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エスピの最新ニュース

レアル・マドリードのカルロス・エスピに関するニュースを新しい順にまとめています(19件)。

MARCA2026年10月3日

レアル・マドリードのエスピ、U-21で1試合5ゴール──スペインA代表に初招集

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのFWカルロス・エスピが、U-21スペイン代表のサンマリノ戦で1試合5ゴールを記録した。その活躍が認められ、負傷したフェラン・トーレスに代わって、デ・ラ・フエンテ監督のA代表に初めて招集された。 ✅ 数か月で一変した人生 宝くじの当選、思いがけない遺産、サッカーくじの全的中――。そんな幸運にも匹敵するほど、エスピの人生はわずか数か月で一変した。ただし、彼の場合は運ではなくゴールによるものだ。 ついこの間まで、エスピはレバンテでプレーしていた。リーガ最優秀U-23選手に選ばれ、アルシラとレバンテの下部組織を経て、7月30日にマドリーに加入した。モウリーニョ監督が求めていた「点で合わせる9番」として呼ばれた。親しい友人にさえ話せなかった1本の電話がきっかけだった。 ✅ 26分で2ゴール、U-21では5ゴール マドリーでは今季、途中出場の計26分で2ゴール(さらに1点はオフサイドで取り消し)を挙げ、そのすべてが勝ち点につながった。 その得点力を、代表ウィーク中のU-21代表にも持ち込んだ。初招集で臨んだ最初のフィンランド戦では結果が出なかったが、サンマリノ戦では先発し、セッラヴァッレで5ゴールを決めた。予選の得点ランキングでは、9試合で6ゴールのゴンサロに次ぐ2位に浮上した。 ✅ 「自分が何をしているのか実感がない」 エスピ本人は驚きつつも、地に足をつけて語った。 「代表で5ゴールを決めるなんて想像もしなかった。説明できないし、自分が何をしているのか実感がない」 「ひと夏で人生がすっかり変わった。シーズンの滑り出しはとても良くて、マドリーの助けになれたかもしれないゴールを2つ決めた。今はU-21のために全力を尽くしたい」 試合後には「最初にしたのは、友達にボールの写真を送ること。それから両親、おばあちゃんたち、みんなに……」とも明かしている。 ✅ イビサに着いた直後にA代表から電話 この5ゴールが、A代表へのパスポートになった。デ・ラ・フエンテ監督は金曜日、足首の痛みで離脱したフェラン・トーレスの代わりに、エスピをネーションズリーグのチェコ戦とクロアチア戦のメンバーに加えた。 エスピは、U-21代表とともにイタリアのリミニからイビサに着いたところで招集の連絡を受けた。そのまま行き先を変えてスペイン本土に向かい、オビエドへ移動するA代表に合流した。 ✅ ビジャレアル戦、エムバペの代役に この朗報を、バルデベバスのモウリーニョ監督も注視している。代表ウィーク明けのビジャレアル戦では、エムバペが負傷明けで出場が微妙だからだ。 エムバペが間に合わなかったとしても、エスピは「準備はできている」ことをはっきり示した。昨季のように負傷からの復帰を急いで失敗したくないマドリーにとって、心強い知らせだ。 エスピはやるべきことをやった。あとは、モウリーニョ監督が先発に値すると判断するかどうかだ。

AS2026年9月25日

出場率わずか3.6%、26分で2ゴールのエスピ

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのFWエスピが、今季ここまでの720分のうちわずか26分、出場率3.6%しかプレーしていない。それでも2ゴールを挙げ、チームに勝ち点4をもたらしている。 ✅ 26分で2ゴール エスピの今季の出場時間はわずか26分。その中で2ゴールを記録し、ベティス戦の1点も数センチのオフサイドで取り消されていなければ3点目になっていた。 出場するたびに結果を出しているにもかかわらず、ベンチから抜け出せていない。 比較として、同紙はCL14回目の優勝を果たしたシーズンのホセルを挙げる。ホセルはそのシーズン、全体の42%の時間に出場していた。 ✅ 10分を超えたことは一度もない 最長の出場は開幕のエスパニョール戦の10分で、ほかはレアル・ソシエダ戦4分、ベティス戦8分、インテル戦1分、エルチェ戦3分。マラガ戦、ラージョ戦、アトレティコ戦は出番がなかった。 エスピは火曜日のASのインタビューで「ホセルはホセル、僕は僕。彼はチャンスをとてもうまく生かしていたし、僕も出場するたびにそうしようとしている」と謙虚に語っている。 ✅ MFに代わって投入されるFW エムバペとの交代は一度だけで、それもインテル戦のアディショナルタイムに時間を使うための交代だった。 それ以外はベリンガム、ベルナルド・シウバ、バルベルデ、トレントとの交代。MFを下げてエリア内の人数を増やすための起用が多い。 点が必要な切迫した場面での投入が多いなかで、エスパニョール戦の90分、エルチェ戦の91分に決勝点を決めた。 ✅ エスピがいなければ首位と10ポイント差 同紙の計算では、エスピのゴールがなければエスパニョール戦とエルチェ戦は引き分けに終わっていた。 その場合、マドリーの勝ち点は11で6位、首位との差は10ポイント。9月の時点でリーガ優勝がほぼ絶望的になっていた可能性もある。 わずか26分が、それほど大きな意味を持っている。 ✅ U-21スペイン代表に初招集 この活躍が評価され、エスピはU-21スペイン代表に初めて招集された(U-19とU-20には選ばれた経験がある)。 EURO予選のフィンランド戦(タンペレ)、サンマリノ戦(セッラヴァッレ)、ルーマニア戦(唯一のホームゲームで、イビサで開催)に臨み、ゴンサロとポジションを争うことになる。 ✅ さらに出場機会の少ないエンドリッキ もっと厳しい状況にあるのがエンドリッキだ。今季の出場はわずか4分、出場率0.5%にとどまる。 最初の4試合はケガのリハビリの最終段階で欠場。その後の4試合でも、モウリーニョ監督が勝ちにいったエルチェ戦の4分だけで、インテル戦、ラージョ戦、アトレティコ戦では出番がなかった。 ✅ 起用20人中19番目 モウリーニョ監督がこれまでに起用したのは20人で、エスピの出場時間はそのうち19番目。下にいるのはエンドリッキだけだ。 ルニン、アセンシオ、ティアゴはまだ今季デビューしておらず、ミリトン、メンディ、ロドリゴの負傷者3人とセルヒオ・マルティネスも出場していない。 出場機会が少なくても、結果は出ている。それでも数字は変わらない――エスピの出場率は3.6%だ。

MARCA2026年9月19日

エスピ、26分間で証明した得点力

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 カルロス・エスピは、モウリーニョ監督から与えられたわずかな時間を最大限に活かしている。 今季ここまで出場した5試合の合計出場時間はわずか26分だが、その内容は数字以上の価値を放っている。 5試合のうち3試合では、チームが先行していない状況で途中出場した。 エスパニョール戦では同点の場面で残り10分から起用され、決勝ゴールを決めた。 ベティス戦は0点リードされている状況で残り8分から出場し、オーバーヘッドキックという豪快な一撃を叩き込んだが、わずかなオフサイドで取り消された。 エルチェ戦でも同様に途中出場し、たった3分で再び決勝点を奪ってみせた。 残る2試合はいずれも展開が落ち着いていた。 インテル戦は時間消費目的での1分間出場にとどまり、レアル・ソシエダ戦も4対1とリードした状況での4分間だった。 この26分間で残した数字は鮮明だ。 2ゴール、オフサイドで取り消された1ゴール、4本のシュート、パス成功率80パーセント。 統計だけでは伝えきれないものもある。 エスピがピッチに立つたびに相手守備陣に緊張感が走り、フィジカルの強さとセンターバックを引きつける能力、そして落下点を嗅ぎ取る本能的な嗅覚が、試合が膠着したときのモウリーニョ監督にとって頼もしい切り札となっている。 エスピにとっての高い壁は、モウリーニョ監督自身が「普通ではない」と認める世界最高のストライカー、エムバペの存在だ。 レギュラー奪取はほぼ不可能に近いが、エスピはそれを理解した上で黙々と働き、白いユニフォームで大舞台を経験することを目標に掲げている。 あのバイエルン戦で2ゴールを決めてチャンピオンズリーグ制覇の立役者となったホセルも、当初は控えの補強選手にすぎなかった。 エスピもまた、26分間でゴールへの本能を証明しており、この効率を維持し続ければ、いつかベルナベウで英雄として称えられる日が来るかもしれない。

MARCA2026年9月16日

またもエスピが救う──良い前半と崩壊した後半、マドリーの持病は治らない

スペイン紙『MARCA』ホセ・マリア・ロドリゲス記者が伝えた。 マドリーはエルチェで勝利した。だがまたしても同じ過ちを繰り返した。前半は良く、後半はあわや大惨事。成長がない。むしろ後退だ。ギュレルの指揮のもとで2-0で折り返したが、後半は意欲もエネルギーも守備への集中力もなく、好調なエルチェの反撃を許した。FWオソリオがエルチェをけん引し、モウリーニョ監督は2-2になるまで動かなかった。そして最後にエスピのカードを切った。エスパニョールのコルネジャ戦と同じように。日曜のメトロポリターノでどうなるか、注目だ。 ベリンガム・エムバペ・ヴィニシウス、いわゆるBMVの入れ替え第1号はマドリーにとってプラスに働いた。ベリンガムが悪かったわけではなく、これまで屈指の出来だった。だがギュレルがトップ下のポジションで才能を解放した。攻撃のすべての場面に顔を出し、足元でも裏でも状況に応じたパスを要求し続けた。コーナーからはハイセンの惜しいヘッドを演出し、直接FKはポストとGKディトゥーロを経由してゴールラインを転がりながらネットへ届いた。ボールがディトゥーロに触れなくても入っていたか断言できないため、ゴールはキッカーのものとされた。 ヴィニシウスは決定機を3度逃した。いずれもGKディトゥーロとの一対一で、つま先シュートのミスや直前のパスの質を活かせず、水準に届かなかった。ディオマンデは徐々にペースをつかみ、右サイドからの鋭いクロスでエムバペの今季7点目をお膳立てした。エムバペはディトゥーロとの衝突でダメージを受けた。また試合前にエムバペ、ヴィニシウス、コナテがセウタ支援のTシャツを着用しなかったことも波紋を呼んだ。 後半に入るとマドリーはまたしても眠りにつき、エルチェが息を吹き返した。アンセルミ監督が60分に手を入れた頃もモウリーニョ監督は動かなかった。疲れたギュレルと精度を欠くヴィニシウスに代えてベリンガムとブラヒムを投入したが、直後にFWセペダが縦に仕掛けてゴールライン際で折り返し、FWオソリオが見事なヘッドで叩き込んだ。続いてククレジャのビルドアップのミスからトマ・レマルが右サイドをつなぎ、FWフェル・ニーニョがエリア内からクロスシュートで2-2に追いついた。 2-2になって初めてモウリーニョ監督が動き、エスピとエンドリッキを同時投入して前線に5人を並べる総攻撃。そしてエスピが答えた。ベリンガムが左サイドを仕掛けてエムバペへつなぎ、エムバペは自分でも決められたがポジションに入っていたエスピへラストパス。エスピが押し込んで2-3。勝利はしたが、怠惰に戻る傾向を隠し切れない試合だった。修正がなければタイトルは遠い。

AS2026年9月16日

ディオマンデ、ここにあり。エスピ、いつもそこにいる──エルチェ戦コラム

スペイン紙『AS』が伝えた。 このリーガでカルロス・エスピほどコストパフォーマンスの高い選手はいない。またしても極限の緊急事態に登場し、秋の訪れも待たずにダービー前に崖っぷちに立たされかけたマドリーを救い出した。前半に2点リードを築き、ディオマンデの今季初の傑出したパフォーマンスに沸いた直後、マドリーはいつもどおり失速した。ヴィニシウスは逆の意味で目立ち、地理的にだけでなくプレー面でも別の次元にいた。好機を多く逃しすぎた。エルチェはその闘志と信念で流れに逆らい、自力で追いついた。マドリーには土壇場での歴史的な明晰さが再び機能した。カルロス・エスピ、彼こそこのチームのために生まれてきた選手だ。 夏はまだ終わっていないが、モウリーニョ監督にとっては春の到来だ。ラージョ戦から5人を入れ替えてマルティネス・バレロに乗り込んだのはダービーへの予防措置。ギュレルの急成長で最も手厚くカバーされた不可侵選手ベリンガムも今夜はベンチへ。後方からはコナテのみが残り、ヴィニシウスとエムバペは連続先発。リーグでも彼の頭の中でも、バロンドールという名の侵入者が幅を利かせている。 ✅ゴールの嗅覚を失ったヴィニシウス エルチェはボールを盾に使い、組織立ったプレスとブロックを敷く難しい相手だった。夏に主力を複数失いながらも信念を持って戦う姿は評価に値する。アンセルミ監督はローン帰りのFWオソリオを今季初スタメンに抜擢し、見事な起用に応えた。 ✅トルコ人の精度 見事な左足がその均衡を打ち破った。エリア外からギュレルが精密に放ったフリーキックがポストを叩き、気まぐれにゴールライン上を転がって反対のポストに当たってからネットへ吸い込まれた。もはやチームの軽量級から重量級へと変貌した存在だ。ゴール後も味方の抜け出しを鋭く演出し、ピッチ全体で揺るぎない存在感を示した。バルベルデのスルーパスとディオマンデの飛び出しが2点目を準備し、エムバペがバロンドール候補者として仕事を完結させた。ディオマンデにもアシストが残った。彼の移籍金には相応しい数字が必要だ。 ✅土壇場の奇跡 ハーフタイム後、ラージョ戦同様にマドリーはしばしの休眠に入った。ギュレルの存在感が薄れるにつれてチームの集中力も落ちていった。FWセペダの縦突破からFWオソリオが頭で豪快に合わせ、続いてFWフェル・ニーニョのシュートがマドリーから2点を奪い取った。しかしマドリーにはアディショナルタイムのスーパーヒーローがいる。エムバペのクロスをエスピが押し込み、土壇場の男としての伝説をさらに更新した。次の点検を迫られているチームが、また一度だけ助かった。

El País2026年9月16日

エルチェ 2-3 マドリー──2点リードを追いつかれるも、エスピがアディショナルタイムに決勝弾

スペイン紙『El País』J・M・ベニテス記者が伝えた。 マドリーはラ・リーガ第6節でエルチェに2-3で勝利した。 立ち上がりは拮抗した展開の中、今夜ベリンガムに代えてスタメン起用された🇹🇷トルコ人のギュレルがフリーキックを直接放った。ボールはポストを叩いてGKディトゥーロの手に当たり、そのままネットへ吸い込まれた。先制のオウンゴールを誘発したギュレルは今夜も存在感を発揮した。その8分後にはディオマンデがペナルティースポット手前へ横パスを通し、エムバペがGKとの一対一を迷いなく制して2点目を奪った。 後半に入るとマドリーはリードを守る展開へと移行し、試合の主導権をエルチェへ渡してしまった。粘るエルチェはFWセペダのクロスに相手FWオソリオがヘッドで合わせて1-2に。さらに12分後、FWフェル・ニーニョがクルトワのゴールをポスト際へ流し込んで2-2と追いつかれた。 苦境に立たされたモウリーニョ監督が再びカードを切ったのが🇪🇸スペイン人のカルロス・エスピ。開幕節のエスパニョール戦に続き今季2度目となるアディショナルタイムでの決勝ゴールを叩き込み、土壇場でマドリーを救ってみせた。

AS2026年9月5日

ギュレルとエスピがいなければもっと惨敗だった──ベティス戦が示したマドリーの課題

スペイン紙『AS』が伝えた。 今季初の試練がマドリーに訪れた。ベティスは、マドリーにとってすべてがイメージより難しくなると示した。それを警告として受け取るなら、有益な敗戦かもしれない。ベリンガムとエムバペが前節までと正反対の内容に終わるなか、チームの土台はまだ固まっていない。後半は無力感と混乱の連続だった。致命傷ではなかったが、修正の時間はある。 ✅ モウリーニョのスタメン選択が示す哲学 カマヴィンガを起用した布陣は、今後の方向性を示している。チュアメニが戻れば代わりに入る可能性があるが、ラ・カルトゥーハのような高難度の試合ではベルナルド・シウバの指揮より、エネルギー・存在感・フィジカルを優先するということだ。それ自体に筋は通っている。ギュレルの成長とモウリーニョが与え続けているスタメンの信頼を考えれば、なおさらだ。ただ、最初の交代枠に使われるのは適切とは言えない。トルコ人は今や最良の補強候補かもしれない。ハイセンも引けを取らない。両者への懐疑論は、少なくとも今日現在、完全に沈黙した。 ✅ ギュレルが全てを動かした 昨季から著しい成長を見せたギュレルは、今季も開幕から全開だ。マドリーの攻撃の全てが彼の足元を経由した。ライン間に入り込む独特のポジショニングでベティスの守備の基準点を狂わせ、攻撃のリズムを手中に収めた。ショートパスもロングパス、縦にも横にも、明快さと繊細さと創造性を兼ね備えた配球を見せた。右サイドをダンフリースに任せ、自身はフォルナルス、ロカ、フラン・ガルシアの間をすり抜けるように内側で存在感を発揮した。 前節との違いは、エムバペが決定機を外し、ベリンガムの強度が落ちたことだ。マドリーの立ち上がりは悪くなかったが、ベティスの反撃をさばけなかった。マヌエル・ペレグリーニのチームはリーガに対する偏見を正す存在だ。プレミアリーグほどの資金はなくても、買えない品格と大きさがある。イスコ、フォルナルス、アントニーという技巧派と、ベルナル、バルトラ、ナタンという闘志と守備の安定感を組み合わせ、この結果を生み出した。 ✅ 後半のマドリーは手詰まり──交代策も機能せず ベティスはマドリーに速攻をさせないため戦略的に試合を締めた。その結果、モウリーニョのチームの攻撃は泥沼にはまっていった。バルベルデは窮屈さを脱せず、カマヴィンガは本来の姿のまま。ベンチからの活性化も乏しく、トレントとベルナルド・シウバは存在感を残せず、ディオマンデも起動しない。期待値の重さが彼を縛っているようだ。 マドリーは中央に固執し、ベティスの最も堅い部分に正面衝突し続けた。ベルナルド・シウバが低い位置でゲームを組み立てる判断も疑問が残った。ただ、これらは大局から見れば細かい問題だ。コルネジャの開幕戦と同様、ベルナベウの外に出るたびに難しくなる。 パロットを含むベティスのベンチが機能し、マドリーは迷いと連携不足に陥った。モウリーニョはエスピを投入し、ヴィニシウスの閃きもあった。だがエムバペとわずかな誤差が立ちはだかり、逆転には届かなかった。

AS2026年8月29日

エンドリッキの岐路──エスピとの競争、ライバルは先に結果を出した

スペイン紙『AS』が伝えた。 エンドリッキ(20歳)は依然として出口の見えない状況にある。レアル・マドリードのFWは筋肉系のトラブルから回復中で、バルデベバスの芝の上で個別トレーニングを続けており、レアル・ソシエダ戦の招集にも入らなかった。ブラジル人はモウリーニョ監督のもとに戻ってから、すでに3試合を欠場している。 プレシーズン最終戦シャルケ04戦の前のトレーニングで違和感を訴えて外れて以来、開幕第1節へのコンディション調整を目指したものの回復が想定より長引いている。現在の目標は第3節マラガ戦での復帰だ。モウリーニョ監督は記者会見で「軽い腱炎だ。大きな問題を避けるための予防措置だ」と説明した。 ✅エスピという脅威 このアクシデントが与えた影響はそれだけではない。エンドリッキがいない間、出場時間を争うライバルのカルロス・エスピが存在感を発揮した。レバンテから電撃加入したバレンシア出身のFWは、マドリーのユニフォームですでに3ゴールを記録。プレシーズンで2点、そしてエスパニョール戦の最終盤に決勝点となるゴールを決め、チームに開幕戦の勝利をもたらした。 エンドリッキは1年前と似た状況に直面している。2025-26シーズン序盤に負傷した際は、ゴンサロがクラブワールドカップで得点王になる活躍を見せ、ブラジル人は影を薄めた。その後、冬の移籍市場でリヨンへのローンでアピールの場を求め、21試合で8ゴール・5アシストという結果を残した。その活躍がブラジル代表のワールドカップメンバー入りを勝ち取り、数週間後にマドリーへと帰還した。 フィオレンティーナ戦では8か月ぶりにマドリーのユニフォームを着て復帰。たった3日間のトレーニングでモウリーニョ監督はスタメンに起用し、その答えは12分のゴールで返した。しかしその直後の筋肉系のトラブルが、また歯車を狂わせた。今季もエンドリッキはマドリーに残る。だが昨季前半戦のような存在感を保てるか、それともリヨンでの姿を維持できるか──答えはこれからの試合が示す。

MARCA2026年8月26日

エスピ、入団発表にもおばあちゃんたちと──レバンテ残留の英雄がマドリーの選手になるまで

スペイン紙『MARCA』が伝えた。あの感動的な写真から3ヶ月後、カルロス・エスピは人生で最も重要な瞬間のひとつに再び2人のおばあちゃんを選んだ。5月にレバンテのマジョルカ戦勝利でリーグ残留を決定づけた後、エスタディオ・シウタット・デ・バレンシアのスタンドへ駆け上がってマリアとコンチンと写真を撮ったあの日。8月には2人を家族とともにマドリーの入団式に招き、自分がどんな人間であるかを改めて示した。 日曜日にバルデベバスでフロレンティーノ・ペレス会長とともに、エスピは2031年までのマドリーの新戦力として正式に発表された。招待客の中には、今シーズンのリーガ躍進を追いかけてきたファンなら見覚えのある顔がいた──2人のおばあちゃん、マリアとコンチンだ。 クラブ公式メディアのインタビューで、エスピはおばあちゃんたちでさえ移籍の話を直前まで知らなかったと明かした。「今ここにおばあちゃんたちがいる。でも彼女たちも何も知らなかった。友達も誰も知らなかった」。わずか数日で決まった"極秘"移籍で、家族は余計な電話を避けるためにスマートフォンの電源さえ切っていたという。 ✅エスタディオ・シウタット・デ・バレンシアの階段を駆け上がったあの日 マリアとコンチンが式典に招かれたのは偶然ではない。3ヶ月前、レバンテ対マジョルカ戦で先制ゴールを決めたエスピはスタンドの階段を駆け上がり、2人を抱きしめた。その日、スタジアムまで来るよう説得するのに苦労したと語り、写真を一緒に撮ることをその場で強くリクエストした──両脇に1人ずつ、レバンテのスタジアムを背景に。 タベルネス・デ・ラ・バジャニャ出身のこのアタッカーにとって、家族がいかに大きな支えかを示す一枚だった。ラジオ・MARCAのインタビューでは、おばあちゃんたちはゴールよりファウルで受けるダメージの方が心配だと語り、マリアはゴールを決めた後でも外した決定機を指摘してくることがある、と笑いながら話していた。 ✅レバンテの救世主からマドリーの戦力へ それからエスピの人生は目まぐるしく変わった。シーズン後半の得点爆発でレバンテの残留に貢献し、複数クラブの関心を集めた末にマドリーが違約金を支払って獲得を決断。21歳で、リーガのブレイクスルーから一気にモウリーニョの新プロジェクトの補強へと変わった。 そしてデビューは最高の形だった。正式入団発表のわずか数時間前、エスパニョール戦のリーガ開幕戦で途中出場し、90分に決勝弾を決めてマドリーに1-2の逆転勝利をもたらした。 エスタディオ・シウタット・デ・バレンシアのスタンドでのあの抱擁から、バルデベバスでの入団式での写真まで、わずか3ヶ月。その間にカルロス・エスピはレバンテ残留の予期せぬヒーローからレアル・マドリーの選手へと変わった。まだ多くのページが残されているが、大切な瞬間を写真に残すセンスはすでに証明されている。

AS2026年8月24日

エスピ、ウィキペディアでも大爆発──決勝弾の夜に5万3000件アクセス、スペイン語最多記録

スペイン紙『AS』が伝えた。カルロス・エスピのウィキペディアの記事が作成されたのは2024年4月5日。当時はまだレバンテのユース選手で、数週間前にセグンダ・ディビシオンでトップチームデビューを果たしたばかりだった。今年7月29日──マドリーへの電撃移籍の前日──までの累計閲覧数は60,983回。そして土曜日の一日だけで53,001回を記録した。エスパニョール戦でモウリーニョのチームに勝利をもたらした決勝弾は夜23時15分過ぎのことだったにもかかわらず、だ。この数字により、エスピのページはスペイン語210万以上の記事を誇るウィキペディアで当日最も検索されたスペイン語記事となった。マドリー加入以来、エスピの伝記に興味を持った読者は約138,000人に達する。 ✅2024年4月、151語の小さな記事から 2024年4月の段階では、エスピの記事はわずか151語だった。読者が知れることはシンプルだった──このFWは2005年7月24日にバレンシア州タベルネス・デ・ラ・バジャニャ生まれで、UDアルシラからレバンテに加入。2023年にテルセーラ・フェデラシオン(5部相当)でレバンテBデビューを果たし、2024年2月にセグンダ・ディビシオンでトップチームデビュー。スペインU-19代表としても初出場を飾っていた。そのページを初日に閲覧したのはわずか17人だった。 それから28ヶ月後、記事は242語に成長し、経歴と個人成績・受賞歴をまとめた2つの表も加わった。土曜日、マドリーに勝利をもたらしたその若者のページに5万3000人以上がアクセスした。 ✅女優2人の合計より多く 土曜日の2番目に検索されたスペイン語記事は、アルゼンチンの女優ソフィア・ガラ・カスティリオーネだった。母であり同じく女優のモリア・カサンの伝記映画がNetflixで公開されたことでアルゼンチン国内でトレンドになっており、カサン自身も日曜日のスペイン語記事3位に入った。この2人の合計閲覧数は約40,300回──エスピより13,000回少なかった。マドリーの新たなセンセーションは、ピッチ上だけでなくネット上でも旋風を巻き起こしている。

AS2026年8月23日

エスピ、英雄から正式入団発表──2031年6月まで契約締結

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリーはこの日曜日、カルロス・エスピを正式に入団発表した。エスパニョール戦で決勝点を決めた翌日、バルデベバスのシウダー・レアル・マドリー会議室で非公開の形式で行われた発表には、フロレンティーノ・ペレス会長と名誉会長ホセ・マルティネス・ピッリも出席。レバンテからの移籍加入となったエスピは2031年6月までの契約書に署名した。 ✅電撃加入 マドリーへの加入は電撃的だった。わずか数時間のうちにクラブが違約金2500万ユーロを支払い獲得し、翌日にはバルデベバスで早速チームメートと練習を開始。一刻も早くチームに貢献しようとする姿勢を見せた。そしてその言葉通りの活躍を見せた。 ✅最高の滑り出し エスピのマドリーデビューはこれ以上ない出だしだ。ここまで一度も先発を飾ることなく、5試合でわずか6本のシュート(うち5本が枠内)という限られた出場にもかかわらず、すでにチーム最多の3ゴールを記録している。最初の2点はプレシーズン。そして最も重要な3点目がエスパニョール戦での決勝点だ。 前シーズンのレバンテでは当初出場機会に恵まれなかったが、ルイス・カストロ監督が就任すると後半戦から絶対的な先発に定着。25試合11ゴールという成績で奇跡的な残留に大きく貢献した。そして今、マドリーでもその第1章がすでに刻まれている。

AS2026年8月23日

【コラム】エスピがモウリーニョに贈った勝点3──建設途上のマドリー、それでも及第点の開幕

AS紙が伝えた。8月に深い分析はできないが、勝点3の重みは春でも今でも変わらない。モウリーニョのマドリーはデビュー戦で求められた「勝利」をギリギリで達成した。それをもたらしたのがエスピ。多くを持ち、多くを語れる新戦力であり、素晴らしい切り札だ。逆の感情が入り混じる試合ではあったが、何をしたいかは伝わるものがあった。一方で一度も顔を背けなかったエスパニョールを考えれば、この勝点3の価値は多くの人が評価する以上に大きい。 ✅モウリーニョ初陣から見える長期的メッセージ 初スタメンはいくつかの重要な示唆を含んでいた。モウリーニョはマドリーが誰も待たないことを誰より知っており、最初から無駄をしない。今節で言えば、ダンフリースをアレクサンダー=アーノルドより上に置いた判断、夏のベストプレーヤーであるギュレルを正当に評価した采配、そしてベリンガム・ヴィニシウス・エムバペの共存という課題に早くも取り組む姿勢が見えた。カレーラスとベルナルド・シウバの先発は状況対応的な色合いが強く、恒常的な選択ではないとみられる。 ✅完璧な立ち上がり20分 序盤20分は理想的だった。コンパクトなブロックを保ちつつプレスとトランジションが機能し、試合を完全に支配した。この時間帯、エスパニョールは完全に押し込まれた。開幕節でレバンテを3-0で破り高い強度と縦への鋭さを見せていた相手を考えれば、この入り方は評価できる。ギュレルが内側と外側を使い分けながらハイブリッドな位置でゲームを操り、外のレーンをダンフリースが制圧。ベリンガムはW杯の好調を持ち込みセットプレーから先制点を演出した。 ✅中盤の問題──そしてエスパニョールの巻き返し 課題は中盤に集中した。ベルナルド・シウバとバルベルデのコンビは嚙み合わず、ポゼッション時の重みに欠け、マークの受け渡しでも穴を作った。エスパニョールの中盤、特にウルコに主導権を握られる時間帯が続いた。チュアメニの不在、そしてベリンガム・ヴィニシウス・エムバペの守備タスクの不徹底が重なり、モウリーニョがここに修正の必要性を感じているのは確かだ。 ✅決定力で取りこぼしたチャンス ゴール前でもマドリーは課題を残した。エスパニョールのカウンターは毎回緊張感を生み出し、マークの甘さでフリーにする場面があった。逆にこちらはこれだけの決定機があればもっと点を取れるはずが、エムバペはドミトロビッチの正面を突き続けた。ヴィニシウスはインスピレーションに欠け、ベリンガムは後半に消えた。ディオマンデは意欲だけで精度が伴わなかった。ギュレルの交代も疑問が残る──むしろ早くエスピを投入すべきだった。 ✅エスピが証明したもの 8月であれどの月であれ、センターフォワードは試合をシンプルにする。エスピはマドリーにうまくフィットし、エムバペと競合する場面もなく、何より決定力がある。エスパニョールが4-4-2のブロックを引いた終盤、幅のある攻撃とエリア内への人数を増やす意図は正しかったが崩せなかった。それでもエスピは迷わずあるべき場所にいた。マドリーの圧力は報われるべきものだった。良い立ち上がりとさらに良い終わり方──モウリーニョが望んでいたのはまさにこれだ。 ✅失点の教訓 終盤にエスパニョールに長い時間ボールを持たれた場面で、カラトラバがフリーでエリア内に入れた。バルベルデとカレーラスがマークを外していた。集中力の重大なミスだ。

MARCA2026年8月23日

エスピ、90分の一撃でモウリーニョの初陣を祝福──ベリンガムとカラトラバがゴール【エスパニョール戦クロニカ】

スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーに何か変わったものがある──それがカルロス・エスピだ。エリアに特化したストライカー、どんなこぼれ球も押し込む泥臭いプロフェッショナル。彼が90分にモウリーニョ第二次政権の初勝利に署名した。昨シーズンのアルベロア体制と非常に似た試合──立ち上がりは上々、その後は勢いが落ちて相手の反撃を招き、バランスを欠いた。エスパニョールは最後まで顔を上げて戦ったが、カウンターへの賭けは今回は実らなかった。 ✅モウリーニョのサプライズ初陣 情報を事前にリークした"もぐら"はいなかった。だからこそ驚きも大きかった──プレシーズンで輝いたギュレルをベリンガムが押しのけて先発に入り、ギュレルは右ウイングへ。アウェーゲームという状況でダンフリースをアレクサンダー=アーノルドより優先した判断は理にかなっている。ディオマンデは外れ、BMVが揃う形でモウリーニョは第二次政権をスタートさせた。 立ち上がりは理想的だった。少ないタッチで縦に速く、ダンフリースがギュレルとの縦関係で右サイドを制圧し、ボールなしの場面でも激しくプレス。セットプレーも機能した──ギュレルのキックからベリンガムがヘッドで先制。モウリーニョもベンチで立ち上がって喜んだ。 ✅ヴィニシウスの感情がゲームを変えた 試合を狂わせたのはヴィニシウスだった。開始早々にカラトラバからファウルを受けたが主審は笛を吹かず、これがブラジル人を逆上させた。その後も個人的な小競り合いに引き込まれ、本来の仕事から離れていった。カラトラバはその隙を見抜き、攻撃に絡み始めた。マドリーも間延びし、エスパニョールのハビ・エルナンデスが中盤のスペースを使い始めた。そのハビ・エルナンデスが右サイドに展開し、セカンドラインに落とすと、バルベルデとカレーラスの間で完全にフリーになったカラトラバが同点弾を叩き込んだ。 なおハイセンはロベルトとの接触で額をカットして出血、一時退場せざるを得なかった。 ✅後半──ギュレル交代のサプライズ 後半は主役が不在だった。エスパニョールはカラトラバとリーデルを2枚目のイエロー警戒で早めに交代。守備ブロックを組んでカウンターを狙う戦法にシフトした。マドリーはギュレルがベリンガムへのクロスでクロスバーを叩く場面を作ったが、試合を動かせない。ヴィニシウスもエドゥ・エスポシトへの接触でPKを要求したが、大げさな倒れ方で2枚目のイエローを招きかねない場面だった。 そしてモウリーニョはこの日最も輝いていたギュレルをベンチに下げ、ディオマンデを投入するという誰もが首をかしげる采配を見せた。ディオマンデは1対1で可能性を見せたものの精度には欠けた。試合は膠着し、白い星たちに精彩を欠いた。 ✅エスピ、プロの仕事 90分、エムバペが転倒した場面でこぼれたボールに誰よりも早く反応したのがエスピだった。入ったばかりの局面でもエムバペへの質の高いワンタッチパスを見せており、ゴールエリアでの嗅覚の高さは本物だ。エムバペがエスピへのイージーパスを失敗した場面もあったが、結局エスピ自身が自分で答えを出した。ゴールの専門家が、勝利を引き寄せた。

AS2026年8月23日

【採点】エスパニョール戦──エスピが土壇場で救済、ギュレルとダンフリースが存在感

AS紙が伝えた。レアル・マドリードはリーガ開幕節でエスパニョールに勝利したが、試合を決めたのは終盤のエスピの一撃だった。各選手のパフォーマンスを採点する。🟢良い・🟡普通・🔴課題あり 🟢クルトワ 前半はほとんど仕事がなかった。同点ゴールの場面は飛び込んでくるボールに対してできることが少なく、責められない。後半はエスパニョールが脅威をほぼ生み出せず、穏やかに過ごした。 🟢ダンフリース(80分交代) 今節は先発に名を連ね、アレクサンダー=アーノルドを上回る起用の正当性を発揮した。守備でも攻撃でも強度があり、特に積極的な攻撃参加が際立った。この試合ではギュレルが内側でプレーする分、外のレーンを縦に突き続けた。何度も危険な形でエリアに侵入し、終盤の守備でも奮闘した。 🟡コナテ 空中戦の強さと安心感は疑いない。高さでマドリーの守備は改善されるはずだ。ただし同点ゴールの場面で課題を露呈した──プレスをかけに行きながら帰陣が遅れ、カラにフリーでヘディングを許してしまった。本来自分がいるべき場所に戻れていなかった。 🟢ハイセン 堅実な開幕戦。守備でのインテンシティと、ボールを持ったときの判断力を両立した。眉上をカットして出血する場面もあったが、落ち着いてプレーを続けた。前に向かう視野の広さは今後のマドリーにとって大きな武器になる。 🟡カレーラス(64分交代) 守備面では真面目にこなした。ただ攻撃で違いを生み出せず、マドリーが試合をコントロールしきれない時間帯に外から変化をつけられなかった。カラからの激しいファウルを受けたが、2枚目のイエローにはならなかった。64分でモウリーニョに交代を命じられた。 🟡バルベルデ いつも通りの献身的な運動量だが、チームが苦しんでいるときに試合を操れるタイプではない。1-1の場面ではカラのフリーランを防げなかった。ただし後半は積極的に顔を出し、こぼれ球を強烈なシュートで狙いポストを直撃するなど存在感を示した。 🟡ベルナルド・シウバ(80分交代) チュアメニ不在でのスタメン起用。コンディションが整えばどうなるか見守る必要があるが、今の段階ではボランチとしての役割に苦しんでいる。ゲームのリズムを上げる推進力が乏しく、低い位置でのプレーに不慣れな印象。右側に流れて高い位置を取ったときのほうが本来の輝きが見える。 🟢ギュレル(64分交代) 右ウイングとして起用されたが、頻繁に内側に絞って中央でプレー。ベリンガムの先制ヘッドを生んだ完璧なクロスは今節最高のアシストだった。エムバペとの連携も数度光った。64分にディオマンデと交代させられたが、試合展開を考えれば疑問の残る采配だった。 🟢ベリンガム(80分交代) この夜最良の形でシーズンを開幕させた。ギュレルの絶妙なクロスに飛び込みヘッドで先制。ヘディングでの得点機はさらに2〜3度あった。ただし全体的なプレーにはまだキレが欠け、リズムの早さに課題が残る。 🔴ヴィニシウス・ジュニオール 今節はよくなかった。序盤からカラとの個人的な口論に終始し、ドリブルでの仕掛けが極めて少なかった。終盤はやや改善したが得点には至らず。不用意なPK演技は2枚目のイエローになりかねなかった場面で、しかも攻撃的な状況を自ら潰す形にもなった。 🟡エムバペ 前半は両サイドから積極的な仕掛けを見せ、ドミトロビッチに2度シュートを打ったが、精度に欠けた。後半は試合から消えがちで、個人でこじ開けようとする場面が目立った。それでも終盤のそうした個人プレーからエスピの決勝点が生まれたのも事実だ。 🟡ククレジャ(64分out カレーラス→in) 公式戦デビュー。チームが疲れを見せていた時間帯の投入で、なかなか流れには乗れなかった。 🟡ディオマンデ(64分out ギュレル→in) 少し控えめなデビューになった。ただ1対1で仕掛ける場面では可能性を感じさせた。決勝点の場面でエムバペへ横パスを通し、起点となったことは評価できる。 🟢カマヴィンガ(80分out ベルナルド・シウバ→in) 守備面で安定感を発揮し、短い時間ながら機能した。 🟡アレクサンダー=アーノルド(80分out ダンフリース→in) クロスでエスピを狙うシーンを期待されたが、ほとんどボールを受ける場面がなかった。 🟢エスピ(80分out ベリンガム→in) マドリーを救った男。投入直後にエムバペのこぼれ球を押し込み決勝点。最も移籍金の低い補強が今節最大の仕事をした。

MARCA2026年8月23日

エスピの決勝弾に隠れた真実──「ギュレルはスタメン固定が答えだ」エスパニョール戦評

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョのマドリー「第二章」が幕を開けた。RCDEスタジアムが、ポルトガル人指揮官の白い冒険・第二幕の舞台となった。 ✅モウリーニョ第二次政権初スタメン 試合前日の会見でモウリーニョは「先発11人はもう選手たちに伝えた。みんなより情報を持っているのは誰だろうな」と記者をけん制した。20時11分、ピッチに飛び出した先発は以下の通り──クルトワ、ダンフリース、コナテ、ハイセン、カレーラス、バルベルデ、ベルナルド・シウバ、ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール、エムバペ。新加入3名とBMVが揃った、モウリーニョのリーガ第一号布陣だ。 ✅トルコ人とイングランド人の芸術──開始10分以内に先制 マドリーが試合の主導権を握るまで10分とかからなかった。ヴィニシウスが倒されて得たサイドからのFK、ギュレルのセンタリングがエリア中央に落ちると、ベリンガムがエスパニョール守備陣の隙を突いてヘディングでネットを揺らした。W杯で見せた好調をそのままリーガに持ち込む形だ。ベリンガムとギュレルのコンビが機能し始めている。 ✅ヴィニシウスの「余計なひと言」が試合を変えた マドリーは試合を完全にコントロールしていた。ベリンガムは自由に動き回り、ギュレルは支配者として輝いていた。しかしヴィニシウスが自陣近くで相手DF(リーデル)と口論を始め、さらにスタンドにも向かって挑発。それまで「眠らされていた」エスパニョールに突如として火が点き、直後に同点ゴールを献上した。因果関係を証明することはできないが、タイミングは重なった。試合は一変し、両ゴール前で激しい展開に。 ✅「格下」エスピが試合を決めた 最も安い補強と言われたカルロス・エスピが勝利をもたらした。貴重な勝点3を手にしたのは、将来的にマドリーとスペイン代表で大きな役割を担いそうなこの若者の一撃だ。 ✅エムバペ、またも空振り W杯ゴールデンブーツ受賞者のエムバペは、この夜「ゴールがローラーホッケーのゴールほど小さく見えたのではないか」というほど決定機を外し続けた。あらゆる角度から何度もシチュエーションを迎えながら、無得点に終わった。RCDEスタジアムはエムバペにとって依然として「無得点スタジアムリスト」に残ったままだ。 ✅ギュレルは「スタメン固定」が唯一の答えだ 議論の余地はない。モウリーニョがどう選手を組み合わせようとも、ギュレルはピッチに立ち続けなければならない。もはや「きらめきもあるが穴もある」タイプの選手ではない。今の彼はマドリーのハンドルを委ねられる選手だ。その才能を中心に組み立てることが最善の選択であり、それ以外は誤りだ。この夜も最初の交代でピッチを去り、以降のマドリーは輝きを失った。 ✅世界王者ククレジャへの拍手 この夜ブーイングが渦巻く中で例外があった。マルク・ククレジャだ。エスパニョールのカンテラ出身の世界王者は、スタメン発表の瞬間から拍手で迎えられ、60分過ぎに投入されると大きなオベーションを受けた。 ✅コナテ対ロベルト──この夜最大の対決 エスパニョールのストライカー、ロベルトとコナテの一騎打ちは見応えがあった。開幕戦で2ゴールを挙げてきた相手FWはゴールに背を向ける局面での粘り強さを見せたが、コナテは高さ・強さ・読みで正面から受けて立ち、移籍の正当性と先発の資格を証明した。 ✅バルベルデ、ポストに阻まれる キャプテンとしてこの夜中盤を走り続けた。攻撃に絡む機会は多くなかったが、80分前後の強烈なシュートがゴールポストを直撃。貴重な追加点を奪えなかった。

AS2026年8月17日

「エスピは本気だ」──モウリーニョが惚れ込んだ「ホセル型」、控えのまま得点王に

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョは「ハンマー」を求め、カルロス・エスピはその釘を打ち込んでいる。ゲルゼンキルヒェン──ルール炭鉱地帯のこの地が、エスピのプレシーズン2ゴール目の舞台となった。電撃加入したマドリーでわずか4試合、一度も先発せず累計153分の出場でチームの得点王に輝いた。ほとんど信じられない話だ。 「モウリーニョが彼を求めることに強い意欲を持っていた」と、エスピの獲得経緯に詳しい関係者がAS紙に語った。マドリーが断る理由はなかった。ベンフィカでヴァンゲリス・パヴリディスという9番を持っていたモウリーニョは、自陣のCFを新体制発足直後から探していた。ゴンサロ・ガルシアのフラム移籍で9番の穴が空くと、プレミアリーグからも引き合いのあったエスピをモウリーニョが指名。🇪🇸スペイン・バレンシア州タベルネス・デ・ラ・バジャニャ出身のストライカーがバルデベバスへの切符を手にした。クラブが求めたのは「ホセル型」の復活──身体的な強さ、献身性、少ない出場機会で確実に仕留める決定力だ。 ✅シャルケ戦のゴールに見るキラー本能 シャルケ戦のゴールはそのキラー本能を体現していた。動きを一瞬だけ緩めてオフサイドを回避し、カリウスの届かないコースへ頭で正確に流し込む。プレシーズン5本のシュート(うち枠内4本)でリーグ開幕前にチーム得点王──その効率性こそ、モウリーニョが長らく求めていた9番の姿だった。 ✅ロッカールームでも高評価 ピッチ外でも、エスピはバルデベバスで着実に居場所を作っている。カンテラ出身選手の兄弟であるジョアン・マルティネスがチームに紹介し、ククレジャら新加入組ともすでに親交を深めている。象徴的だったのは0-3で決着済みのシャルケ戦88分だ。2ゴール目を決める絶好の機会に、自らシュートを打たずカスティージャ出身のアレクシス・シリアにボールを贈った。シリアは決め切れなかったが、エスピの寛大さと焦りのなさはクラブ内部で大きな好印象を残した。マドリーはもう知っている──エスピは本気だ。

The Athletic2026年8月17日

身長194cm、ホセルの系譜──エスピ、マドリー電撃移籍の舞台裏

英スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。カルロス・エスピは今夏マドリーが獲得した最も謎めいた選手だ。バレンシア近郊タベルネス・デ・バルディグナ出身でサッカーと無縁の労働者家庭に育ち、急激な身体成長でレバンテの目に留まったのは2022年のこと。19歳だった2025年には36試合6ゴール2アシストでレバンテの1部昇格に貢献した。移籍は7月30日まで極秘扱いで、父のホアンホは「地獄だった。母にも兄弟にも誰にも言えなかった」と明かした。 昨季は序盤に出場機会を失っていたが、12月のルイス・カストロ監督(ポルトガル人)就任が転機となった。最終的にシーズン13ゴールを記録して残留の立役者に。その活躍でスペイン代表のW杯予備登録メンバーにも名を連ねたが、最終選考ではボルハ・イグレシアスに委ねられた。ブライトンを筆頭にプレミアリーグ各クラブも本格的な獲得検討に入ったが、モウリーニョからの直接電話が決定打となった。フラムへ4000万ユーロで放出したゴンサロ・ガルシアの後継として「純粋な9番」の役割が示されると、決断は容易だった。 ✅「天井がない」──レバンテ史上最高額の輩出 移籍金は2500万ユーロで、2018年のジェフェルソン・レルマ(ボーンマス、3000万ユーロ)に次ぐレバンテ史上2番目の売却額だ。サンチェス会長は「あの少年はスターになる。良い人間でもある」と語り、育成部長ナバーロは「チャンスが少なくてもゴールを決める。天井がない」と評した。エムバペを主軸とする体制でのエスピの立ち位置は、2年前のリーガ・CL二冠で貢献したホセルの系譜に重なる。かつてレバンテからケイラー・ナバスを獲得したマドリーが、再び同クラブから磨かれていない原石を手に入れた。

MARCA2026年8月17日

エスピ、モウの宿題を解いた──3試合2得点、マドリーが待ち望んでいたストライカー

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョが求めていたのは「ゴールの匂いを嗅ぎ取る昔ながらの点取り屋型9番」だった。その答えが元レバンテのカルロス・エスピだ。3度の出場でゴールを2本。2500万ユーロで加入したバレンシア出身のストライカーは、プレミア移籍が目前だった72時間の激動を経てマドリーに入団し、いきなり存在感を示している。 2024年のホセル退団以来、マドリーはこうしたプロファイルのストライカーを欠いていた。低いボールも高いボールも仕留める純粋な9番。モウリーニョ第1期を支えたアデバヨールになぞらえる声もあり、指揮官はすでに開幕戦への「第2の矛」として全幅の信頼を寄せている。エムバペの控えとして加入したが、このペースで行けばエンドリッキを逆転してポジションを固める可能性も十分ある。 ✅2ゴールが語る適応力 初ゴールはブダペストのフェレンツヴァーロシュ戦でバルベルデのパスから。2点目はシャルケ戦でカレーラスのクロスをファーポストで頭で合わせた。身長194センチの制空権はマドリーが長年持ち合わせていなかった武器でもある。デビュー戦でモウリーニョから受けた指示は「自分らしく、エリアにいろ、試合が苦しくても全力を尽くせ」。「夢のようだ。与えられたチャンスをひとつも無駄にしない」という誓いを、彼は今のところ完璧に守っている。

MARCA2026年8月9日

エスピとベルナルド、モウリーニョの前で初回答

スペイン紙『MARCA』が、マドリーのフェレンツヴァーロシュ戦(親善試合)を伝えました。 前半41分にマリオ・リバスがゴールを決め、後半49分にはカルロス・エスピがピッチに出てわずか4分でほぼ初タッチのボールを押し込む形で追加点。57分にコドロに1点を返されたものの、2-1でマドリーが勝利しました。エスピのゴールはエンドリッキ、ギュレル、フェデリコ・バルベルデとの連携から生まれた見事な流れとなりました。 この試合の最大の注目点はベルナルド・シウバの加入後初出場です。リズム不足は見て取れたものの、ボールを収める技術やテンポのコントロールは随所に光り、同紙は「このチームに非常にフィットするタレント」と評価しています。 フォーメーションについては、前の試合(対フィオレンティーナ)とほぼ同じスターターを並べ、トレント・アレクサンダー=アーノルドをベンチに置いてデンゼル・ダンフリースをサイドバックに起用。ディフェンスラインはカンテラ出身選手2枚を中心に組まれ、エンドリッキが1トップを務めました。 ベルナルド・シウバはギュレルが「10番」の役割を担うため、より深い位置、ダブル・ピボーテでの起用が軸になりそうとのこと。同紙は「ロドリの代役という立場になるかもしれないが、必要に応じてどこでもプレーできる」と分析しています。 ギュレルは再び存在感を示し「10番」としての地位を固めつつある一方、カマヴィンガの前半については「フランス人への疑問は払拭されなかった」と辛口。ヴィニシウス・ジュニオールは契約延長を発表した週に自然体の左ウイングとして出場しましたが、「特別なエネルギーは感じられなかった」と同紙は記しています。 また今週はヤン・ディオマンデの獲得とヴィニシウスの契約延長という慌ただしいニュースが続いており、ピッチ外でも話題の尽きないマドリーのプレシーズンが続いています…。

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