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The Athletic2026年10月7日 05:39

レアル・マドリード全選手を格付け──「エリート」はクルトワ、ベリンガム、エムバペの3人

英国スポーツメディア『The Athletic』が、代表ウィークを機に、マドリーの全選手をパフォーマンスで格付けした。「エリート」はクルトワ、ベリンガム、エムバペの3人。一方で、多くの選手に改善の余地があるという。

✅ 才能はあっても、チームになっていない

モウリーニョ監督の復帰がすんなりいくと思っていた人はいただろうか、と同メディアは書き出す。 マドリーは8試合で6勝したが、直近のアトレティコ戦(1-2)の敗戦で、チームへの疑問はさらに膨らんだ。疑問は結果だけでなく、プレーの仕方や試合のコントロールの欠如にも向けられている。 この夏、総額2億6000万ユーロで6人を補強した。その中には、ボーナス込みで最大1億4000万ユーロのディオマンデも含まれる。それでも、エムバペ、ヴィニシウス、ベリンガムら豊富な才能は、まだ説得力のあるチームになっていない。

評価選手
エリートクルトワ、ベリンガム、エムバペ
トップパフォーマーギュレル、エスピ
まずまずククレジャ、ダンフリース、カレーラス、ハウセン、リュディガー、ブラヒム、チュアメニ、バルベルデ
改善が必要ヴィニシウス、トレント、カマヴィンガ、ベルナルド・シウバ、ディオマンデ、ティアゴ・ピタルチ、エンドリッキ
構想外・長期離脱ルニン、アセンシオ、ミリトン、メンディ、ロドリゴ
監督モウリーニョ:「まずまず」と「改善が必要」の間

代表ウィーク時点のマドリー全選手の評価(出典: The Athletic)

✅ エリート:クルトワ、ベリンガム、エムバペ

モウリーニョ監督はシーズン前、「トップ選手は、トップレベルでないチームメイトとプレーするといら立つ。最高の選手は最高の選手とプレーしたがる」と話していた。 そのいら立ちを完璧に理解できるのが、明らかにほかを上回っているこの3人だ。ダービーでは3人とも冴えなかったが、序盤戦で、一人で試合を決められることを示してきた。 クルトワは常に素晴らしく、CLのインテル戦(2-1)では7セーブで勝ち点3を守った。 ベリンガムは、エムバペとメッシに次ぐ7ゴールを挙げた夏のW杯のレベルに届くことを示した。エスパニョール戦とマラガ戦では、どちらもゴールを決め、マラガ戦ではアシストも記録した。 エムバペもW杯の好調を維持している。レアル・ソシエダ戦ではハットトリックを達成し、バロンドール獲得に強い意欲を見せている。

✅ トップパフォーマー:ギュレルとエスピ

エリートにわずかに届かないが、21歳で価値を示しているのがアルダ・ギュレルと、今夏レバンテから加入したカルロス・エスピだ。 モウリーニョ監督もギュレル(1ゴール3アシスト)について区別して語っている。「素晴らしい可能性を持った選手で、すでにとても興味深い数字を残している。影響力の大きい若者だ。『トップ、トップ、トップ』と3回言うのは言い過ぎだが、『トップ、トップ』は間違いない」 ギュレルはサッカーを楽しんでおり、特にロドリの獲得をバルサに奪われた後、マドリーで最も試合をコントロールできる選手になった。 エスピはさらに称賛に値する。2500万ユーロで控えのストライカーとして加入したが、エスパニョール戦とエルチェ戦ですでに終盤の決勝点を決めた。ゴール前でのよりダイレクトな選択肢をモウリーニョ監督に与え、スカッドを確実に強化した。

✅ まずまず:新加入SBとハウセン

改善の余地はあるものの、このカテゴリーに入るだけの働きはしている選手たちだ。 チェルシーから加入したククレジャと、インテルから加入したダンフリースは、まだ適応の途中だ。それでも既存の選手より安定感をもたらし、インテル戦やアトレティコ戦などの重要な試合で先発に選ばれている。 ククレジャには23歳のカレーラスが激しく迫っている。カレーラスは攻撃で脅威となり、ラージョ戦ではエムバペとのコンビネーションから見事なゴールを決めた。 ダービーでPKを与えて退場したものの、ハウセンは好調だ。モウリーニョ監督のもとで守備に心強い兆しが見られ、まだ伸びしろが大きい。 ダービーの終盤に頭で決めたリュディガー、ブラヒム、チュアメニ、バルベルデといった経験のある選手たちも、おおむね安定したプレーを見せている。チュアメニとバルベルデは、昨季終盤にロッカールームで衝突したものの、モウリーニョ監督に外す理由を与えていない。

✅ 改善が必要:ヴィニシウスが筆頭

改善が必要な選手は少なくないが、最も明らかなのはヴィニシウスだ。 ここ2シーズンで、マドリーのスター選手の中で最も落ち込んだのがヴィニシウスだ。左サイドでエムバペとポジションが重なることも多く、それが助けになっていない。 相性の問題はさておき、ヴィニシウスは得点感覚を取り戻す必要がある。26歳のヴィニシウスはチャンスを作るが、開幕8試合で1ゴールだけ。アーセナルの関心がある中で大型の契約延長にサインした今、モウリーニョ監督はどこまで辛抱するだろうか。 トレントとカマヴィンガは在籍が長いが、チームに居場所を見つけられていない。一方、今夏加入したベルナルド・シウバとディオマンデは、大きな期待を集めながらも適応に苦しみ、先発の座を固められていない。 19歳のティアゴ・ピタルチと20歳のエンドリッキは序盤の負傷(ピタルチは膝、エンドリッキは筋肉)に苦しんだが、もともと難しい立場にあった。エンドリッキの場合、全員がそろえば、序列の上に6人のFWがいるとも言える。

✅ 構想外と長期離脱組

控えGKのルニンとCBのアセンシオは、モウリーニョ監督の構想に入っていない。アセンシオについては、クラブが今夏放出を試みたが実現しなかった。 残りは長期離脱中の選手たちだ。ミリトン(左ハムストリング)、メンディ(右ハムストリング)、ロドリゴ(右膝前十字靭帯)。3人とも近年負傷が続き、期待は低いが、シーズン半ばの復帰を目指しており、うれしい驚きをもたらすかもしれない。

✅ モウリーニョ監督の評価は?

同メディアは、モウリーニョ監督を「まずまず」と「改善が必要」の間に位置づけている。 選択肢が増えたことで、チームは昨季より試合終盤に粘りを見せるようになり、守備の規律もやや向上した。しかし、守備を安定させるにはまだ足りない。ビルドアップの根本的な問題に取り組み、ヴィニシウスらFWに再びコンスタントにゴールを決めさせる必要がある。 それと同時に、ロッカールームの安定を保ち、これまで細心の注意を払ってきた主力選手たちの満足を保ち、クラブ幹部やファンとの関係も管理しなければならない。 要するに、繊細なバランスが求められている、と同メディアは結んでいる。

※MARCAによる序盤戦の評価は「リーガ序盤戦を採点──MVPはエムバペ、期待外れはヴィニシウス」、各選手の記事は選手一覧から読めます。

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