AS2026年9月12日 07:30

ブーイング、許し、そしてゴール──ベルナベウの厳しい目とエムバペ・ヴィニシウスへの注文

スペイン紙『AS』ヘスス・ガジェゴ記者のコラム。

勝っている試合で自チームにブーイングを浴びせるスタジアムは世界でも少ない。だがベルナベウでは驚くことではない。とくに相手チームのほうが良いサッカーをしているときは。ブーイングはエムバペとヴィニシウスに集中した。ゴール前での精度を欠いていただけでなく、ふだんからサポーターを苛立たせるような守備の手抜きが見られるからだ。この2人がキャリアを通じて守備に力を入れてきたことはなく、攻撃に専念することで名声を築いてきたのは事実だ。しかし現代サッカーにおいて、2人の選手が守備をしなければチームは危険にさらされ、バランスを失う。

エムバペは守備への消極性を指摘されると不満をあらわにし、自分のゴール数を盾に反論する。だがサポーターが求めるのは、得点精度を上げることに加えて、もっとチームのためにプレーすること、ボール奪取に貢献すること、そしてその局面が自分には関係ないとでも言うかのように遠くから眺めているのをやめることだ。50メートルを全力疾走しろというわけではない。ボールを失った瞬間に無気力でいるのをやめ、すぐさま切り替えるだけでいい。

ヴィニシウスはさらに難しい立場にある。守備面での貢献という課題を克服するだけでなく、ようやく成熟した姿を見せる必要がある。不必要な論争を避け、プレーとチームへの貢献に集中することだ。モウリーニョにはやるべき仕事がある。2人の考え方を変え、スタンドに対して不満をあらわにするのをやめさせることだ。

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