MARCA2026年9月3日 15:18

ラウール・アセンシオ、性的動画裁判へ──被害女性の「許し」次第で起訴取り下げの可能性

スペイン紙『MARCA』がEFE通信の報道として伝えた。

マドリーのDFラウール・アセンシオが、カンテラの元チームメイトによる性的動画拡散事件の裁判に臨む。検察は禁固2年6か月を求刑しているが、被害女性2人が法廷で「許した」と証言すれば、起訴が取り下げられる可能性がある。

✅ 事件の概要

事件が起きたのは2023年夏、グラン・カナリア島南部アマドーレスのビーチクラブ。当時カンテラ在籍のフェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアの3人が、17歳と18歳の女性2人と合意のうえで性的関係を持った。問題は、2人の許可を得ずに動画・写真を撮影し、その後女性側から削除を求められたにもかかわらず、WhatsAppで複数の人物に拡散したとされる点だ。

その動画の1つがアセンシオのスマートフォンに届いた。検察は、無断撮影であることを知りながら動画を視聴したとして、アセンシオを「プライバシー侵害」罪2件で起訴している。

✅ 許しがあれば起訴取り下げ

スペイン刑法上、アセンシオに問われている罪は「半公訴罪」に分類され、被害者が許した場合は刑事責任が消滅する。被害女性2人はすでに捜査段階でアセンシオへの告訴を取り下げており、金銭的補償と正式な謝罪を受けた。検察も、2人が法廷で改めて「自由意思による許し」を表明すれば起訴を取り下げる意向を示している。

✅ 他の3人は児童ポルノ罪も

フェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシアには、プライバシー侵害に加えて未成年者(17歳)の性的画像を撮影・拡散したとして児童ポルノ罪も適用されている。こちらは被害者の許しとは無関係に訴追され、有罪なら禁固4年7か月が求刑される。3人が罪を認める「協議判決」が成立すれば裁判自体が中止される可能性もある。

裁判はグラン・カナリア島ラス・パルマスの刑事裁判所で9月3日・4日・7日の3日間の予定。4被告全員がビデオ会議での出廷を認められている。

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