MARCA2026年9月16日 06:45

またもエスピが救う──良い前半と崩壊した後半、マドリーの持病は治らない

スペイン紙『MARCA』ホセ・マリア・ロドリゲス記者が伝えた。

マドリーはエルチェで勝利した。だがまたしても同じ過ちを繰り返した。前半は良く、後半はあわや大惨事。成長がない。むしろ後退だ。ギュレルの指揮のもとで2-0で折り返したが、後半は意欲もエネルギーも守備への集中力もなく、好調なエルチェの反撃を許した。FWオソリオがエルチェをけん引し、モウリーニョ監督は2-2になるまで動かなかった。そして最後にエスピのカードを切った。エスパニョールのコルネジャ戦と同じように。日曜のメトロポリターノでどうなるか、注目だ。

ベリンガム・エムバペ・ヴィニシウス、いわゆるBMVの入れ替え第1号はマドリーにとってプラスに働いた。ベリンガムが悪かったわけではなく、これまで屈指の出来だった。だがギュレルがトップ下のポジションで才能を解放した。攻撃のすべての場面に顔を出し、足元でも裏でも状況に応じたパスを要求し続けた。コーナーからはハイセンの惜しいヘッドを演出し、直接FKはポストとGKディトゥーロを経由してゴールラインを転がりながらネットへ届いた。ボールがディトゥーロに触れなくても入っていたか断言できないため、ゴールはキッカーのものとされた。

ヴィニシウスは決定機を3度逃した。いずれもGKディトゥーロとの一対一で、つま先シュートのミスや直前のパスの質を活かせず、水準に届かなかった。ディオマンデは徐々にペースをつかみ、右サイドからの鋭いクロスでエムバペの今季7点目をお膳立てした。エムバペはディトゥーロとの衝突でダメージを受けた。また試合前にエムバペ、ヴィニシウス、コナテがセウタ支援のTシャツを着用しなかったことも波紋を呼んだ。

後半に入るとマドリーはまたしても眠りにつき、エルチェが息を吹き返した。アンセルミ監督が60分に手を入れた頃もモウリーニョ監督は動かなかった。疲れたギュレルと精度を欠くヴィニシウスに代えてベリンガムとブラヒムを投入したが、直後にFWセペダが縦に仕掛けてゴールライン際で折り返し、FWオソリオが見事なヘッドで叩き込んだ。続いてククレジャのビルドアップのミスからトマ・レマルが右サイドをつなぎ、FWフェル・ニーニョがエリア内からクロスシュートで2-2に追いついた。

2-2になって初めてモウリーニョ監督が動き、エスピとエンドリッキを同時投入して前線に5人を並べる総攻撃。そしてエスピが答えた。ベリンガムが左サイドを仕掛けてエムバペへつなぎ、エムバペは自分でも決められたがポジションに入っていたエスピへラストパス。エスピが押し込んで2-3。勝利はしたが、怠惰に戻る傾向を隠し切れない試合だった。修正がなければタイトルは遠い。

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