レアル・マドリード、ラシンに3-0で6連勝──ディオマンデが献身と突破でゴラッソ、エムバペのPKは「小さなPK」と物議
スペイン紙『MARCA』が、ラシン対マドリーの試合レポートを掲載した。
| 得点者 | |
|---|---|
| ラシン 0 | — |
| レアル・マドリード 3 | エムバペ(11分、PK)、ベリンガム(21分)、ディオマンデ(36分) |
リーガ ラシン 0-3 レアル・マドリード(エル・サルディネロ、観衆2万2892人)
✅ ディオマンデで「チームになる」マドリー
マドリーは、モウリーニョ監督の就任で期待されていたチームになりつつある。 献身的で、縦に速く、電撃的で、早く勝負を決めるために最初から激しい。
エル・サルディネロでも、そう振る舞った。 1部復帰以来、ラシンはホームで無敗だったが、初めて敗れた。 0-1の「小さなPK」と、ディオマンデの見事なプレーによってだ。 『MARCA』は、ディオマンデがいるとマドリーはよりチームになると書いている。
ディオマンデの爆発は、モウリーニョ監督にとって「うれしい悩み」だ。 うまく扱えば、ギリシャでスタメンに戻るはずのヴィニシウスの刺激になる。 今日の前半の見事な戦いの後では、ディオマンデを外すのは「冒涜」のように聞こえる、と『MARCA』は書いている。
✅ マドリーのスタメン
ラシン戦のマドリーのスタメン(『MARCA』の採点表をもとに作成。並びは目安)
右SBには、予想されていたダンフリースではなく、トレントが入った。
✅ 物議を醸した「小さなPK」
10分、エムバペの進路にプラティが入り、腕で触れたとしてPKが与えられた。 エル・サルディネロのスタンドは、もっともなことに怒った、と『MARCA』は書いている。 わずかな接触だったが、VARはムヌエラ主審に知らせず、エムバペが決めて0-1になった。
このプレーは、スコアを動かしたという意味で決定的だった。 ただ、ボールを持っても持たなくても、マドリーの前半が素晴らしかったことに変わりはない。
それより前、ベリンガムの至近距離のヘディングを、アギレサバルがクルトワのようにかき出した。 その前には、ディオマンデが足を踏まれた場面でVARが入る可能性もあったが、テレビのリプレイが少なかった。
✅ ベリンガムが無人のゴールへ
ラシンも、ベルナルドのビルドアップでの唯一のミスから、至近距離のシュートを打った。 しかし、クルトワが「クルトワらしく」止めた。 そして、マドリーは飛び立った。
カウンターで、エムバペが「本来あるべき9番」としてボールを落とし、ギュレルがダイレクトでつなぎ、ベリンガムがアギレサバルの頭上を越して、無人のゴールに流し込んだ。
『MARCA』は、ベリンガムはW杯でスターの階段を上り、そこから降りるつもりはないと書いている。 スペースへ飛び出す場面も、自陣のペナルティエリアで守る場面も輝いていた。 マドリー加入直後の数か月に見せた、「完全な選手」の姿だ。
✅ ディオマンデのゴラッソ
マドリーは、ダイレクトで、短いパスも長いパスも使って、よくボールを回した。 ラシンの調子も良くなかった。 キャプテンのマンティージャは、ゴールライン際でボールを追った際に右ひざを痛め、交代した。
ギュレルにも、ポスト際へのシュートのチャンスがあった。 しかし、決めたのはディオマンデだった。 CKの後、ペナルティエリアの手前から、右足で低く鋭いボレーを放ち、アギレサバルには止められなかった。 前半のプレーにふさわしい、見事なゴールだった。
『MARCA』は、モウリーニョ監督はディオマンデをスタメンから外せないと書いている。 アテネでどうするかが注目だ。
前半のマドリーは、枠内シュート6本。 今季の最多記録だった。
✅ 後半は「省エネ」、モウリーニョが立ち上がる
後半は、前半の勢いが続かなかった。 マドリーは、ファンを怒らせる「省エネモード」に入り、ラシンが誇りとサッカーで盛り返した。
ラシンはサイドから深い位置を狙い、ザビリにボールを届けた。 ザビリは、左からのボールのシュートを外し、右からのボールは枠の上に飛ばした。
モウリーニョ監督は、選手たちの集中が切れたことに怒って立ち上がった。 1週間前から、「カンプ・ノウの勝利も、サンタンデールで勝たなければ意味がない」と警告していた。 メッセージは伝わり、ボールは再びマドリーの足元に戻った。
エムバペは、斜めのドリブルからポストに当てた。 ただ、オフサイドの位置から始まっていたように見え、VARが取り消していた可能性もある。
ラシンは、交代で入ったパブロ・ガルシアで勢いを取り戻した。 コナテを振り切り、3対2の場面を作ったが、カナレスがうまく生かせなかった。
さらに、チュアメニのハンドでPKが与えられたが、VARのモニターでの確認の後、取り消された。 PKではなかったが、なぜこれは確認されて、エムバペのPKは確認されなかったのか、スタンドは理解できなかった。
モウリーニョ監督も交代したが、交代枠をすべては使わなかった。 マドリーは、最高の流れにある。 次の舞台は、アテネだ。
✅ 採点とパワーランキング
| マドリーの選手 | 採点 |
|---|---|
| クルトワ | ★★ |
| トレント | ★ |
| ハウセン | ★★ |
| コナテ | ★★ |
| ククレジャ | ★ |
| チュアメニ | ★★ |
| ベルナルド・シウバ | ★★ |
| → カマヴィンガ(77分) | 採点なし |
| ギュレル | ★★ |
| → ブラヒム(67分) | ★ |
| ベリンガム | ★★★ |
| ディオマンデ | ★★★ |
| → エンドリッキ(85分) | 採点なし |
| エムバペ | ★★ |
| モウリーニョ監督 | ★ |
『MARCA』の採点(★3つが最高)
⚡ パワーランキング(ラシン戦)
『MARCA』のパワーランキングをもとに作成
審判はホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテロ主審。 イエローカードは、ラシンのベロシアン(34分)とイケル・ルケ(46分)。
関連記事
レアル・マドリード、ラシン戦は「45分間のクリニック」──ロンセロ氏「モウリーニョは、自分の下で良き時代が戻ってくると選手たちを確信させた」
レアル・マドリードのモウリーニョ、ラシン戦後の会見で「ルールを知らない人が多い」──チュアメニのハンドは「跳ね返りだから絶対にPKではない」、交代3人の理由も説明
レアル・マドリードのベリンガム、「昨季がこのベリンガムだったら、バロンドールは…」──ラシン戦の裏側、「こうしてマドリーは勝つ」の大合唱とモウリーニョの「老獪な」指示
レアル・マドリード、「毒入りの1週間」へ──7日間で3試合、移動6000キロ、飛行11時間、通常練習はゼロ【ラシン戦予想スタメン】
