苦しみながら勝つことの価値──モウリーニョがインテル戦後に選手へ伝えた賞賛と課題
スペイン紙『AS』マルコ・ルイス記者が伝えた。
モウリーニョはインテル戦の勝利後、チームに二重のメッセージを送った。苦しみながら勝利をつかむ力とプレスの効果に満足を示しながらも、改善すべき点があることも明確に伝えた。
✅ 「勝利が全て」という肯定的メッセージ
トレントとバルベルデの初タッグという困難な状況を踏まえ、モウリーニョはドレッシングルームに前向きなメッセージを届けた。チームの競争力、粘り強さ、そして局面で存在感を見せる力を高く評価した。特に、どのタイミングで、どの選手が、誰にプレスをかけるかという事前に設定したプランの実行を称えた。内容が伴わないときでも勝ちにいける力を「文句なしのキャラクター勝利」として評価した。
✅ 11回の相手陣内でのボール奪取
チームスタッフが特に評価したのが、相手陣内でのボール奪取数11回という数字だ。これはモウリーニョが構築中のプロジェクトの核となる要素の一つ。まだコンディションが整っていない選手がいる中でもプレスが機能していることは、本来のフィジカルが戻れば結果はさらに大きくなる可能性を示している。エムバペとベリンガムが前半終了間際と後半開始直後に決定的な場面を外さなければ、計9回の決定機から3-0で試合を決められていた。
✅ 改善すべき点──ポゼッション最低、6つの決定的セーブ
一方でモウリーニョは修正点も認識している。最大の課題は試合のコントロールだ。試合後会見で「こんなに狂った試合になって嬉しくない」と語った通り、マドリーはこのCL開幕節で最も低いポゼッション率40%未満を記録した。これはギュレルとベルナルド・シウバの出場停止が大きく影響している。
また、クルトワに6本もの好セーブを強いる場面が生まれたことも課題として認識しており、特定の局面でのリスク管理を改善しようとしている。
✅ 代表ウィーク前の3連戦が鍵
この分析を踏まえ、次のベルナベウでのラージョ戦では内容を伴った勝利で主導権を握るサッカーを取り戻すことが目標だ。チームがまだ構築段階にあり、チュアメニとチアゴ・ピタルチが徐々に戦力として機能し始めているこの時期、代表ウィーク前のラージョ、エルチェ、アトレティコとの3連戦を好成績で乗り切ることが今季後半の土台となる。
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