レアル・マドリードのモウリーニョ、クラシコ勝利後会見「運で勝つこともできるが、私たちは落ち着いて、文句なしに勝った」──「VARはジョアンのレッドで眠っていた」
スペイン紙『MARCA』が、クラシコ勝利後のモウリーニョ監督の会見を報じた。
マドリーは、90分近くまで決着がつかない苦しいクラシコを制した。 エムバペの2ゴールが、ラフィーニャの同点弾で勢いづいたバルセロナを退けた。 この勝利で、マドリーは首位バルセロナとの差を3に縮めた。
✅ 「VARは60分に眠っていた」
モウリーニョ監督は、まず試合をこう振り返った。
「素晴らしい試合だった。レベルの高い試合だ。どちらも勝つためにプレーするチームで、私たちの選手たちは素晴らしい試合をした。組織され、勇気を持って、強くプレスをかけてくる相手と戦った」
「2点目を取るチャンスもあった。ジュードとキリアンの2対1の場面だ。バルセロナは後半に強く反撃してきたが、私たちには落ち着きがあり、それを失わなかった。選手たちの素晴らしい勝利だ」
そして、判定についてもこう話した。
「主審は素晴らしい試合をした。VARは60分に眠っていた。ジョアンのディオマンデへのファウルは明らかなレッドカードで、試合に影響する判定だった」
✅ 「落ち着いて、文句なしに勝った」
この試合が転換点になるか、という質問には、こう答えた。
「勝ち点差3で終わるか、6か、9かという試合だった。9なら重い。6なら五分五分。3で終わるのは、まったく違う」
「運で勝つこともできる。たくさん守ってね…。でも、私たちは落ち着いて、文句なしに勝った」
✅ 「ルニンの質問は一つもない」
モウリーニョ監督は、記者たちにこう投げかけた。
「ここまで2つの質問を受けたが、ルニンについての質問は一つもない。きっと、ルニンがミスをしていたら、2つ目の質問はルニンについてだっただろう」
「私たちには世界最高のGKがいる。でも、彼が出られないからといって、試合前に泣いた選手は一人もいなかった。選手たちは団結している」
「これで5連勝だ。日曜にまた試合があり、アウェーで3試合を戦う特別な日程になる。バルベルデは、ケガを抱えたまま40分以上プレーした。限界の中で続けたいと望んだんだ」
✅ カマヴィンガは「全員と同じく先発の一人」
決勝点の場面と、カマヴィンガについてはこう話した。
「エドゥアルドも、全員と同じように、先発の一人だ。みんなそのために練習していて、決めるのは監督だ。ベンチを見ても解決策がない監督もいる。フリックは、とても強力なエンジンのデ・ヨングを入れてきた」
「ベルナルドはペドリに対してたくさん仕事をした。試合は、私たちが続けてカウンターに出るための脚を必要としていた。バルセロナ相手にスペースを突くのは難しいことが多い。すぐにオフサイドになるからだ。ジュードやカマヴィンガがしたように、2列目から動きが出てくれば、相手にとってはもっと難しくなる」
✅ 「最も難しい試合だった」
選手たちのレベルについては、こう話した。
「リーガで勝ち続けてきた相手との、最も難しい試合だったと思う。いくつものチームに4点取って勝ってきたが、相手はバルセロナで、選手たちは素晴らしい試合をした」
ダービーの後のメンタリティーについて聞かれると、こう答えた。
「最近の試合で、私たちは大きく良くなった。アトレティコ戦のことは振り返りたくないが、ベティス戦は一番多くのゴールを外した試合だった。ひどい試合をしたわけではない」
「グループは内部で強く、お互いを支え合う共感が育っている。一緒に働くのが楽しいグループだ。素晴らしいグループというのは、苦しいときに団結するグループでもある」
✅ 「エル・サルディネロで負ければ、今日の勝利は意味がない」
モウリーニョ監督は、すでに次の試合を見据えている。
「練習に戻ったら、みんなが浮かれたままにはさせない。エル・サルディネロで負ければ、今日の勝利は意味がない。マドリーは、タイトルを獲るためにプレーしている」
次のリーガは、日本時間11月2日(月)0時15分キックオフのラシン戦(アウェー)だ。
✅ ククレジャとラミン・ヤマル
ククレジャとラミン・ヤマルの対決についても話した。
「レベルの高い左SBが2人いるので、少し負担を調整できる。前の試合ではカレーラスがプレーして、ククがこの試合に向けてフレッシュな状態でいられた。素晴らしい仕事をした」
「選手がどれだけ良いかは、目の前で見て初めて分かるといつも言っている。テレビでは何かが足りない。10メートル先で見ると、選手の質が分かる。彼(ラミン・ヤマル)はとても良い選手で、とても手強く、しかも賢い。あらゆることを試してきた。ククにとって、とても良い選手を相手にした最も難しい試合だった」
✅ 「勝ったのは選手たち」
勝因は選手か監督か、という質問には、こう答えた。
「選手たちのおかげで勝った。それが監督の人生で、だからこそ多くの監督が職を失う。選手たち全員のことを、とてもうれしく思う。アセンシオもだ。今日はわざわざ来て、選手たちと話していた」
✅ 「才能の組み合わせがバランスを生む」
この2週間で何を学んだか、という質問には、こう答えた。
「素晴らしいグループを持っていることを学んだ。質と、プレーするメンタリティーを持ったグループだ。中盤でも、似た特徴の2人を置くより、才能を組み合わせたほうが多くのものをもたらしてくれる」
「つまり、ベルナルドとギュレルの組み合わせはやらない、ということだ。あるいは、追い込まれた状況のときだけだ。今日のカマヴィンガとチュアメニも、特定の時間帯のためのものだ。この才能の組み合わせが、守備ではバランスを、攻撃に出るときには質を与えてくれる」
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