ディオマンデの話をしよう──ラージョ戦評
スペイン紙『MARCA』が伝えた。
ディオマンデの夜に、またアルダ。本当に良かった。15分間という短い出番でトルコ人はベルナベウのブーイングを静め、メッセージを発した──マドリーで不可侵であるべきは自分だと。
だが、ディオマンデの話をしよう。まだ彼がクラックかどうかは分からない。1億4000万ユーロを費やした以上、それは問題だ。本人の責任ではないにしても、その値札はこれからも長く付いて回る。ラージョ戦でモウリーニョは初めてスタメンに起用したが、彼は影を潜めた。史上最高額の補強には、右サイドを2度好走した程度では足りない。位置の問題もあるかもしれない。ディオマンデはずっと左で育ってきた選手だ。ベルナベウは今のところ辛抱強く好意的に接しており、少なくとも真面目に働く姿勢は認める。しかしBMV(ベリンガム・エムバペ・ヴィニシウス)が不動のうちに、彼の枠に入るべきはマドリー最高の選手、アルダ・ギュレルのはずだ。
✅ ベルナルド、静かに試合を制す
音を立てずに、ベルナルドが試合を掌握した。より正確に言えば前半を。後半にマドリーが昼寝をしたことは横に置いておく。前半45分間、彼のやりたい放題だった。ポルトガル人はフットボールそのものだ。脚にも頭にも宿っている。バルベルデと中盤を組み、ピッチの中心を完全に支配し、フェデが得意とすること──相手エリアに顔を出すこと──に専念させた。自分を中心に全てを意味のある形で回す。シーズンの大舞台でこそ真価を発揮しうる質と経験は、黄金以上の価値がある。もしモウリーニョが彼とアルダをセットで使ったら…。今夜、2人が同時にピッチに立つことはなかったのが残念だった。
✅ カレラスが試合を壊した3分間
左サイドバックが3分間で試合の流れを決定づけた。まずルジェーヌへのプレスでPKを獲得し、続いてエムバペとの壁パスからスーパーゴールを決めた。カレラスはモウリーニョのもとで再び最高の自分を取り戻している。昨季終盤の落胆とククレジャ加入というプレッシャーの前に沈むことなく、一歩前に踏み出し、決意と存在感を持って戦い続けている。
✅ モウリーニョの細部が積み重なる
ハーフタイム後、選手たちをスプリントで活性化させてからピッチへ送り出す最後の監督が誰だったか、もう思い出せない。モウリーニョ体制になってから、ロッカールームを出て審判の笛を突っ立って待つだけという習慣は消えた。多くのチームにとっては当たり前のことでも、マドリーではやられていなかった基本だ。
✅ ラージョのベストはシーズン6点目
最もラージョらしい選手だった。圧倒的な前半に抵抗し、後半は反撃の糸口を探し続けた。ボールに触れるたびに存在感を放ち、つま先でのフリックでクルトワの逆を突いて3-1を記録した。5節で6ゴール、スペイン代表の門を叩くに十分な実績だ。デ・ラ・フエンテが金曜日に召集しないほうが不思議だろう。
✅ クルトワはハイライトで必ず光る
マドリーが快勝した夜でさえ、クルトワを見逃すことはできない。3-0で試合を進めながら4度の決定的セーブを強いられた。リーガでも、コパでも、CLでも変わらない。クルトワはマドリーの生命保険であり、2018年以降おそらくチームで最も試合を決定づけてきた選手だ。
✅ アルダが全てを変えた
残り15分でピッチに入り、ベルナベウを眠りから覚まし、チームを後半の停滞から救い出した。突然、マドリーの選手たちはどこにでも受け手を見つけられるようになった。いつも顔を出して受け、左足を解き放つアルダ。わずか15分のリサイタルがベルナベウをより晴れやかな気持ちで帰宅させた。