ヴィニシウスとベルナベウの抱擁を求めて──モウリーニョ「果実のなる木にしか石は投げられない」
スペイン紙『MARCA』が伝えた。
ラージョ・バジェカーノとのリーガ第5節(日本時間13日6時)を前に、モウリーニョ監督が記者会見に臨んだ。
✅ 「果実のなる木にしか石は投げられない」
モウリーニョはポルトガルの諺を引用し、ヴィニシウスへのブーイングを意に介さない姿勢を示した。「果実のなる木にしか石は投げられない。ヴィニシウスはその木だ」。同じ言葉をエムバペの擁護にも使った。「40ゴール以上を記録する選手が問題になるはずがない」
ヴィニシウスについては、データ面でも最高速に迫り、ボール奪取記録を塗り替えていると強調した。「必ずやってくる。ベンフィカ戦で一人でラウンドを決めたあのヴィニシウスが戻ってくる」
✅ エムバペへの惜しみない賛辞
エムバペの守備意識についてもモウリーニョは語った。「インテル戦、90分過ぎに10人になった状況で、疲弊したククレジャの前方で獣のように守っていた。あれには言葉にならないほどの価値がある」
インテル戦の内容への外部評価には反論した。「マドリーが3〜4失点してもおかしくなかったと言う人たちがいる。だが8点取れた可能性については誰も言わない」
✅ 「ローテーション」を使わずに語った起用プラン
ラージョ戦に向けての起用方針については、ローテーションという言葉を意図的に避けてこう語った。「新鮮なエネルギーのための余地がある。たっぷりガスを蓄えた脚が必要だ」。ただし視線はあくまで翌日の1試合に向いている。「3試合のことは考えていない。明日のことだけを考えている。勝たなければならない試合だ」
✅ F1スペインGPと45分の早起き
今回の記者会見は、FIFAが期間中使用しているバルデベバスを避け、ベルナベウで行われた。モウリーニョはF1スペインGPの予選を観るために45分早起きしたと明かし、笑いを誘った。F1 CEOのドメニカリとは友人で、日曜日のチケットも持っているという。「でも私という生き物は、勝てなければ生きていけない」