レアル・マドリード、ラシン戦は「45分間のクリニック」──ロンセロ氏「モウリーニョは、自分の下で良き時代が戻ってくると選手たちを確信させた」
スペイン紙『AS』のトマス・ロンセロ氏が、ラシン戦(0-3)についてのコラムを掲載した。 タイトルは「45分間のクリニック(サッカー教室)」だ。
✅ ローマで「祝福」されたマドリー
ロンセロ氏は、ローマでの見事な逆転劇が、モウリーニョ監督の「プロジェクト2.0」に大きな効果をもたらしたと、繰り返し強調している。 オリンピコで、1-3から4-3へ、7分間でひっくり返した試合だ。 その効果は、感情の面での「治療」であると同時に、サッカーの面でもあった。 今のマドリーは「天使のように」プレーしている、とロンセロ氏は書いている。
あの欧州での偉業以来、マドリーは輝きを増した。 先発では5人の才能ある選手を起用している。
| 選手 | |
|---|---|
| 先発で起用されている5人の才能 | ベルナルド・シウバ、ギュレル、ベリンガム、ディオマンデ、エムバペ |
ロンセロ氏が挙げた5人
そして、強調すべきなのは、チーム全体で助け合う、連帯感のあるプレーだ。 そこに、今のマドリーの成功のカギがある、とロンセロ氏は書いている。
✅ 「アコーディオンのようなチーム」
マドリーはブロックでプレーし、全員が助けに行く。 ロンセロ氏は、選手それぞれの役割を次のように描いている。
| 選手 | ロンセロ氏の描写 |
|---|---|
| ディオマンデ | ククレジャに「酸素」を与える |
| ベリンガム | 前線では猛獣のようにプレスをかけ、後ろではバイソンのように現れてボールを奪い返す |
| チュアメニ | 中盤の締めで、ついに「司令官」になった |
| コナテ、ハウセン | すき間のない壁 |
| クルトワ | ほぼずっと「スパ」で過ごしている(ラシンの枠内シュートは1本だけ) |
ロンセロ氏のコラムをもとに作成
アコーディオンのように伸び縮みするチームで、必要なときにはバイオリンを奏で、引き締めて巣を守るべきときには、トロンボーンと軍隊のトランペットを持ち出す。
✅ 「良き時代が戻ってくる」
選手全員が主役のマドリーは、監督のリーダーシップにしがみついている。 モウリーニョ監督は、今季は自分の下で「ワインとバラの日々(良き時代)」が戻ってくると、選手たちを確信させた。
そのメッセージは浸透し、怠慢やエゴは「悪い思い出の屋根裏部屋」にしまわれた。 この道を進むなら、前向きに夢を見ずにはいられない、とロンセロ氏は書いている。
✅ 全力で向かってくる相手
ロンセロ氏は、この成績には価値があると書いている。 マドリーの相手は、誰も温存せず、決勝戦のような特別なモチベーションで全力で向かってくるからだ。
ホセ・アルベルト監督のラシンも、そうやってピッチに出てきた。 しかし、今のマドリーのような機関車に出くわせば、現実を受け入れて握手するしかない。
それでも、ラシンは最後まで諦めなかった。 だからこそ、より互角で大きな揺れのなかった後半に、大敗を避けることができた。
ロンセロ氏によると、ラシンは控え8人でカンプ・ノウに臨んだ試合から、悪い流れに入った。 キケ・フローレス監督も土曜日に同じ過ちを繰り返し、フリック監督のチームを相手に、先発の5人を外した。 そうしたことには、代償がつく。
だからこそ、マドリーが勝ち取るものはすべて金の価値がある。 誰も、何もプレゼントしてくれないのだから、とロンセロ氏は締めくくっている。
※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
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