エンドリッキに漂う閉塞感──エムバペの量産モード、ギュレルの台頭…1月に状況見直しも
スペイン紙『AS』マヌ・デ・フアン記者が伝えた。
エンドリッキは先の移籍市場でローマへの移籍がほぼ決まりかけていた。マドリーでの出場機会が限られることは本人も理解しており、特にヤン・ディオマンデの加入後はその思いが強まっていた。しかしモウリーニョ監督が介入し、🇧🇷ブラジル人選手の放出を拒んだ。プレシーズンでのパフォーマンスを高く評価しており、チームに大きく貢献できると考えていたからだ。特に、2027年1月まで復帰が見込めないロドリゴの不在期間において。
エンドリッキは監督の言葉を信じて残留を決断した。しかし以来、想定していたようには何も進んでいない。もし状況が好転しなければ1月に移籍を再検討してローン移籍に出られることも分かったうえでの決断だった──昨シーズン、リヨンへの実りあるローンでワールドカップ出場をつかんだように。だが重要なのは今この瞬間であり、今のエンドリッキの現状は期待とはかけ離れている。
まず筋肉系のトラブルでリーグ序盤4試合は欠場を余儀なくされた。そして今、招集メンバーに名を連ねるようになったものの──インテル戦、ラージョ戦でメンバー入り──次に待ち受けるのはより難しい課題だ。攻撃陣のローテーションをほとんど行わないマドリーで、出場時間を確保すること。
同じポジションを争うエスピはすでに1ゴールを決め、出場時には鮮烈な印象を残しているが、まだスタメンの機会を待ち続けている。バロンドールを意識してゴールを量産するエムバペ、そしてディオマンデが活躍すると期待されていた右サイドでギュレルが輝きを放つ中、エンドリッキに残されたスペースはあまりにも狭い。
✅「9番でも、左でも、右でも」
モウリーニョ監督はプレシーズン中、何度もエンドリッキへの信頼を示していた。「本当に好きな選手だ。複数のクラブが接触してきたが、ローンも売却もしたくなかった。大切な才能を持っている」。残留を選んだ最大の理由はその万能性にある。1トップだけでなく、右ウイングとしての可能性も秘めているからだ。「右でも、左でも、9番でも、10番でも…前線ならどこでもプレーできる」。