MARCA2026年7月14日 19:51
クロース、ベリンガムvsトゥヘルの対立を仲裁
ノルウェーを下して準々決勝を突破したイングランド代表をめぐり、ジュード・ベリンガムとトーマス・トゥヘル監督の公開衝突が波紋を呼んでいます。スペイン紙『MARCA』によると、元マドリーのMFトニ・クロースがTikTokの番組「クロース・アンド・クロース:ワールドカップを徹底解剖」でこの騒動についての見解を語りました。
事の発端は、トゥヘル監督が試合後のコメントで「選手たちのパフォーマンスに満足していない。自分たちで非常に難しい状況を作ってしまった」と公の場で発言したことにあります。
これに対してベリンガムは、「そうかもしれない…だが彼には、この過酷な状況の中でアーリング・ハーランド、マルティン・ウーデゴール、アントニー・ヌサ、アレクサンダー・ソールロトを相手に戦うことがどういうことか、分からないのかもしれない。あのチームと対戦するのは簡単ではない」と反論。この発言が大きな注目を集めました。
クロースは両者の言い分を聞いたうえで、まず監督側を支持しました。「試合後に選手たちがうまくプレーできなかったと言う権利があるのは、ほかの誰でもなく監督だろう…とりわけ、チームの信じられないメンタリティを称える発言を2分間した直後であればなおさら」と語り、「トーマス・トゥヘルは試合後に正しいことを言った。次の対戦相手はアルゼンチンで、その後にはスペインかフランスが待っている。運だけで2試合続けて勝てるわけがない。メンタリティだけでも無理だ。トゥヘルはノックアウトステージの戦い方を知っている監督で、クラブサッカーでそれを何度も証明してきた」と続けました。
一方でベリンガムへの理解も示し、「マイアミには何度も行ったことがあるが、あそこは最悪に不快な場所のひとつ。湿度は耐えられないほどで、あの環境で120分間プレーした後は、酷い出来だったと言われることだけは聞きたくない、しかも突破できたのに。だから少しカッとなるのは仕方がない」と語りました。
さらにクロースは、今回の騒動について「状況が過剰に煽られた面があると思う。本当の意見の相違があったとは思わない。選手たちの発言の中には、トゥヘルのスピーチを明確に称えたものもあると聞いている」と述べており、深刻な対立ではないとの見方を示しました。
ベリンガム本人はその後、46万8,000人超のInstagramフォロワーに向けて「まだ戦いは続いている。今度は準決勝。信じ続けよう!」と投稿し、ノルウェー戦突破を祝うとともに、チームメートと抱き合う写真や酸素マスクを着用した姿をストーリーズで公開しました。マドリーでのシーズン中から同様の回復メソッドを取り入れているベリンガムにとって、酸素マスクの使用は珍しいことではありません。