MARCA2026年7月13日 19:01
モウリーニョ初日「使命」を掲げた新体制の全貌
ジョゼ・モウリーニョ監督がパドレベバスに姿を現したのは先週金曜日のことでした。
本人にとっては「仕事を始める日」ではなく、数週間かけて水面下で進めてきた計画が予定通りかを確認する日だったと、スペイン紙『MARCA』が伝えています。
クラブ首脳陣との遠隔での打ち合わせは就任発表前から続いており、公式なプレシーズン開始は月曜午前8時ですが、新体制はすでに動き出していたわけです。
初日に公の場で初めて口にしたのが「使命」という言葉でした。
「私はみんな、選手もスタッフも、より良くなる手助けをするためにここにいる。責任感と野心のある文化を作りたい。マドリーで働くのではなく、マドリーのために働くということなんだ」と語ったと伝えられています。
これは新生マドリーを築く土台となる考え方で、全員が日々同じ高い基準と競争への飢えを持ち続けて初めて成功があると初日から強調。
タイトル獲得が目標ですが、まず仕事の文化を変える狙いがあるとのことです。
月曜からピッチ上でも浸透させていく予定です。
ワールドカップ組(一部は現在も大会に参加中)は最低限の休養期間(約3週間)を守りながら順次合流する見込みで、まずは合流可能な選手と育成組織から選出した若手を率いて最初のセッションを行うとされています。
この数週間、選手個々の報告書に目を通し直接見たい若手を自ら選んだといい、多くの若手にとっては仲介者なしで見極める指揮官の前での「最初の試験」になるだろうと記事は指摘しています。
大改革で乗り込んできたわけでもないようです。
最も信頼する側近はすでに固まっているものの、既存の組織を解体する意図はなく、クラブのスタッフを取り込みプロジェクトの一員としたい考えだといいます。
「大掃除をするようなことはしない。誰かを敵視したり遠ざけたり解雇したりする意図は一切ない。彼はみんなをまとめ上げる存在でありたいと思っている」と、本人の周辺は『MARCA』の取材に説明しています。
ただし最初の決定はすでに下されたようです。
フィジカル担当のピントゥスは続投となる一方、リョピスは退任し、後任にはヌノ・サントスが就く見通しだと伝えられています。
就任受諾以来、繰り返し口にしてきた「使命」という言葉にすべてが集約されているようです。
彼にとって重要なのはマドリーを指揮することそのものではなく、責任感と野心、勝利への義務感が日常の習慣となる環境を作ることにあるとのことです。
「みんなの間に良い雰囲気を作り、全員が最終目標にとって重要な存在なのだと分かってもらいたい」と周辺は語り、彼を「まとめ上げるタイプ」の指揮官だと評しています。