AS2026年9月3日 11:33

リュディガー、ドイツ代表引退──「マドリーに全力を尽くす新たな章が始まる」

スペイン紙『AS』が伝えた。

アントニオ・リュディガー(33歳)がドイツ代表からの引退を表明した。12年以上にわたる代表キャリアに幕を下ろし、ユルゲン・クロップ監督体制のドイツ代表に加わる選択肢を自ら手放した。

「熟考を重ねた結果、代表でのキャリアに終止符を打ち、新世代に道を譲るときが来たと判断した。この時間は私にとってかけがえのない特別な章であり、一生忘れない」

✅ 代表では2017年コンフェデレーションズカップを制覇

リュディガーが代表デビューを果たしたのは2014年W杯の約1か月前。本大会の招集は受けられなかったが、その後はヨアヒム・レーヴ、ハンジ・フリック、ユリアン・ナーゲルスマンの各政権で主力を担った。最大のタイトルは2017年のFIFAコンフェデレーションズカップ。チリとの決勝では先発フル出場し、ドイツの1-0優勝に貢献した。

✅ 引退の背景にマドリーの事情

引退を決断した理由のひとつにマドリーの状況がある。昨シーズンから続く身体的なコンディション問題を抱えるリュディガーは、代表とクラブを掛け持ちするだけの試合数をこなせる状態にない。実際、今季リーガ開幕後もモウリーニョは第3節まで彼の起用を見送り、初出場でもハイセンとのコンビを組む形にとどまっている。

守備陣の競争という観点でも状況は厳しい。今夏加入したコナテがすでに有力なライバルとして台頭。ハイセンは開幕3試合すべてで先発を飾り、昨シーズンとは別人のような充実ぶりを見せている。

こうした現実を踏まえ、リュディガーは代表から退き、マドリーに集中する道を選んだ。「マドリーに全力を尽くす新たな章が始まる」という本人の言葉が、その決断の重さを物語っている。

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