナンデスはそれを認めなかった。 ✅ エムバペの夜 前半の決定的な1対2の場面を筆頭に、エムバペはいくつも明確なチャンスがあった。しかしアルバロ・バジェスとDFに阻まれ続けた。アルバロ・バジェスはベリンガムとエスピの良質なヘッドも弾き出し、自身のキャリア最高レベルと言える夜を演じた。エスピはアディショナルタイム近くにゴールを決めたが、オフサイドで取り消された。これら2つの判定は今後しばらく議論を呼ぶだろう。 ✅ 疲れが見えたベリンガム ベリンガムはほぼ試合開始から疲弊しているように見えた。ラ・カルトゥーハの猛暑が影響していたようだ。走り続ける姿勢はあったものの、序盤戦での鋭い輝きは影を潜め、アルバロ・バジェスとクロスバーだけが彼のゴールを防いだ。 ✅ ベジェリンに手を焼いたヴィニシウス ヴィニシウスはベジェリンとの対決で大半を制された。それでも諦めない姿勢がPKを引き出し、前半にはチームの鋭い崩しからクロスバーを叩くシーンもあった。 今季は開幕からプレシーズン6試合を含めて無得点なしできていたBMVだが、よりによって今季最大の試練となった初の本格的な上位対決で初めてゼロに終わった。問題はこの直後にCLデビュー戦を控えている点だ。3人の出場停止者を抱える状況で、火曜日に攻撃陣がそれを補えるかが問われる。

AS2026年9月5日

【マッチレポート】ベティス1-0マドリー:パロットが決勝弾、エムバペはPK含め決定機を全て外す

スペイン紙『AS』が伝えた。 マドリーの無敗街道に幕が下りた。セビリアでの暑い夜は、エムバペにとっても暗黒の夜となった。エリア内でこれほど精彩を欠いたのは久しぶりだ。チャンスを何度も外し、アディショナルタイムのPKまで失敗する最悪の結末。消えたのはエムバペだけではない。ベリンガムも影が薄く、ヴィニシウスは相手DFベジェリンに完封された。ベティスはいくつもの嵐をしのぎ、セットプレーから適切なタイミングでゴールを奪った。 ✅ 手ぐすね引いて待っていたベティス ラ・カルトゥーハは二重の緊張感を持って試合を迎えた。レバンテに大敗した後であること、そして締め切り直前に加入したセバージョスが招集外となったことで、サポーターの不満がくすぶっていた。それでもマヌエル・ペレグリーニは路線を変えなかった。守備陣はレバンテ戦から1人替えるのみ(バルトラに代えてジョレンテ)で、イスコをロドリゴ・リケルメに代えて起用した。代償として非対称な布陣になったが、魔法使いを一人加えた。 モウリーニョはカマヴィンガとバルベルデの中盤コンビを維持。それ以外はほぼ通常運転で、ダンフリースがトレントに、コナテがリュディガーに、ギュレルがブラヒムに取って代わった。ベリンガムとの共存で「占領軍」が再結集。モウリーニョは今のところ、ベリンガム・エムバペ・ヴィニシウスの3枚を全試合スタメンで使い続けている。誰もこの3人に近いものはなく、リーガは100ポイントペースと見ている。だがラ・カルトゥーハでは3人とも声が出なかった。 ✅ バジェスの決定的な活躍 序盤からベティスはプレスをかけた。ボールの空気が足りないというマドリーの抗議もあり、開始5分で3球が交換された。その組織的な圧力がマドリーのビルドアップを遅らせた。やがてマドリーが試合を支配し、スコアに刻む機会も2度あった。どちらもギュレルが起点だ。1本目はハイセンがゴール前で合わせたが、バジェスが電光石火のセーブ。2本目はヴィニシウスがポストを直撃した。 アントニーとクチョ・エルナンデスがカウンターで脅かしたが、マドリーはテンポよく素早い展開を見せていた。イスコが入ってベティスが息を吹き返し、左サイドのアントニーがククレジャを苦しめた。ベリンガムとヴィニシウスは消え、エムバペもゴール前で2度のシュートをナタンとバルトラに連続ブロックされた。バジェスはさらにベリンガムとハイセンのヘッドも弾き出した。すべてギュレルが演出したチャンスだった。ジョレンテが鼻骨骨折の疑いで退場するアクシデントがあったが、ベティスは前半を無失点で折り返した。 ✅ PK失敗で止めを刺せず 後半はエルナンデス・エルナンデスがギュレルへの2枚目警告を見送る判定から混乱が始まった。1枚目が厳しすぎたと考えたのかもしれない。その後イスコが1時間でガス欠、フォルナルスが司令塔の役を引き継いだ。 モウリーニョはトレント、ベルナルド・シウバ、そしてディオマンデを同時投入。加入来ずっと出番を少しずつしか与えられていない大型補強だが、この日も30分で見せ場はなかった。最も明確な決定機はまたエムバペで、ハイセンの鋭い縦パスから1対1になったが、コントロールが乱れシュートはバジェスに防がれた。 マヌエル・ペレグリーニはパロットを投入した。昨季オランダの🇳🇱AZで31ゴールを挙げたアイルランド人FWだ。クチョ・エルナンデスとの交代だったが、結果的にこれが当たった。クルトワがナタンのシュートをセーブしたこぼれ球に、誰よりも速く反応したのがパロットだった。そのまま押し込んでベティスに3点をもたらした。 土壇場でモウリーニョはエスピを投入。アクロバチックなゴールを決めたが、オフサイドで取り消し。終盤のVARの一コマだった。さらにナタンがヴィニシウスへのファウルでPKを与え、エムバペが蹴ったがバジェスがセーブ。バルトラがキック前にエリア内に入っていた疑惑も残るが判定は覆らず。エスピのヘッドも防がれ、マドリーは結局巻き返せなかった。

AS2026年9月5日

【採点】ベティス戦:ギュレルが圧倒的MVP、ディオマンデには厳しい現実──エムバペはPK失敗

スペイン紙『AS』が伝えた。 今節の主役はギュレルだった。このレベルを維持する限り、先発固定は揺るぎない。それはすなわち、ディオマンデがスタメンに割り込む道が一段と険しくなることを意味する。クラブ史上最高額の1億2500万ユーロで獲得した選手だが、全員は入れられない。現状のあの位置でギュレルを外すのは考えられない。一方でハイセンは着実に成長を示し、ベリンガムも力強さを保った。ヴィニシウスとエムバペには冷たい印象が残る一夜となった。 ✅ スタメン採点 🧤 クルトワ:6点 仕事量は少なかった。サイドからのクロスと数本のシュートで大きな苦労はなし。足もとの技術も安定。失点場面ではビッグセーブを見せたが、こぼれ球は防げなかった。 🔵 ダンフリース(64分交代):6点 守備の負担が少なかった分、いつもより前に出られた。力強さと存在感は示したが、決定的な局面での影響力は物足りなかった。 🔵 コナテ:6点 後半に不用意なファウルで警告を受け、終盤のデュエルでやや慎重にならざるを得なかった。ただ全体的には安定。ハイセンにボール出しを任せながら落ち着いてこなした。 ⭐ ハイセン:8点 素晴らしい試合だった。守備での安定感はもちろん、前半にバジェスのビッグセーブを引き出したゴール前のシュートとバーを叩いたヘッドと攻撃でも存在感。ベティスのプレスをかいくぐるビルドアップでも冷静さを発揮した。上昇中であることを証明した。 🔵 ククレジャ(88分交代):7点 守備で完璧、攻撃でも連携面で貢献。ヴィニシウスのサポート役に徹する姿勢を貫いており、左サイドから自ら仕掛けるシーンは少ない。その牙を活かせていない面もあるが、現状はそういう役割だ。 🔵 バルベルデ(82分交代):4点 ベルナルド・シウバ不在のため、いつもより低い位置での仕事が増えた。得意な相手陣地での縦への推進力が発揮できず、窮屈そうだった。最大の汚点は、パロットのゴール場面でマークを外したこと。失点の直接的な原因となった。 🔵 カマヴィンガ(64分交代):6点 全体的には及第点だったが、ここ数年繰り返してきた傾向が顔を出した。フェードアウトする場面、流れを切るミス、カウンターを招く不用意なプレー。致命傷には至らなかったが、求められる「一段上」のレベルには達しなかった。 ⭐ ギュレル(64分交代):9点 この試合のMVP。2枚目の警告圏内に入ったため交代となったが、それがなければ最後まで輝き続けたはずだ。3分の2のエリアでは存在を消しながら、裏への縦パスで局面を打開し、中盤で数的優位を生み出す。さらに全セットプレーのキッカーも担う。右サイド・トップ下・ボランチを同時にこなすような選手。このレベルを維持する限り、先発は確約される。それはディオマンデにとって壁が高くなることを意味する──これがレアル・マドリーだ。 🔵 ベリンガム:7点 前半のほうが切れ味があったが、後半も高水準を保った。前半はドリブルでの持ち上がりと縦パスで何度もチャンスを演出。ヘッドもバジェスに好セーブされた。相手に圧力をかけ続ける存在感は健在だ。 🔵 ヴィニシウス:5点 本来の水準には遠い。タレントの高さは別次元だが、今夜の存在感は薄かった。ほぼ空のゴールへのシュートを外し、エムバペへのラストパスも相手に当たった。エスピの「幻のゴール」を演出したクロスも実際はオフサイド気味だった。瞬間的な輝きはあったが、ガラクティコとして求められるものには届かなかった。 🔵 エムバペ:4点 今季最もインパクトの薄い試合。相手DFナタンの徹底マークに苦しんだ。ゴール前で複数回チャンスがあったが、いずれも決められず。重要なPKも失敗した。同点弾に関わった形になったが、夜全体の評価は低い。 ✅ 途中出場採点 🔵 トレント(64分〜):5点 右サイドの活性化を図って投入された。及第点。 🔵 ベルナルド・シウバ(64分〜):5点 マドリーがリードしていたわけではないが、流れを変えるには至らず。バルベルデをやや前に解放する役割は果たした。 🔵 ディオマンデ(64分〜):5点 15分間はほぼ消えており、パロットが同点に追いついてからの10分でようやく前に出てきた。しかし積極性はあっても精度に欠けた。まだ爆発には至っていない。 ⭐ エスピ(82分〜):7点 ゴールが認められなかったのは気の毒だ。難しい体勢からの曲芸的なボレーは、今季ベストゴール候補になり得る一撃だった。ゴール前の「詰め役」として、難局を打開できる存在感を改めて示した。 🔵 カレーラス(88分〜):採点なし 終盤にけいれんが出たククレジャに代わって投入。目立ったプレーはなし。

MARCA2026年9月3日

ディオマンデ「ヴィニシウスとエムバペがいれば、自分のレベルを上げるしかない」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーの新加入選手ヤン・ディオマンデが、レッドブルのアスリートとして初のインタビューに応じ、コートジボワールの首都アビジャンの路上からベルナベウのロッカールームに至る目まぐるしい歩みを振り返った。 ✅ アビジャンの原点 「アビジャンで育つということは、フットボールがすべてだということだ。まともなスパイクもコートもない。見つけたどんな地面でも、ただサッカーへの愛のためにボールを蹴っていた。あの飢えと喜びは今も変わらない。今の自分のプレーの根底にある」 ✅ 15歳でアメリカへ プロへの夢が具体的になったのは、英語も話せないまま15歳で渡米してからだ。「夢はずっとあったが、フロリダのDMEアカデミーに入ってヨーロッパのスカウトが目を向け始めたとき、現実として見えてきた。最初はコミュニケーションが取れず、何もかもが違った。でもサッカーが僕の言語だった。チームメイトがピッチの内外で居場所を見つける手助けをしてくれた」 ✅ ライプツィヒで開花 ブンデスリーガのRBライプツィヒでの経験が飛躍の舞台となった。「最初のフルシーズンでブンデスリーガのベストルーキー賞を獲得したこと。家族と僕が積み重ねてきたすべての犠牲が報われた証だった。ライプツィヒは毎週、最高レベルで戦う術を教えてくれた。コーチングスタッフはゲームのあらゆる細部を磨くことを求めた。あのシーズンが、マドリーで必要な自信とメンタリティを与えてくれた」 ✅ 幼い頃からの夢が現実に 「幼い頃からの夢が叶うということ。ずっとそのために働いてきた。このクラブで自分の章を書き、勝利に貢献できることが楽しみでならない」 マドリー加入の前には、コートジボワール代表として初のワールドカップも経験した。「国を代表して世界の舞台に立つことで、最大の舞台には最大の平静さが必要だと学んだ。自分の準備を信じるしかない。そしてピッチの外では、その経験を国と家族と分かち合えたことは、一生忘れない宝になった」 ✅ バルデベバスで感じる衝撃 マドリーのトレーニングセンターに合流したディオマンデが驚いているのは、ヴィニシウスとエムバペをはじめとする新しいチームメイトのレベルだ。「信じられない。毎日の練習でバーがあまりにも高く設定されているから、自分のレベルを上げるしかない。彼らの動き方、考え方、毎日の準備の仕方を見るだけで学べる」 19歳のコートジボワール代表アタッカーは、この経験を最大限に活かそうとしている。ピッチを離れれば穏やかな性格で、根付きを大切にしている。「家族や友人と過ごすこと、音楽を聴くこと、アビジャンの家に電話すること。自分がどこから来たかとのつながりを保つことが、自分を地に足のついた状態に保ってくれる」

AS2026年9月3日

エムバペ誘拐計画で18歳が起訴──獄中から指示を出していた犯罪組織のリーダー

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス紙『Le Parisien』の報道に基づく。 Clément L.(18歳)という人物が、8月21日にナンテールで「組織的強盗」の容疑で起訴された。同人物は共犯者とともに、4月11日から8月19日にかけてパリ近郊の高級住宅地ヌイイ=シュル=セーヌで行われた連続住居侵入・誘拐計画の主犯格とみられている。計画にはキリアン・エムバペの誘拐・襲撃も含まれていた。Clément L.は起訴後に勾留・隔離され、共犯者は条件付き釈放となった。 ✅ 犯行の経緯 最初の実行に移された犯行は4月25日、パリ近郊・高級住宅地ヌイイ=シュル=セーヌにある時計職人宅だった。偽の配達員3人が空き箱を持って訪問したが、住人が罠と気づいて通報し、犯人は逃走した。 5月4日には同じ時計職人の店舗がパリで襲われた。拳銃を持った2人組が押し入り、計150万ユーロ相当の高級時計11本を奪った。犯人の1人はその後バイク事故で逮捕された。その後の捜査で、最初の訪問時に空き箱に残された指紋が決め手となり、主犯格のClément L.が特定された。 ✅ 獄中から指示を出していた 捜査が進む中で明らかになったのは、首謀者がセーヌ=サン=ドニ県のヴィルパント拘置所に収監中であったという事実だ。強姦と売春あっせんの罪で拘留中の状態で、携帯電話を通じて外部への指示を出し続けていた。 警察が押収した携帯電話からは、歌手・サッカー選手・著名人ら26人の住所リストが発見された。その中にエムバペの名前があり、「非常に裕福な標的」として、パリ訪問時を狙った強盗・誘拐が計画されていた。 ✅ 逮捕時の状況と本人の言葉 Clément L.は売春あっせんの疑いで裁判を受ける予定だった当日に逮捕された。過去には麻薬関連と強盗の前科もある。取調べでは「自分の行為が違法であることは分かっていたが、あくまで仲介役に過ぎず、首謀者ではない」と主張した。そして「夢はコックになることだった」と述べた。予審裁判所はすべての事実が解明されるまでの間、外部との接触を遮断した状態での勾留継続を決定した。

AS2026年8月31日

エムバペ、ゴールへの渇望──マドリー通算90得点、リーガ60得点を達成

スペイン紙『AS』のレアル・マドリー担当記者カルロス・フォルハネスが伝えた。 モウリーニョがエムバペと仕事を始めて以来、スーパースターへの賛辞は「規格外の選手」と呼ぶところから始まり、先週土曜日には「バロンドールは彼のものであるべきだ」という言葉まで発展してきた。キリアンはその期待を裏切っていない、まったく。レアル・ソシエダ戦で今季初ゴールを決め、マラガ戦でそれをさらに積み上げた。ピチーチとゴールデンシューを今すぐ手中に収めようとしており、何よりゴールへの渇望とプレーへの情熱が漲っている。まだ8月なのに…… キリアンにとって今季は多くのものが懸かるシーズンだ。個人の生産性を落とさないこと、そしてマドリーがチャンピオンズリーグとリーガという逃し続けてきた大きなタイトルを獲ること。しかし自分の仕事は早くも始めている。3試合で4ゴール(直近2試合に集中しており、休暇明けでリズムを掴んだことを示している)、シュートわずか15本。この時期とは思えない鋭い速さで何度も顔を出している。節目の数字も達成した──マラガ戦の3点目は、マドリーとしての90得点目、リーガでの60得点目となった。 ✅ データが証明する鋭さ Optaのデータによれば、2024-25以降でエムバペよりも多くのゴールを記録しているのはハリー・ケイン(62得点)だけだ。マラガもその餌食となり、プロキャリアでゴールを奪った90番目のクラブとなった。リーガに絞ると、対戦した23チームのうち22チームからゴールを奪っており、唯一エルチェだけが無傷のまま生き延びている──そのエルチェとは3節後に対戦する。 ✅ モウリーニョのマドリー2.0が確立するヒエラルキー 今のモウリーニョのマドリー2.0は、わずか3試合で主役たちの役割を明確に定めつつある。誰も誰かの仕事を踏み荒らさず、結果として流動的な攻撃が生まれている。ベリンガムがリズムを刻み、ヴィニシウスは守備とアシストに以前よりも精力的に取り組み、エムバペは……エムバペであることに徹している。ただし、より連帯感を持って。モウリーニョが言うように「彼は抜群に良すぎる選手だ」。キリアンは新監督が求める集団的な感覚を理解し、自分が最もよくできる方法──ゴール──でプロジェクトの最初の礎に貢献している。

AS2026年8月31日

レアル・マドリード 4-0 マラガ 選手採点──ベリンガム2発でリーダーの輝き、エムバペ今季4ゴール目

スペイン紙『AS』が伝えた。 ラ・リーガ第3節、レアル・マドリード4-0マラガ。ベリンガムの2ゴール、エムバペ、ギュレルのゴールで快勝した試合の各選手を採点する。 ▶ クルトワ マラガの数回の攻撃機会でもシュートはいずれも枠外に飛んだため、前半は介入不要だった。唯一の対応が求められた場面では安定感を示した。今季初のクリーンシート。 ▶ トレント ダンフリースとのポジション争いが刺激となり、初の先発起用で気迫を見せた。前半最も印象的な選手のひとりで、試合最初の決定機も彼からだった(惜しくも枠外)。エムバペの3点目をアシストし、前シーズン以上の積極性と闘志を発揮した。 ▶ リュディガー リーグ戦初先発で安定感を披露した。マラガが守備陣をあまり試さなかった面もあるが、コナテとハイセンの台頭でスタメン争いは激化している。 ▶ ハイセン 開幕からの好調な流れを継続。高い集中力を維持し、デュエルでの積極性がさらに増している。 ▶ ククレジャ ファンが待ち望んでいた初の先発起用で期待に応えた。ヴィニシウスとともに左サイドで脅威を生み出し、高いインテンシティのボール奪取でベルナベウを沸かせた。守備面での能力も十分に発揮した。 ▶ カマヴィンガ 素晴らしい前半だった。ボール奪取で激しく、ラインを破る縦パスが3点目の起点となった。時折判断に迷う場面があり、スタジアムにざわめきを生んだが、全体的には好内容だった。 ▶ バルベルデ チームのコントロールとバランスを担った。派手さはなかったが、試合のリズムを管理し、カマヴィンガとのコンビは機能した。 ▶ ブラヒム 目立つ場面は少なかったが、守備への献身度は高かった。前半終了間際に自陣から長い距離を持ち上がるドリブルを見せ、スタジアムから拍手を受けた。 ▶ ベリンガム マドリーのリーダーであることを全身で示した。抜群のフィジカルコンディションで、エリア手前から相手をかわして流し込んだ先制ゴールが試合を開いた。6分後、エムバペのシュートのこぼれ球に頭で反応し、DFが弾いたボールがGKに当たってゴールに吸い込まれた。後半序盤にも追加点に迫ったがポスト直撃だった。 ▶ ヴィニシウス 前半は前線の中で最も精彩を欠いたが、守備への献身度は高く、ククレジャの背後を何度もカバーした。後半は繰り返し仕掛けたものの最後のパスが不正確。それでも粘り強く挑み続け、最後はギュレルへのアシストをお膳立てした。 ▶ エムバペ 巡航速度に入れば誰も止められない。プレスで激しく追い、ベリンガム以外のほぼすべての攻撃的な脅威を生み出した。トレントの精巧なクロスを鮮やかに仕留め、今季4ゴール目。得点ランキング首位をキープしている。 ▶ ディオマンデ 交代出場でいくつかの場面でポテンシャルを発揮し、終盤にはエムバペへのアシスト一歩手前の場面もあった。 ▶ ベルナルド・シウバ 投入後、チームのゲームコントロールを安定させた。 ▶ ギュレル ヴィニシウスの素晴らしいアシストから最後のゴールを決めた。

AS2026年8月31日

マドリー、圧巻のリサイタル──ベリンガム2発、エムバペ、ギュレルが昇格組マラガを粉砕

スペイン紙『AS』が伝えた。 CLインテル戦など次の大一番が迫るなか、マドリーはまず昇格組マラガを相手に圧巻のショーを演じた。勇気ある姿勢で挑んだマラガは高い代償を払った。マドリーの主役たちには取り戻すべき借りがあり、急いでいる。ベリンガムがその筆頭だ。前節2アシストに続き、この試合では2ゴール(2点目はカルロス・プガの処理ミスも絡む)を決め、追い回し仕留める選手だと証明した。ワールドカップが1年目の輝きを彼に取り戻させた。エムバペは淡々と自分の仕事を続け、そのゴールがヴィニシウス・ジュニオールの本格覚醒を待つ時間を作っている。マラガは守りを固めず真っ向勝負に出たが、補強をほぼせず1部経験の薄い陣容ではこれ以上は望めない。ベルナベウは少しずつモウリーニョへの信頼を深めつつある。 18日間で5試合、最後はCLのインテル戦という過密日程。前2試合は同一先発を維持してきたモウリーニョも、この日は一気に5人を入れ替えた。ただし絶対的三銃士──ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペ──は不動のまま。この変更で夏のMVPだったアルダ・ギュレルはベンチへ。代わりについにククレジャが先発デビューを飾り、そのポジションは定位置化しそうだ。トレント、リュディガー、カマヴィンガ、バルベルデは今のところサブ組だが、シーズンが進めば変わるだろう。ディオマンデも再びベンチスタートだったが、その移籍金を考えれば遅かれ早かれ出番が増えるはずだ。 一方のフアン・フネス監督は前2試合からほぼメンバーを変えなかった。昇格という冒険をともに戦ったメンバーが揃い、ダビド・ラルビアやチュペテという1部でまだ真価が測られていない若手もいる。強い地元密着性、カンテラ主体の構成、外国籍選手1人、良い連係とセンスの良さ、そして8年間1部から遠ざかっていたとは思えない勇敢さが彼らの特徴だ。 ✅ ベリンガムが先制 マドリーの序盤の支配は中身が薄く、継続性に欠けた。こういった試合でスペースが少ない時に最も効果的なのはベルナルド・シウバとギュレルだが、後者はこの日ベンチだった。マラガは守備でも攻撃でも良い立ち上がりを見せ、ホアキン・ムニョスの場面が最初の決定機だったが、シュートは枠を外れた。 しかしマドリーは組織的な攻撃を必要としない。時折ソリストを解き放てば事足りる。最初に声を上げたのはベリンガムだった。ドリブルで仕掛けながらラストパスを探し、来なければ自らが突破という意志を貫き、ゴール前で低くクロスに流し込んだ。マラガはベリンガムがアンヘル・レキオの胸に手を当てたとしてファウルを訴えたが、過度に倒れたアンヘル・レキオも含めてVARも主審も問題なしと判断した。 先制点でマラガは崩れた。マドリーは勢いに乗り、サイドを絡めた攻撃と素早いボール奪取で2点目を奪った。エムバペが持ち出したこぼれ球をベリンガムが頭で押し込み、カルロス・プガが触ったものの掻き出せなかった。前半終了間際には、トレントの精巧なクロスをエムバペがほぼ地面をなめるようにボレーで叩き込んで3点目。マドリーが欧州で奪取直後に最も多くのチャンスを生み出すチームだという統計通りの内容だった。前半終了時点で勝負あり。 ✅ ディオマンデ登場、ギュレルが締める 後半もマドリーは緩めなかった。ベリンガムが左足の強烈なシュートを放つもポスト直撃。その追い風に乗ってディオマンデが登場し、スタジアムは彼を心待ちにしていた。最初のプレーで3回のドリブルを披露。移籍金がいくらであれ、マドリーは誰も待たないということを彼自身がよくわかっている。 すべてが決した後、マラガはフアン・クルスの遠目から鋭い一撃でゴールに迫る場面を作るなど面目を保とうとした。主審ムネラがディオマンデのハンドを取ってPKを宣告したが、VARが取り消した。エネルギーをセーブするマドリーは最後、ヴィニシウスのアシストからギュレルが締めくくり、さほど目立たなかったヴィニシウスにとっても悪くない幕引きとなった。

MARCA2026年8月31日

エムバペとエステル・エクスポシト、手をつないでマドリーを散歩──「C・ロナウドとジョルジーナに最善を」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 エステル・エクスポシトとキリアン・エムバペは、ますます公の場への露出を増やしている。スペイン人女優とレアル・マドリードのFWは、8月29日(土)の夜、マドリーの街中で夕食をともにし、特に仲睦まじい様子を見せた。 これまでプライベートな関係をなるべく表舞台から遠ざけようとしてきた二人だが、その慎重な姿勢を少しずつ手放し始めているようだ。手をつないで歩く姿は自然体そのもので、新たな公の場での登場はあらためて二人の関係に注目を集めた。 レストランを出る際も再び手をつないで姿を現した。数か月間、うわさと一定の沈黙に包まれてきた二人の関係に、変化が訪れていることを象徴するシーンだ。 エムバペはメディアの質問にも短く答えた。クリスティアーノ・ロナウドとジョルジーナ・ロドリゲスの結婚式について問われると、「二人にとって最善を」と一言だけ祝福の言葉を送った。 7月には、エクスポシトが交際に関するデマや加工された画像の拡散を公に非難し、法的措置も辞さない構えを示していた。 しかし今、二人の最近の姿は新たな局面を示しているようだ。大げさなジェスチャーや声明は必要ない。エステル・エクスポシトとキリアン・エムバペは目を引く姿で街に現れ続け、もはや陰に隠しておくことが難しい関係の歴史を積み重ねている。

MARCA2026年8月29日

モウリーニョ、エムバペのバロンドール受賞を主張──「今夏、歴史を作った選手が誰かは分かっている」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 モウリーニョ監督は2026年のバロンドールを誰が受け取るべきか、明確なビジョンを持っている。名前こそ出さなかったが、指揮官はそのタイトルをチームの一員、すなわちキリアン・エムバペのために求めた。 「個人にとって非常に美しい賞だ。特定の選手の個人史に刻まれる。このレベルの選手が10数人いて、うちには3、4人いる。この野心があるのは当然だ。私にとってバロンドールは、引退した後も永遠に惜しまれる選手に与えられるべきものだ。マラドーナ、ロナウド、ロナウジーニョ、クリスティアーノ、メッシ、ジダン、マテウス……みんなが恋しい。CLを制したからバロンドールを与えることはできない。CLを称えたいなら、最優秀監督賞をルイス・エンリケに与えればいい。スペインなら、デ・ラ・フエンテが間違いなく値する。それは偉大なオマージュだ。だが世界最高の選手の話となると、PSGでも、スペインでもない。2人か3人か4人、私たちは誰なのかを知っている。彼らがどこにいるかも分かっている、ここだ。今夏、個人として歴史を作った選手が誰なのかも分かっている。バロンドールには政治的な側面がある。もしそこに政治が入るなら、私は好きではない。私のバロンドール観はもう皆が知っている。スペインやPSGで作り上げるものではない。そこにはルイス・エンリケやデ・ラ・フエンテがいる。最高の選手は別の人物だ」。 「今夏、個人として歴史を作った選手」という言葉は、先週水曜日のベルナベウでのエムバペに関する質問への答えでも使っていたフレーズだ。その主張を支えるデータは反論しにくい──前回ワールドカップ以降、マドリーの10番は3大会にわたって22試合22ゴールというコンペティション最多得点を記録している。 ✅代表ウィークへの懸念 記者会見ではナショナルチームについても踏み込んだ発言があった。「代表の試合は心配だ。時間が長い。代表に行って試合に出る選手より、招集されながら出場しない選手の方がずっと心配だ。アンチェロッティとの関係があるので状況は把握できるし、データも共有できる。カルロとの間は問題ない。だが信頼や友情のない監督の場合、選手が3週間離れるのは非常に複雑だ。選手と所属クラブへのリスペクトを信じるしかない。大げさにはしたくない。代表で負傷して、クラブに戻ってからトレーニングのリズムを崩し、数週間後に怪我をするケースが多い。それが現実で、どうにもならない」。 ✅その他の注目発言 ククレジャのスタメン起用を発表したこの会見では、他にも注目のコメントがあった。エンドリッキについては「ベティス戦で出場できるかもしれない」と復帰が近いことを示唆。チュアメニには「感情をコントロールしてほしい。出たり引いたりをしてほしくない」と慎重な姿勢を見せた。前任者アルベロアについては「下の組織(カンテラ)でとても素晴らしい仕事をした。上のレベルとなると話は別で、簡単ではない状況だった」と評した。 最後は先発メンバーの情報管理についても言及した。「明日の試合の1時間半前まで相手が先発を知らなければ、その方がいい。ただ今日(情報が)出ても劇的ではない。問題は大きな戦術的変更がある時だ。3バックとか、エスピとキリアンが並ぶとか。マラガの監督が想定しない何かをやる場合は別だが、カレーラスかククレジャかの違いは心配していない」。

MARCA2026年8月29日

エムバペ、11月2日が「期限」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 キリアン・エムバペにとって、11月2日という日付が一つの境界線となっている。2011年11月2日、クリスティアーノ・ロナウドはリヨンのスタジアムでレアル・マドリードとしての通算100ゴールを記録した。白いユニフォームを着て3シーズン目、監督はモウリーニョ、そして試合数はわずか105。このクラブ史上最速記録はすでに追えない水準だが、エムバペにはもう一つの挑戦が残っている。クリスティアーノが100ゴールを刻んだ11月2日という象徴的な日付までに、自らも100ゴールへ到達できるかどうかだ。残された時間は2か月余り。 マドリーに加入してから、エムバペのゴール量産ペースは目を見張るものがある。1年目は白いユニフォームで44ゴール(リーガ31ゴール)を記録し、ゴールデンブーツを獲得した。しかし個人の輝きはチームの結果に結びつかず、CL準々決勝敗退、リーガとコパ・デル・レイ決勝でのバルセロナへの敗戦という失意のシーズンに終わった。それでも、クリスティアーノが1年目に刻んだ33ゴールと比較すれば、エムバペの数字の重みは際立つ。 2年目は波乱の幕開けだった。シャビ・アロンソ監督体制でスタートしたエムバペは深刻な胃腸炎に苦しみ、体重を落とし、クラブワールドカップへの合流が遅れた。しかしエンジンがかかってからは嵐のような活躍を見せ、リーガ8試合連続ゴールを達成し、クリスティアーノの年間最多記録に並ぶ59ゴールを記録した。それでも春に訪れた低迷期と1月から抱えていた膝の問題が重なり、アルベロア監督体制へと移行するなかで再び失意のシーズン末を迎えた。4大会合わせて42ゴールと個人成績は申し分なかったが、タイトルはなし。ゴールデンブーツ連覇も逃したものの、ピチーチ2連覇は達成した。 ✅あと11ゴール、あと12試合 レアル・ソシエダ戦のハットトリックで通算89ゴールに到達したエムバペ。クリスティアーノが100ゴールを達成した時点と同じ105試合を消化しているが、ゴール数はあと11点届いていない。11月2日までの残り試合はリーガ9節分とCL3節分の合計12試合。12試合で11ゴールという要求は並大抵ではないが、彼のゴール感覚があれば不可能な数字でもない。 スケールを理解するには1年前を振り返るとわかりやすい。2025年9月16日、エムバペはCLでマルセイユ相手に2ゴールを決め、通算50ゴールの壁を破った。それからわずか12か月で100ゴールの扉の前に立てるとしたら、その貪欲さの凄まじさが伝わる。11月2日がゴールラインとして待ち構えている。果たしてエムバペはそこまでに記録を塗り替えられるか。

AS2026年8月29日

ヴィニシウスの「リセット」──エムバペとベリンガムの時代に、新たな自分を見つける

スペイン紙『AS』が伝えた。 新シーズン、新生ヴィニシウス。それは外見だけでなく、内面においても。長引いた契約交渉に終止符を打ち2032年までの延長に署名したブラジル人は、白いユニフォームをまとう9年目のシーズンへと突入した。ただしその役割は以前と異なる。もはや唯一のリーダーでも、プロジェクトの中心軸でもない。今やベルナベウの銀河で最も輝く星はフランス国籍とイギリス国籍を持つ──エムバペとベリンガムだ。両者はモウリーニョ体制において最重要人物として位置づけられており、リーガ開幕2節でその存在感を証明してみせた。 エスパニョール戦では5番ベリンガムが頭で先制点を奪い、1年目を彷彿させるゴールを決めた。4日後のレアル・ソシエダ戦では、ヴィニシウスが2アシストと圧巻の身体能力でチュリ・ウルディンを粉砕しベルナベウの喝采を浴びた。7番エムバペは今季の個人スコアをハットトリックで開いた。 こうした状況の中、ヴィニシウスに残された選択肢は新たな役割を受け入れることだ。実際、契約延長に合意した時点でその覚悟はできていた。マドリーの7番は、自身の最高のパフォーマンスを取り戻すためにはチームメートとの比較から解放される必要があることを理解している。そしてまさにそれを実行している。 ✅ブーイングと拍手の間で ヴィニシウスとマドリディスタの関係は、良好とは言えない状況が続いている。ここ数か月、両者が共有してきた一体感は、チームと個人の物足りないパフォーマンスによって傷ついてきた。さらに契約更新をめぐるサスペンスが火に油を注ぎ、サインによって一時は収まったかに見えた炎が水曜日に再び燃え上がった。過去に何度か鳴り響いたベルナベウのブーイングが再浮上したのだ──ただしそれはすぐに消えた。 ソシエダ戦でゴールとアシストで試合を決定づけると、ベルナベウのスタンドには再び拍手が戻ってきた。モウリーニョ監督は経験に基づく判断で、ヴィニシウスをすぐさまピッチから引かせ、ファンからの歓声を浴びさせた。試合後、指揮官はこう語った。「ゴールなしに、あのポジティブな感情なしに、ヴィニを交代させることは絶対になかった。ゴールの後に替えるのが良いと思った。ファンの愛情を感じさせるために替えることが大切だった」。 モウリーニョ監督は、チームの多くの野望がヴィニシウスの最高のレベルを取り戻すことにかかっていることを知っている。だからこそヴィニシウスは新たな役割を受け入れ、再び輝くためのリセットを選んだ。

AS2026年8月28日

エムバペ、バロンドールへ照準──チームワークが個人タイトルへの道を開く

スペイン紙『AS』が伝えた。 キリアン・エムバペは今シーズンの開幕から、相手ゴールへの情熱が健在であることを証明している。ワールドカップ史上最多得点者にして、スペインリーガ2年連続ピチーチのフランス人FWは、レアル・ソシエダ戦でも貪欲にゴールを求め続けた。大きなタイトルとはまだ縁遠いエムバペだが、ベルナベウで行われた今季ホーム初戦でその諦めない姿勢を見せつけた。 ハットトリックにより、エムバペは再び最前線に立った。ワールドカップでは無敵のスペイン代表に阻まれ決定的な一撃を放つことはできなかったが、昨季は58ゴールを記録。レアル・マドリードとの44試合で42ゴール、代表ユニフォームで残り16ゴールを決め、大会のゴールデンブーツも獲得した。 エムバペと白いロッカールームのメンバーたちは、タイトルや個人賞のためにはチームプレーしかないという真実を理解した。モウリーニョ監督がそれをグループ全体に浸透させており、選手たちはその最重要キーワードを取り戻したように見える。かつての確執は消え、ここまでの2試合の公式戦で見せた連係がそれを証明している。多くを物語る抱擁、そして指揮官がパリ・サンジェルマン出身のエムバペに対して公の場で示してきた絶大な信頼感。 エムバペ自身が最初に気づいた──ゴールを積み重ね、念願のバロンドールへ近づくためにはチームの力が必要だということを。明確な優勝候補不在の中、フランス人ストライカーは受賞者を決める審査員たちを最後まで説得するため、腕を下ろすつもりはない。 2か月後の10月27日、ロンドンで開催される授賞式で、デンベレの後継者の名が明かされる──もしフランス人が世界最優秀選手の称号を防衛できなかった場合の話だが。本来、受賞者は7月19日までの実績が評価対象とされるが、今シーズンの開幕での活躍も、受賞者を決める世界100人のジャーナリストに印象を残すことになるだろう。 CL優勝か、ワールドカップか、シーズン全体の実績か、今季の滑り出しか──クラブと代表で獲得したタイトルか。100人のジャーナリストが投票する明確な基準は存在せず、エムバペの名はロドリ、ケイン、ファビアン・ルイス、ラミン・ヤマルらとともに候補筆頭として挙がっている。全てが加点・減点の材料になるが、絶対的な決定打は存在しない。今大会の結果から言えば受賞者はワールドカップ優勝国の選手から出るべきとも言えるが、2010年はワールドカップ優勝が決定的な要因にはならなかったことも覚えておきたい。近日中にフランス・フットボール誌が30人のノミネートリストを発表し、そこから最終的な受賞者が決まる。

MARCA2026年8月27日

「BMV」全開──ベリンガム主導、エムバペ3発、ヴィニシウスも躍動

スペイン紙『MARCA』が伝えました。 ベルナベウでの今季初ホームリーガ戦で、レアル・マドリードの攻撃陣が弾けた。モウリーニョ監督が先発させた全アタッカーが輝いた、申し分のない夜だった。先頭に立ったのはジュード・ベリンガム。ゴールこそなかったが、ピッチに立った約80分間でほぼ完璧なパフォーマンスを披露した。エムバペはハットトリックを達成し、ヴィニシウスもイングランド人からのプレゼントに感謝してリーグ戦初ゴールを記録した。 キリアンとヴィニシウスの連携がこの夜最大の見せ場を作った。ヴィニシウスがスルーパスを供給し、エムバペがそれを余裕をもって仕留めた4点目。その前には、2-1となった場面でベリンガムがエムバペをアシストし、さらに3点目ではヴィニシウスへのパスも決めていた。ソシエダが対抗できたのは前半のみで、試合の行方はそこで事実上決着していた。 2アシストを記録したベリンガムにとっても幸福な夜だった。マドリードでの1年目に見せた鋭さと自信を取り戻しているかのようだ。広い行動範囲を持ちながらも常にペナルティエリア周辺に顔を出し、試合が決着するとモウリーニョ監督が交代を告げた。スタンドからは惜しみない拍手が贈られた。 エムバペが先制点を決めたのは前半終了間際。バルベルデが相手ラインを突破するドリブルでエムバペとGKレミロのマンマーク状況を作り出し、エムバペはカットインから左足で上段隅に叩き込んだ。3ゴールを手に帰宅したが、さらに増やせるチャンスもあった。すでにリーガ得点ランク首位(ピチーチ)に立ち、2024年の加入以来その座を守り続けている。コルネジャほど多くの決定機があったわけではないが、最高の選手でさえ照準を合わせるまでに時間が必要なことはある。 ヴィニシウスとの連携も機能した。過去のシーズンでは多くの試合で疑問符が付いていたブラジル人ウインガーだが、この夜は3人の中で最も控えめながら十分以上の内容を披露した。ドリブルよりもパスでアクセントをつけ、さらにゴールという結果まで出してみせた。 ディオマンデにはほとんど出番がなかった。コートジボワール代表は純粋な序列の問題からスタートするハンデを背負い、高額の移籍金という重荷を抱えながら適応プロセスを歩んでいる。しかし今は、ジュード、ヴィニシウス、キリアン──モウリーニョ監督が心ゆくまで楽しめる豪華なトリオが揃っている。

AS2026年8月27日

エムバペ、ワールドカップモード全開──ピチーチ3連覇へハットトリック発進

スペイン紙『AS』が伝えた。 「このタイプは信じられない」──偉大なスターや選手たちと仕事してきた監督に、そう言わせるのは難しいはずだ。しかしエムバペはそれを成し遂げた。モウリーニョ監督と共に働き始めて2週間半、指揮官はこの新たな教え子への賞賛を止めることができない。 17日間で、エムバペはシャルケとの親善試合で6分足らずで今シーズン初ゴールを記録。ベルナベウで初めての公式戦となった第2節では、LaLigaで7ゴールを献上し"お気に入りの獲物"となったレアル・ソシエダを相手にハットトリックを達成した。すでに得点ランク首位に立つキリアンは、記録への道をまた歩み始めた。ピチーチ3連覇というハットトリックへの道だ。 シーズン開幕はエムバペの最高の姿を取り戻させた。ワールドカップ時代の──同大会史上最多得点者としての──姿を。不振と負傷に苦しみながら先シーズン終盤を過ごした選手の面影はない。休暇から戻ったのは記録のキリアン。2025年に59ゴールを決めクリスティアーノの年間最多記録に並んだ男、マドリーでの最初の2シーズンをいずれも40ゴール以上で締めた男だ。わずか40分でマドリスタとして6度目、キャリア通算25度目のハットトリックをマーク。巧みなターン、ベリンガムとの壁パス、ヴィニシウスの絶妙なアシスト……白いユニフォームでのゴール数はすでに89を数える。 「彼はワールドカップで最多得点を記録した選手だ。その歴史を作った。しかし今は、レアル・マドリードで新たな歴史を作ることへの猛烈な飢えを感じている」とモウリーニョ監督は語った。実際、指揮官はベルナベウの喝采をあえて与えず、試合終了まで彼をピッチに残し続けた。理由はシンプル──まだ貪れると見ていたからだ。「4ゴールを決めてくれると期待して、90分間ピッチに残した」と説明した。W杯後に遅れて合流したにもかかわらず、エムバペはリーガ開幕の2節を全て出場している。 ✅点取り屋・キリアン 開幕2節を終えた時点で、エムバペはリーガ最多得点者であるだけでなく、シュート数でも他を圧倒している。18本を放ち、他のどの選手の2倍以上だ。ミカウタゼ、アンドレス・マルティン、アントニー、イ・ガンインはそれぞれ9本にとどまる。昨シーズンも144本のシュートでラミン・ヤマルに30本の差をつけ、その前のシーズンも163本でヤマルを23本上回り、2年連続で最もシュートを放った選手となっている。 これだけの数字があれば、チームメートがエムバペを探し続けるのは当然だ。ソシエダ戦で4点目を演出したヴィニシウスは、両者がマドリーで重なって以来の全公式戦で13アシストを記録し、最大の共闘者となっている。ベリンガムは2-1弾で通算8本目のゴールパスを供給。バルベルデは5本目。ギュレルはこの2年間で12回のキーパスを供給してきたが、今節は不在。それでもトルコ人はすでに開幕節でベリンガムにFKを届け、コルネジャでの先制点を演出していた。 「60かもしれないし、50かもしれない、40かもしれない、もう言えない」とモウリーニョ監督は慎重に口を閉ざした。「私はタイトルと共に40の方が、タイトルなしの60より好きだ。チームのために多く働きながら40ゴールの方が、自分のことだけ考えながら60ゴールよりいい。攻撃者によくある話だが。彼のことはとても満足している」。カウンターが動き始めた。どこで止まるのか、誰も知らない。

AS2026年8月27日

バルベルデ「エムバペには1000本のパスを──彼がゴールを決め続けられるように」

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・ソシエダ戦(4-1)後、キャプテンマークを巻いたフェデリコ・バルベルデがRMTV(レアル・マドリー公式TV)のインタビューに応じた。 ✅試合について 「チームがスイッチを入れて、強い気持ちでプレーしているのが見えた。最初のゴールの後に我慢が足りなかった部分がある──ボールを持って結果を守るべきだった。ハーフタイムの話し合いが良い効果をもたらし、後半は素晴らしかった」 ✅ハーフタイムの修正 「プレスに重点を置いた。調整を加えて、後半はずっとやりやすくなった」 ✅エムバペについて 「エムバペを楽しまないといけない。ゴールをたくさん決められるように、快適でいられるように、幸せでいられるように──1000本のボールを渡さないといけない。今日やったことは、1年を通してずっとやり続けることだ」 ✅キャプテンとして 「信じられない、忘れられない日だった。家族もここにいて、すごく感動してくれた。でも大事なのは勝つことで、それができた」 ✅ベルナベウへの帰還 「選手全員がここでまたプレーしたくてたまらなかった。ファンに勝利をプレゼントできた、それが一番大事なことだ」

MARCA2026年8月27日

モウリーニョ「エムバペは信じられないゲームをした、でもチームは常にチームだった」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督がレアル・ソシエダ戦(4-1)を終えてベルナベウの記者会見に臨み、圧勝を振り返った。 ✅試合について 「ソシエダはとても良いチームで、前半は難しい局面を作られた。20〜25分のところでクーリングブレイクがあれば話し合いたかった。不意をつかれた形だったが、相手はそれほど大きな危険は作れていなかった。それでも我々にとってはプレスをかけることが難しかった。後半に変化をつけた。目標物なしに闇雲にプレスをかければより複雑になる──落ち着いていることが大切だった。その落ち着きを保ち、後半は非常に非常に非常に強かった。個人について話すのは好きではないが、時にはやらなければならない──キリアンがやったことは……狂気の沙汰だ」 ✅エムバペとチームについて 「エムバペはゴール力と創造性を持っている。チームが苦しいとき、彼は下がってヴィニシウスやジュードとつながり、チームをゴールに近づけ、危険を作り出すことができる。彼が信じられないゲームをしたのは確かだが、チームは常にチームだった。チームとして素晴らしいゲームで、多くの個人が高い質を発揮した──ディフェンダー、センターバックも素晴らしいゲームを続けている。中盤のマシンたち、そして前線の選手たち。もっとゴールを決められたかもしれないが、前半の彼らのやり方を考えれば、4点を取られてホームに帰ることになった彼らにとっては悔しいはずだ」 ✅個人の質について 「我々が非常に高い質の選手たちを持っていることは隠せない。彼らはプレーし、働き、チームのために戦った。サポーターは前半の不満があっても、選手たちが本当に懸命に働いたことを認めてくれた」 ✅ベルナベウへの帰還について 「さらに美しく、さらに壮観だった。勝って帰ってくるのは最高だ。試合前は……長い年月が経つが、試合前のアドレナリンとともにいつも通り落ち着いていた。ロッカールームでも落ち着いて話し合った。監督として、そしてフットボールを愛する一人の人間として、楽しませてもらった」

MARCA2026年8月27日

エムバペ3発でソシエダに4-1──後半に本来の姿を取り戻したモウリーニョのマドリー

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョ率いるマドリーは過去の失点癖が足を引っ張り、ミスの許されない状況にある。バルサが開幕から堅固な戦いを見せているだけに、ベルナベウでの勝点確保は絶対条件だ。前半は精彩を欠いたが、後半は本来の姿──縦に速く、激しく、精確に──を取り戻した。エムバペを起爆剤にソシエダを打ち砕き、オジャルサバルが力尽きるまで抵抗を続けた相手を4-1で下した。 試合は地味な立ち上がりとなった。モウリーニョはエスパニョール戦と同じメンバーを並べた。ククレジャやディオマンデら今夏の目玉補強の起用を多くが期待したが、変化なし。スター性はモウリーニョ自身が放っており、先発発表の際に雷鳴のような歓声で迎えられた──花火まで打ち上がる演出だった。それでもマドリーは試合に入るのに時間がかかった。 ソシエダは新加入なしでベルナベウへ。ヘクトル・フォルトの獲得が試合数時間前に決まったが、スタメン入りは間に合わなかった。ミケル・オジャルサバルがチームを牽引し、ククレジャとともにマドリディスタからW杯チャンピオンとして称えられた。試合最初の決定機はソシエダから──久保の見事なフリックからエリア前でオジャルサバルが左足で低いシュート。クルトワが足でセーブする好反応で防いだ。 バルベルデのボール奪取からマドリーの最初の決定機が生まれた。エムバペがヴィニシウスにラストパスを出したが、レミロがクルトワに応えるセーブを見せた。リズムが落ちたところで今季初のブーイングが出た。セルヒオ・ゴメスのボレーがポストをかすめたのがきっかけだ。モウリーニョはすぐに5人をウォームアップに送り、サインを受け取ったチームは目を覚ました。バルベルデが突進し、エムバペへ対角線のパス。コントロールから左足でニアに突き刺す──待望の縦への崩し。しかしエムバペが続く決定機を仕留め切れないうちにソシエダが同点にした。コナテへのロングボールからオチエンが局面を作り、こぼれ球をスチッチが流し込んだ。カレーラスが絞り遅れた形だ。 ✅後半──エムバペが爆発 カレーラスはハーフタイムで退いてククレジャが入り、マドリーは強度を上げた。ギュレルがトップ下に入り、ベリンガムがやや後方でプレー。モウリーニョが動くとペッレグリーノ・マタラッツォ監督も動き、オジャルサバルを退かせた。2度目の大きな拍手が降り注いだ。バルベルデが縦にエムバペへ通し、エムバペとベリンガムの超高速のワンツーが生まれた──守備では対処不可能な連係。今度こそエムバペがクロスして2点目。ゴラッソだった。 ここでソシエダの抵抗は終わった。ククレジャで後ろが安定したマドリーはプレスを高め、右サイドでボールを奪ったダンフリースとコナテの圧力から3点目が生まれた。ベリンガムのシュートはブロックされたが、ベイティアがジュードにボールを奪われてヴィニシウスへお膳立て。ブラジル人がこの日の口座を開いた。続いてヴィニシウスの完璧な斜めパスがエムバペの動き出しにぴったりと合い、エムバペはレミロの頭越しにチップで4点目──鮮やかなゴラッソでディオマンデと交代した。ディオマンデは2本の素晴らしいドリブルを披露。カルロス・エスピーも85分に登場し91分に惜しいシーン。ブラヒムが決めたがオフサイド。4点にとどまったが、バルサの開幕得点まで1点差。モウリーニョのマドリーは戦う気満々だ。 【スタッツ】 マドリー 4-1 レアル・ソシエダ 得点:エムバペ×3、ヴィニシウス/スチッチ ポゼッション:51%-49% シュート:20-10、枠内:11-3

MARCA2026年8月26日

エムバペ×ヴィニシウス、まだ爆発していない共鳴──269ゴール中、直接連携はわずか19

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーの2大スターであり、攻撃力を誇るチームの絶対的な柱。しかし2シーズンを経てもなお、個々の脅威が集合的な恐怖へと昇華するだけの化学反応は生まれていない。モウリーニョには、アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロアが成しえなかった改善への余地がある。 2024年8月14日、ヴィニシウスとエムバペが初めて同じピッチに立った。場所はワルシャワ、アタランタとのUEFAスーパーカップ──マドリーが制し、エムバペが白いユニフォームで初ゴールを決めた試合だ。それから125試合を戦い、2人が揃ってピッチに立ったのは89試合。2人がともに出場した試合での192ゴールのうち、直接の連携から生まれたゴールはわずか19(9.8%)。2人が同じユニフォームを着てから生まれたチームのゴール総数269に対して、この数字は驚くほど低い。 ✅最初の連携ゴールは5試合目 ヴィニシウスとエムバペが初めて連携でゴールを生み出したのは、2人の共演5試合目となる2024年9月1日のベティス戦だった。チャマルティンでエムバペが2ゴール。2点目はペナルティーエリア内でのヴィニシウスへのファウルからPKを決めたものだ。アンチェロッティ体制下での連携ゴールは計10本で、そのうち8本がヴィニシウムが起点となりエムバペが仕上げる形だった。バルセロナ戦では3本あったが、スーパーカップもモンジュイック・スタジアムでの試合も逆転できなかった。 ✅昨シーズンは連携ゴールが減少 クラブが混乱に揺れた昨シーズン、ヴィニシウスとエムバペの直接連携ゴールは9本に減少した。シャビ・アロンソ体制では6本(オビエド、エスパニョール、ビジャレアル、アテネのオリンピアコス戦で2本、ジローナ)。アルベロア体制では3本、いずれもチャンピオンズリーグ──モナコ、ベンフィカ、バイエルン。4月15日のアリアンツ・アレーナでの3-2弾はヴィニシウスからエムバペへのパスだった。昨季の起点の方向は7-2でヴィニシウスが多く、全15本の連携ゴールのうちヴィニシウス起点が多数を占め、そのうち3本はヴィニシウスへのファウルからのPKだった。 ✅2026-27シーズン開幕、またも連携ゴールなし モウリーニョが帰還したマドリーの公式初戦も、2人の直接連携ゴールは生まれなかった。ヴィニシウスはマーカーとスタンドとの戦いに終始し、持ち味の仕掛けはマノロ・ゴンサレスが用意した守備網に封じられた。エムバペはその網から抜け出す場面はあったが、W杯で10ゴールという1970年のゲルト・ミュラー以来の記録を刻んだ姿とはかけ離れたパフォーマンスだった。10本のシュートを放ちながら枠内は3本のみ。スペインで3度目、自身9年連続となるピチーチ獲得を目指す男が、ゴールを記録できなかった。 2人が個人で輝けることはすでに証明済みだ。それを集合的な爆発力へと変えるのがモウリーニョに与えられた課題だ。ヴィニシウスとエムバペの時代、タイトルはUEFAスーパーカップとクラブW杯の2つのみ。そのユニフォームとポテンシャルにはふさわしくない数字だ。

MARCA2026年8月22日

エムバペ、ゴールなき地・コルネジャで開幕戦──2年間で唯一ノーゴールの因縁の地へ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。リーガ開幕戦でエスパニョールのホーム、RCDEスタジアムに乗り込むエムバペには、個人的なミッションがある。2シーズンでリーガ最多得点を2度記録しながら、このスタジアムでまだ1ゴールも奪えていないのだ。 ✅「2年連続開幕ゴール」の記録にも挑む マドリーの歴史上、リーガ開幕節のチーム初ゴールを2シーズン連続で記録した選手は8名しかいない──エウヘニオ・イラリオ(1933・34年)、パイーニョ、パウル・ブライトナー、ミチェル、ロナウド🇧🇷、ベンゼマ、ベイル、そしてロドリゴ。今季もこのリストに名を連ねる最右翼はエムバペだ。昨シーズンのリーガ初戦(ベルナベウでのオサスナ戦1-0)でPKゴールを決めており、今節また開幕ゴールを決めれば単独で歴史に刻まれる。 ✅2シーズンでゴールなしの6スタジアムの一つ スペインでの2シーズン(31ゴール・25ゴールでいずれもリーガ最多得点)を通じ、エムバペがリーガでいまだノーゴールのスタジアムは6つ残っている。RCDEスタジアム(1試合)、ラス・パルマス(1試合)、エルチェ(1試合)、ラージョ・バジェカーノ(1試合)、そしてマジョルカとベティスのスタジアム(それぞれ2試合ずつ)だ。 対照的に相性抜群なのがビジャレアルのラ・セラミカで、2試合2登場いずれも2ゴールの計4ゴール。カンプ・ノウ改修中にバルセロナが仮使用していたモンジュイック競技場でも2年前に3ゴールを記録している(試合はマドリーが4-3で敗れた)。 ✅ロメロの"悪夢のタックル"と因縁の地 エスパニョール戦には苦い思い出がある。マドリー加入初年度(2024-25シーズン)、コルネジャでカルロス・ロメロ(現ビジャレアル)の終了5分前のゴールに沈み敗戦。さらに試合中にロメロからの危険なタックルを受けた。審判のムニス・ルイスはイエローカードの判定に留め、VARも介入しなかったが、映像では退場相当の場面とも見られた。アンチェロッティ監督(当時)は「説明のつかないファウルだ。選手を守ることが最も重要だ。明らかなファウルで、非常に汚い入り方だった」と強く抗議した。 ロメロ本人はその後「止めようとしたが追いつかなかった。少し汚い入り方になってしまった。謝罪した。大事には至らず、そこで終わった」と語っている。 昨シーズン(2025-26)のエスパニョール戦は0-2で白星。ただエムバペはCLアウェー戦(イタリア・サルデーニャ島のカリアリ・カルチョ戦)から直接コルネジャへ試合開始直前に駆けつけるという強行軍での出場となり、試合後にハムストリングの負傷を発表するなど落ち着かない試合だった。今節はコンディションも整った状態で、因縁のスタジアムに乗り込む。

AS2026年8月22日

【コラム】モウリーニョ×エムバペ──化学反応か、それとも知性か

AS紙が伝えた。監督にはピッチ上に「信頼できる男」が必要だとよく言われる。自分の哲学と決断を伝えるベルトのような存在だ。ジョゼ・モウリーニョはマドリーでの第二次政権が始まったばかりのこの段階で、すでにその男を見つけたようだ。名前はキリアン・エムバペ。 これはそれほど自明ではなかった。二人とも強い個性の持ち主であり、衝突してもおかしくなかった。しかもモウリーニョは第一次政権の輝かしい記憶と熱心なファンの支持を携えて戻り、一方のエムバペはすでに適応フェーズを終え、スペインでの2シーズンで2度のピチーチ(リーガ得点王)を獲得した実績を持つ。つまり二人とも、チームの「基準となる存在」として申し分のない実績と正当性を持っている。 スペシャル・ワンは新天地に来ると大スターを少し引き締めにかかる傾向があるし、私の同胞エムバペも権威には敬意をもって自分の領域を主張するタイプだ。そう考えると、モウリーニョとエムバペのこの見事な関係は小さな驚きであり、マドリディスタが歓迎すべき大きなニュースだ。 「化学反応」? もちろんそれもある。人間関係はそうしたものだ。しかし私が思うに、これは何より「知性」の問題だ。二人が共有し、存分に活かすことのできる資質。利害は一致しており、このデュオが将来の成功の礎となると確信している。

AS2026年8月21日

モウリーニョ「エムバペは成層圏レベル」──シャルケ戦でも圧巻、通算86ゴールの男が「本番」へ

スペイン紙『AS』が伝えた。「良い選手、とても良い選手、そして"とてもとてもとても"良い選手だけがいる」──プレシーズン最後の親善試合(シャルケ戦)後、ジョゼ・モウリーニョが自チームについて下した分類だ。その最上位カテゴリーにエムバペが入ることは間違いない。 ✅「笑ってしまうほど上手い──成層圏レベルだ」 エル・チリンギートとのインタビューでモウリーニョはこう語った。「エムバペは信じられない。練習中に時々笑ってしまう。あまりに上手すぎる。成層圏レベルだ」。 さらにバカンス明けのエムバペの姿勢を絶賛した。「彼が今後どうなるか、すべてを考えると……8月14日に合流できるところを12日に来た。なぜ12日に来たかといえば、最低限のコンディションでシャルケ戦に出たかったから。全員と同じ練習の強度で取り組み、難しいトレーニングでも向上しようという意欲を持っていた。すでに流れに乗っている他の選手たちのリズムに飛び込むのは簡単ではないが、同じコミットメントを示した」。 ✅新加入組で唯一のスタメン だからこそエムバペは、ゲルゼンキルヒェン(シャルケのホームスタジアム)での開幕前最後の試合で、わずか6日間の練習しかこなしていないにもかかわらず、新加入選手の中で唯一スタメンを飾った。ククレジャ、ベリンガム、ディオマンデはベンチスタートだった。モウリーニョはハーフタイムで交代させたが──無理をさせる必要はない──それでも45分間は圧巻だった。ボンディ出身の英雄は今シーズン初ゴールを叩き込み、さらに2度の決定機も作り出した。 ✅W杯直後でも衰えない得点感覚──マドリー通算86ゴール エムバペはバカンス前と変わらぬ好調のままピッチに戻った。わずか1ヶ月前、W杯で10ゴールを挙げてゴールデンブーツを受賞し、W杯史上最多得点記録も更新した。そしてピッチに戻っても同じだった──合流からわずか6分以内に今季初ゴールを決めた。レアル・マドリードでの通算は86ゴール(1年目44ゴール+昨シーズン42ゴール)。 ✅夢のスカッドで「本番」へ モウリーニョの手元には今季、まさに夢のスカッドが揃っている。毎シーズン20ゴールを安定して積み上げるヴィニシウス・ジュニオール、W杯で最高の姿を見せたベリンガム、新戦力ディオマンデへの期待、ギュレルのアシスト、バルベルデの豪快なシュート……そしてほぼ確実に40ゴールをもたらすエムバペ。「本番」が始まる。「良い、とても良い、とてもとてもとても良い選手たち」の準備は整った。

AS2026年8月19日

モウリーニョ「エムバペは練習で笑わせてくれる、次元が違う」──エル・チリンギート詳報

スペイン紙『AS』が伝えた。スペインの人気番組『エル・チリンギート』でのモウリーニョのインタビューを詳報。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムへの見解など、様々なテーマが語られた。 自身の変化については「同じDNAを持っている。自分を隠したり、ありのままを捨てたりはできない。ただずっと成熟して、感情的にならず、より冷静になった。常に失敗から学んでいるが、後悔はしない。過ぎたことへの後悔は何の役にも立たない。経験を重ねれば重ねるほどデジャブが増え、質が高まる」と語った。 チームの状態については「勝利への強い意欲を持つチームに出会えた。攻撃的な自分を見せる必要はまだなかった──選手たちが私をその自分から守ってくれている」とし、求めるのは常識的なことばかりだと言う。「練習の1時間前に来ること、栄養士管理の下での朝食、毎日のジム通い──これはすべて当たり前のことだ」 ✅エムバペは「次元が違う」 最も注目を集めたのはエムバペについての発言だ。「エムバペは信じられないほどすごい。練習で時々笑わせてくれる──良すぎるから。次元が違う」と絶賛した。昨季については「アルベロアもシャビ・アロンソも割を食った。勝敗は常に複合的な要因によるもの。一人だけに責任を押し付けたり、称賛したりするのは私には合わない」と語った。 重要なのはエムバペが合流を2日早めてきたことだという。「8月14日に来ればいい選手が12日に来た。その理由は最低限の状態でシャルケ戦に出たいから。それが全てを物語っている。その後も全員と同じ意識、同じ向上心でトレーニングしている」 ✅「マドリーのために働くのが好き」 「マドリーで働くのが好きというより、マドリーのために働くのが好きだ」という言葉も印象的だった。ベルナベウでブーイングを受けたエムバペとベリンガムについては「みんながもっとチームとして一丸にならなければならない。だが二人のW杯での数字は信じられない。ベリンガムも素晴らしかった、そしてエムバペはW杯で歴史を作った」と語った。

MARCA2026年8月19日

モウリーニョ「ロドリの疑念が私にも疑念を生んだ」──エル・チリンギート全発言、エムバペ・ヴィニシウスにも言及

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョがレアル・マドリード監督として初めてメディアの前に座った。スペインの人気番組『エル・チリンギート』の司会を務めるジョゼップ・ペドレロル氏とのインタビューで、自身の変化、マドリーへの思い、エムバペ、ロドリ不加入、ヴィニシウスの契約延長など幅広いテーマを語った。 約束の羅列でも目標の宣言でもなく、感情と責任感から語り始めた。「マドリーへの愛情と、マドリーが求める責任感と、まだ何も勝っていない子供のような夢を持ってきた。持てるものすべてを持ってきた。20年前のように何かを約束するというのは……そういう話はしない。夢があるかと聞かれれば──夢はある」 ✅「同じDNAを持ちながら、より成熟した」 「変わった部分はとても多い。同じDNAは持っている。自分を隠したり、ありのままでいることをやめたりはできない。ただずっと成熟して、感情的にならず、より冷静になった。常に失敗から学んでいるが、後悔はしない。過ぎたことへの後悔は何の役にも立たない。経験を重ねれば重ねるほどデジャブが増え、質が高まる」。目に残るアザについては「カスティージャの若い選手ラコスタに強烈なシュートを浴びて、ちょうどメガネをかけていたところに当たったんだ。でもそれが理由で先日の試合の招集から外したわけじゃないよ」とユーモアを交えた。 チームの状態については「勝利への強い意欲を持つチームに出会えた。攻撃的な自分を見せる必要はまだなかった──選手たちが私をその自分から守ってくれている」とし、求めるのは当たり前のことばかりだと言う。「練習の1時間前に来ること、栄養士管理の下での朝食、毎日のジム通い──これはすべて当たり前のことだ」 ✅エムバペは「次元が違う」 「エムバペは信じられないほどすごい。練習で時々笑わせてくれる──良すぎるから。次元が違う」と絶賛した。昨季については「アルベロアもシャビ・アロンソも割を食った。勝敗は常に複合的な要因によるもの。一人だけに責任を押し付けたり、称賛したりするのは私には合わない。去年は多くの人が失敗した」と語り、今後への期待を込めてこう続けた。「8月14日に来ればいい選手が12日に来た──それだけで十分だ」 ✅「ロドリの疑念が私にも疑念を生んだ」 移籍市場については「追加補強があるかは言えないが、直接聞かれれば──私の中では終わっている」と明言。ロドリについては「ロドリは必要ない。解決策はある、質の高い選手がいる。私は手持ちの選手を成長させる力があると思っている」と語った。一方で交渉の経緯も明かした。「2度ほど話した。マドリーは非常に良いオファーを出した。シティとの直接交渉はなかったが、クラブはロドリに重要なオファーを提示した」。しかしロドリが迷い続けたことで状況が変わった。「ロドリが疑念を持った。そのロドリの疑念が私にも疑念を生んだ。マドリーは二度考えるような選手を置けるクラブではない」。バルサへの移籍がマドリーの敗北かと問われると「勝利はピッチで決まる。タイトルで決まる。そこに勝敗がある」と一蹴した。 ✅ヴィニシウスの契約延長と人種差別問題 ヴィニシウスの契約延長に自分が影響したかを問われると「私のおかげ?違う。ヴィニシウスはマドリーに恋している。私はただ言った──『ヴィニ、どこに行きたいんだ?ブラジルとマドリーにいたが、マドリーを離れるとどういうものかは分かっているはずだ、それだけの価値はない』と」。チームが成長する姿を見て自ら決断したのだという。 プレスティアーニへの人種差別的行為の際、モウリーニョがプレスティアーニ側についたことへのヴィニシウスの不満については「答えは単純だ。プレスティアーニは私の選手だった。それだけだ。議論の余地はない。20人の選手が来ても同じだ。今ヴィニシウスは私がどちら側にいるかを知っている。先日ペナルティを笛で流されたとき、私はピッチの真ん中で彼のために戦っていた」と語った。審判の対応にも苦言を呈した。「人々は彼への接し方を学ばなければならない──審判も含めて。一方の選手にはペナルティを与えて、ヴィニシウスには与えない。一方を守って、ヴィニシウスは守らない。尊重されていない」。一方でヴィニシウスへのひとこともあった。「自分のファンとともにゴールを祝うのと、相手サポーターの前でやるのは別物だ」

AS2026年8月18日

「エムバペ、去ったときのまま」──デビュー弾から始まるモウリーニョ体制、ギュレルとの連携も健在

スペイン紙『AS』が伝えた。6分──モウリーニョ体制でエムバペがゴールを決めるのに要した時間だ。プレシーズン唯一の出場でいきなり結果を残し、彼がいるだけですべてが変わることを証明した。シャレンベルクのバックパスがミスになると読んでインターセプトし、カリウスも冷静に仕留めた。月曜にトレーニングを再開し、日曜に得点──エムバペには飢えがある。 ゴールだけではなかった。11分には再びエリアに侵入したが、シュートは大きく外れた。12分には40メートル地点でカティッチを置き去りにし、シャルケ全員を上回る加速力で独走したが、カリウスのセーブに阻まれた。それでも休暇明けとは思えないコンディションは十分に示された。前半途中には自陣でボールを奪いヴィニシウスへ精度の高いロングパスを届け、ギュレルのスルーパスから再びスプリントしてクロスを送ったが、ゴール前でかき出されてノーゴール。今度はゴールゲッターではなくチャンスメーカーとしての顔を見せた。45分──何と密度の高い前半だったか。エムバペはピッチ上で誰にも止められなかった。 ✅モウリーニョが目を細める理由 モウリーニョにとっても、フィオレンティーナ戦後に「良い選手たちが揃った初戦」と笑顔で語っていた理想の展開となった。精密に組み立てたこのプレシーズンの中で、エムバペの存在はモウリーニョの不動の4-2-3-1をより機能的にし、ギュレルの魔法の杖がより輝きやすい環境を生み出している。今夏最高のパフォーマンスを見せたギュレルとの連携は、開幕を前にして無限の可能性を予感させる。 ✅「今やるしかない」 バルデベバスでは「絶好調で戻ってきた」との声が上がっていたが、それはシャルケ戦で証明された。W杯で🇫🇷フランス代表として10ゴールを叩き込んだ嗅覚は健在で、テンポチェンジの鋭さも衰えていない。昨季は42ゴール・7アシストを記録したが、チームとしての成功はなかった。マドリー入り以来、タイトルは手にしていない。全員にとって、しかし特にエムバペにとって、これは「今やるしかない」というシーズンだ。その決意は、ゲルゼンキルヒェンで幕を開けた。

El País2026年8月17日

エムバペ復帰、マドリーをシャルケ戦で点火──プレシーズン最高の3-0勝利

スペイン紙『エル・パイス』が伝えた。エムバペが戻り、マドリーのプレシーズン最高のパフォーマンスが花開いた。フェルティンス・アレーナでのシャルケ04戦、🇫🇷フランス人ストライカーは5分に先制点を奪い45分間で相手を翻弄した。エムバペの電撃的な推進力が攻撃の詰まりを一掃し、今季🇩🇪ドイツ・ブンデスリーガに3年ぶりに返り咲いたシャルケを手玉に取った。リーガ開幕エスパニョール戦を1週間後に控えた最終プレシーズンは3-0で締めくくられた。 ✅エムバペ、カリウスを仕留める 先制点は5分。ロン・シャレンベルクのバックパスをインターセプトしたエムバペが、カリウスを冷静に仕留めた。2018年CL決勝でリヴァプールのGKとして2失点(ベンゼマ、ベイル)を献上したカリウスにとって、エムバペは容易な相手ではない。前半はさらにニコラ・カティッチを軽々と抜き去るドリブルや惜しいシュートも見せ、脅威を与え続けた。19分にはギュレルのCKをハイセンがヘッドで押し込み2点目。コナテとハイセンのCBコンビ、ベルナルド・シウバとバルベルデのダブル・ピボーテ、ギュレルが10番役、ヴィニシウスとブラヒムが両翼という4-2-3-1でシャルケを圧倒した。 ✅後半はエスピが仕上げ ハーフタイムにエムバペ・クルトワ・コナテを交代させたモウリーニョ。後半56分、レバンテから獲得したカルロス・エスピがカレーラスの好クロスにヘッドで合わせ3点目を奪った。後半にはククレジャとディオマンデがマドリーとして初めてピッチに立ち、ベリンガムもモウリーニョ体制での初出場を飾った。対照的にヴィニシウスは1対1で精彩を欠き、エムバペが用意した決定機も外して低調な出来だったが、チーム全体としてはW杯組が全員揃った最高のプレシーズンフィナーレとなった。フィオレンティーナとの引き分け、フェレンツヴァーロシュとデポルティーボへの辛勝を経て、ついにマドリーらしい戦いが戻ってきた。

AS2026年8月17日

シャルケ戦採点──エムバペが最高評価、コナテは即戦力証明、ヴィニシウスは課題残す

スペイン紙『AS』が伝えた。クルトワは穏やかな前半で足元も安定し、コナテ・ハイセンとの連携も良好だった。トレントは縦への転換が鮮やかで前半は上々。コナテはデビュー戦で空中戦の強さと落ち着きを示し合格点以上。ハイセンはギュレルのCKから0-2ヘッドを決めたが守備に甘さも。カレーラスは攻撃への参加は少なかったが守備は盤石で、エスピへのクロスが3点目を生んだ。バルベルデはボール扱い安定も仕掛けが物足りない。ベルナルドはプレッシングでエムバペの先制点を演出したが、ボール保持時のテンポが遅い。ブラヒムは守備に追われ攻撃での存在感は薄かった。 ギュレルはプレシーズン屈指の出来で、縦パスの交換や0-2のCKなど随所で輝いた。エムバペは前半の最高評価──6分での先制のほか、1週間足らずの練習とは思えない速さで相手を翻弄した。対照的にヴィニシウスは決定機を逃し突破も鈍重で課題を残したが、モウリーニョはほぼフル出場させており信頼は揺らいでいない。 ✅交代出場 エスピは出場直後にカレーラスのクロスをヘッドで沈め仕事の早さを証明。ルニンは即座に好セーブを見せた。ベリンガムは気迫十分も洗練されず、ディオマンデはコンディション不足のデビュー。ククレジャはドイツ戦のEURO2024ハンドへのブーイングを浴びながら初陣。リュディガーとカマヴィンガは強度を示し、シリアは絶好機を外した。ヴォロシンは終盤にデビューを飾った。

MARCA2026年8月17日

エムバペとギュレル、モウと歩み始めた──シャルケ戦3-0でプレシーズン締めくくり

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョのマドリーは試合ごとに自らを更新している。エムバペは軽快で止まらない。ギュレルがパスをさばき、ベルナルド・シウバが中盤を制御し、コナテが空中戦で君臨した。6分、ロン・シャレンベルクのバックパスのミスをエムバペがさらって先制。かつてマドリーに在籍しキエフの悪夢が刻まれたカリウスの守るゴールを沈めた。 前半はギュレルが輝いた。エムバペへの縦パスでヴィニシウスをシュートに持ち込ませたが守備がライン上でクリア。ハイセンの0-2ヘッドの起点となったコーナーキックも彼が蹴った。ブラヒムもエムバペを一対一に送り込む縦パスを通したが枠外。コナテは空中戦で圧倒的な存在感を示し、シャルケの反撃を跳ね返し続けた。 ✅エスピが3点目、ルニンがジェコを阻止 後半はルニン、リュディガー、カマヴィンガ、エスピが出場。ヴィニシウスからカレーラス、そして走り込んだエスピへと流れるような崩しが3点目を生んだ。ククレジャとディオマンデもデビュー。ベテランのエディン・ジェコと日本代表田中聡が反撃を試みたが、ルニンが立ちはだかった。ヴィニシウスのゴールはオフサイドで幻に終わったが、プレシーズンを3-0で締めくくり、いよいよ本番へ。

MARCA2026年8月17日

「エムバペは戻ってきた、ヴィニシウスはまだ途上」──最高の締め括り、残る悩みはギュレル・ベルナルド・ベリンガムの共存

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョには笑顔になれる十分な理由がある。エムバペの準備が整った──休暇からの復帰は最後の一人だったにもかかわらず。得点だけでなく、逃した2つの決定機も含め、まるでW杯の延長のようなスピードの切れ味を見せた。一方のヴィニシウスはまだ途上だ。後半にエスピのパスから2度の絶好機を迎えながら、ドリブルでの突破もスピードも仕上げも物足りなかった。エスピはアレクシス・シリアに無人のゴールへの決定的チャンスを贈ったが、シリアはこれを外した。エスピのようなプレーヤーをマドリーは必要としていた。 ククレジャとディオマンデがデビューを飾ったが、よくも悪くもなく——コンディション調整にはまだ時間が必要だ。時間を必要としないのがコナテだ。クルトワの負担を大幅に軽減するだろう。圧倒的なDFだ。ハイセンも改善を見せた。2ゴールを決められる場面もあったが、それでもモウリーニョの評価は変わらない──スタメンは難しいが、多くの試合に出場するはずだ。 ✅残る大きな悩み:三者の共存 それでもモウリーニョには大きな悩みが一つある。ベルナルド・シウバ、ベリンガム、アルダ・ギュレルをどう共存させるかという問題だ。シャルケ戦前半はギュレルの背後にベルナルドを配置したが、ベルナルドは精彩を欠いた。対照的にギュレルはエムバペの背後でプレーして輝いた──自然な帰結だ。後半ギュレルが休んでベルナルドが前に出たが、前半ほどの存在感は残せなかった。ベリンガムは出場時間が短く評価は保留となる。 シャルケ相手に6ゴールを狙える内容で、今プレシーズン最高の試合だった。全員が揃って初めて見えてきた形だ。これをリーガ本番で証明する番が来た。いよいよ、決戦の時だ。

AS2026年8月16日

「黄金の4銃士」合計市場価値5億9000万ユーロ——ディオマンデ・エムバペ・ヴィニシウス・ベリンガムが生み出す121ゴールの破壊力

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョがずっと待ち望んでいた瞬間が来た。プレシーズン中、指揮官は2度にわたってその思いを漏らしていた。フィオレンティーナ戦後には「良い選手たちがまだいない」と呼び、テレサ・エレーラ杯の後には「バルデベバスで別に調整している5人が誰かはみなさんご存知のはず。次の試合にはいよいよ本物が来る」と明言していた。そしてついに昨日、モウリーニョはプレシーズン初めて全選手を揃えて練習を行い、彼が思い描く「恐怖の黄金の4銃士」——4人の爆発的な攻撃陣を支えるシステムの構築に着手した。近代サッカー史においてこれほどの攻撃力を一つのチームに集結させたクラブはない。かつての「BBC」でさえも凌ぐ規模だ。その4人とは、ディオマンデ、エムバペ、ヴィニシウス、そして2列目にベリンガムである。 市場価値の合計は5億9000万ユーロ。Transfermarktの試算によれば、エムバペ(2億ユーロ)、ベリンガム(1億6000万ユーロ)、ヴィニシウス(1億4000万ユーロ)、ディオマンデ(9000万ユーロ)の4人がそれだけの価値を持つとされる。しかもマドリーはこれをきわめて合理的なコストで実現した。実際に支払った移籍金は、エムバペへの契約一時金が約4000万ユーロ(非公式)、ディオマンデ1億2500万ユーロ、ヴィニシウス4500万ユーロ、ベリンガム1億3000万ユーロ、合計3億4000万ユーロ(ボーナス条項除く)。現在の市場価値5億9000万ユーロをはるかに下回る投資額だ。 ✅ピッチでの姿 「黄金の4銃士」の初披露の舞台になりそうなのが、ゲルゼンキルヒェンで行われる今週日曜のシャルケ戦プレシーズン最終戦だ。ラ・リーガ開幕戦(8月22日、エスパニョール戦)を前にした最後の実戦で、多くの疑問が明らかになる。モウリーニョにとっての最大の課題は、この4人をどう活かしながらチームのバランスを保つかだ。現時点でポルトガル人指揮官が採用する基本布陣は4-2-3-1。エムバペが1トップ、その直後にベリンガムが純粋な「10番」として君臨する。ベリンガムはアンチェロッティ政権下での1年目と、タチェル体制のイングランドが制した直近のW杯でも同じポジションで輝いた。両ウイングはヴィニシウスとディオマンデ。4-4-2や4-3-3など別の布陣ではベリンガムがゴールから遠ざかり、守備負担も増えてしまう。 昨季のスタッツで見ると、この4人が叩き出す数字は圧巻だ。エムバペが42ゴール7アシスト、ヴィニシウスが22ゴール14アシスト、ディオマンデ(ライプツィヒ時代)が13ゴール10アシスト、ベリンガムが多くの負傷に苦しみながらも8ゴール5アシスト——ゴール85・アシスト36、ゴールとアシストの合計は121に上る。特にベリンガムには伸びしろがある。1年目は23ゴール13アシストを記録しており、ディオマンデもライプツィヒ時代より質の高い周囲を得た今季はさらなる上積みが見込める。 ✅他クラブとのアタッカー比較(昨季) ※2025/26シーズンの成績をもとにした比較。現在と所属クラブが異なる選手も含まれる。 マドリーのエムバペ・ヴィニシウス・ディオマンデの3人計(77ゴール31アシスト)を上回ったのは、バイエルンのケイン/ルイス・ディアス/オリーセ(109ゴール61アシスト)とバルセロナのフェラン・トーレス/ラフィーニャ/ヤマル(85ゴール33アシスト)のみ。マンチェスター・シティのハーランド/ドク/セメンヨ(57ゴール26アシスト)、パリSGのクヴァラツヘリア/デンベレ/ドゥエ(52ゴール33アシスト)、アーセナルのギェケレシュ/マルティネッリ/サカ(43ゴール19アシスト)にとどまり、マドリーのトリオは欧州トップ3位に入る。そこにベリンガムが加わるのだから、モウリーニョの「黄金の4銃士」が持つ破壊力は他の追随を許さない。

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