レアル・マドリードのギュレル、モウリーニョの心をつかむ──中盤の底での起用が増える見込み、バルベルデには3つの選択肢
スペイン紙『AS』が、ギュレルがモウリーニョ監督の心をつかんだと伝えた。 中盤の底でのギュレルは、試合のコントロールとライン間のつながりをもたらす。今後は、特にマドリーが攻撃的に戦う必要がある試合で、このポジションでの起用が増えるという。
✅ セビージャ戦で監督を納得させた
「私はチームにとって最善だと思うことをするためにここにいる。AIが最高の先発を決め、監督はピッチ上の練習だけをする日も来るだろう。でも今日までは、決断するのは監督だ」 セビージャ戦の前日会見で、モウリーニョ監督ははっきりとは言わなかったが、チームを今季最高の試合へと導く小さな革命を準備していた。その中でも、ギュレルを中盤の底で先発させた一手が、チームの顔つきを変えた。 シーズン序盤、モウリーニョ監督はギュレルをこの特別なポジションに置くことに消極的だったが、セビージャ戦で完全に納得したという。
✅ 「攻める必要がある試合」で中盤の底に
『AS』によると、ギュレルは今後、このポジションでの出場が増える。特に、マドリーがポゼッションを通じて攻撃的に戦う必要がある試合だ。 ただし、シーズンのどこかで右サイドや10番のポジションに戻ることもありうる。モウリーニョ監督が就任以来ゆっくりと進めてきた「最高の先発」探しの中で、ギュレルは今、チュアメニと組む中盤の非常に現実的な選択肢になった。
✅ キーワードは「コントロール」
中盤の底のギュレルは、モウリーニョ監督に試合のリズムをコントロールする可能性を与える。これまでチームができていなかったことだ。 監督の評価では、ギュレルはそこで前を向いて試合を見られ、リズムをコントロールし、ボール回しを整理し、前線の選手のスピードを生かす縦パスを見つけられる。 セビージャ戦でベリンガムと時折ポジションを入れ替えたことも、相手の守備の組織を難しくするとして、モウリーニョ監督は大いに気に入ったという。
✅ ディオマンデの守備とバルベルデのサイドで「バランス」
どのトップレベルの監督も求めるバランスは、中盤のギュレルだけでなく、ディオマンデの守備への大きな戻りによってももたらされた。セビージャ戦では、ククレジャが何度もはっきりと拍手を送っていた。 そしてサイドのバルベルデ(将来はもっと前かもしれないが、勝利が義務の中でテストは難しい)。 それでもコーチングスタッフが評価する中盤のギュレルの特別さは、プレーのラインをつなぐ力だ。短いパスで連係する質に加え、ディオマンデとエムバペにスルーパスを通してスピードで走らせることもできる。
✅ 「まだ完成品ではない」
「アルダはとても才能のある選手で、まだ、そして幸いにも完成品ではない。でも、いろいろなポジションでプレーできる素質がある。とても満足している」と、モウリーニョ監督はセビージャ戦の前に話していた。中盤の底で起用することは明かさないままだった。 その試合で、チームは今季最高のポゼッション(65%)とパス数(666本、それまでの最多はマラガ戦の599本)を記録した。 「中盤の底は最も難しいポジションだ。攻撃しかしない選手なら、サイドか10番でプレーした方がいい。トップになるには、違う質を持ち、試合を理解していなければならない」とも語っていた。 このポジションでプレーするにはまだ磨くべき点が多いかもしれないが、ギュレルは、そこで出場を重ねて慣れていく権利を手にした。
✅ バルベルデをどうするか、3つの選択肢
モウリーニョ監督の最初の考えは、常にチュアメニとバルベルデを中盤に置いてチームを固めることだった。しかし代表ウィーク明けの試合を分析した結果、チームにもう少しコントロールとバランスをもたらすため、違うことを試そうとした。その「違うこと」がギュレルだった。 セビージャ戦の起用はリスクのある賭けだった。モウリーニョ監督が筆を入れていくキャンバスで、ギュレルの次に置き場所を決めなければならないのはバルベルデだ。 「サッカー界で最も多くのポジションをこなせる選手の一人だ。何でも、とても高いレベルでできる。GKをやれと言われたら、グローブを着けてゴールに立つだろう」 ギュレルを中盤の底で使い続けるために、モウリーニョ監督には3つの選択肢がある。 ・バルベルデを右SBのまま起用する ・バルベルデを、これまでギュレルがプレーしていた右サイドに置く ・チュアメニをベンチに置き、バルベルデとギュレルが中盤で組む
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