レアル・マドリード、クラシコに続きラシンにも3-0──The Athletic「すべてがモウリーニョの思いどおりに」、残る問題はヴィニシウス
アメリカメディア『The Athletic』が、ラシン戦(0-3)の試合レポートと分析を掲載した。 執筆は、マリオ・コルテガナ記者だ。
| 時間 | 得点者 |
|---|---|
| 前半 | エムバペ(PK) |
| 22分 | ベリンガム |
| 36分 | ディオマンデ |
ラシン 0-3 レアル・マドリード(エル・サルディネロ)
✅ トレントが10月10日以来の先発
この試合では、トレント・アレクサンダー=アーノルドが先発した。 10月10日のビジャレアル戦(1-0)以来の先発で、その間、右SBにはダンフリースとバルベルデが起用されていた。 トレントは、今季2回目のフル出場を果たした。
モウリーニョ監督は、トレントを起用した理由について、こう話した。 「相手のプレスを考えると、トレントの技術の方がいいと思った。そして、彼は素晴らしい、非常にバランスの取れたプレーをした。」
✅ 「ソフトな」PKで先制
マドリーは、エル・サルディネロで素早いスタートを切った。 きっかけは、「ソフト」に見えたPKの判定だった。
エムバペは、マッテオ・プラティの腕が当たってペナルティエリア内で倒れた。 ラシンの抗議にもかかわらず、ホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテロ主審はPKを指示した。 エムバペはこれを確実に決め、14試合目で今季15ゴール目を記録した。
✅ ベリンガムのループ、ディオマンデのハーフボレー
22分には、さらに良くなった。 ラシンの高いDFラインの裏のスペースを突き、ベリンガムがギュレルのパスに走り込んだ。 飛び出してきたGKフレン・アギレサバルの頭上をボールで越え、無人のゴールに流し込んだ。
36分には、ディオマンデがCKの流れから見事なハーフボレーを決め、前半のうちに3-0とした。 夏にRBライプツィヒから加入したディオマンデは、最近の素晴らしい調子を続けている。
72分、ラシンはチュアメニのハンドでPKを得たと思った。 しかし、モニターでの確認を求められたムヌエラ・モンテロ主審は、長い中断の後にPKを取り消した。
91分には、流れるようなパス回しからベリンガムがネットを揺らした。 しかし、オフサイドの旗が上がり、4点目にはならなかった。
✅ モウリーニョ「今週がどうなるか」
モウリーニョ監督は試合後、こう話した。 「4か月足らずは長くはないが、着実に良くなっている。 私も最初の日には分からなかったことを理解してきたし、選手たちも、監督としての私のやり方、私にとって譲れないことをよりよく理解している。」
「調子は良い。だが、難しい2試合がある今週がどうなるかだ。」
| 日程(日本時間) | 対戦相手 | 大会 |
|---|---|---|
| 11月5日(木) 2:45 | AEKアテネ(アウェー) | CL |
| 11月8日(日) 5:00 | バレンシア(アウェー) | リーガ |
モウリーニョ監督が話した「難しい2試合」
この勝利で、3位のマドリーは、首位バルセロナとの3ポイント差、2位アトレティコ・マドリードとの1ポイント差を保った。
✅ 分析:「すべてがモウリーニョの思いどおりに」
もし疑いがあったとしても、カンプ・ノウでのクラシコの勝利は、まぐれではなかった、とコルテガナ記者は書いている。
モウリーニョ監督のマドリーは、6連勝で力を証明した。 今季初の6連勝で、2025年9月から10月にかけて以来のことだ。 これは、復帰したモウリーニョ監督の下でチームが手にした安定感を示している。 今は、すべてがうまくいっているように見える。
もう一つ印象的な数字がある。 直近5試合のうち4試合で、3ゴール以上を決めている。 選手たちが、気持ちよく才能を発揮していることの表れだ。
✅ 守備も中盤も攻撃も
コルテガナ記者は、チームの各ラインを次のように評価している。
| ポジション | コルテガナ記者の評価 |
|---|---|
| CB | ハウセンとコナテのコンビが落ち着いた |
| 中盤 | 守備的な選手と攻撃的な選手の組み合わせがうまく機能(ラシン戦はチュアメニとベルナルド・シウバ) |
| ベリンガム | 見事だったデビューシーズンを思い出させている |
| ギュレル | 誰もが認める先発になった |
| エムバペ | ゴール前で冷静なまま |
| ディオマンデ | 本当に存在感を示した |
『The Athletic』の分析をもとに作成
✅ 残る問題は、ヴィニシウス
今、唯一の問題はヴィニシウスだ。 リーガでは、ヴィニシウスが出場停止で欠場した3試合で、マドリーは合計9-2の成績を残している。 レッドカードによる出場停止は、次の週末のメスタージャでのバレンシア戦が最後になる。
コルテガナ記者は、論理的に考えれば、ヴィニシウスは水曜日のAEKアテネ戦で先発するだろうと書いている。 プロジェクトとロッカールームにとってのヴィニシウスの重要性があり、モウリーニョ監督もヴィニシウスの最高の姿を引き出そうと決めているからだ。
しかし、今の前線の選手たちがこれだけのパフォーマンスを見せている中で、誰かを外すのは不公平に感じられる、とも書いている。
関連記事
レアル・マドリードのモウリーニョと、フベニールAのアルバロ・ロペス監督──2012年にデビューさせた「師弟」が欧州で全勝、そろってアテネへ
レアル・マドリードのディオマンデ、ラシンの少年にユニフォームを贈り、エル・サルディネロが大喝采──「ディオマンデ、ユニフォームちょうだい!」
レアル・マドリード、ラシン戦は「45分間のクリニック」──ロンセロ氏「モウリーニョは、自分の下で良き時代が戻ってくると選手たちを確信させた」
レアル・マドリードのモウリーニョ、ラシン戦後の会見で「ルールを知らない人が多い」──チュアメニのハンドは「跳ね返りだから絶対にPKではない」、交代3人の理由も説明
