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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で
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スペイン紙『AS』が伝えた。マドリー史上最高額の補強であるヤン・ディオマンデが、代表ウィークでも存在感を高めている。コートジボワール代表では背番号10と左サイドを託され、木曜日のガーナ戦でも相手を苦しめた。 ✅ コートジボワールの新たな大スター マドリーの将来は、ディオマンデを背骨に据えて描かれている。だがコートジボワールにとっては、それ以上の存在だ。 ディオマンデはマドリーで日に日に大胆なプレーを見せ、モウリーニョ監督の構想でも存在感を増した状態で代表ウィークに入った。代表でも、すでに「エレファンツ(コートジボワール代表の愛称)」の新たな大スターとして扱われている。 ✅ 背番号10と左サイド マドリーは、代表に招集された選手たちの試合とその状況を細かく分析している。 ガーナに2-0で勝った試合では、ディオマンデが代表を背負い始めている姿が見られた。精神的支柱は元バルサのケシエだが、W杯を経てディオマンデは一段上の立場に引き上げられた。 アフリカ・ネーションズカップ、そして2030年W杯に向けた道しるべとして、注目の背番号10と左サイドを任されている。 マドリーでは左サイドはヴィニシウスが不動の存在だが、ディオマンデはマドリーの選手としても頭角を現し始めている。 ✅ ルナール監督「サイドで違いを生んだ」 8月に就任した新監督で、アフリカ・ネーションズカップを2度制したフランス人のエルヴェ・ルナール監督も喜んでいる。 ガーナ戦後には「ヤンはサイドで違いを生んだ。とても良い試合だった。彼のおかげでスペースを多く作れた」と称賛。マドリーのユニフォームでも見せている鋭いドリブル突破が、代表でも光った。 ✅ 守備の規律も評価 ルナール監督は、戦術面での献身にも触れた。モウリーニョ監督が求め、マドリーでも見られている部分だ。 「終盤はとても規律正しく、チームと連動して動いていた。それはチームにとってとても重要だ」 マドリーでも、ディオマンデに守備の怠慢は見られない。直近3試合(エルチェ戦、ラージョ戦、ダービー)でのボール奪取15回のうち、73.3%は自分やチームがボールを失った直後の奪い返しだった。
スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのキリアン・エムバペは、軽症で済んだことがわかった。離脱期間は10〜12日と見込まれている。 ✅ 診断は「左膝後方関節包の過伸展」 エムバペは土曜日にマドリードで検査を受け、「左膝後方関節包の過伸展」と診断された。離脱期間は10〜12日の見込みだ。 これにより、10月25日21時にスポティファイ・カンプ・ノウで行われる今季最初のクラシコには間に合う見通しとなった。負傷からちょうど1か月後の試合だ。 さらにコナテと同様、代表ウィーク明け初戦のビジャレアル戦に間に合わせることも目指しているという。 ✅ 待ち受ける過密日程 クラシコ以外にも、マドリーには重要な試合が続く。2週間後にホームでビジャレアル戦、その後はローマとのアウェー戦、ホームでのセビージャ戦とライプツィヒ戦が控えている。 ✅ ゴール直後に膝を押さえる エムバペは金曜日の夜、コジャエリで行われたネーションズリーグのトルコ対フランス戦で負傷した。フランスに先制点をもたらすシュートを放った直後に膝を押さえた。このゴールが試合唯一の得点となった。 その瞬間から状態は良くないとみられ、この試合で代表監督デビューを飾ったジネディーヌ・ジダン監督のコメントもそれを裏付けていた。 試合後、フランスサッカー連盟は「腱の負傷」と発表し、エムバペはマドリードで治療を受けるため土曜日の朝に代表合宿を離れた。フランス代表は代わりの選手を招集しない。 ✅ 昨季も痛めた左膝 マドリーが心配したのには理由がある。昨季も同じ左膝の負傷で12試合を欠場し、さらに3試合でプレーや出場時間に明らかな影響が出た。この時は、誤診があったのではないかと物議を醸した。 ✅ フランス代表から相次ぐ悪い知らせ フランス代表からのマドリーへの悪い知らせはこれだけではない。数日前には、コナテも右膝の側副靭帯を痛めてマドリードに戻っている。 コナテも代表ウィーク明けのビジャレアル戦出場を目指しているが、来週の回復具合次第だという。
スペイン紙『AS』が伝えた。ダービーは審判問題の陰に隠れてしまったが、その中で数少ない明るい材料だったのがジュード・ベリンガムだ。W杯で完全に復活したベリンガムは、今季のマドリーでも「点を取り、ボールを奪い、チャンスを作る」存在になっている。 ✅ ダービーでも「最も機能した選手」 同紙は、メトロポリターノでのベリンガムを、サッカーの「潤滑油」が足りなかったチームの中で最も機能していた選手と評価する。 チームとしての問題に隠れてしまったが、今季一貫しているのがベリンガムの存在だ。夏のW杯でトゥヘル監督のもと決定的な働きをしたように、モウリーニョ監督のもとでも欠かせない存在になっている。 代表ウィークではイングランド代表に合流し、ケインと並ぶ絶対的なリーダーとして、ウェンブリーでスペインの脅威となる。 ✅ W杯前は11試合ノーゴール W杯前の数か月は苦しかった。母国では批判の声があり、トゥヘル監督ですら起用に疑問を示したことがあった。 代表では11試合連続でゴールがなく、ポジションも定まらなかった。しかしW杯が始まると一変。初戦のクロアチア戦でゴールを決めると、その後さらに6ゴールを重ねた。 エムバペ、メッシに次ぐ大会3位の得点者となり、先日は銅のブーツ賞も受け取った(SNSでは「そんな賞があるなんて知らなかった」とおどけていた)。 メキシコ戦とノルウェー戦では2試合連続で2ゴールを挙げてイングランドを準決勝へ導き、マイアミでの3位決定戦でも得点した。 ✅ モウリーニョは「10番」として起用 モウリーニョ監督も、W杯でのトゥヘル監督と同じく、ベリンガムをゴールに近い位置で起用している。そこでこそ長所が最も輝くと考えているからだ。 監督はベリンガムを、牙を持ったオールラウンドなMFとみている。そのため、ドブレピボーテ(2ボランチ)の一角として起用したことは一度もない。時折入った左サイドで起用するつもりもなく、そうした役割には別の選手を充てている。 求めているのは「10番」としての役割で、ベリンガム自身もそのポジションが一番心地よいようだ。 ✅ 数字が示す「万能兵士」 その影響力は数字にも表れている。同紙は、攻撃だけでなく守備の仕事もこなすベリンガムを「万能兵士」と表現している。 ✅ トゥヘル監督との微妙な関係 ただ、個人としてもチームとしても成功したにもかかわらず、トゥヘル監督との関係は変わっていない。 W杯準々決勝のノルウェー戦の後、監督は「少しの運があった」と話し、選手たちの戦いぶりを評価しなかった。するとベリンガムは「そうかもしれない。でも監督は、あの状況でアーリング・ハーランド、マルティン・ウーデゴール、アントニオ・ヌサ、アレクサンデル・セルロートを相手にプレーすることがどういうことか、わかっていないのかもしれない。簡単な相手じゃない。僕たちは前向きな雰囲気を作ろうとしてきたし、決勝トーナメントに向けてそれを保たなければならない」と反論した。 それでも、ベリンガムがチームで持つ影響力は絶大だ。ケインと同様、トゥヘル監督は彼を頼りにすることになる。EURO準優勝のイングランドは、EUROとW杯を制したスペインの「2つ目の星」の初陣を苦いものにしようとしている。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのキリアン・エムバペが、ネーションズリーグのトルコ対フランス戦で先制ゴールを決めた直後に左膝を痛め、途中交代した。 ✅ ゴール直後に異変 エムバペは、ジダン監督体制のフランス代表にとって初めてとなるゴールを決めた直後、左膝に違和感を覚えた。 メディカルスタッフの治療を受けていったんピッチに戻ったものの、再びピッチに倒れ込み、すぐに交代を求めた。 ✅ 足を引きずって退場 58分、エムバペは明らかに痛がる様子で、左膝をかばって足を引きずりながらピッチを後にした。代わってデジレ・ドゥエが投入された。 このゴールはエムバペにとってフランス代表通算67点目。試合開始直後から苦戦していたトルコでの一戦で、フランスに先制点をもたらしていた。 ✅ 代表残留かマドリー帰還か エムバペは数時間以内に最初の検査を受ける予定で、その結果をもとに、代表合宿に残るかマドリードに戻るかが決まる。 ✅ フランス代表のマドリー勢に相次ぐ負傷 フランス代表のマドリー所属選手が負傷するのは、この数時間で2人目だ。 木曜日の朝には、右膝の軽い捻挫を負ったイブラヒマ・コナテがすでにマドリードに戻っている。
スペイン紙『AS』の編集デスクアルフレド・マティージャ氏が、同紙のコラムでアルダ・ギュレルの現状を論じた。誰もがマドリーに欠かせない選手だと認める一方で、大一番になると再び「一番弱い輪」になってしまう――。同氏はその姿をグティに重ね、モドリッチを手本にするよう説いている。 ✅ ダービーで真っ先に交代 好調ぶりと実力が認められ、ギュレルはメトロポリターノでのダービーで先発に名を連ねた。マドリー史上最高額の補強であるディオマンデを押しのけての先発だった。 しかし、ハウセンの退場を受けてモウリーニョ監督が急いで布陣を修正した際、ヴィニシウスとともに真っ先に下げられた。ほかにもっと交代にふさわしい選手がいたにもかかわらずだ。 この交代でチームはゲームを組み立てる選手を失い、同時に、このトルコの至宝が「数字よりも人の心」で評価されている選手だということを改めて印象づけた、と同氏は指摘する。 ✅ グティと重なる姿 同氏は、ギュレルの姿は誤解されることの多かった天才、グティを思い起こさせると言う。左足のボールの運び方、遠くを見る視線、ドリブル、スルーパス、エリア内で漂うような動き。入場料を払う価値があると思わせるところまでそっくりだ。 問題は、似ているのがプレーの印象だけでなく、キャリアの歩みにまで及び始めていることだ。 ✅ 大舞台に立てなかったグティ グティはマドリーで77ゴール97アシストを記録し、見ていて美しく、創造性が求められる場面では誰もが起用に賛成した選手だった。 しかし監督たちは、彼に「闘牛士クーロ・ロメロの影」(天才だが不安定)を見ていたという。 主将としてベルナベウを何度も沸かせたが、優勝した3度のCL決勝では1分も出場しなかった。W杯にもEUROにも出場できず、インターコンチネンタルカップも3回中2回はベンチで見守った(出場した1回はボカに敗戦)。2002年のコパ決勝でデポルティーボに敗れた「センテナリアソ」もベンチからだった。 ✅ ギュレルの「大一番」の数字 ギュレルも同じ道を危険なほど進んでいる、と同氏は言う。 シャビ・アロンソ監督のもとで序列を上げ、グティが去るのを気にしなかったモウリーニョ監督も、ギュレルには満足しているように見える。通算19ゴール28アシストも記録している。 しかし数字は厳しい。出場可能だった7回の決勝はすべてベンチスタートで、うち3回は出番がなかった。2023年に加入してから、クラシコは8試合中2試合、ダービーは9試合中3試合しか先発していない。 体力面で成長しても、出場した119試合のうちフル出場はわずか10試合にとどまっている。 ✅ 手本はモドリッチ 同氏は、ギュレルが目指すべきはモドリッチだと説く。モドリッチも加入当初は苦しみ、獲得に疑問を呈する声さえあった。 しかしモドリッチ(マドリーで43ゴール95アシスト)は、出場した5度のCL決勝でフル出場を果たした。ベンチスタートはドルトムントとの決勝だけ。そのほかの決勝でも、出られなかったのはローテーションや軽い痛み、プレシーズン不足のときくらいだった。 40歳を過ぎた今も勝負師のモドリッチは、ギュレルがダービーで悔しさをかみしめていた日曜日、セリエAのレッチェ戦で3-0の勝利を導き、終盤に拍手を浴びながらベンチに下がった。 ✅ 「伝説」か「ただの名手」か ギュレルはモドリッチと43試合、1,479分をピッチで共にしている。 同氏は、その「修士課程」こそがギュレルを定着へと突き動かす燃料になるべきだと結ぶ。「ただの名手」ではなく「伝説」として歴史に名を残したいのであれば。 ※本記事は、ASのAlfredo Matilla氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのアンバサダーを務めるロベルト・カルロスが、ポルトガルサッカー連盟主催の「Portugal Football Summit」に登壇し、同紙の単独取材でバロンドールの本命にエムバペを挙げた。 ✅ 迷わずエムバペ 2002年W杯の優勝メンバーで、史上最高の左SBの一人とされるロベルト・カルロスは、リスボン近郊オエイラスで開かれたサミット2日目の開幕スピーカーを務めた。 10月26日にロンドンで発表されるバロンドールについて問われると、「誰が獲るべきか?キリアン・エムバペだ」と迷わず答えた。 ✅ C・ロナウドは「あと10年できる」 ポルトガルのサミットということもあり、クリスティアーノ・ロナウドにも言及。 「あと10年はプレーできる。身体能力は驚異的だし、ポルトガル代表にいることを喜んでいて、サッカーを続けることに喜びを感じている」と称えた。 ✅ 銀河系時代の学び 講演では、銀河系の一員だった時代も振り返った。 「2002年、ロナウドは90分でバロンドールを勝ち取った。ブラジル代表と銀河系時代のマドリーで、自分は歴史ある選手たちに囲まれた更衣室の子どものような気分だった。彼らから学びたかった」と語り、特に多くを学んだ相手としてジダンの名を挙げ、「ジダンは超がつくほど頭がいい」と評した。 ロナウド・ナザーリオについては「また別のタイプの人間で、偉大な実業家だ。バジャドリードを買って、クラブの価値を大きく高めた。売却したときにはまったく違う価値になっていた。クラブの価値が上がるための土台を作ったからだ」と話した。 ✅ 描いていた「監督への道」 2015年末にインドで現役を引退したロベルト・カルロスは、かつて監督を目指していたことも明かした。 「現役時代は監督になるつもりだった。世界最高の監督たちと仕事をし、世界最高の選手たちとプレーして、戦術を学び始めた。引退後はまず小さなクラブから始めて、いつかブラジル代表の監督になるつもりだった。同時にスポーツディレクターの講習も受けていたし、時間があるときはサッカーの規則についても読んでいた」 しかし実際のセカンドキャリアは別の道に進み、「選手として築いた物語と自分のイメージを生かし、マドリーのアンバサダーとしてクラブの名前を世界に届けている」と語った。 ✅ 財産の99%を失った過去 さらに、過去のつらい経験も告白した。 「ある人たちとのトラブルで、口座はほとんどゼロになった。サッカーで築いたものの99%を失った日があった」 その後、Entourage Sportの助けで経済面も家族の面も生活を立て直すことができたといい、「今はとても穏やかに暮らしている。人生で一番苦しいときに彼らがしてくれたことを、今の選手たちにもしてあげたい。だから共同経営者になった」と語った。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのFWエスピが、今季ここまでの720分のうちわずか26分、出場率3.6%しかプレーしていない。それでも2ゴールを挙げ、チームに勝ち点4をもたらしている。 ✅ 26分で2ゴール エスピの今季の出場時間はわずか26分。その中で2ゴールを記録し、ベティス戦の1点も数センチのオフサイドで取り消されていなければ3点目になっていた。 出場するたびに結果を出しているにもかかわらず、ベンチから抜け出せていない。 比較として、同紙はCL14回目の優勝を果たしたシーズンのホセルを挙げる。ホセルはそのシーズン、全体の42%の時間に出場していた。 ✅ 10分を超えたことは一度もない 最長の出場は開幕のエスパニョール戦の10分で、ほかはレアル・ソシエダ戦4分、ベティス戦8分、インテル戦1分、エルチェ戦3分。マラガ戦、ラージョ戦、アトレティコ戦は出番がなかった。 エスピは火曜日のASのインタビューで「ホセルはホセル、僕は僕。彼はチャンスをとてもうまく生かしていたし、僕も出場するたびにそうしようとしている」と謙虚に語っている。 ✅ MFに代わって投入されるFW エムバペとの交代は一度だけで、それもインテル戦のアディショナルタイムに時間を使うための交代だった。 それ以外はベリンガム、ベルナルド・シウバ、バルベルデ、トレントとの交代。MFを下げてエリア内の人数を増やすための起用が多い。 点が必要な切迫した場面での投入が多いなかで、エスパニョール戦の90分、エルチェ戦の91分に決勝点を決めた。 ✅ エスピがいなければ首位と10ポイント差 同紙の計算では、エスピのゴールがなければエスパニョール戦とエルチェ戦は引き分けに終わっていた。 その場合、マドリーの勝ち点は11で6位、首位との差は10ポイント。9月の時点でリーガ優勝がほぼ絶望的になっていた可能性もある。 わずか26分が、それほど大きな意味を持っている。 ✅ U-21スペイン代表に初招集 この活躍が評価され、エスピはU-21スペイン代表に初めて招集された(U-19とU-20には選ばれた経験がある)。 EURO予選のフィンランド戦(タンペレ)、サンマリノ戦(セッラヴァッレ)、ルーマニア戦(唯一のホームゲームで、イビサで開催)に臨み、ゴンサロとポジションを争うことになる。 ✅ さらに出場機会の少ないエンドリッキ もっと厳しい状況にあるのがエンドリッキだ。今季の出場はわずか4分、出場率0.5%にとどまる。 最初の4試合はケガのリハビリの最終段階で欠場。その後の4試合でも、モウリーニョ監督が勝ちにいったエルチェ戦の4分だけで、インテル戦、ラージョ戦、アトレティコ戦では出番がなかった。 ✅ 起用20人中19番目 モウリーニョ監督がこれまでに起用したのは20人で、エスピの出場時間はそのうち19番目。下にいるのはエンドリッキだけだ。 ルニン、アセンシオ、ティアゴはまだ今季デビューしておらず、ミリトン、メンディ、ロドリゴの負傷者3人とセルヒオ・マルティネスも出場していない。 出場機会が少なくても、結果は出ている。それでも数字は変わらない――エスピの出場率は3.6%だ。
スペイン紙『AS』が伝えた。メトロポリターノでのダービーから数日がたっても、マドリーでは審判への怒りが収まっていない。一方でクラブ内部では、プレー内容やスカッド編成に課題があることも認めているという。 ✅ 公式サイトのトップは「最悪の審判がダービーを決めた」 試合終了から約48時間後の火曜日の昼になっても、クラブ公式サイトのトップには試合レポートが掲載されたままだった。 見出しは「最悪の審判がダービーを決めた」。画像には、マドリーが最も強く抗議した2つの場面、クティ・ロメロのベリンガムへのタックルと、イ・ガンインのバルベルデへのタックルが並べられていた。 ✅ 対外的には「審判問題」を前面に クラブは外に向けて、オルティス・アリアス主審の判定こそが試合を語るうえでの中心だと明確に打ち出しており、「強奪」という言葉も繰り返し使われている。 さらに試合後、テレビ中継では映らなかったプビルのハンドの映像が出てきたことで、怒りは一層強まった。PKとプビルの2枚目のイエローに値する場面だったとみているためだ。 ✅ 内部では課題も認識 ただし、マドリーは審判以外の問題から目を背けているわけではない。 クラブ内部では、ダービーで良い試合ができなかったこと、そして今季ここまで安定して流れるようなプレーを見せられていないことをはっきり認めているという。 ✅ スカッド編成には賛否 スカッドについても意見が分かれている。 ロドリか同じタイプのMFをもう1人獲得すべきだったのではないか、また一部の選手を放出して枠を空け、チームの流れを変えるべきだったのではないか、という点は議論の余地があると受け止められている。 クラブとしては、このスカッドは今以上の結果を出せるはずだと考えているが、それが保証されたものではないことも自覚しているという。 ✅ 代表ウィーク中の宿題 これから3週間にわたる代表ウィークに入る。モウリーニョ監督は、残っている選手たちとともに、プレーとシステムの「ひび割れ」の修正に取り組むことになる。 クラブは、モウリーニョ監督を審判問題に関する唯一のスポークスマンに指名しており、質問された際にはクラブの主張を代弁することを期待している。 ✅ エムバペ「もっとやらなければ」 メディアの前では怒りを示し、非公開の練習では反省する――これがマドリーの今の姿だ。 この反省は一部の選手も共有しており、エムバペも『AS』に対して「もっと練習して、もっとやらなければならない」と語っている。
スペイン紙『AS』の副編集長トマス・ロンセロ氏が、同紙のコラムで21世紀のレッドカード収支を取り上げ、スペイン国内の審判がマドリーに不利な判定を続けていると強く主張した。 ✅ 国内と欧州で違いすぎる判定 ロンセロ氏は、マドリーが今季も審判団をめぐって「困惑と憤り」の中にあると指摘。 クラブのRMTVが公開している動画は、国内大会(リーガ、コパ、スーペルコパ)と欧州の舞台とで、マドリーが受ける判定がまったく違うことを示しているだけだと擁護した。 ダービーでクティ・ロメロとイ・ガンインに「出なかった退場」についても、「もしアトレティコが被害者だったら、国を挙げてのスキャンダルになり、公式声明がいくつも出ていただろう」と皮肉った。 ✅ 21世紀のレッドカード収支 同氏が根拠に挙げるのが、2000年代以降の「受けた退場」と「相手に出た退場」の差だ。 バルサは+69という圧倒的なプラス。アトレティコでさえ+1なのに対し、マドリーは0にとどまるという。 「スペインの審判にとって、マドリーは蹴られるのと同じだけ相手を蹴っていることになる。非現実的で、受け入れられず、事実に反する」と断じた。 ✅ 欧州ではマドリー+13、バルサ+12 一方、同じ期間の欧州の大会では、マドリーが+13、バルサが+12とほぼ互角だという。 ロンセロ氏は、両クラブの攻守のスタイルや戦力はほぼ同等だという前提に立ち、国内だけで大きな差がついていることこそ異常だと訴えている。 また、ネグレイラ事件にも触れ、2001年からバルサと金銭的な関係を持っていたとされる元審判委員会副委員長の問題が、いまだ裁判に至っていないことを批判した。 ✅ バルベルデをめぐる判定の差 昨季のベルナベウでのダービーでは、ムヌエラ・モンテロ主審が、バエナへの横からのタックルでバルベルデにレッドカードを出した。ロンセロ氏は「イエローが妥当だった」とみている。 ところが今回のダービーでは、バルベルデが足首を壊されかねないタックルを受けたのに、イエローカードすら出なかったと指摘した。 ✅ 審判の選手への話し方 コラムは、審判の選手への接し方の違いにも踏み込んでいる。 オルティス・アリアス主審はバルサ対アスレティック戦で、ラミン・ヤマルに「とんでもない踏みつけをしたな」と声をかけながら、警告を出さなかったという。 同じ審判がラフィーニャに「その口ひげ、いいね」と話しかけていた一方、イ・ガンインのタックルを受けたバルベルデが警告しないのかと詰め寄ると、薄ら笑いを浮かべるだけだったと伝えている。 ✅ セビージャ戦でも さらに先週末のセビージャ対バルサ戦では、ラフィーニャがマルティネス・ムヌエラ主審に「2つ3つファウルを取ってくれ」と求め、主審が「もう彼らには言った」と応じる場面があったという。 ロンセロ氏は、中継では映らなかったロドリの肘打ちについても、VARでレッドカードに値したと主張している。 ※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのDFマルク・ククレジャがスペインのラジオ番組「El Larguero」に出演し、モウリーニョ監督の印象やヴィニシウスとの連係、ダービーの判定などについて率直に語った。 ✅ モウリーニョ監督の印象 この夏チェルシーから加入したククレジャは、「テレビで見て知っていただけだったが、驚かされた。とても良い人で、すごく距離が近い。今のところいつも上機嫌で、それは大事なことだ。彼と一緒に成功の時代を築けたらいい」とコメント。 チャンピオンズリーグを制したらモウリーニョのタトゥーを入れるかと問われると、「そういう約束はさせないでくれ。自分がした約束は結局全部果たすことになるから」と笑いを誘った。 ✅ ヴィニシウスとの連係 「一緒に練習試合をする時間もほとんどなく、いきなり公式戦に入った。彼にとっても、これまでの左SBとは違う相手と連係するのは簡単ではない」と説明。 そのうえで「守備はおそらく彼の長所ではないし、一番得意なことでもない。それでもチームのために努力しているのが見えるし、良いスタートだと思う」と献身的な姿勢を評価した。 ✅ 速すぎる前線とSBの悩み 「ヴィニシウス、エムバペ、ベリンガムは走るのが大好きで、DFがボールを奪った時にはもう攻撃が前に進んでいる。SBがゴールライン際まで上がる時間がない」と明かした。 「時にはもっと長くボールを保持して試合をコントロールする必要がある。そうすればチーム全体が敵陣に入れるし、ボールを失っても近い距離で奪い返せる」と課題を指摘。 プレシーズンがほとんどなかったことにも触れ、「改善すべき点はあるが、明るい兆しもたくさんある」と前を向いた。 ✅ 「走らないマドリー」というデータ マドリーがリーグで最も走行距離の少ないチームだというデータについては、「驚いた。自分たちはたくさん走っていると思うが、データはデータ」とコメント。 「ダービーとベティス戦に負けたから話題になっているだけで、全部勝っていれば『走らないけど効率的だ』と言われていたはず」と述べた。 ✅ ダービーの判定 「審判のせいで負けたとは言いたくない。4点取っていれば勝っていたはずだから」としながらも、「この規模の試合ではかなり影響したと思う。PKと退場まではとても拮抗していた」とコメント。 「マドリーに対する見えざる手」の存在については「そこには踏み込まない。自分の仕事をきちんとこなすだけで精一杯だ」と明言を避けた。 ✅ ロドリへの“さりげない”メッセージ バルサ移籍を選んだロドリについては、「来る前にさりげなくメッセージを送って、チームメイトになれたらと伝えたが、彼は別の決断をした」と告白。 「彼のことは嬉しく思うけど、あまり成功しないでほしい。それは自分たちが成功するということだから」と冗談交じりに語った。 ✅ バロンドールは誰に? 「スペイン人が獲れば、あのW杯を戦ったのだから当然。キリアンが獲っても、歴代最多得点者でゴールデンブーツも獲ったチームメイトだから嬉しい」と明言を避けた。 「キリアンが獲ったら、代表でラミン(・ヤマル)が今後チャンスを掴めるよう支える。スペイン人が獲ったら、もっとやる気になったエムバペが僕らのタイトル獲得を助けてくれる」とユーモアを交えて答えた。 ✅ ベルナベウのブーイング 「自分はよくブーイングされる選手だから慣れているが、ここは早い。インテル戦では開始2分、まだボールに触ってもいないのにブーイングが起きた」と振り返った。 それでも「多くの偉大な選手と魔法のような夜を見てきた観客だからこそ、もっとやれるという注意喚起だと理解している。自分もいつかそんな夜を経験したい」と語った。
ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが深刻な不振に陥っている。スペイン紙『AS』が詳報した。 マドリード・ダービーはまさに底を打つ瞬間となりました。低調なパフォーマンスに加え、後半の早い時間帯に交代させられるという屈辱的な結末。その後ヴィニシウスは自身のSNSで不振を公に認め、「期待されているパフォーマンスからかけ離れている」と率直に吐露しました。 現在ヴィニシウスはブラジル代表としてオーストラリア、インドと転戦する約2週間の旅を前にしています。遠征中は、低迷するクラブでの状況から距離を置く形になります。 同紙によると、今回の不振はかつてシャビ・アロンソとの間に生じた軋轢とは本質的に異なるものと見られています。あの時は監督との人間関係が問題の核心でしたが、今は純粋にプレーそのものが本来の自分からかけ離れているという苦しみだといいます。 移籍を巡る不透明な数か月が、精神的な代償として積み重なってきた可能性も指摘されています。夏の移籍市場ではアーセナルの関与が取り沙汰されるなど揺れた時期が続きましたが、クラブは契約延長という形でヴィニシウスへの信頼を示しました。本人もその事実を深く受け止めており、今は「クラブに借りがある」という感覚を持っているとされています。 指揮官のモウリーニョはヴィニシウスを信頼しているものの、スタメンが保証されているわけではありません。ダービーでの途中交代は、試合の趨勢が決まっていない段階での降板という意味で、本人にとって大きな衝撃だったと同紙は伝えています。 ヴィニシウスが求めているのは即座の巻き返し…。ただ、それができるかどうかは、自身の脚と頭にかかっていると本人も理解しています。サッカーは、かつてのヴィニシウスが戻ってくるのを待っている。
スペイン紙『AS』が伝えた、モウリーニョ監督のマドリーにおける現在の立場は、一般的な「監督」の定義をはるかに超えるものとなっています。 「私はマドリーで働きに来たのではなく、マドリーのために働きに来た」——帰還直後に放ったこの言葉が、すべてを物語っています。 『AS』によると、モウリーニョは補強戦略、クラブの広報機能、カンテラとの橋渡し、そしてバルデベバスでの日常管理に至るまで、幅広い領域で影響力を持っているといいます。 フロレンティーノ・ペレス会長の23年にわたる会長職において、モウリーニョは解任されなかった唯一の監督です。2013年に3シーズンを経て「双方合意」の形でクラブを去りましたが、続投の選択肢もあったと伝えています。 補強方針についても、モウリーニョ体制下では明確な変化が見られます。以前のマドリーでは考えられなかった30歳前後の選手——30歳のダンフリース、27歳のコナテ、28歳のククレジャ、32歳のベルナルド・シウバ——を積極的に獲得。将来性ある若手が多い一方で「今すぐ戦力になれる選手」を補強することで、スクワッドのバランスを整える意図があったと『AS』は分析しています。 カンテラ(育成組織)との関係においても、モウリーニョはマドリーの練習施設「バルデベバス」に自宅を持ちながらも多くの夜をその施設で過ごし、ラ・ファブリカ(育成チーム)との距離を縮めています。第1次政権では約30名の若手をトップチームデビューさせた実績があり、その中にはナチョやアルバロ・モラタも含まれていました。現在もチアゴ・ピタルチらが頭角を現しています。 「数分だけ出場させるだけでは意味がない。カンテラ選手を使うなら、継続して起用し続けることが大切だ」というのが彼のスタンスです。 バルデベバスでは、選手の施設入り時間の前倒し、栄養管理、怪我の治療習慣の改善、そして遅刻に対するペナルティの導入など、チームの規律文化を引き上げているとも伝えています。 『AS』が最も重みを持って引用した言葉は、フロレンティーノ会長のものです。モウリーニョが2013年に去ってからの6度のチャンピオンズリーグ制覇——その成功の裏に何かが足りなかった、という会長の認識が、この再招聘の背景にあるとしています。「成功のたびに、会長は私に電話をくれた」とモウリーニョ自身が明かしています…
スペイン紙『AS』が伝えた内容によると、マドリーのモウリーニョ監督はヴィニシウス・ジュニオールへの絶対的な信頼を変えていません。 アトレティコとのダービーでヴィニシウスは54分に交代。マドリーが10人かつ0-1でビハインドを負う状況での途中交代でした。シュート2本はいずれも枠外、ドリブル突破の試みは1回のみ、パス成功数はわずか8本。出場選手の中でボールタッチ数が最も少なく22回にとどまり、74分から出場したエドゥアルド・カマヴィンガの24回、81分から出場したベルナルドの26回をも下回るという、厳しいデータが残りました。 それでもモウリーニョ監督の評価は揺るいでいません。『AS』の取材に対し、監督周辺の関係者は「彼はヴィニシウスを溺愛している」と語っています。指揮官はヴィニシウスをプロジェクトの中核と位置付けており、インテル戦後には記者会見でこう述べていました。 「今の彼は本調子じゃない。一対一で仕掛けるあのヴィニシウスではない。でも彼は全力で戦っている。それは誰もが分かっている。持てるものをすべて出し切っている選手に、それ以上を求める権利はない。全力を尽くす選手には、監督は寄り添う」 さらにこう続けています。「本調子のヴィニシウスは試合を壊せる。昨シーズン、ベンフィカでの試合でそれをやられた。1-1の拮抗した展開でカウンターを一本持ち込んで、試合を終わらせた。それが我々の期待だ」 この発言から12日が経ちましたが、モウリーニョ監督の姿勢は何も変わっていません。指揮官はヴィニシウスが適切な環境を得れば、かつて見せていた安定したパフォーマンスを取り戻せると確信しており、そのための環境整備に力を注いでいます。モウリーニョ監督にとって「ヴィニシウス問題」は存在しない——今季を左右する変数は、彼の復調にかかっていると信じているのです。
スペイン紙『AS』が伝えたところによると、マドリーのMFチアゴ・ピタルチが、試合勘を取り戻すためにBチームであるカスティージャの試合に出場することが決まりました。 今季ここまで公式戦での出場時間はゼロ。7月11日にウェールズで行われたU-19欧州選手権の決勝でスペイン代表としてプレーして以来、73日間にわたってピッチから遠ざかっています。 プレシーズン合流直後に左膝内側側副靱帯を損傷し、約1か月間にわたって大げさな包帯を巻かざるを得ない状態が続きました。ボールをほとんど触れない期間が1か月半に及び、インテル戦でようやく招集メンバーに復帰したものの、その後インテル、ラージョ・バジェカーノ、エルチェ、アトレティコ・マドリード戦と4試合連続でベンチを温めるにとどまっています。 スペインU-19代表の招集にも呼ばれなかったチアゴ・ピタルチは、今後3週間をバルデベバスでの調整に充てることになります。その間にカスティージャが3試合を消化する予定で、まず翌日のサント・アンドレウ戦への帯同とスタメン出場がほぼ確実視されています。続けてアルコルコン戦、そして何より注目されるアトレティコ・マドリードBとのミニダービーへの出場も見込まれています。 この措置はあくまでも一時的なものであると同紙は強調しています。チアゴ・ピタルチは今夏モウリーニョ監督の要請によりBチーム登録のまま残留しましたが、実質的にはトップチームの一員として扱われており、クラブの公式サイトでも一軍選手として掲載されています。背番号はあくまで形式上のものに過ぎず、中断期間が明ければ再びモウリーニョ監督のチームへ戻ることが決まっています。
マドリーのCBディーン・ハウセンをめぐる課題が、マドリード・ダービーで改めて浮き彫りになりました。スペイン紙『AS』が伝えています。 ハウセンは今シーズン序盤の好パフォーマンスが評価され、スペイン代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテからの招集を再び受け、国際マッチウィークは代表活動に合流します。しかしダービー直前、その流れに水を差す出来事が起きました。 アトレティコ・マドリードとのダービーで、ハウセンは52分にペナルティエリア内でジュリアーノ・シメオネを倒し、PKを献上したうえで一発退場。このシーンが試合の流れを大きく変え、その後アトレティコが逆転し、マドリーの勝利はほぼ絶望的となりました。 問題はこれが初めてではない点です。マドリーのユニフォームを着た52試合で、これが3度目の退場となります。しかも3度すべてが「最後の守備者として相手を倒す」という同じパターン。リーグ戦で2度、クラブワールドカップで1度というのが同紙の記録です。 興味深いのは、ボーンマス、ローマ、ユベントスに在籍していた時代には一度も退場がなかったという事実です。 同紙はその背景として、マドリーがイングランドやイタリア時代より大幅に高い守備ラインを敷いていることを指摘しています。ハイラインの構造上、CBは必然的に一対一の危険な場面に晒されやすく、ハウセンがその状況に置かれやすいポジションにいると分析しています。 モウリーニョ監督はハウセンへの信頼を変えておらず、不動のレギュラーへと育て上げようとしています。ただ昨シーズンから続く「退場癖」という傷は、好パフォーマンスを積み重ねることでしか消せない…というのが同紙の見立てです。
マドリーのアカデミー「ラ・ファブリカ」が歴史的な偉業を成し遂げた。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、マドリーのU-20チームがチリのサンティアゴ・ワンダラーズを破り、インターコンチネンタルU-20を制覇しました。スペインのクラブとして初の世界制覇であり、リーグ、チャンピオンズカップ、UEFAユースリーグに続くタイトル獲得で「黄金のポーカー」と称される前人未踏の4冠が完成しました。 この歴史的な瞬間の立役者の一人が、指揮を執ったアルバロ・ロペスです。 優勝後、ベルナベウの内側から彼はこう語りました。「これが自分にとって何を意味するか、想像してみてほしい…。生まれた時から会員で、ピラール地区出身のマドリディスタである自分にとって…。祖父がベルナベウに連れてきてくれた…」。 彼はかつて、育てられる側にいました。モウリーニョ第1次政権下でトップチームにデビューした「ラ・ファブリカの子どもたち」の一人であり、ダニエル・カルバハル、パブロ・サラビア、ルーカス・バスケス、アルバロ・モラタ、ロドリゴ・モレノらと同世代です。 2012年にオビエドで行われたフレンドリーマッチでは、グラネロと交代で出場し、アンヘル・ディ・マリア、ラッサナ・ディアッラ、ホセ・カジェホン、ゴンサロ・イグアイン、ナチョ・フェルナンデス、ファビーニョ、ラファエル・ヴァランらとピッチに立ちました。ベンチには、当時の指揮官モウリーニョがいました。 スペインU-17欧州選手権では主将を務め、U-19にも名を連ねた守備的MFでしたが、負傷が続き早々に現役を退き、指導者の道へ。そこからの歩みは目覚ましいものがあります。 直近75試合の成績は68勝4分3敗、タイトル4つ。ラ・ファブリカ内での信頼は非常に厚く、その評価には確かな理由があります…。
リーガ第7節が終わり、欧州サッカーはインターナショナルウィークに入りました。3週間で最大4試合が代表戦として組まれるこの期間、代表招集外の選手たちは自由時間を得ることになりますが、スペイン紙『AS』によると、マドリーではそれが"半休"にとどまる見込みです。 モウリーニョ監督率いるマドリーの次戦は10月10日のビジャレアル戦。アトレティコ・マドリード戦からおよそ20日間が空く計算となりますが、指揮官はこのブランクを単純な休養には充てないと伝えられています。 招集外選手への対応は大きく2つに分かれました。 エデル・ミリタオ、フェルラン・メンディ、ロドリゴの3名は重傷のため、トレーニング施設「バルデベバス」への出頭が義務付けられています。 ティボー・クルトワ、アンドリー・ルニン、アントニオ・リュディガー、ラウール・アセンシオ、カレーラス、オーレリアン・チュアメニ、チアゴ・ピタルチ、フェデリコ・バルベルデについては個別のトレーニングプランが課され、休暇中の滞在先で各自こなすよう指示が出ました。なおバルベルデは追加検査待ちの状態です。 ただし"完全な自由"ではありません。休日の一部にはバルデベバスに戻り、コーチングスタッフが直接フィジカル状態を確認するセッションが設けられる予定です。 同紙は、今回の方針の背景としてモウリーニョ体制がマドリーに着任当初から掲げてきた方針——選手の身体コンディションの底上げと、近年続いていた故障者数の削減——があると指摘しています。代表ウィークさえも管理の手を緩めないこの姿勢は、今季ここまで一定の成果を見せているとのことです。 シーズン最初の決断的な局面を迎える前に、まず土台を整える。マドリーはこの中断期間をそのための時間と位置づけています…。
スペイン紙『AS』が、ブラヒム・ディアス🇪🇸の出場機会の少なさに隠された事情を報じました。 チャンピオンズリーグのインテル戦でエムバペ🇫🇷のゴールをアシストし、ジュード・ベリンガム🏴のゴールに繋がる芸術的なプレーを披露したブラヒム。しかしその後、3試合でわずか22分の出場にとどまっています。 同紙の取材によると、その理由は負傷ではなく「深刻な筋肉系の不具合」。プレー可能な状態ではあるものの、無理を押して戦い続けているといいます。 本人はチームのために立ち止まることを選ばず、モウリーニョ監督も本人の献身的な姿勢を十分に理解しているとのことです。 問題が表面化してからの出場時間は限られており、ここまで消化した試合時間はわずか178分。アンドリー・ルニン、チアゴ・ピタルチはまだデビューしておらず、エンドリッキ🇧🇷の4分、エスピの26分に次ぐ少なさです。 それでもインテル戦でのパフォーマンスは際立っていました。チャンス演出4回、うち決定機3回、最終ラインへの成功パスはチーム最多の15本。仕掛けたドリブル2回すべてを成功させ、デュエルは9回中5回を制し、パス成功率は93%、最高速度は時速約32kmに達しました。 夏の移籍市場ではディオマンデが1億2500万ユーロでチームに加わり、ギュレルもトップ下での起用が想定される中、ポジション争いは厳しさを増しています。それでもブラヒム自身は退団を考えたことは一度もなく、クラブ側からもそのような打診はなかったと同紙は伝えています。 モウリーニョ政権始動という特別な時期に、フィジカルの痛みを抱えながらピッチに立ち続ける…。その事情を知れば、出場機会の少なさの見え方も変わってくるかもしれません。
スペイン紙『AS』が、マドリーにおけるベルナルド・シウバの現状と今後の可能性について詳しく伝えました。 マドリード・ダービーでわずか15分の出場ながら、チームが最も機能した時間帯を演出したベルナルド・シウバ🇵🇹。 アシストでリュディガーの決勝ヘッドを導き、マドリーでの初アシストを記録しました。パス成功率95%、相手最終ライン付近への縦パス成功率も80%を記録し、3本のクロスから2度の決定機を創出。10人になった状況でもポゼッションを維持し、アトレティコのGKヤン・オブラクを慌てさせました。 マンチェスター・シティでの460試合におけるポジション別出場数を見ると、ボランチやインサイドMFなど中盤での出場が264試合と全体の57%に上ります。 残りはシャドー、ウインガー、FWとして16試合、さらには左サイドバックを1試合こなした実績もあり、その万能性は広く知られるところです。 一方、今季のリーグ戦では開幕2試合のエスパニョール戦・レアル・ソシエダ戦でスタメンを飾った後、起用は限定的になっています。 ラージョ・バジェカーノ戦での69分出場を除けば、マラガ戦13分、ベティス戦26分、そしてダービーの15分と出場時間は細切れ。現時点でチーム内の出場時間ランキングは13位の282分で、292分のディオマンデの直後、240分のカマヴィンガの直前に位置しています。 この代表ウィークでは、ジョルジェ・ジェズス新監督のもと初召集されたポルトガル代表に選出されました。 ホームのウェールズ戦、アウェーのノルウェー戦、アウェーのデンマーク戦、ホームのノルウェー戦の4試合が予定されており、代表での地位回復を狙います。 クラブに戻ってからは、オーレリアン・チュアメニかフェデリコ・バルベルデを外さない限りスタメン起用は難しいという現実があります。 技術スタッフがこの2人を「代えのきかない存在」と位置づけている以上、ベルナルド・シウバへの注目がいくら高まろうと、壁は厚い…。 それでも、「彼こそが中盤の秩序をもたらせる」という声は日増しに大きくなっています。
スペイン紙『AS』が、キリアン・エムバペのスイス・チューリッヒからの独占インタビューを掲載しました。エムバペはスイス発祥のスポーツブランド「ON」との契約締結のためチューリッヒを訪問しており、その場でマドリーを取り巻く現状について率直に語りました。 まず、アトレティコ・マドリードとのダービー敗戦について問われると、「そう、後退だ。本当につらかった。勝ちたかったし、どんな試合になるかも分かっていた。でもチームは全力を出し切った。シーズンはまだ長い、いい道を歩み続けないといけない」と振り返りました。 大きな波紋を呼んだ審判の判定については、「私は審判についてあれこれ話すタイプではないし、これからもそうするつもりはない。思うことはあるが、胸の中にしまっておく。審判も人間だ、ミスを犯す。それは確かにミスだったが、そこには踏み込みたくない」と語り、慎重な言葉を選びました。 そのうえで前を向く必要性を強調し、「働いて、もっとやる。それだけだ。他の人間は何とでも言える。でも私たちがやるべきことは、もっと努力してマドリーに夢と優勝カップを取り戻すことだ」と言い切りました。 フランス代表監督に就任したジネディーヌ・ジダンについても言及しました。「新しい指揮官を迎えた新章だ。ネーションズリーグが4試合ある。誰もがずっとデシャン監督しか知らなかったから、変化はあるだろう。でもうまくいくと思っている」と語りました。 ジダンとの縁は古く、エムバペが13〜14歳のころ、ジダン自身がマドリーのカンテラ入りを検討させるため練習施設バルデベバスに連れて行った人物だと明かしています。「あの人が最初に私をマドリーに連れて行ってくれた。それが今や代表監督だ。まるで映画みたいだが、本物だ」と表現しました。 バロンドールの行方については、「この話題についてはもう全部言い尽くした。落ち着いている。できることは全部やってきたし、うまくやれたと思う。あとは待つだけだ」と短く締めくくりました。
アトレティコ・マドリードとのダービーに敗れたマドリー。スペイン紙『AS』が、その翌日に一人のキーパーの振る舞いを詳細に報じました。 マッチレビューサイト「Sofascore」がベルギー代表GKティボ・クルトワにつけた採点は8.6。マドリーの選手の中でも、試合全体を通じても最高スコアとなりました。チームは敗れましたが、クルトワ個人は今回も高水準のパフォーマンスを見せました。 ピッチ外での振る舞いも際立ちました。 メトロポリターノまで駆けつけたマドリーサポーターたちへ拍手を送り、エンブレムにキスをして応える姿が目撃されました。敗戦の痛みと、クラブへのコミットメントを同時に示した場面として、同紙はこれを大きく取り上げています。 クラブの方針でミックスゾーンには選手が誰一人登場せず、SNSでの個人コメントも沈黙の夜でした。その中で、クルトワだけが自身のアカウントでファンへのメッセージを発信しました。 「明らかなことに悔しさを感じている。でも自分たちの手でできることは、これ以上ポイントを逃さないよう改善することだ。HALA MADRID」 さらに、クルトワはダンフリースとともに、マドリー公式インスタグラムの試合報告投稿にも「いいね」をつけた2人の選手のうちの一人となりました。その投稿のキャプションは「最悪の主審采配がダービーを決めた」というものでした。 チームの不振が続く中、逃げずに顔を出し続ける選手として、クルトワがクラブのリーダー的存在として改めてクローズアップされた夜となりました。
スペイン紙『AS』編集長ホセ・フェリックス・ディアス氏が伝えた。 マドリーは今、何をするべきチームなのかが不明確なうえに、審判の判定に関しても不可解な状況が続いている。 モウリーニョ監督自身が記者会見でそれを認め、クラブとしても以前から同様の認識を示してきた。 メトロポリターノでのアトレティコ・マドリーとのダービーでは、その二つの問題が同時に噴出し、マドリーは敗戦という結果を突きつけられた。 これによりバルサとの勝ち点差は6に広がった。 試合の流れを決定づけた二つの場面は、審判技術委員会が説明を試みたものの、到底納得できるものではなかった。 一つ目の場面について委員会は「人物の誤認があった」と釈明したが、それはつまりDFクリスティアン・ロメロの危険なタックルがイエローカード相当と判断されたことを意味する。 しかし過去にベリンガムへの類似プレーで下された判定とは明らかに一致しない。 その数分後、今度はMFイ・ガンインがバルベルデに激しくタックルを見舞った。 ウルグアイ代表のバルベルデは足首を大きくひねったが、マドリーの選手は潔くプレーを続けた。 審判やVARの注意を引くためにピッチ上で大げさに倒れるのが選手の9割に見られる行動だが、同氏によれば「残念ながらそれが機能してしまっている」という。 バルベルデは相手を追いかけ続けた。それでも何の警告も与えられなかった。 こうした状況の積み重ねが、マドリーの首脳陣に「単なる人為的ミスでは説明がつかない何かがある」という疑念を抱かせているのだと同氏は指摘する。 ただし、審判問題とは別にゲーム内容も深刻だと同氏は論じる。 オルティス・アリアス審判の判定がすべてを狂わせたという見方もあるが、マドリーは試合を通じて一度もゲームを支配している印象を与えられなかった。 開始直後から試合の強度はアトレティコ・マドリー側にあり、同チームは半ば気づけばリードを奪い、さらに数的優位まで手にしていた。 そこからはアトレティコ・マドリーにとって極めて簡単な試合展開となった。 リーガは3週間後に再開される。 マドリーは当初の計画には全く想定していなかった追走レースに踏み出さなければならない。 ダービーを含む複数の試合が示しているのは、モウリーニョ監督率いるチームが期待されていたような圧倒的な強さとはほど遠い現実だ。 ベルナベウを離れた4試合では2敗を喫し、残る2勝も終了間際に辛うじてもぎ取ったものにすぎない。 100ポイントに届きそうなリーガを制するには、あまりにも心もとない内容と結果だと同氏は結んだ。
スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロ氏が伝えた。 ダービーの審判裁定は最悪だった。 同氏はオルティス・アリアス審判による「一方的で偏向した、試合の行方を決定づける出来事」に怒りをぶつけた。 同審判はマドリード出身とされているが、少なくとも子ども時代にベルナベウを訪れたことはないだろうと同氏は皮肉った。 前半だけでオルティス・アリアス審判は、DFクリスティアン・ロメロとMFイ・ガンインへの退場処分を見逃した上に、ギュレルへの危険なタックルを2度繰り返したアレックス・バエナにも、本来ならば当然与えるべきイエローカードを15分以内に2枚出さなかった。 クリスティアン・ロメロの場面ではVARのトルジジョ副審が介入を促し、同審判はモニターでベリンガムの膝への悪質な踏みつけを確認したにもかかわらず、イエローカードにとどめた。 ディエゴ・シメオネ監督とベンチスタッフが激しく抗議し、スタンドが沸き立つ中でオルティス・アリアス審判は委縮し、正義を踏みにじったと同氏は断じた。 なお被害者のベリンガムには、その前にすでにイエローカードが提示されていた。 これがいかにマドリーへの悪意ある笛であったかを示していると同氏は指摘した。 バルベルデの脛へのスタッド踏みつけというイ・ガンインの反則についてはVARによる確認さえ行われなかった。 クリスティアン・ロメロの件よりも明らかな一発退場案件だったと同氏は言い切った。 規則通りに裁いていれば、アトレティコ・マドリーは9人でハーフタイムを迎えるはずだった。 ダービーの展開は根本から変わっていたはずだと同氏は強調した。 さらに同氏は前日土曜日の試合に触れ、セビージャが同点弾につながる一対一の局面を迎えた瞬間、マルティネス・ムヌエラ審判がクリステンセンがピッチに倒れているのを見て試合を止めた事例を取り上げ、「リーガはネグレイラ事件の後継者たちによって破壊されている。八百長リーグだ」と強烈に批判した。 審判問題を一旦脇に置いたとしても、モウリーニョ監督のマドリーのダービーは「ひどく低調」だったと同氏は評した。 ベルナルド・シウバとディオマンデをベンチスタートにした采配に疑問を呈し、エスピが一分も出場しなかった理由も理解できないと述べた。 代表ウィーク明けには直ちにベルナルド・シウバとディオマンデを先発起用すべきだと同氏は訴えた。 ヴィニシウスの出来は別人のようで、ベンチスタートという「苦い薬」が必要だとも指摘した。 ベルナルド・シウバとギュレルは先発の資格があり、ベリンガムはチームの牽引役を担わなければならない。 そしてエムバペには、このビッグマッチで影を潜めてしまう現状を改め、世界的スターとしての存在感を示すことを求めた。 同氏はモウリーニョ監督に対し、「テーブルを拳で叩く覚悟を持て。さもなければ昨シーズンの二の舞いになる」と警告してコラムを締めくくった。
スペイン紙『AS』が伝えた。 マンチェスター・ユナイテッドに所属する15歳のJJ・ガブリエルが、マイケル・キャリック監督のチーム構想から外れたことを理由に、クラブ幹部へ退団の意思を伝えた。 その才能はすでに欧州の強豪各クラブの注目を集めていたが、16歳の誕生日を目前にしたタイミングでの決断は、マドリーとバルサをはじめとする複数クラブのスカウト部門を一斉に動かすこととなった。 JJ・ガブリエルはアイルランド出身であり、その国籍がイングランドからの移籍に一定の可能性をもたらしている。 直近の情報では、同選手がバルセロナを訪問していたと伝えられており、それ以前にはマドリーへの売り込みも行われていた。 マドリー首脳陣は移籍の詳細と潜在的なリスクを慎重に精査しており、バルデベバスからはマンチェスター・ユナイテッドに対し、この若き逸材をめぐる動向を把握していることを直接伝えたという。 現時点でJJ・ガブリエルはマンチェスター・ユナイテッドとプロ契約を結んでいないため、移籍手続き自体は比較的スムーズに進む見通しだ。 ただし、この移籍には法的な障壁も存在する。 英国の欧州連合離脱以降、国際サッカー連盟の規定により、イギリス国内のクラブに所属する選手は18歳未満での国外移籍が原則禁じられている。 マドリーは、アイルランドがこの離脱の経済的・労働的影響の対象外であるという点に着目しつつも、欧州連合域内における労働者の自由移動が認められる16歳に達するまで、あらゆる法的な不確実性を解消したうえで動く構えを見せている。 JJ・ガブリエルは10月の初旬に16歳の誕生日を迎える予定だ。 同紙は、若き才能の家族や代理人が欧州各地を巡り移籍先を選ぶ動きが定番化しつつあると指摘している。 かつてマルティン・ウーデゴールも同じ年齢のときに、家族や代理人とともに欧州を巡った末にマドリーを選んだ先例がある。 JJ・ガブリエルに関心を示しているクラブはマドリーだけではなく、バイエルンも本人サイドに接触済みであることが判明している。 ただ、ドイツ方面からは最終的な移籍先はスペインになるとの見方が強いという。 なお、同選手はプレミアリーグU-18で最優秀選手賞を受賞しており、23試合で23得点という驚異的な成績を残している。
スペイン紙『AS』が伝えた。 メトロポリターノで行われるマドリー対アトレティコ・マドリーのダービーを前に、モウリーニョ監督がある重大な選択を迫られている。 右ウイングのポジションを争うギュレルとディオマンデのどちらをスタメンに起用するかで、チームのプレースタイルそのものが変わると同紙は分析している。 ギュレルが担うのは、創造性と精密なラストパスだ。 特にエムバペとの連携は唯一無二のものがある。 一方、ディオマンデの武器はドリブル突破による相手守備陣へのプレッシャーだ。 相手サイドバックに負担をかけ、ダブルチームを引き出すことで局面を打開できる。 注目すべきは、そのドリブル成功率の高さだ。 エルチェ戦ではディオマンデが9回試みて7回成功し、チーム全体の成功数の50%を一人で叩き出した。 1試合90分あたりのドリブル試行回数はディオマンデが5.2回に対し、ヴィニシウスは3.1回にとどまる。 成功率もディオマンデが88%、ヴィニシウスは52%と大きく差がついており、スタメン起用に値するパフォーマンスを見せている。 同紙によれば、モウリーニョ監督はディオマンデの移籍金1億2500万ユーロがスタメン起用の判断材料にはならないと繰り返し強調している。 記者会見でクラブの広報担当者に向けて「いくらかかったんだっけ?」と半ば冗談交じりに問いかける場面もあったという。 ただ、これほどの大金を投じた選手は、ダービーのような大舞台でこそ活躍させることに意味がある。 モウリーニョ監督はエルチェ戦では戦略を一切明かさなかった。 同紙は、ダービーはリスクゲームのような戦いだと表現している。 一方のギュレルについても議論は尽きない。 エルチェ戦での苦しい逆転勝利2対3の後、「ギュレルはこのマドリーに欠かせない選手か」と問われたモウリーニョ監督は「いや、誰も欠かせない選手などいない」と言い切った。 ただし、ここまでの流れを見るとギュレルの重要性は明らかだ。 6節のうち4試合でスタメン出場を果たしているが、そのうち3試合では最初の交代要員として早々にベンチへ下がっている。 左足から繰り出されるセットプレーの精度はチームの大きな武器であり、コルネジャでのベリンガムへのアシストや、マルティネス・バレロでのスタジアムの得点板を動かした直接フリーキックがその証明だ。 ギュレルが不在の場合、セットプレーの担当はトレントとなる見込みだが、現状スタメン起用が濃厚とみられているのはダンフリースだ。 モウリーニョ監督がいかなる選択をするか、同紙は引き続き注目している。
スペイン紙『AS』が伝えた。 モウリーニョ監督がリーガのマドリードダービーに帰ってくる。 前回は2013年4月27日のことで、実に4,894日ぶりとなる。 あの試合はフアンフランのオウンゴールとアンヘル・ディ・マリアのゴールで1-2と勝利した。 今回のダービーに向け、モウリーニョ監督の唯一の悩みは10番ポジションの人選だ。 エルチェ戦で先発したギュレルとディオマンデ、どちらを起用するかが焦点となっている。 ギュレルは直接フリーキックで先制点を演出し、ディオマンデは右サイドで2点目のアシストを記録したうえ、ヴィニシウスとの交代後は左サイドに入り追加の脅威をもたらした。 中盤はバルベルデとチュアメニのコンビが有力で、2人が守備と攻撃をつなぐ役割を担う。 ベルナルド・シウバをここに入れてボール循環を強化する選択肢もあり、試合展開次第では途中出場で活用される可能性もある。 その他はほぼ確定的で、クルトワがゴールを守り、最終ラインはダンフリース、コナテ、ハウセン、ククレジャ。 3人はこの対戦が初のマドリードダービーとなるが、ダンフリースはミラノ、コナテはリヴァプール、ククレジャはロンドンとそれぞれ激しいダービーを経験している。 前線はヴィニシウス、ベリンガム、エムバペという最強の攻撃陣が揃う。 マドリーもアトレティコも首位バルサを追う立場にあり、両者にとって落とせない一戦となる。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、アトレティコ・マドリーとのマドリードダービーを前に記者会見を行い、シメオネ監督評やクラブの現状、ヴィニシウスへの言及など、幅広いテーマについて答えた。 ✅ ディエゴ・シメオネ監督をどう見るか モウリーニョ監督は、「キャリアを振り返れば、誰だって馬鹿なことを言っている。感情に流されたり、戦略的だったり。シメオネのドキュメンタリーに出演を依頼されたとき、一秒も迷わなかった。私たちはライバルだが、同じ戦場を生きる仲間だ」と述べた。 ✅ 世界で最も印象に残ったダービー 同紙によると、モウリーニョ監督はミラノダービーを挙げた。「クラブのユニフォームを着た瞬間、サポーターと同じ感覚を持つようになる。ミラノダービーは予想を裏切る意味で最も驚かされた。あれほどの憎しみがあると思っていたのに、両クラブの選手たちは友好的で良好な関係を築いていた。憎しみはもう少し北のほうにある。ポルトガルでは考えられないし、トルコに至っては言うまでもない」とコメントした。 ✅ ダービーとクラシコ、どちらがより意欲をかき立てるか 「私を動機づけるのは毎日だ。年齢を重ねても、私の本質は変わらない。次のビジャレアル戦も、クラシコも、ダービーも、同じくらい情熱を感じる。ただ、クラシコやダービーには文化がある。歴史の一部だ。だからこそ特別な何かがある。しかし、動機という話をすれば、それは毎日のことだ」と語った。 ✅ アトレティコ・マドリーの戦力評価 同紙によるとモウリーニョ監督は、スカッドを比較することを避けつつも、「強力なスカッド、多くの選択肢、優れた監督、自分好みの選手を集め、監督自身の顔とDNAを体現するチームだ。最終的にはタイトル争いに絡んでくると確信している」と評価した。 ✅ バルサの好調を受けてのマドリーへの自信 「歴史的にも文化的にも、マドリーは他クラブと比較する立場にない。ポジティブなことを耳にする機会が減っているが、それでも謙虚に仕事を続ける。私たちには優れた点も十分にある」と前置きした上で、終盤の逆転劇に触れた。「エルチェ戦で0-2から80分に追いつかれても普通ではないが、そこから数分でチームが変貌し、チャンスを作り続けて逆転勝利したのも普通ではない。このチームには質に加え、グループとしての力という大きな意味を持つ強さがある。これがマラソンであって、高速道路ではない」と強調した。 ✅ ヴィニシウスにとって特別な一戦か 「全員にとって特別だ。マドリーに長くいて、過去の厳しい歴史を体験してきた選手は、より強く感じるかもしれない。しかし、私たちは一体となって、このダービーの難しさを理解している。マドリードの文化そのものだ。ただ、試合の重要性は全員に等しい」と述べた。 ✅ メトロポリターノでの最近の不振について 「100パーセントの状態でチームを送り出せるかはわからないが、それが私と選手たちの目標だ。連戦が続いているが、修正できている部分もある。プロセスの途中だ。自信は十分あるが、やるべき仕事があることも承知している」と締めくくった。
スペイン紙『AS』が伝えた。 9月第3週、FIFAの最初の国際マッチウィーク前に各国代表の招集リストが発表され、マドリーの3選手に"復活"が訪れた。 トレント、カマヴィンガ、ハウセンの3人だ。 それぞれ異なる事情を抱えていたものの、共通点はひとつ、チームが苦しんだ昨シーズンの影響でワールドカップ出場を逃したことだった。 しかし、モウリーニョ監督の就任が状況を180度変えた。 就任そのものと同時に、3人がプレシーズンから見せた取り組みと出来が評価された形だ。 3人はいずれも7月13日からトレーニングを開始しており、今季序盤の好パフォーマンスが今回の代表招集という形で報われた。 カマヴィンガはかつて、フランス代表のディディエ・デシャン前監督に土壇場で招集リストから外されるという痛烈な経験をした。 今年3月の国際マッチウィークでも状況は厳しかった。 ブラジル代表との親善試合では出場時間ゼロ、コロンビア代表戦でもわずか27分の出場にとどまった。 それでも、マドリーでは在籍時期が重ならなかったジネディーヌ・ジダン監督が今回の招集に踏み切った。 2人は先週マドリードで開催されたフォーミュラ1グランプリで顔を合わせており、招集の可能性は以前から指摘されていた。 なおチュアメニはコンディション調整のためバルデベバス練習場に残留する。 トレントは2025年6月以降、約1年にわたりイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督から招集を受けていなかった。 35名もの選手を招集した今年3月のリストにも名前はなく、ワールドカップ出場は絶望的とも見られていた。 相次ぐ負傷がそのキャリアに影を落としていたが、今回の招集で再起を期すこととなった。 トゥヘル監督はこう語った。 「彼はワールドカップに帯同しなかった。その決断は今も正しかったと思っている。今は自分でポジションを勝ち取るべき時だ。本人も準備ができていると言っている。証明するのは彼次第で、大いに歓迎する」。 ハウセンも同様の経緯をたどった。 昨シーズン序盤は好調だったものの、筋肉系の負傷が相次ぎ成績が下降。 2026年初頭に復調し、シティとのノックアウトラウンドでは輝きを取り戻したが、マドリーの不振を背景にワールドカップ招集を逃した。 今季は7試合中6試合に出場するなど守備の要として機能しており、インテル戦では12回のクリアを記録するなど存在感を示している。 スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は今季の出来と今回の招集について問われ、こう答えた。 「非常に良い状態にある。だから起用する。波のない選手のほうがパフォーマンスは安定する。ディーンも他の選手と同様に、常により良くなることを考えながら取り組むべきだ。今まさにそれをやっている。彼自身にとっても、クラブにとっても大きなプラスになる。競争は激しい。ワールドカップで我々のセンターバック陣は世界最高だった。しっかりとそのドアを叩かなければならない」。
スペイン紙『AS』が伝えた。 63歳のモウリーニョ監督にとって、マドリーダービーとはどういうものか、アトレティコ・マドリーがマドリーにとって何を意味するかを説明する必要はない。 初めてこの緊迫した一戦に臨んだのは2010年11月のことで、当時はまだメトロポリターノも存在せず、相手のベンチにはディエゴ・シメオネ監督もコケもいなかった。 あの最初の対戦から16年後のいま、その主役として再び注目を集めるのはモウリーニョ監督だけだ。 あの夜スタメンを張ったケディラは、いまや陰の参謀として彼を支えている。 通算11試合という長きにわたる対戦の歴史は、劇的に変化してきた。 最初の8連勝という快適な散歩のような時代から一転、やがて悪夢の連続となった。 2013年にはベルナベウで行われたコパ・デル・レイの決勝で敗れ、14年にわたるダービーでのアトレティコ無冠時代に終止符を打たれた。 さらに2014年にはチェルシーを率いてチャンピオンズリーグ準決勝でアトレティコに敗退している。 モウリーニョ監督がアトレティコとの再戦を望んでいなかった一方、アトレティコ側はこの再会を大いに歓迎していると言えるだろう。 ビセンテ・カルデロンはモウリーニョ監督にとって庭のような場所だった。 同地で4勝を挙げ、リーガを制した年には1対4の大勝を収め、バルサをメスタージャの決勝で下したシーズンにはコパ・デル・レイのトーナメントでも勝ち抜いた。 ただ、アウェー側の歓迎と摩擦は別問題だった。 最も語り草となっているのは、2012年12月のモノの愛称でも知られるブルゴスとの激しいいさかいだ。 ディエゴ・シメオネ監督のアシスタントコーチがモウリーニョ監督に詰め寄り、「俺はティト・ビラノバとは違う。お前の頭をもぎ取ってやる!」と脅した。 同監督は火消しどころか、記者会見で皮肉を込めてこう返した。 「そいつは何者だ、"モノ"・ブルゴスとかいうやつか?」 こうした経緯から、晩年のホームゲームでは「モウリーニョ、くたばれ」という罵声が飛んだ。 特にアトレティコへの「審判の過剰な寛容さ」を訴えた後はその傾向が強まった。 問題となったのはチェルシー時代のチャンピオンズリーグ、ラ・デシマがミランで決まる直前の対戦だった。 フェルナンド・トーレスとアスピリクエタを擁していたモウリーニョ監督に対し、アトレティコにはクルトワが守護神として君臨し、ガビが中盤を仕切り、コケも確固たる地位を築いていた。 マドリーでの0対0、ロンドンでの1対3がアトレティコとの最後の直接対決となった。 モウリーニョ監督へのお世辞は期待できない情勢だ。 同監督のアトレティコへのこだわりはバルサへのそれと似ている。 これまで指揮した595人の選手のうち14人がアトレティコに在籍した経歴を持ち、フィリペ・ルイス、ファルカオ、デ・ヘア、デパイなどがその名に連なる。 ローマ時代にはスポーツディレクターとしてアンドレア・ベルタの招聘を試み、デ・パウルやモラタの獲得にも動いた。 同監督が審判をめぐる対立を忘れていないのはもちろん、2019年に残した言葉も印象的だ。 「アトレティコは隠れながら生きてきた」と語り、年々「絶対的に驚くべき」支出をしているクラブに対して常に見合った要求がなされてきたわけではないと指摘した。
スペイン紙『AS』が伝えた。 マドリーはひとつの宝を発見した。 ここ数年、セットプレーの専門家が不足していたチームにとって、21歳のギュレルが直接フリーキックの担当者として台頭したことは、大きな発見となっている。 クリスティアーノ・ロナウドやベイル、ラモス、イスコ、クロースらの離脱によって、マドリーのサポーターはフリーキックの名手を長年待ち続けてきた。 エルチェ戦で先発に復帰したギュレルは、25分にフリーキックを豪快に蹴り込み、GKディトゥーロのミスにも助けられてチームに先制点をもたらした。 このゴールはマドリーにとって、リーガ史上最長となる直接フリーキック無得点記録に終止符を打つ一撃だった。 実に120試合ぶりの直接フリーキックによるゴールで、最後の記録は2022-23シーズン第37節、ロドリゴがセビージャ戦で決めたフリーキックにまで遡る必要がある。 過去4シーズンで、マドリーが直接フリーキックから記録したゴールはわずか4点にとどまっており、そのうち2点がギュレルによるものだ。 トレントとともにフリーキックの主たる担当者として定着しつつある。 さらに特筆すべき数字がある。 チャンピオンズリーグ2018-19のマドリー対ローマ戦以来、ベルナベウではホームチームによる直接フリーキックのゴールが生まれていない。 しかしギュレルが担当となった今、その流れが変わる兆しが見えている。 フリーキックの精度だけでなく、試合全体でのプレーぶりも高く評価されているギュレルだが、モウリーニョ監督はエルチェ戦後に慎重な姿勢を見せた。 監督は「ギュレルは不可欠な存在ではない。誰もそうではない。交代を決断したとき、チームはコントロールを失いかけていた。ヴィニシウスは守備で非常によく働いていたが、疲弊していた。10番のポジションでプレーしていたギュレルも強度が落ちていた」と語った。 アトレティコ・マドリー戦では、ベリンガムの先発復帰が予想されており、ギュレルは今季の定位置である右サイドに戻る見込みだ。 昨季も同様の状況が生じ、ベリンガムの肩の負傷から復帰した際に先発を外れたギュレル。 そのダービーマッチでマドリーは今季最初の大敗を喫し、それがシャビ・アロンソ前監督の解任につながる転換点となった。 今週日曜日のダービーでは、モウリーニョ監督が同じ判断を下さないと見られており、「不可欠ではない」と評されたギュレルがチームの戦術において重要な役割を担うことになりそうだ。