MARCA2026年7月13日 18:48
カマヴィンガ、崖っぷちの夏が始まる
マドリーの新シーズン始動にあたり、大きな注目を集めるのがカマヴィンガです。
スペイン紙『MARCA』によると、フランス人MFはチーム内での苦しい立場を巻き返し、モウリーニョからの信頼を勝ち取ることを目標に練習に復帰するとのことです。
移籍市場が彼を狙う中、本人はマドリー残留を望んでいるものの、今回のプレシーズンは大きな試金石になると伝えています。
カマヴィンガはここ2年、厳しい時期を過ごしてきました。
1年目は負傷に泣かされ、離脱期間は162日に及んだといいます。
2年目は複数の要因が重なり、チャンピオンズリーグ敗退の夜、アリアンツ・アレナのロッカールームで崩れ落ちる結果となりました。
4月は特に過酷な1カ月でした。
4月4日のマジョルカ戦は先発するも、1-0で敗れていた59分に交代。守備の連係ミスから失点に関与したとされます。
3日後のバイエルン戦アウェイ第1戦は出場機会がなく、先発はティアゴ・ピタルチでした。
続くジローナ戦で先発復帰しますが、1-1の場面で69分に交代しています。
最も苦しい夜がミュンヘンで訪れます。
マドリーが2-3とリードしていた62分に途中出場したカマヴィンガは、86分までの8分間で2枚目のイエローを受け退場。
この退場が試合とシーズンを決定づけ、マドリーはアリアンツ・アレナで3-4の敗戦を喫しました。
試合後、ロッカールームで泣き崩れた本人はSNSに「自分の責任を受け止めます。チームメートとファンの皆さんに謝りたいです。応援してくれてありがとう。ハラ・マドリー、いつまでも」と投稿しています。
苦悩はそこで終わりませんでした。
アリアンツ・アレナ後初戦の4月21日アラベス戦では途中出場し、2-0の63分にピッチへ入ると、そこからチームが崩れて失点を許しています。
極めつけはリーグ最終節のベティス戦で、チュアメニ不在にもかかわらずベンチスタートとなり、出場中に同点弾を許してチームの優勝の望みはほぼ絶たれました。
この苦難のシーズンは、デシャン監督がワールドカップのメンバーから彼を外す結末で締めくくられています。
こうした経緯から、カマヴィンガの去就をめぐる噂は一気に加速しました。
本人は新指揮官モウリーニョの就任を機に状況を巻き返すべく、残留を強く望んでいるとされます。
モウ自身は誰にも扉を閉ざしていないものの、クラブとしては移籍市場を開いたままにしており、「カマヴィンガ問題」は夏の間くすぶり続ける見通しです。
近年で立ち位置を落としてきた選手にとって、今回のプレシーズンは正念場となりそうです。