レアル・マドリード、セビージャに4-1快勝──ギュレルのゴラッソ、エムバペ2発、ディオマンデもゴール。クラシコへ弾み
スペイン紙『MARCA』が、リーガ第9節のマドリー対セビージャの試合を伝えた。 マドリーは、ギュレルのゴラッソ、エムバペの2ゴール、ディオマンデのゴールで4-1と快勝。クラシコ前の最後のリーガで、内容も手応えも向上させた。一方、判定が全て不利に働いたセビージャは怒りをあらわにした。
✅ 中盤の中心にギュレル
マドリーはクラシコ前の一戦を、プレーと手応えを向上させて乗り切った。その中心にいたのがギュレルだ。 ギュレルは、ペケ・フェルナンデスとの場面で「暴力行為」を主張された数分後に、ゴラッソで試合の均衡を破った。レッドカードの危険があったのは確かだが、ギュレルが中盤の中央にいるとマドリーのプレーが良くなるのも確かだ。 バルベルデが右サイド、ディオマンデが左サイドに入り、マドリーはよりコンパクトになった。ディオマンデはヴィニシウスを上回った。それは事実だと『MARCA』は書く。セビージャは誇りを持って戦い、良いプレーを見せたが、判定は不利に働いた。
| スコア | 得点者 | 内容 |
|---|---|---|
| 1-0(29分) | ギュレル | ディオマンデの折り返しをダイレクトでゴール上隅へ |
| 2-0(36分) | エムバペ | ベリンガムのヒールから、ターン→切り返し→GKとの1対1 |
| 3-0(62分) | エムバペ | 自ら獲得したPKをパネンカで |
| 3-1(79分) | マヌ・ブエノ | エムバペのロストから左足のグラウンダー |
| 4-1(81分) | ディオマンデ | 左から持ち込み、強烈な右足 |
レアル・マドリード 4-1 セビージャ(リーガ第9節、出典: MARCA。得点時間はEl País)
✅ バルベルデの右サイドは「苦肉の策ではない」
モウリーニョ監督は、カンプ・ノウ前の最後から2番目の「リハーサル」で、データと統計を見直し、バルベルデを右サイド、ギュレルを中盤の中心に置いた。 シャビ・アロンソ監督は同じ選択で選手たちと最初の衝突を起こした。ビジャレアル戦とローマ戦で2度の修正を経て難しい2試合に勝った後、今回はトレントとダンフリースが起用可能な中で、バルベルデがサイドに入った。つまり、苦肉の策ではなかった。バルベルデはSBであり、インサイドハーフであり、ウイングでもあった。
✅ ペケとの場面、VARは介入せず
試合は抗議から始まった。テバス会長、ラポルタ会長、ネグレイラ、連盟に向けた10分間のチャントだ。 抗議が終わって間もなく、ベリンガムが右から侵入して折り返し、ペナルティエリア手前に現れたバルベルデが右足で合わせた。これはエムバペの背中に当たった。 審判への怒りを抱えてベルナベウに来たセビージャ(それには理由がある、と『MARCA』は書く)は苦しみながら始まり、ようやく試合に慣れてきたところで、さらに怒りを募らせた。 ルイス・ガルシア監督は、イサーク・ロメロを欠く中、ロビー・ユーアを1トップに、その後ろにペケ・フェルナンデスを置いた。ライン間に潜り込み、ギュレルを見張るという2つの役割だった。 カウンターの場面で、ペケ・フェルナンデスがギュレルをつかむと、ギュレルは振りほどこうとした。ペケ・フェルナンデスは肘が入ったとして崩れ落ちた。セビージャは抗議したが、VARのクアドラ・フェルナンデス氏は、暴力行為があったという明白な映像を見つけられなかったようだ。それでも『MARCA』は、ヴィニシウスの髪の引っ張り以上のものに見えたと書いている。
✅ 7分後にギュレルのゴラッソ
偶然にも、その7分後、ボールの有無にかかわらず献身的だったディオマンデがサイドから折り返し、ギュレルがダイレクトで左足を振り抜き、逆サイドのゴール上隅に決めた。 セビージャは再開前に円陣を組んだ。よく組織されたセビージャは、マドリーのプレスをかわすルートを見つけ、試合に踏みとどまろうとした。 しかし、リードしたことで、マドリーの新しい形の長所が表れ始めた。エンドリッキは逆足のサイドから深さを求め、ベリンガムはゴール前に飛び込み、ギュレルはパスで輝いた。
✅ エムバペの「ゴラッソ」
そして、エムバペが主役になる瞬間を迎えた。 セビージャのカウンターを止めたクルトワがサイドに展開し、ボールはペナルティエリア手前へ。ベリンガムのヒールパスを受けたエムバペは、ターンし、サラスを鋭い切り返しでかわし、GKヴラホディモスとの1対1で2タッチで決めた。 セビージャはその前のファウルを主張したが、問題はなかった。 前半終了前、アグメの鋭いシュートをクルトワが見事な手で止め、セビージャの反撃を防いだ。決定的なセーブだった。
✅ パネンカのPKで3-0
後半、ディオマンデはフアン・イグレシアスのミスと中盤でのワンツーから2度抜け出したが、最後のタッチの精度を欠いた。 セビージャは、途中出場のエフケがククレジャを揺さぶり、フアン・イグレシアスのクロスにコレイアがボレー。これをバルベルデが間一髪でクリアし、リードを守った。 そして決定打。ディオマンデの縦パスを受けたエムバペが、カストリンの背後に入り込んで倒され、PKを獲得。明らかなPKだった。エムバペはこれを完璧なパネンカで決めた。 前半と同じように、直後にクルトワが再び登場。ペナルティエリア手前まで迫ったセビージャのフォファナのシュートを止めた。
✅ ディオマンデが締めくくる
モウリーニョ監督の交代は理にかなっていた。ギュレルはスタンディングオベーションの中でピッチを後にした。ベルナルド・シウバと、インテル戦以来出場のなかったブラヒムにも出番が回った。 マドリーの緊張感が少し落ち、セビージャがそれを突いた。マヌ・ブエノが、エムバペのボールロストから左足のグラウンダーで見事なゴールを決めた。 しかし、喜ぶ時間はほとんどなかった。ディオマンデが左から持ち込み、強烈な右足で再び見事なゴールを決め、試合を締めくくった。 セビージャには、判定が全て不利に働いたと不満を言う理由がある。それでも、論争があってもなくても、マドリーはプレー、意図、プレーのバリエーションで向上し、よりコンパクトになった。このバージョンがバルサの行く手を阻むのに十分かどうかは、これから分かる。
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