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スペイン紙『AS』が、セビージャ戦(4-1)で起きた「ギュレル革命」について伝えた。 ギュレルが中盤の底に入ると、チームの顔つきが一変した。チュアメニとのコンビは、将来の選択肢として名乗りを上げた。 ✅ 「小さな変化」が「革命」に モウリーニョ監督は代表ウィーク明け、チームに「小さな変化」があると予告していた。トップレベルの監督でなければ「ほとんど気づかない」ような微調整だという。 苦しみ抜いて勝ったビジャレアル戦とローマ戦を経て、その小さな方向転換は、セビージャ戦で「革命」になり、今季最高の試合になった。 ギュレルがチュアメニとともに中盤の底で先発し、バルベルデは右SB、ヴィニシウスの不在で左にディオマンデ、そして状況に応じて右にエンドリッキ……。全てが完璧に回った。 ✅ ポゼッション65%、パス666本は今季最高 チームの顔つきを決定的に変えたのは、ギュレルが組み立てのゾーンにいたことだった。マドリーにとって今季最もポゼッションの高い試合になった。 前半は充実した内容で、モウリーニョ監督のチームはxG1.45、枠内シュート5本を記録した。いずれも今季の前半で最高の数字だ。 ✅ モウリーニョ「頑固な監督は限界がある」 モウリーニョ監督は前日会見でこう話していた。 「アルダはとても才能のある選手で、まだ、そして幸いにも、完成品ではない。いろいろなポジションでプレーできる素質がある。とても満足している」 ここまで、ギュレルをそのポジションで先発させることを拒んできたことについては、「頑固な監督は限界がある」と認めていた。ただし、外からの圧力でそう決めることはきっぱり否定した。 「私はスタッフの意見には開かれている。変わることはできるが、それは自分の分析によってであって、外の人がどう考えるかによってではない」 そして、その変化は機能した。 ✅ 77分、スタンディングオベーションで交代 ペケ・フェルナンデスへの肘打ちとされる、試合で最も物議を醸した場面に関わったことを別にすれば、ギュレルの試合は見事だった。 試合の均衡を破るゴラッソを決め、64本のパスのうち60本(94%)を成功させ、5回ボールを奪った。77分、ベルナベウのスタンディングオベーションの中でベンチに下がった。 ✅ 「中盤の底は最も難しいポジション」 「中盤の底は最も難しいポジションだ。攻撃しかしない選手なら、サイドか10番でプレーした方がいい。トップになるには、違う質を持ち、試合を理解していなければならない」と、モウリーニョ監督は数日前に説明していた。 まだ完成品ではない。それでもギュレルは、そのポジションでプレーすることで、マドリーを変えられる。
スペイン紙『AS』が、ヘタフェに加入した元マドリー主将カルバハルのデビュー戦について伝えた。 23年間を過ごしたマドリーを離れたカルバハルは、ラージョ戦でヘタフェの一員として初めてメンバー入りする。さらにヘタフェには、パレホ、そしてセルヒオ・ラモスの加入の可能性も浮上している。 ✅ 「ヘタフェでは時間は関係ない」 ヘタフェでは時間は流れない。少なくとも、関係ない。それは、実現した補強(カルバハル)と、これから実現しそうな補強(パレホとセルヒオ・ラモス)を見れば分かる、と『AS』は書く。 34歳のカルバハルは先週契約を結んだ。37歳のパレホは今週の加入が見込まれ、40歳のセルヒオ・ラモスには、アンヘル・トーレス会長が前日、コリセウムの扉を大きく開いた。 ✅ 会長「条件が合えば、ラモスを獲る」 トーレス会長は『Tablero Deportivo』でこう認めた。 「条件が合えば獲得する。彼の代理人、つまり彼の兄と話をしている。CBは6人いるし、監督が今必要としているポジションではない。監督はサイドの選手を求めていた。でも、まだ遅くはない。将来の候補リストに入っている。来る可能性はある。しばらく前から追っている案件だが、優先事項ではなかった」 セルヒオ・ラモスが最後にプレーしたのは、2025年12月7日、メキシコのモンテレイでのトルーカ戦だ。それから1年近く、1月と今夏の2度の移籍市場を経ても、所属先が見つからないか、関心を示したクラブに納得できずにいる。 ✅ 元マドリディスタ3人がそろう可能性 カルバハル、パレホ、セルヒオ・ラモス。3人の元マドリディスタが、近いうちにヘタフェでそろう可能性がある。 今のところ確実なのはカルバハルだけで、残りの2人はうわさの段階だ。 ✅ コリセウムが温かく迎える コリセウムは今日、カルバハルを迎える。温かい歓迎が用意されているという。 『AS』は、マドリーで23年を過ごした後にヘタフェを選んでも、カルバハルの名声が落ちることはないと書く。サッカーへの意欲があることの証明だという。 ボルダラス監督は前日、カルバハルが先発するかは明かさなかったが、メンバー入りすることは認めた。 対戦相手のラージョ・バジェカーノは、数々の問題を抱えて揺れている。
スペイン紙『AS』が、セビージャ戦(4-1)後のモウリーニョ監督のコメントを伝えた。 モウリーニョ監督はレアル・マドリードTVの取材に応じ、試合内容とミリトンの復帰を喜び、次のCLライプツィヒ戦への警戒も口にした。 ✅ 「立ち上がりから良いプレーができた」 試合の鍵について、モウリーニョ監督はこう語った。 「立ち上がりから良いプレーができた。選手たちはとても集中していて、とてもモチベーションが高く、よく研究していた相手を大いにリスペクトしていた。チームとしてのプレーの質も、個の質も高かった」 「難しいローマ戦の後に、違うダイナミズムとエネルギーをもたらすために3人を入れ替えた。ずっと良かった。セビージャのゴールは誰も予想しない時間帯だったが、その後の反応で試合を終わらせた」 ✅ ミリトンの復帰は「グループとして心に響く」 「とても良い夜だったと思う。そしてミリトンの復帰を考えると、グループとして心に響くものがある。この数か月、彼が苦しみ、懸命に努力するのを見てきた」 ミリトンの状態については、こう話した。 「とても良い選手だ。長い離脱の後、チームと練習を始めてまだ3週間。まだ足りないものは多いが、練習を見れば彼の持つ可能性が分かる。グループにとってとても重要な選手だ。少し待つ必要があるし、自信を深めるために、こうした小さなチャンスを与えなければならない」 ✅ 「他のクラブの監督のような落ち着きはない」 代表ウィーク明けの3連勝については、こう語った。 「今日は素晴らしい試合をしたと思う。ローマでは、超難しい試合でチームが反応できた。我々はチームであり、常にチームとして良くなるために取り組んでいる」 「一緒にいる時間はまだとても短い。他のクラブの監督が持っているような落ち着きを得るのは難しいが、与えられた1分1分を生かしている。明日は練習だ。次の相手は昨日試合をしていて、24時間のアドバンテージがある」 ✅ 「私にとっては24人全員が値する」 ゴールを決めた選手が10人になったことについては、こう答えた。 「それぞれが、それぞれのやり方で貢献している。クルトワは非常に高いレベルでプレーしているが、昨日言ったように、それはルニンの責任でもある。実力主義を評価する方法はない。私にとっては、24人全員が値する」 ✅ ライプツィヒは「傷ついたチームは危険」 CLで3戦全勝を挙げる重要性については、こう話した。 「最高だろうね。リーグフェーズの8試合には2つの目標がある。まず勝ち抜け圏に入ること、そして上位8チームに入って、プレーオフの2試合を免れることだ。マドリーは昨季それを戦わなければならなかったが、歓迎できる試合ではない」 「我々はイタリアの2強を相手に勝ち点6を取った。ライプツィヒはとても良いチームだが、バイエルンにひどい負け方をして傷ついている。傷ついたチームは、より危険だ」
スペイン紙『AS』が、リーガ第9節セビージャ戦のマドリーの予想スタメンを伝えた。試合は日曜日21時(日本時間19日(月)朝4時)キックオフ。 ヴィニシウスの4試合出場停止の1試合目で、左サイドはディオマンデが先発する。ハイセンが守備陣に戻る見込みだ。 ✅ ヴィニシウス不在の左サイドはディオマンデ ローテーションはあるが、その中身はまだ分からない。コーチングスタッフも、まだ起用を考えている段階だという。 先発を左右するのは左サイドだ。ビジャレアル戦での行為による、ヴィニシウスの4試合の出場停止がこの試合から始まる。今後1か月あまり、ヴィニシウスがプレーするのはCLのライプツィヒ戦とAEK戦の2試合だけ。リーガはディオマンデの出番になる。この試合が、左サイドでの2度目の先発になる。 ✅ 左SBはカレーラス、CBにハイセン GKはクルトワ。確実と言える数少ないポジションの一つだ。 右SBはトレント、左SBはカレーラスの見込み。CLとクラシコで万全の状態で起用したいククレジャを休ませる。 CBは、ローマ戦でリュディガーにポジションを譲ったハイセンが先発する可能性が高い。コンビを組むのはコナテだ。 ✅ 中盤は議論の的 中盤にも迷いがある。批判の多いバルベルデとチュアメニのコンビが有力だが、ローテーションでカマヴィンガやベルナルド・シウバにチャンスが回る可能性もある。 残りのポジションはすらすら言える。実力主義の結果、自然に決まるからだ。ギュレルが先発し、トップ下はベリンガム、左はディオマンデ、1トップはエムバペだ。 ✅ 予想スタメン クルトワ;トレント、コナテ、ハイセン、カレーラス;バルベルデ、チュアメニ;ギュレル、ベリンガム、ディオマンデ;エムバペ
スペイン紙『AS』が、セビージャ戦の審判団を伝えた。 主審は、リーガで最も若いマテオ・ブスケツ・フェレール氏。VARは、マドリーとの因縁が深いギジェルモ・クアドラ・フェルナンデス氏が担当する。試合は日曜日21時(日本時間19日(月)朝4時)キックオフ。 ✅ 主審はリーガ最年少のブスケツ・フェレール氏 リーガ第9節、ベルナベウでのマドリー対セビージャの主審は、バレアレス諸島出身のマテオ・ブスケツ・フェレール氏に決まった。 32歳のブスケツ・フェレール氏は、1部リーグで最も若い主審で、スペインのトップレベルで最も将来を期待される審判の一人とされている。 ✅ マドリーは6勝2分けと好相性 今季、モウリーニョ監督のチームを担当するのは初めてではない。第2節、モウリーニョ監督のベルナベウ復帰戦となったレアル・ソシエダ戦(4-1)も担当した。 今回でマドリーの試合を担当するのは9試合目。これまでの成績はマドリーの6勝2分け(引き分けはアトレティコ戦とラス・パルマス戦)で、マドリーにとっては好相性だ。 セビージャの試合は11試合担当し、セビージャの8勝3敗となっている。 ✅ マドリーが警戒するVAR VARを担当するのは、マドリード出身のギジェルモ・クアドラ・フェルナンデス氏だ。スペインサッカーで最も物議を醸す審判の一人で、同氏が担当した試合では、マドリーは21試合で11勝しかしていない(5分け5敗)。 マドリーがその判定で不利益を受けたとされる場面が何度もあったことに加え、さまざまな声によればアトレティコへの「好意」もあるとされ、マドリー側は常に同氏に強い不信感を抱いてきた。 リーガの優勝争いに踏みとどまるための重要な一戦で、マドリーは、将来有望なブスケツ・フェレール氏がピッチに立ち、クアドラ・フェルナンデス氏がVARで見守る中で戦うことになる。
スペイン紙『AS』が、ミリトンのメンバー復帰を伝えた。 モウリーニョ監督が前日会見で、セビージャ戦の招集メンバーにミリトンが入ることを明かした。4月の負傷以来の復帰になる。 ✅ クラシコまでの3連戦 騒がしい1週間を締めくくるのが、セビージャ戦だ。その後、水曜日にCL第3節のライプツィヒ戦、そして次の日曜日、25日にクラシコのバルサ戦が待っている。 ✅ 4月から半年ぶりの招集 ほぼ全員がそろう中、モウリーニョ監督自身が会見で良い知らせを明かした。ミリトンがメンバーに戻ってくる。 ミリトンは4月に負傷し、大腿二頭筋の近位腱断裂の手術を受けて以来、ピッチから離れていた。9月28日から、2週間ほどチームメイトと一緒に練習してきた。長いトンネルの出口が見えてきた。 ✅ リスクは冒さず、少しずつ 離脱期間は約5か月と見込まれていた。手術からちょうど5か月(153日)の9月28日、ミリトンは練習の一部をチームメイトと一緒に行った。 この2週間で少しずつ強度を上げ、激しい練習もこなしてきたが、常に体の状態に気を配ってきた。ミリトンに関しては、どんなリスクも冒さない方針だった(今もそうだ)。 今回が、モウリーニョ監督のもとでの初招集になる。少しずつチームの流れに入り、試合勘を取り戻すための出場時間を得ていく考えだ。 ✅ メンディはもう少し、ロドリゴとアセンシオはリハビリ中 全体練習に参加しているメンディは、まだメンバー入りには時間がかかる。ロドリゴとアセンシオは、それぞれリハビリを続けている。
スペイン紙『AS』のAlfredo Matilla氏が、ローマ戦(4-3)後に高まる「ベルナルド・シウバ待望論」に異を唱えるコラムを掲載した。 同氏は、水曜日のCLで起きなかったことまで見ようとするのは大げさだと主張する。 ✅ 「モウリーニョは革命など起こさない」 モウリーニョ監督がベルナルド・シウバ、ギュレル、エスピ、エンドリッキを一気に使うと今でも思っている人は、モウリーニョ監督をよく知らない、と同氏は書く。 さらに、チュアメニを外し、バルベルデを永遠にSBに移し、エムバペをベンチに置き、ヴィニシウスの処分をもっと延ばしてくれと委員会に頼むと考える人は、正気ではないという。 ローマでの逆転劇は、そのスピードと派手さで記憶に残るだろう。ただし、歴史を作ったというより、15分間で3本のCKという形の方が印象的だった。それを短期的な革命の根拠にするのは飛躍がある。 「セビージャ戦とライプツィヒ戦では、監督を説得できたと思い、圧力をかけ続けた自分の手柄だと考える人もいるだろう。だが、本番のバルサ戦では振り出しに戻る。ヴィニシウスがいない分、いつもの作戦に多少の修正はあるだろうが、誰も無茶な変更を期待しない方がいい」 同氏はモウリーニョ監督の考えを理解できるという。「これ以上、厄介な雑音を生む状況ではない。それは審判問題と、クラブとテバス会長のうんざりする言い争いで十分だ」 ✅ ギュレル、エンドリッキ、エスピ……そしてブラヒム 一方で同氏は、ギュレル(「モドリッチというよりグティ」)は先発から決して外すべきではないという意見には共感できるという。エンドリッキとエスピがもっと出場時間を得るべきだという意見にも同意する。「こういう試合をすれば、弁護士はいらない」 そして、このリストにはブラヒムも加えるべきだという。27歳で、もう若手ではない。モロッコ代表の10番は、マドリーで定着するどころか「後ずさりしている」。ローマ戦は出場なし。マドリーでは207回招集され、先発は61試合だけ、40試合は1分も出場していない。 「文句を言わず、怒らず、大げさな振る舞いもしないから、ベンチに置きやすいのかもしれない」 ✅ 「ベルナルドはたまたまそこにいただけ」 「誇張なのは、水曜日のCLで起きなかったことまで見ようとすることだ。ミステリー番組の空気に感染してはいけない。ベルナルド・シウバは、たまたまそこを通りかかっただけだ」 同氏によると、ベルナルドは今あるものを良くしたが、それは良くしないことの方が不可能だったからだ。ベルナルドのそつのない25分間を一面で取り上げ、本当のヒーローたちと同列に扱うのは大げさだという。 中盤をかき混ぜたいという焦りの表れだが、一度に多くの修正を求めれば、ビッグマッチでの結果がさらに悪くなるリスクもあると警告する。 ✅ スプリント速度はチーム最下位タイ ベルナルドは、クルトワのロングボールを終わらせるのには貢献した。それでも、最高の状態からは程遠いと同氏は言う。かつては1〜2タッチで魅了していたのに、今はボールを何度も触ってしまう。32歳という年齢を考えれば、あの支配力と運動量を取り戻せるかという疑問は当然だ。 走行距離はいつも上位に入り、今回も3.6キロと平均的な数字だった。しかし本当に大事なのは、その速度だ。そこでは、GKを除けば、トレントと並んでチーム最下位タイだったという。 ✅ 「チュアメニを葬るには、根拠が弱すぎる」 ローマ戦のベルナルドのデータは次のとおりだ。 ・ボールタッチは17回 ・ロングパスは1本だけ ・プレーの91%は自陣で、敵陣でのプレーは2回 ・シュート、アシスト、ドリブル、クロスはいずれもゼロ ・4ゴールのどれにも関わっていない 「チュアメニを葬るには、もっと重みのある根拠が必要だ」と同氏はコラムを締めくくった。 ※本記事は、ASのAlfredo Matilla氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が、ベリンガムとマドリーが2031年6月30日までの契約延長で合意したと報じた。 年俸も、ベリンガムのプレーの重要性と影響力に見合う形で引き上げられるという。 ✅ 2029年までの契約を2年延長 ベリンガムは2023年夏にドルトムントから加入し、2028-29シーズン終了までの契約を結んでいた。今回の新契約で、その期間が延長される。 『AS』によると、ベリンガムとマドリーはすでに合意に達しており、契約は2031年6月30日までとなる。 ✅ クロース、モドリッチ、カルバハルの後継リーダーに 年俸も、ベリンガムのプレーの重要性と影響力、そしてチームでの存在の大きさに見合う形で改善される。 ベリンガムは加入以来、違いを生む選手であることを証明してきた。カルバハル、モドリッチ、クロースといった、グループの中で重みと存在感を持つ選手たちの後を継ぐリーダーを求めるロッカールームで、そのリーダーになれる選手だ。かつてのように、チームには目に見える「顔」が必要とされている。 ✅ 交渉は昨季終盤から 話し合いは昨季の終盤に始まり、最初の接触から完全に意見が一致していた。 ベリンガムは日に日にマドリーとマドリードでの生活に愛着を深めていて、マドリディスタもそれを知っている。彼の献身を疑う者はおらず、ベルナベウはピッチ上の働きと、チームメイトを引っ張る力に心から共感している。 ✅ 1年目の姿を取り戻す ベリンガムは加入1年目の姿を取り戻した。昨季の終盤には、手術を受けた肩の問題も忘れ、パフォーマンスを上げていき、W杯でそれを確かなものにした。 ベリンガムは、苦しい時期のマドリーを助けるために手術を遅らせ、その決断がピッチ上のパフォーマンスに響いていたことも思い出しておきたい。 ✅ モウリーニョのもとで「居心地のいい」ポジションに モウリーニョ監督の就任で、ベリンガムは居心地のいいポジションに戻った。エムバペの後ろで自由に動ける役割だ。 それがパフォーマンスの向上につながり、何よりピッチ上での重要性を高めている。守備での貢献や、真っ先にプレスを始める姿勢は、現代サッカーで非常に大きな意味を持つ。 ✅ イングランド代表でも不可欠な存在に W杯での目覚ましい活躍で、イングランド代表での立場も高まった。トゥヘル監督との間に問題を抱えていた時期もあったが、今では代表に欠かせない存在になっている。北米の地で挙げた8ゴールが、それを物語っている。 今季のリーガでは、ここまで3ゴール3アシストを記録している。
スペイン紙『AS』が、モウリーニョ監督のもう一つの「鍵」、セットプレーについて伝えた。 ローマ戦の3ゴールで、今季のセットプレーからのゴールは早くも7つ。昨季はシーズン通算で12だった。 ✅ 7分あまりで3ゴール、全てギュレルのCKから 7分あまりで3ゴール。それも、ギュレルが蹴った3本のCKからのセットプレーだった。 オリンピコでの1-3を劇的にひっくり返すのに役立っただけでなく、モウリーニョ監督とコーチングスタッフがバルデベバスで進めている仕事の成果を裏付けるものでもあった。 ✅ 10試合で7ゴール、昨季は通算12 今季10試合で、セットプレーからのゴールはすでに7つ。リーガで4つ(CKから1、FKから3)、そしてローマ戦の3つだ。 昨季は、シャビ・アロンソ監督とアルベロア監督という「現代的な教科書」の監督2人のもとで、セットプレーからのゴールは12。すべてリーガで、CKから6、FKから6だった。 ✅ 攻撃はマシャド、守備はケディラ バルデベバスで攻撃のセットプレーの準備を率いているのはペドロ・マシャド氏だ。ただし、コーチングスタッフ全員が関わり、モウリーニョ監督が監修して、実戦で使うプレーには必ず監督がゴーサインを出す。 一方、守備のセットプレーの責任者はサミ・ケディラ氏だ。それでも、あくまでグループでの仕事という位置付けになっている。 モウリーニョ監督はそれを形でも示した。第2次政権の初ゴールは、コルネジャでのエスパニョール戦の9分、ギュレルのFKからベリンガムのヘディングだった。モウリーニョ監督はベンチから跳び上がり、アシスタントたちと抱き合った。彼らの仕事の効果を公に認めた瞬間だった。 ✅ フェネルバフチェからの右腕 マシャド氏は、ジョアン・トラリャン氏と並ぶモウリーニョ監督の側近の一人だ。フェネルバフチェ時代に一緒に仕事を始め、ベンフィカ、そしてマドリーへと連れてきた。 フィジカルコーチ、アナリスト、アシスタントコーチ、さらには監督の経験もある、非常に多才な人物だ。 モウリーニョ監督はここ2シーズン、経験豊富な人材と、トップレベルで成功したいという強い意欲を持つ若く野心的なスタッフを組み合わせたチームを作ってきた。 ✅ キッカーの「主」はギュレル ローマ戦の3ゴールとエスパニョール戦のベリンガムのゴールのほか、ギュレルはエルチェ戦で直接FKを決めた。残りの2ゴール、リュディガーとエムバペのゴールは、ベルナルド・シウバが蹴ったFKとCKから生まれた。 それでも、ギュレルがピッチにいる時は、セットプレーのキッカーは完全に彼のものだ。左足のキックの質には疑いの余地がない。次いで、ベルナルド・シウバ、トレント、さらにはディオマンデがキッカーを務める。 ✅ クラシコでも「細部」は偶然に任せない コーチングスタッフは週に数時間をセットプレーの準備に充て、試合ごとに使うプレーを前日練習で確認する。相手の特徴によって変わることも多い。 当然、ビッグマッチの準備ではセットプレーがより重視される。ダービー、クラシコ、CLの終盤のラウンド、決勝は、わずかな細部で決まることが多いからだ。モウリーニョ監督も、コーチングスタッフの誰も、その細部を偶然に任せることはない。
スペイン紙『AS』が、マドリーがベルント・ライヒャルト氏を招聘すると報じた。 欧州スーパーリーグ構想の中心人物だったドイツ人の経営者で、マドリーのビジネス部門の責任者に就任する。 ✅ スタジアム、スポンサー、グッズを担当 『AS』の情報によると、ライヒャルト氏は、しばらく空席になっていたマドリーのビジネス部門の責任者に就く。 スタジアム、スポンサー契約、マーチャンダイジング(グッズ販売)などが、ライヒャルト氏の管轄になる。 クラブのゼネラルディレクターで理事のホセ・アンヘル・サンチェス氏に直接報告する立場だ。 ✅ スーパーリーグの「顔」 ライヒャルト氏は、スーパーリーグ構想が進められていた数年間、そのプロジェクトの「顔」だった。 この取り組みは、裁判所にUEFAの支配的地位の濫用を認めさせ、クラブと欧州の統括団体の力関係の再調整を迫った。 それ以前には、メディアグループRTLのCEOや、スペインのテレビ局アトレスメディアの幹部を務めていた。 ✅ 欧州サッカーの「和平合意」は目前か 今回の招聘は、欧州サッカーの包括的で最終的な「和平合意」が近いことをうかがわせる。今年2月に基本合意に達しており、その主役の一人が身を引き、マドリーのビジネスの発展に専念することになるからだ。 ✅ スポーツ放映権のスペシャリスト ライヒャルト氏は1974年、ドイツ・バイエルン州のシャイデックで生まれた。コンスタンツ大学でスポーツ科学と英語を学び、スペインのサラマンカやアメリカのノースカロライナでも学んだ。 卒業後すぐ、ハンブルクのUFA Sportsでスポーツ放映権の仕事を始め、2003年にはドイツのスポーツマーケティング大手Sportfiveにマーケティングディレクターとして移った。 ✅ スペインとの深いつながり サラマンカでの留学に加え、2004年にはスペインに移り、アンテナ3(現アトレスメディア)のIR(投資家向け広報)ディレクターに就任。その後、同社で地上デジタル放送のいくつかのチャンネルを統括した。 2013年にはRTLグループに移り、ドイツのテレビ局VOXの責任者になった。2019年から2021年にかけては、RTLドイツのCEOを務め、ベルテルスマン・グループの経営委員会のメンバーも兼任した。 ✅ A22 SportのCEOとして 2022年10月には、スーパーリーグの実現を担う会社A22 SportのCEOに就任。改良版の大会フォーマットを各メディアで発表する役割を担い、プロジェクトの顔として活動した。 その後、UEFA、EFC(欧州のクラブで構成する団体、旧ECA=欧州クラブ協会)、マドリーが合意に達し、スーパーリーグ構想はいったん棚上げに。CLの改善と、CLや参加クラブに一定の制限を設けることに力を注ぐ方針になった。
スペイン紙『AS』が、CLリーグフェーズ第2節、ローマ戦のマドリーの予想スタメンを伝えた。試合は日本時間15日(木)朝4時キックオフ。 第1節でインテルを破ったマドリーは、敵地スタディオ・オリンピコでも勝ち点3を狙う。モウリーニョ監督は試しの起用はせず、勝ちにいくメンバーを組む見込みだ。 ✅ CBはハイセンとコナテ、リュディガーは休養 GKは当然クルトワ。守備陣はビジャレアル戦から何人か入れ替わる。 右SBは引き続きトレント。左SBはカレーラスに代わってククレジャが入る。 CBはコナテが続けて出場し、ハイセンとコンビを組む。ローマでのプレー経験があるリュディガーは休養となる見込みだ。 ✅ ドブレピボーテはバルベルデとチュアメニ 中盤は、バルベルデとチュアメニのドブレピボーテを継続する。 ベルナルド・シウバはここ数週間で勢いを失っており、ローマ戦での先発はなさそうだ。日曜日のセビージャ戦では先発の可能性がある。 トップ下はベリンガムで、これは変わらない。 ✅ ヴィニシウスは「CLが主戦場」に 左サイドはヴィニシウス。理由は明らかだ。ビジャレアル戦でレッドカードを受け、リーガでは2試合、もしかすると3試合の出場停止が見込まれる。そのため、しばらくはCLがヴィニシウスの主戦場になる。 ディオマンデはベンチで出番を待つことになる。 右サイドはギュレルが引き続きポジションを守り、1トップは当然エムバペだ。 ✅ 予想スタメン クルトワ;トレント、ハイセン、コナテ、ククレジャ;バルベルデ、チュアメニ;ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス;エムバペ
スペイン紙『AS』のTomás Roncero氏が、マドリーに対する審判の判定を、データを交えて痛烈に批判するコラムを掲載した。 「もし私が木星から来たばかりの宇宙人で、マドリーがこの20年で受けてきた判定の統計を見せられたら、空飛ぶ円盤に乗って、憤慨しながらガスの惑星へ帰るだろう」 ✅ ファウル8回でカード6枚 Roncero氏は、ビジャレアル戦の「常軌を逸した」判定は、今季モウリーニョ監督のチームに向けられてきた、中立の人さえ怖がらせるほどの「審判の容赦ない仕打ち」の一つにすぎないと主張する。 ビジャレアル戦で、マドリーのファウルはわずか8回。それでもイエロー5枚とレッド1枚(ヴィニシウス)を受けた。ビジャレアルはそれより多い13回のファウルを犯したが、イエローは2枚だけで、レッドはなかった。 極めつけは、ジェラールに触れてもいないのにコナテに出たイエローだという。ジェラールの「教科書どおりのダイブ」だったが、VARはそれを取り消すために介入しなかった。 ✅ 8節で2人退場、見逃されたラフプレーの数々 ディアス・デ・メラ主審は、ギュレルへの背後からの悪質なキックや、フリーマンの意図的な時間稼ぎは見逃した。一方で、チュアメニとエムバペには時間稼ぎで容赦なくイエローを出した。 わずか8節で、マドリーはハイセンとヴィニシウスを退場で失った。その一方で、こんな場面もあった。 ・コルネジャでヴィニシウスが背後から蹴られた場面 ・エルチェ戦でハイセンが受けた悪質な肘打ち(しかもオソリオは、その後エルチェの先制点を決めた) ・「恥のダービー」で見逃されたクティ・ロメロとイ・ガンインのレッド ✅ 取り消されたゴールは42でリーガ最多 Roncero氏は、VAR導入以降に取り消されたゴールの数にも触れた。 ヴィニシウスの幻のゴールを含めて、マドリーは42でトップ。アトレティコとビジャレアルの22のほぼ2倍で、バルサはわずか19だという。 ✅ 髪の引っ張りでも「ダブルスタンダード」 マドリー対アラベスで、マルセロがラグアルディアに髪を引っ張られた悪質なプレー(しかもPKだった)は、VARでチェックすらされなかった。 今回のVAR担当、ムニス・ルイス氏は、サリバが一度も抗議していないにもかかわらず、主審を熱心に呼んだ。 ところが2年前、自身がピッチの主審だったマジョルカ対レガネスでは、ダニ・ロドリゲスがネヨウの髪を悪質かつ激しく引っ張ったプレーに、イエロー1枚で済ませていたという。 ✅ 「黙るのは臆病者」 「仮面を外そう」とRoncero氏は続ける。 この10年で、マドリーは5度のCLを含む15の国際タイトルを獲得したが、国内タイトルは9つだけ。一方、バルサはヨーロッパでは結果が出ていないが、国内では「ネグレイラの後継者たちの庇護のもと」で16のタイトルを獲得しているという。 「黙るのは臆病者のすることだ。正義を求めて告発するのは勇敢な者のすることだ」とRoncero氏はコラムを締めくくった。 ※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』の副編集長Tomás Roncero氏が、ビジャレアル戦(1-0)についてのコラムを掲載した。 タイトルは「El Yin y el ‘Yan’」。ディオマンデの決勝点を「光」、審判を「闇」になぞらえ、陰陽になぞらえて試合を振り返った。 ✅ 黄金の勝ち点3 まず強調すべきは、この苦しい勝利でマドリーが手にした勝ち点3は、シーズン終了時にリーガ制覇を決めたとき、良い意味で思い出されるかもしれない「黄金の勝ち点3」だということだ。 サッカーの内容も、いつもの審判問題も含めて、すべてが再び取りこぼしにつながってもおかしくなかった。相手は好チームのビジャレアルだ。マルセリーノ監督時代(3位でシーズンを終えた)もそうだったし、イニゴ・ペレス監督のもとでも、攻撃の鋭さは落ちたものの好チームであることに変わりはない。 ヴィニシウスの退場ですべてが不利に傾いたが、モウリーニョ監督のチームは王者の誇りを見せ、ベルナベウの後押しも受けて、今夏にキャビア並みの値段で加入した選手の、初先発でのゴールを守り切った。 ✅ 「陰」は審判、「陽」はディオマンデ ディオマンデのプラチナのようなゴールで、マドリーはクラシコを2週間後に控え、首位を追い続けることができる。 このコートジボワール人の名前を使って言葉遊びができる。緊張、怒号、乱発されるイエローカード、髪を引っ張ってのレッドカード、そして全体的な騒動――。この夜の筋書きは「陰(Yin)と陽(Yang)」と題するのにぴったりだった。 道教の、互いに対立しつつ補い合い、常に動き続ける2つの力。暗い「陰」は審判に当てはめられる。審判は、ダービーでのスキャンダラスな「レッドなし」の判定から、すでに歪んでいた。 一方の「陽」は、輝き、光、天、強さ、エネルギーを意味する。ディオマンデの名前に合わせて、あえて「g」を外して「Yan」と書かせてもらう。 ディオマンデは先発という人生最大のチャンスをものにした。このゴールと、ヴィニシウスに科されるであろう処分(2試合の可能性)によって、セビージャ戦とバルサ戦で自らの価値を証明するチャンスを得るかもしれない。 ✅ 「髪を引っ張るのが、あのタックルより重いのか」 ヴィニシウスの髪を引っ張ってのレッドカードは、避けられたものだった。ただ、競技規則第12条にある「過剰な力や残忍さ」はなかったし、サリバが一度も抗議しなかったことも目を引いた。 仮にレッドを受け入れるとしよう。それでも、あの髪の引っ張りは、クティがベリンガムの膝をスパイクで踏みつけたプレーや、イ・ガンインのバルベルデへの残忍なタックルよりも重いのだろうか。 ネグレイラ事件に判決が出るまで、この問題は解決しない。誰かが一歩踏み出して正義を実現するまで、CTA(審判技術委員会)には疑惑の影がつきまとうだろう。 ✅ ベリンガムは「21世紀のピッリ」 10人になり、まだ多くの時間が残る中、バルベルデはかつての好調時のように右サイドを支配し、ベリンガムは試合を支配した。 ベリンガムは「21世紀のピッリ」だ。なんという働き、なんという運動量、なんという素晴らしい選手だろう。 ✅ セルヒオ、君に捧ぐ Roncero氏にとって、この日は簡単な一日ではなかった。朝早く、敬愛するセルヒオ・サレサ・ピタさんの訃報が届いたからだ。 セルヒオさんはサンタ・クルス・デ・テネリフェに住む43歳の熱狂的なマドリディスタで、長年、病と闘っていた。 残された時間が長くないと悟ったセルヒオさんは、7月に「子どもの頃からの夢だったベルナベウを訪れたい」と願い出た。そして、その願いはかなった。 屋根が閉じた巨大なスタンドを見たときには、感嘆の「おお!」が止まらなかった。ロッカールームではクルトワのロッカーに座り、ピッチに立ち、ベンチに座ると「Roncero、今日の僕はモウリーニョだ!」と言って感動の涙を流した。 シベーレス広場も訪れ、心はアトレティコのマドリード市長も、自ら出迎えてくれたという。 セルヒオさんはこの日、帰らぬ人となった。それでも天国から、心から愛したマドリーの勝利を祝っただろう。Roncero氏は「安らかに眠ってくれ、友よ」とコラムを締めくくった。 ※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が、ビジャレアル戦で右サイドから輝きを放ったバルベルデについて伝えた。 右SBとして生まれた選手ではない。それでも、右SBに入ると、バルベルデは飛ぶように躍動する。 ✅ モウリーニョが2人を「分けた」 バルベルデはこの試合、チュアメニと組むドブレピボーテでスタートした。しかし、このコンビはサッカーの面でなかなか噛み合わない。 そこでモウリーニョ監督は2人を分けた。そして、その分離こそが力になった。 チュアメニにとっても、バルベルデにとっても、この試合で最も良い時間帯が同時に訪れた。 ディオマンデへのアシストは、それまでのすべてのプレーを締めくくる仕上げだった。 ✅ 52分、トレントに代えてヴィニシウス投入 ハーフタイム直前、モウリーニョ監督は最初の指示を出した。ギュレルとバルベルデのポジションを入れ替えたのだ。それは一時的なものではなく、後半も同じだった。 するとマドリーが機能し始めた。さらに52分、トレントに代えてヴィニシウスが入り、バルベルデは右SBへ。ここから彼の「革命」が始まった。 広い範囲をカバーし、そこから決勝点を演出。メスのように鋭いパスだった。 ✅ スタッツでも圧巻 データ面でも見事だった。 ・チャンス創出3回(ディオマンデと並んでチーム最多) ・敵陣の最後の3分の1でのパス成功12本(ギュレルの18本に次いで2位) ・ボール奪取4回、インターセプト2回、クリア1回 ・タックル成功1/1、デュエル勝利4/5 ・一度もドリブルで抜かれず ✅ 9試合すべて先発 バルベルデはここまで不動の存在だった。出場時間は744分で、9試合すべてに先発。彼を上回るのは、全810分に出場しているクルトワとエムバペだけだ。 そしてビジャレアル戦までは、プレシーズンも含めて、主戦場はドブレピボーテだった。 モウリーニョ監督にとって議論の余地はなかったが、ついに決断を下した。まずは偽ウイング、その後に右SBへ。その決断が試合を変え、マドリーを変えた。 これが一時的な策なのか、それ以上のものなのかは、今後を見守る必要がある。 ✅ 「右SBに生まれたわけではない」 バルベルデは、過去に本音を正直に語っている。2025年9月、アルマトイでの記者会見ではこう話していた。 「僕は右SBをやるために生まれたわけじゃないし、そのポジションを学んで育ったわけでもない。居心地は良くない。守備で背後を閉じるといった、自分にはない能力がたくさん求められるから」 ただ、その後に「どのポジションでも監督のために尽くす」とも付け加えていた。当時の監督はシャビ・アロンソだった。 ✅ 381試合中116試合が右サイド しかし、バルベルデを右SBに置いたのはシャビ・アロンソが最初でも最後でもない。本人が望まなくても、機能するからだ。 ジダン監督に始まり、アンチェロッティ監督のもとでは右ウイングとして花開き、14度目のCL制覇ではヒーローの1人となった(決勝ではヴィニシウスのゴールをアシスト)。 アンチェロッティ監督は選手不足の時期にバルベルデを右SBで起用し、「カルバハルとルーカスに次ぐ、世界で3番目に良い右SBだ」と冗談を言ったこともある。 シャビ・アロンソ、アルベロア、そして今のモウリーニョ監督も、彼を右サイドで起用した。 マドリーでの381試合のうち、右サイドでのプレーは116試合(30.5%)。そのうち35試合は右SBだった。 ✅ 「奇跡」から「パラドックス」へ バルベルデは、ダービーの騒動を経てこの試合を迎えた。 イ・ガンインの激しいタックルは処分なしに終わったが、バルベルデは足首を捻挫。代表ウィークのウルグアイ代表招集も見送り、バルデベバスで回復に努めた。 当初の診断では、ローマ戦は出場可能でも、ビジャレアル戦は厳しいと見られていた。それでも間に合った。それどころか、飛ぶように躍動した。 奇跡のように思えたことが、マドリーへの贈り物になった。 バルベルデは決定的な働きをした。しかも、生まれつきのポジションではない右SBで。成功は時にパラドックスの中にある。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、ビジャレアル戦(1-0)の後、記者会見にもクラブのテレビ局にも姿を見せなかった。2週間後のクラシコに出られなくなるような処分を避けるためだという。 ✅ これまで一度も会見を欠かさなかった モウリーニョ監督が会見好きでないのは、よく知られている。数週間前には記者たちに「1回省いてくれるなら、つまむものを持ってきて少し楽しもう」と冗談を言っていた。 それでも、ここまでは会見を一度も欠かさなかった。F1のグランプリでバルデベバスへの交通が混乱したラージョ戦の前日も、わざわざベルナベウに移動して会見を開いた。回答も短くなく、毎回丁寧に答えていた。その流れが、ビジャレアル戦の後で途切れた。 ✅ 30人の記者の前に現れず 勝利の後、モウリーニョ監督はベルナベウの会見場に現れず、普段なら最初に応じるレアル・マドリードTVのインタビューも受けなかった。 ビジャレアルのイニゴ・ペレス監督の会見を終え、約30人の記者がモウリーニョ監督を待っていたところで、クラブの広報部が「モウリーニョは出てこない」と伝えた。 ✅ 理由は「クラシコに出られなくなるのを避けるため」 同紙によると、モウリーニョ監督はクラブに、2週間後のクラシコに出られなくなるような処分を受けかねない発言を避けるため、話さない方がいいと説明したという。 クラブ内部では、ディアス・デ・メラ主審が試合を完全にコントロールできなくなり、雰囲気にのまれたと嘆いている。マドリーが絡むと、それがいつものことになりつつあるという見方だ。 マドリーのファウルは8回、ビジャレアルは13回だったのに、マドリーにはレッドカード1枚に加え、イエローカードが6枚出された。クラブはこれを行き過ぎだと感じている。 ✅ 答えの出なかった疑問 モウリーニョ監督の口から答えが聞けなかったことで、多くの疑問が残った。 ヴィニシウスを投入した際に、ギュレルを中盤に、バルベルデを右SBに移した采配の意図。ヴィニシウスの退場と、ディアス・デ・メラ主審による「カードの雨」。 同じ日のアラベス対アトレティコでは、アラベスのアレックス・ペレスがフリアン・アルバレスへのタックルで退場になった。主審がその場で判断していたにもかかわらずVARが介入した場面で、ダービーでのイ・ガンインのバルベルデへのタックルとは対照的だった。 さらに、取り消された2点目の際、50メートル以上走ってヴィニシウスと喜びを分かち合ったモウリーニョ監督が、何を話したのかもわからないままだ。 答えが聞けるのは、ローマでのCLの前日会見となる火曜日になりそうだ。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのカルロス・エスピ(21歳)は、マドリー加入後、U-21代表も含めて7ゴールを挙げている。そのすべてがワンタッチでのゴールだ。1989-90シーズンに38ゴールすべてをダイレクトで決めた、マドリーのレジェンド、ウーゴ・サンチェスを思わせるという。 ✅ 約140分で7ゴール、20分に1点 「プレーする1分1分が特別なモチベーションになる」。代表ウィークが始まった頃、エスピは同紙にそう話していた。その言葉どおりの結果を残した。 U-21代表では、ダビド・ゴルド監督のもとで106分プレーし、歴史的な13-0の大勝となったサンマリノ戦で5ゴール。その前に、マドリーでは2つの決勝点を挙げていた。 マドリー加入後の合計は約140分で7ゴール。およそ20分に1点のペースで、エスピは時間を無駄にしない。 フェラン・トーレスの足首の負傷で、A代表への階段も上った。 ✅ ウーゴ・サンチェスと同じ「ワンタッチ」 エスピは、ゴールのためにボールに触れる回数も無駄にしない。7ゴールに必要だったタッチは7回。ベティス戦(セビージャのラ・カルトゥハで開催)で決めたバイシクルキックが、わずかなオフサイドで取り消されていなければ、8ゴールで8回だった。 1989-90シーズン、ウーゴ・サンチェスは38ゴールを38回のタッチで決めた。テルモ・サラが持つ史上最多記録に並び、すべてダイレクトで決めて、得点王とゴールデンシューを手にした。 体格はまったく違うが、2人ともフィニッシュが芸術だ。FWを「偽9番」にしたり、昔ながらの中央の点取り屋とは違う形で考えたりする傾向がある今のサッカーで、エスピは過去への旅であり、大きな未来を持ち、すでに現在を楽しませてくれる存在だ、と同紙は書く。 ✅ 欧州5大リーグで群を抜く効率 マドリーでの出場時間がまだ短いため、絶対数ではトップ選手に及ばない。しかし平均で見れば話は別だ。 欧州5大リーグで2ゴール以上を挙げたFWの中で、17.5分に1点というペースのエスピを上回る選手はいない。マドリーで2番目はエムバペで、90分に1点だ。 ゴールに必要なタッチ数でも、エスピは9.5回で、55.4回のエムバペを大きく上回る。エスパニョール戦(90分)とエルチェ戦(91分)での終了間際の決勝点は、わずか4本のシュートから生まれた。決定率は50%だ。 ✅ 評価額は2倍の4000万ユーロに 昨季は、最後の13節で10ゴールを挙げてレバンテの残留の立役者になった。そしてTransfermarktの最新の評価額では、マドリー加入時の2000万ユーロから4000万ユーロへと2倍になった。 バレンシア州タベルネス・デ・ラ・バルディーニャ出身の若者の人生は一変した。 ✅ A代表デビューはお預け 代表ウィークの後半はA代表に帯同したが、オビエドでのチェコ戦、スプリトでのクロアチア戦ではメンバー外で、デビューはお預けになった。今回はロベルト・フェルナンデスが先に選ばれたが、エスピは、より純粋なストライカーの役割でデ・ラ・フエンテ監督の選択肢に入っている。 U-21ではワンタッチで5ゴール、マドリーでの2ゴールもワンタッチ。エスピは時間を無駄にしない、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が、代表ウィーク明けのリーガ、ビジャレアル戦のマドリーの予想スタメンを伝えた。試合は土曜日21時(日本時間11日日曜4時)キックオフ。首位バルサとの6ポイント差をこれ以上広げないために、勝利が必要な一戦だ。 ✅ 先にバルサが試合 ビジャレアルは今季のリーガで好スタートとは言えないが、それでもCL出場チームで、危険な相手だ。 マドリーは、同じ節で先に宿敵バルサが試合(ホームのヘタフェ戦、18時30分=日本時間11日1時30分)を終えた後、ベルナベウのピッチに立つことになる。 ✅ 守備:CBはコナテとリュディガー GKは当然クルトワ。守備陣は、アセンシオ(負傷)、ミリトン(回復したが実戦感覚が不足)、ハイセン(出場停止)がいないため、CBはコナテとリュディガーのコンビになる。 左SBは、スペイン代表での好調を持ち込みたいククレジャ。右SBは、代表ウィークの出場時間が180分だったトレントが、350分プレーしたダンフリースより一歩リードしている。 ✅ 中盤:バルベルデはベンチスタートか 中盤にも変化がありそうだ。ダービーでイ・ガンインの激しいタックルを受けて足首を捻挫したバルベルデは、金曜日の練習を最後までこなしたものの、ぎりぎりの状態だ。 そのためベンチスタートが濃厚で、ベルナルド・シウバとチュアメニがドブレピボーテを組み、その前のトップ下にベリンガムが入る見込みだ。 ✅ 前線:いつもの3人とエムバペ 前線はいつもどおり、右にギュレル、左にヴィニシウス、1トップにエムバペ。エムバペは監督が前日会見で先発を明言している。 左サイドにはヴィニシウスに代えてディオマンデを起用する可能性もあったが、モウリーニョ監督は、ヴィニシウスが本来の調子を取り戻すことを信じ、さらに信頼を寄せる見込みだという。 ✅ 予想スタメン クルトワ;トレント、コナテ、リュディガー、ククレジャ;ベルナルド・シウバ、チュアメニ;ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス;エムバペ
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、ビジャレアル戦前日の記者会見で、代表ウィーク中のエムバペをめぐる騒動を「ばかげている」と一蹴した。批判の波を作ったのはメディアだとし、エムバペは翌日の試合で先発すると明言した。 ✅ 着任以来、最も怒ったモウリーニョ 膝を痛めたままのフランスとスイスへの移動、施設に入る姿や自転車に乗る姿の映像、月曜日にチームメイトと一緒の午前ではなく午後に一人で練習したこと――。代表ウィーク中のエムバペの行動は、ファンの間に怒りの波を起こした。 しかしモウリーニョ監督は、それを「ばかげている」とひと言で片づけ、メディアに責任があると指摘した。同紙によると、着任以来最も怒っているように見えたという。 ✅ 「ディスコではなかった」「自転車はホテルの移動用」 モウリーニョ監督は、ひとつずつ反論した。 「エムバペはここに来て診断を受け、膝には忘れてはいけない経緯があるので外部の医師の診察も受けた。マドリーの診断と外部の診断は完全に一致した。回復プランの詳細を、君たちが知る必要はない」 「まず、ディスコでなかったディスコ。パリのファッションウィークのために、プライベートイベントの会場に変わっていた場所だ。次にスイスでの自転車。小さな家が集まるホテルで、それぞれの家に、レストランやスパのある中心部へ移動するための自転車が置いてあった。まったく静かなホテルだ。まるでツール・ド・スイスに出ていたかのような扱いだった」 さらに、ハイセンの件にも触れた。「気の毒なディーン・ハイセンは、ピタルチの家の前で、彼が来るのを待って車を停めてメッセージを送っていた。それが、まるで高速道路を時速200キロで走りながらメールを打つ犯罪者のような扱いになった。だから言うんだ、ばかげていると」 ✅ 「ブーイングは君たちの目的の一つ」 ベルナベウのファンの不満がエムバペに向かうのではないかと問われると、監督は質問をさえぎった。 「それだ!それが君たちの目的の一つだ。アインシュタインでなくても、この流れがどこへ向かうかはわかる」 「ベルナベウについてはコメントしない。ベルナベウを尊重している。私の願いは、ベルナベウが公正であること。公正であるとは、賢くあること。行間を読み、流れと目的を理解できることだ」 メディアに向けては、「もし明日ブーイングが起きたら、君たちにとっては大きな勝利になるだろう」とも語った。 ✅ 「義務を果たさない選手は、家にいる」 モウリーニョ監督は、ベルナベウにひとつの約束をした。 「マドリーの選手が、マドリーの選手らしく振る舞わず、24時間のうちに選手としても市民としても義務を果たさなければ、その選手をベンチで見ることはない。プレーしているところやベンチにいるところでブーイングする機会すらない。家にいるからだ」 「つまり、明日エムバペはプレーする。ベンチではなく、プレーする。プレーするのは、彼がマドリーに対して義務を怠っていないと私が確信しているからだ」 ✅ 「10年で初めて、10月半ばに新たな負傷者ゼロ」 モウリーニョ監督は、メディアが取り上げない「良いニュース」もあると訴えた。 「話題がほしいのか?ここ10年で初めて、マドリーは10月半ばを新たな負傷者ゼロで迎えている。負傷者は全員、昨季からの負傷だ。ミリトン、ロドリゴ、アセンシオ、メンディ。いい話だろう?でも君たちは好きじゃないんだな」 さらに、「シティの巨大な件や、君たちがあまり話したがらない古い話(ネグレイラ事件)、私の国のC・ロナウドと監督の難しい状況。記事のネタになる本当の出来事はたくさんあったのに、それでは足りなかった。マドリーはマドリーで、いつも何か引き出さないといけないらしい」と皮肉った。 ✅ ヴィニシウス「助けられるべき若者だ」 不振のヴィニシウスについて、「実力主義」の考え方を問われると、こう答えた。 「実力主義だが、立場や名前ではなく『その時』に開かれた実力主義だ。調子の悪い選手を立て直す方法はいろいろある。『調子が悪いなら外す』という純粋な実力主義には、かえって元の状態に戻るまでの時間を長くしてしまうリスクもある」 「一番つらいのは、彼が本当に良くなりたいと思っているのがわかることだ。試合に勝ち、タイトルを取り、CLを勝ち取る、違いを生むヴィニシウスに戻りたいと強く願っている。その痛みを感じるのがつらい。驚いたことに、本当に素晴らしい若者で、戻るために懸命に努力している」 「おそらく君たちの多くに影響されて、人々が彼を助けていないことに心が痛む。彼は助けられるべき若者だ」 ✅ バルベルデは「微妙」、ミリトンは「あと2週間」 負傷者については、「フェデ(バルベルデ)は微妙だ。今日、明日どうするか決める」と話した。 ミリトンはビジャレアル戦、ローマ戦、セビージャ戦には出ない。「病歴を知らなければ、明日にも出したくなる。思っていた以上にいい選手だ。でも経緯が重いので、あと2週間ほど必要だ」 メンディはこの日初めてチームとともにピッチで練習し、ロドリゴは「もう少し先」だという。 ✅ 「大きな変更はできないが、調整はする」 序盤戦を受けて変化はあるかと問われると、大きな変更は否定した。 「1、2日の練習で『明日から5バックにする、右SBを左SBにする』とは言えない。でも、少しのキーを触るだけで改善できることもあり、それはやってきた。専門家でない目にはわからないかもしれないが、明日はそうした調整を試みる」 「アトレティコ戦は11人対9人で行われるべきだった。それは本当だ。でも監督として、そこで思考を止めてはいけない。自分たちでコントロールできることを改善しなければならない」
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウの10階を歩き、マドリードの街を360度見渡せる展望ウォーク「Skywalk」が、シルク・ドゥ・ソレイユとのコラボで11月13日にお披露目される。 ✅ ベルナベウ×シルク・ドゥ・ソレイユ ベルナベウとシルク・ドゥ・ソレイユが初めて手を組み、Skywalkをいち早く楽しめる体験を作った。 テーマは、同カンパニーの最新ショー「KURIOS(キュリオス)」の世界観。シルク・ドゥ・ソレイユがスペインのスタジアムにその世界を持ち込むのは初めてで、Feverと共同で行う。 ✅ 約45分の幻想的なルート ルートは、ベルナベウの南側と西側の通路をめぐる約45分のコースだ。「アコーディオン・トンネル」「雲」「電気の森」など、KURIOSの世界から着想を得たさまざまな空間が続く。 最後は、この期間だけ「The Train Station」に変わるSky Barにたどり着き、短いライブパフォーマンスなどのサプライズが待っている。 ✅ 開催概要
スペイン紙『AS』が伝えた。元マドリーのトニ・クロースが、プロ選手向けの指導者講習に参加したい意向を、スペインサッカー連盟(RFEF)に伝えた。現役引退から2年、監督のベンチを将来の行き先として考え始めているという。 ✅ マドリーは「毎日」の復帰を望んだ 同紙が以前報じたとおり、マドリーは昨年の春、クロースをクラブの組織に呼び戻すことを考えていた。 フロレンティーノ・ペレス会長は、クロースが時々ではなく毎日バルデベバスにいることを望み、ホセ・アンヘル・サンチェスGMとクロースが話し合った。しかし、その時は復帰の中身を形にするタイミングも時間も場所も見つからなかった。 どちらも「とりあえず戻る」ことは望んでおらず、可能性は将来に向けて開かれたままだ。両者の信頼関係は完全で、いずれその時が来ることはお互いにわかっているという。 ✅ 自身のアカデミーで若手を指導 クロースは、バイエルンを経てマドリーで選手としてのキャリアを築いた。クラブとの一体感は双方向のもので、それは現役引退のときにもはっきり示された。 今は、マドリード近郊のボアディージャで立ち上げた自身の名前のアカデミーを続け、若い選手の育成を楽しんでいる。 競技の世界から2年離れた今、世界最高の選手の一人にしてくれたこのスポーツで、監督のベンチを次の行き先として見始めている。 ✅ 一歩ずつ、ライセンス取得へ エリートレベルで少なくとも7年プレーした経験豊富なプロ選手には、短期の指導者講習に直接参加できる道がある。クロースはそれによって、3部相当のカテゴリーまでの指導者資格をすでに認められている。プリメーラ・フェデラシオンのチームなら率いることができるが、クロースは一歩ずつ進みたいと考えている。 クロースはRFEFに、2027-28シーズンに行われるプロ選手向けの指導者講習に参加したいと伝えた。今季の講習(UEFAが認めるのは1シーズン20人まで)は、エリート選手向けには開かれていない。 この講習に合格すれば、どのカテゴリーのチームも率いられるライセンスを得られる。今の資格では、1部や2部のチームでアシスタントにはなれても、監督にはなれない。
スペイン紙『AS』が伝えた。10月25日のクラシコを前に、ラ・リーガとAirbnbが特別な企画を行う。マドリーのアンバサダーのグティと、バルサのアンバサダーのジョルディ・アルバがホストを務め、ファンと一緒にクラシコ前の「合宿」を過ごすという。 ✅ マドリードとバルセロナの中間の村で 企画は10月20日、テルエル県の小さな村プエルトミンガルボで行われる。マドリードとバルセロナのちょうど中間にあり、マドリディスタとクレの「中立地」で、大一番を前にした合宿を開く。 ✅ プロ選手のような合宿体験 内容は、プロ選手の日課をもとにしたプログラムだ。今世紀のリーガを代表する2人のスター選手とのトーク、軽いトレーニング、栄養バランスのとれた食事を体験できる。 さらに、25日のクラシコをVIP席で観戦できる。 合宿中は、プエルトミンガルボの旧市街のガイドツアー、村のバーやパン屋、工房めぐりなどで地元の人々とも交流できる。秋の風物詩であるキノコ狩りができるハイキングもある。 ✅ 参加は無料、申し込みは10月13日から 参加費は無料で、すべてのアクティビティ、食事、プエルトミンガルボでの2泊の宿泊、マドリードまたはバルセロナからの往復バスが含まれる。 対象は2人の旅行者で、それぞれ4人の同行者を招待できる。申し込みは、10月13日14時(スペイン時間)から、Airbnbの特設ページ(www.airbnb.com/laliga-elclasico)で受け付ける。日本時間では同日の夜21時ごろになる。 ✅ 地方の村を支える取り組みも この企画は、Airbnbとラ・リーガの3年間の公式スポンサー契約の2シーズン目の取り組みの一つだ。サッカーにまつわる特別な「Airbnb体験」を通じて、ファンをスペインサッカーの中心に近づけるとともに、スペインの地方の村を支援することも目指している。
スペイン紙『AS』が、今季最初の代表ウィークでのマドリーの選手たちの出場状況をまとめた。代表戦に出場したのは計15人で、何より大事なのは、誰も負傷して戻ってこなかったことだ。 ✅ 「まずまずの代表ウィーク」 代表ウィークを終え、招集されていたマドリーの選手は全員バルデベバスに戻り、モウリーニョ監督のもとで、リーガ3試合(クラシコを含む)とCL2試合が待つ厳しい10月に臨む。 15人の選手が代表戦で出場時間を得て、内容はまずまず。そして最も重要なことに、新たな負傷者は出なかった。 ✅ スペイン:エスピが歴史的な5ゴール 最も多くのマドリーの選手がいたのはスペイン代表だ。デ・ラ・フエンテ監督は当初、ククレジャとハイセンの2人を招集した。ククレジャは主力としてフル出場を重ね、ハイセンはウェンブリーでのイングランド戦には出なかったが、クロアチア戦で90分プレーした。 カルロス・エスピは、負傷したフェラン・トーレスに代わってA代表の最後の2試合に帯同した。それまではU-21代表にいて、フィンランド戦では16分の出場で敗れたが、サンマリノ戦では5ゴール2アシストで、U-21スペイン代表の新記録を打ち立てた。 ティアゴ・ピタルチはU-20代表のメキシコとの親善試合に出場し、前半45分間プレーして先制点を決めた。 ✅ イングランド:ベリンガムが輝く ベリンガムはこの代表ウィークで、自ら光り輝いた。1ゴール4アシストを記録し、スペイン戦とクロアチア戦でフル出場。プラハでのチェコ戦は終盤20分、ウェンブリーでのチェコ戦は73分プレーした。 トレントはスペイン戦とクロアチア戦では出番がなかったが、チェコとの2試合にフル出場。プラハでの試合では先制点をアシストした。 ✅ フランス:最も悩ましい代表 マドリーにとって最も問題が多かったのはフランス代表だ。ジダン監督は初めての招集でエムバペ、カマヴィンガ、コナテの3人を呼んだが、合宿を最後まで過ごしたのはカマヴィンガだけで、計116分プレーした。 エムバペはトルコ戦で53分にゴールを決めた直後に負傷し、59分に交代して代表を離れた。コナテも右膝の側副靭帯を痛めて離脱した。 ✅ オランダ、トルコ、ポルトガル インテルから加入したダンフリースは、360分中350分(97.22%)に出場し、最も長くプレーした選手になった。ギリシャ戦では後半に2ゴールが取り消されている。 ギュレルのトルコは厳しい代表ウィークになり、ギュレルは出場した3試合すべてにフル出場した(計270分)。 ポルトガル代表のベルナルド・シウバは、4試合でわずか6分(全体の1.6%)の出場にとどまった。 ✅ モロッコ、コートジボワール、ブラジル ブラヒムはアフリカ・ネーションズカップ予選に臨むモロッコで、ガボン戦は筋肉の疲労で欠場したが、南アフリカで行われたレソト戦で先制ゴールを決めた。マリとの親善試合は26分の出場だった。 ディオマンデは同予選のガーナ戦とソマリア戦にフル出場し、ゴールやアシストこそなかったものの好プレーを見せた。カメルーンとの親善試合(0-1)は最後の30分間プレーした。 アンチェロッティ監督のブラジル代表では、ヴィニシウスとエンドリッキがオーストラリアとの2試合とインドとの1試合に出場。ヴィニシウスは2試合目にPKを決め、エンドリッキは同じ試合で3点目をアシストした。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのGKティボー・クルトワが、2018年の加入以来、開幕8試合で最も多くの枠内シュートを浴びている。その数は37本。それでもセーブ率は76%を保っている。 ✅ 1試合平均4.6本、過去平均より1本多い クルトワはマドリーで9シーズン目を迎えた。契約延長は時間の問題で、10シーズン目もほぼ確実だ。本人も「あと4、5年」と、まだまだ続ける意欲を見せている。 今季の開幕8試合で浴びた枠内シュートは37本、1試合平均4.6本。これまでの平均は3.6本で、統計的に見れば1本の差は大きい。 失点は9。クルトワという選手を考えれば十分に弁護できる数字だ。奇跡を日常にしてきた男は、止めて、止めて、止め続けているが、これほど忙しいのは初めてだ。 ✅ これまでの最多はコロナ禍の2020-21 これまでの最多は、ジダン監督の最後のシーズンとなったコロナ禍の2020-21で、開幕8試合で35本だった。ホームでカディスとシャフタールに連敗した、チームが崩れかけていた時期だ。 アンチェロッティ監督が戻った翌シーズンも34本と迫ったが、その後は改善していた。今季までは。 開幕8試合での失点が最も多かったのは、デビューした最初のシーズン(12失点)だった。 ✅ インテル戦で8本、うち7本をセーブ 今季は、時間がたつにつれて悪化している。最初の3試合は被枠内シュートが3本以下に抑えられていたが、ベティス戦から歯車が狂い始めた。 最も守備が崩れたのはインテル戦で、クルトワは8本の枠内シュートを浴び、7本を止めた。まさに奇跡のような活躍だった。その後もラージョ戦で7本、代表ウィーク直前のダービーでも7本を浴びた。 それでもセーブ率76%は立派な数字だ。最高のスタートだった2シーズン前の83%とも、それほど離れていない。 ✅ 問題は守備の「スイッチオフ」 診断は明らかだ、と同紙は書く。マドリーは守備で多くを許しすぎている。時間帯によっては堅いが、スイッチが切れやすく、そうなると深刻な揺れに陥る。 インテル戦の8本は、2018年以降で11番目に多い数字だ。最多は11本で、昨季CLのリーグフェーズ最終節のベンフィカ戦(4-2)、クラブW杯のパチューカ戦(3-1)、CL準々決勝第1戦のアーセナル戦(0-3)の3試合だった。 ✅ 「すべてはマドリーのために」 活躍しているにもかかわらず、クルトワが今季無失点で終えたのは、ホームのマラガ戦の1試合だけだ。最も責任が小さいのに、最も影響を受けている。 クルトワはこの2週間、ベルギー代表を辞退してバルデベバスで練習を続けてきた。 「シティ戦で負傷したとき、シーズンで最高の状態だった。食事にもフィジオにも気をつけていたのにと、つらかった。でも体には突然何かが起こることがある。だから『自分を大事にしないといけない。給料を払ってくれているのはマドリーなんだから』と考えた。代表でプレーするのは大好きだけど、結局すべてを負っているのはマドリーなんだ」 代表との別れは決定的なものではない。大きな大会が来て、監督が必要とし、本人も望めば、戻る可能性は残している。 ✅ 1年契約で延長へ クルトワの契約は今季、2027年までだ。ただ、すべての関係者が延長に前向きで、1年延長する見込みだという。30歳を超えた選手は1年ずつ契約するというクラブの方針に沿ったもので、問題はない。 37本の枠内シュートを浴びながら、セーブ率76%。クルトワは今もクルトワだ。ただ、手一杯なのも事実だ、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が伝えた。代表ウィーク明けのマドリーには、ホームのベルナベウで1か月試合がない期間が待っている。昨季も同じような「アウェー続き」の時期に、チームは最初の不振に陥った。 ✅ ベルナベウで1か月試合なし 土曜日のビジャレアル戦でマドリーがベルナベウのピッチに立つとき、モウリーニョ監督のチームはまる4週間、ホームで試合をしていないことになる。 そしてすぐに、また「半休」の期間がやってくる。CLのライプツィヒ戦からリーガのセルタ戦まで、ベルナベウでは1か月まるまる試合がない。その間には、カンプ・ノウとメスタージャへの遠征も含まれる、シーズンの行方を左右する時期だ。 ✅ 代表ウィーク明けの日程 代表ウィーク明けの最初の4試合のうち3試合はベルナベウで行われる。ビジャレアル戦の後、CLでアウェーのローマ戦を戦い、続く2試合はホームでのセビージャ戦とライプツィヒ戦だ。 その後は、バルサとのクラシコ、ラシン戦、AEKアテネ戦、バレンシア戦と、アウェーの「ミニツアー」が続く。メスタージャでの試合がある週末には、ベルナベウでNFLの試合(シンシナティ・ベンガルズ対アトランタ・ファルコンズ)が開催される。 再び代表ウィークを挟み、その後はセルタ戦、PSV戦、アラベス戦と、3試合続けてベルナベウで戦う。 ✅ 昨季は「アウェー6連戦」で首位陥落 昨季も似た状況があった。むしろもっと過酷で、6試合続けてアウェーで戦い、勝ったのは2試合だけだった。1か月で、シャビ・アロンソ監督のチームはバルサに5ポイント差をつけていた首位から、1ポイント下に転落した。 1年前、マドリーはダービーの黒星を除けば14試合13勝というほぼ完璧な成績でこの「ツアー」に臨んだ。ユヴェントス戦(1-0)、クラシコ(2-1)、バレンシア戦の大勝で、ほとんど歓喜の中にいた。クラシコで交代させられたヴィニシウスがシャビ・アロンソ監督に不満を示したことだけが、和を乱していた。 ✅ 昨季の転落の流れ 最初の冷や水はアンフィールドでのリヴァプール戦(0-1)で、クルトワの活躍で傷は浅く済んだ。その後、代表ウィークを挟んで、ラージョ戦(0-0)、エルチェ戦(2-2)と引き分けが続いた。 CLのオリンピアコス戦(4-3)で出血は止まったかに見えたが、次のリーガのジローナ戦(1-1)で首位を明け渡した。アウェー6連戦の最後はアスレティック戦(3-0)の快勝で締めくくったものの、ベルナベウへの帰還は理想とはほど遠かった。セルタ(0-2)、マンチェスター・シティ(1-2)に連敗したのだ。 今季、マドリーがホームに戻ってくる最初の相手は、そのセルタだ。今後に向けて、注意すべき前例になっている。
スペイン紙『AS』の副編集長トマス・ロンセロ氏が、1週間前に脛の手術を受けたマドリーのラウール・アセンシオ(23歳)にインタビューした。ピッチ外の2つの問題と負傷に揺れた1年を経て、アセンシオは過ちを認め、マドリーのエンブレムのためにすべてを捧げると誓った。 ✅ 「痛みは増していたが、止まれなかった」 脛の負傷について、アセンシオはこう振り返る。 「すべては1年前に始まった。1月からは保存療法でひびを持ちこたえさせていたが、痛みはどんどん強くなった。苦しかったけど、チームがすべてに優先するから止まれなかった。でもある時点でひびが大きくなって、手術が必要だとわかった」 ✅ モウリーニョの見舞い「人として素晴らしい」 手術直後、モウリーニョ監督が病院に見舞いに来た写真は大きな話題になった。 「あの見舞いが活力をくれた。回復はどうなるか、どれくらいプレーできないのかと考え込んでいる不安な時に、ムーが来てくれた。シーズン当初からロッカールームで見せている親しみやすさを示してくれて、本当に心強かった。ムーは気さくで、謙虚で、優しくて、野心的。偉大な監督であるだけじゃなく、人として素晴らしい」 「子どもの頃は、強烈な性格のイメージがあった。でも中では本当に素敵な人で、面白くて、僕らと長い時間一緒にいたがる。ロッカールームの一員なんだ」 ✅ 家族がグラン・カナリアから駆けつけた 「先週の水曜日、レイエス医師が来て、翌日に手術すると言われた。医師とクラブのメディカルスタッフには感謝している。家族に電話したら、グラン・カナリアからすぐにマドリードに飛んできてくれた。今も松葉づえで動きにくいので、助けてもらっている」 ✅ 14歳で寮生活、同期はカレーラス アセンシオは、ラス・パルマスの下部組織で5年過ごした後、14歳でマドリーのカデテ(U-15)に加入した。 「子どもの頃からマドリーの寮で暮らした。ガリシアから来たアルバロ・カレーラスと一緒だった。チームメイトが家族になる。カナリアにいた頃は熱を出せば母がそばにいたけど、ここでは一人で戦うことを覚えなければならなかった。つらいけど、早く大人になれる」 デビューさせてくれたアンチェロッティ監督については、「監督以上の存在だった。守ってくれて、僕に賭けてくれて、『君はここに残る』と言ってくれた人。特別な思い出としてずっと残る」と語った。 ✅ カルバハルの「2番」を受け継いで 今夏、アセンシオはカルバハルの背番号2を引き継いだ。 「番号の担当者から、ダニの2番が空いていると電話があった。迷わなかった。ダニに、冗談まじりで『この番号を汚さないようにする』とメッセージを送った。ダニは子どもの頃からカンテラの選手みんなのお手本だった。必要なら厳しく言ってくれて、それで学んだ。今では友達だよ」 ✅ 「過ちを認め、謝り続ける」 今夏の飲酒運転とモウリーニョ監督の苦言についても、正面から語った。 「とてもつらい時期だった。短い間にいろいろなことが重なった。ムーは間違っていない。完全に正しかった。僕が間違えた。認めたし、今も認める。謝ったし、これからも謝り続ける。23歳で、誰もがこの年齢で犯すような過ちを犯した。でも自分がどこにいるかを自覚しなければならない。僕はレアル・マドリードにいる。二度と起こしてはいけない」 「マドリディスモが僕に失望したことがあるのは理解している。誰よりも傷ついているのは僕自身だ。でも状況をひっくり返すためにできることはすべてやる。カンテラ出身の選手は、このエンブレムのためにすべてを捧げる」 ✅ 無罪判決と、スタンドからの罵声 元チームメイトらとともに関わった裁判(無罪判決で決着)については、「僕は何もしていない。手続きにすぎなかった。自分の良心に照らして落ち着いていたし、それが一番大事だった」と話した。 裁判の間、一部のスタジアムで罵声を浴びたことについては、「僕はピッチにサッカーをしに行っていた。敵意のあるスタンドとけんかしに行っていたわけじゃない。試合後にSNSの動画を見て、初めて気づくくらいだった。家族はつらかったと思う」と振り返った。 ✅ ヴィニシウス、エムバペ、ネグレイラ事件 不振のヴィニシウスについては、「ヴィニはヴィニで、これからもずっとそうだ。特別なオーラがある。ロッカールームのみんなが彼を好きなんだ。選手はロボットじゃなく人間。今は2年前のヴィニではないかもしれないけど、毎日見ているから、きっと戻ってくる」と擁護した。 エムバペのバロンドールについては、「受賞するのは正当だと思う。毎日見ていて、候補の中で最高の選手だ。あらゆる面で最高の点取り屋だ」と語った。 ネグレイラ事件について聞かれると、「ネグレイラの影はそこにある。あるのには理由がある。でもこれ以上は言わない」と答えるにとどめた。 今季の目標を問われると、「メトロポリターノでの16回目のCL制覇?不可能じゃない。十分ありうる。マドリーに不可能はない」と言い切った。 ✅ 病気の子どもたちへの支援 あまり知られていないが、アセンシオは重い病気の子どもたちを支援する活動も続けている。骨髄移植を受けた少年をベルナベウに招待したこともある。 「ちょっとしたことで人を幸せにできるのは幸運なこと。子どもたちと2、3時間一緒に過ごすと満たされる。僕はサッカー選手で、そして一人の人間なんだ」
スペイン紙『AS』のマドリー担当デスク、マルコ・ルイス氏が、同紙のコラムでアルダ・ギュレルの将来を論じた。ギュレルはここ数年のマドリーで最も見事な補強の一つだが、不動のレギュラーになれるかどうかは、より低い位置に適応できるかにかかっているという。 ✅ 1700万ユーロが1億ユーロに 同氏は、ギュレルの獲得をここ数年のクラブの最も見事な成功の一つと評価する。マドリーが「二流リーグ」のトルコから獲得したとき、どんな選手かを想像できた人はほとんどいなかった。 移籍金は1700万ユーロと、イスタンブールでの親善試合1試合(まだ実施されていない)。当時はあまり注目されなかったが、マドリーは宝石を手に入れた。今では評価額1億ユーロに達し、シーズンごとにさらに上がり続けている。 ✅ 「誰が来ても浮かび上がる」 ギュレルは加入当初から特別な選手だった。魔法のような何かを持ち、運にも恵まれ、何より質があふれている。 18歳だった1年目、アンチェロッティ監督のもとでは、わずかな出場時間でも何度も扉を叩き、短い時間でリーガ6ゴールを決めた。 その後も、誰が来ても(ディオマンデを含めて)ギュレルは必ず浮かび上がってきた。今では、大事な試合で彼が先発にいないことのほうがおかしく思える、と同氏は書く。 ✅ グティの道か、モドリッチの道か ギュレルに残されているのは、決定的に地位を確立する方法を見つけることだ。道半ばで終わらず、多くの人がグティに抱いたような「もっと輝けたはず」という印象を残さないために。 その道は、モドリッチがたどった道に似ているかもしれない、と同氏は言う。モドリッチは本来、典型的なトップ下だったが、ボランチ、少なくともより低い位置でプレーできるよう適応した。 ✅ 「経験だけが与える戦術眼」 モウリーニョ監督は、まだギュレルをそのポジションで考えていない。その戦術的な感覚は、経験によってしか身につかないからだ。 それでも、その一歩こそが、ギュレルがマドリーで地位を確立し、ついにはモドリッチのような不動のレギュラーになる助けになるかもしれない、と同氏は結んでいる。 ※本記事は、ASのMarco Ruiz氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのヤン・ディオマンデの市場価値が、Transfermarktの最新の更新で9000万ユーロから1億2000万ユーロに上がった。リーガで最大の上げ幅だ。マドリーでも、少しずつ存在感を高めている。 ✅ 代表ウィークで「見どころ製造機」 代表ウィークのディオマンデは、ゴールこそなかったものの、見どころを次々と生み出した。背番号10を背負い、天才にふさわしい自由を与えられて、コートジボワールのリーダー、スターとしての立場を固めた。 アフリカ・ネーションズカップ予選のガーナ戦とソマリア戦で先発して勝利に貢献し、カメルーンとの親善試合では後半から出場して見事なプレーを見せた。チームは0-1で敗れたが、その電撃的な時間帯が色あせることはなかった。 ✅ 移籍金に迫る評価額 マドリーでの初めての大きな見せ場となったダービーに続く好パフォーマンスだった。ライプツィヒに支払った1億2500万ユーロの理由を垣間見せたディオマンデの新しい評価額は、1億2000万ユーロ。移籍金とほぼ同じ水準だ。 リーガでこれほど評価額が上がった選手はいない。次に上げ幅が大きいのは同じマドリーのエスピ(2000万ユーロ上昇で4000万ユーロ)、そしてバルサのエスパルト(500万ユーロから2500万ユーロ)だ。 ディオマンデはリーガで6番目の評価額となり、1億3000万ユーロに下がったヴィニシウスのすぐ後ろにつけた。 ✅ ダービーで見せた左サイドの輝き ディオマンデは、そのヴィニシウスとポジションを争うことになる。アトレティコ戦では、それまでの右サイドではなく、左サイドでのプレーを試し始めた。偶然かどうかはともかく、それがマドリーでの最高の時間帯になった。 メトロポリターノで、マドリディスモがすがれるものはほとんどなかったが、終盤の頼みの綱が彼だった。ドリブルはエムバペとヴィニシウスの合計と同じ4回成功(6回中)、パス成功率は90%、1対1でも12回中9回勝った。 代表で絶対的な存在である左サイドで、ディオマンデは見るからに気持ちよさそうにプレーしていた。 ✅ 「価格ではなく経験で」育てるモウリーニョ ただ、マドリーでのサンプルはまだ少ない。出場は292分で、先発はラージョ戦とエルチェ戦の2試合だけだ。 モウリーニョ監督は、ディオマンデをクラブ史上最高額の補強としてではなく、大きな可能性を持つ若手として扱ってきた。求めるものは価格ではなく経験に応じて設定し、数字(ここまで1アシスト)を急がせない。焦らず、しかし止まらずに。マドリーの将来の背骨であると同時に、現在の柱にもなるべき選手だと理解しているからだ。 ✅ 90分あたりの数字はリーガのトップウイング以上 それでも、見せ場は次第に大きくなっている。絶対数では目立たないものの、数字は昨季ブンデスリーガの最優秀若手選手の姿を描き始めている。 ✅ 発掘者「自慢せずに最高を目指す」 アメリカ・フロリダでディオマンデを見いだし、母国コートジボワールのアビジャンから到着した彼を空港まで迎えに行ったトッド・イーソン氏は、以前『AS』にこう話していた。 「彼は練習でも試合でも、チームメイトを巻き込むことを好んだ。全員に関わってほしかったんだ。相手のレベルが上がれば、必要なだけ自分のレベルも上げた。みんなが心地よくいられるようにする、まさに怪物だった。だからマドリーにもうまく溶け込むと思う。最高を目指すが、自慢はしない」 焦らず、しかし止まらず。そして今、ディオマンデは加速する時が来たと理解している。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーを退団して無所属となっている元主将のダニ・カルバハルが、数日以内にヘタフェに加入する可能性が高まっている。ホセ・ボルダラス監督が自ら電話をかけ、口説いたという。 ✅ フリーのカルバハルにヘタフェが動く ヘタフェは、今季の移籍市場でも最も注目を集めそうな補強に動いている。マドリーとスペイン代表の近年の偉大なレジェンドの一人であるカルバハルが、ヘタフェの新戦力になる寸前だ。 人数の少ないスカッドを補強するため、ヘタフェはしばらく前からフリーの選手を探していた。そしてここ数時間で、状況を一変させるチャンスが訪れた。カルバハルが空いており、本拠地コリセウムでは獲得に前向きだという。 ✅ 自宅から近く、プロジェクトにも魅力 カルバハル本人も前向きだ。ヘタフェに惹かれる理由はいくつかある。 一つは自宅から近いこと。マドリードに住んだまま、生活を大きく変えずにプレーを続けられる。さらに、クラブのスポーツプロジェクトにも魅力を感じ、ボルダラス監督のもとでプレーすることも好意的に受け止めている。 ✅ ボルダラス監督が直接電話 交渉では、アリカンテ出身のボルダラス監督が大きな役割を果たした。カルバハルに自ら電話をかけ、関心を伝え、チームでの役割を説明して、加入を説得したという。 この行動はカルバハルの心に響き、決断の決め手になる可能性がある。 ✅ 最大の壁はサラリーキャップ 関係者の関係は非常に良好で、交渉は前向きに進んでいる。現時点で楽観的な見方が広がっており、最大の障害を解決できれば、近いうちに合意に至る見通しだ。 その障害は、またしてもヘタフェのサラリーキャップだ。ヘタフェはラ・リーガと使える枠を確認し、カルバハルを登録するための方法を見つけなければならない。クラブはすでに、必要な枠を作るためのさまざまな可能性を検討している。 この最後の経済的な問題を解決できれば、カルバハルは数日以内にヘタフェの新戦力になる可能性がある。
スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、ガリシアのスポーツ記者協会(AGAXORDE)主催の講演で、マドリーとフロレンティーノ・ペレス会長を名指しで批判した。 ✅ 「スペインで最も反抗的なのはマドリー」 テバス会長は、マドリーとペレス会長にメッセージを送る機会を逃さなかった。 「スペインで最も反抗的なクラブはマドリーだ。マドリーの幹部は、私とは違うサッカー観を持っている。欧州ではアル・ケライフィがいる。私たちは20年かけて素晴らしいサッカーを築いてきた。それを守らなければならないし、手放してはいけない。この列車にはマドリーやバルサといった機関車がいるが、客車も必要なんだ」 ✅ 過密日程が「サッカーを複雑にしている」 セルタのマリアン・モウリーニョ会長、ビーゴのアベル・カバジェロ市長と同じ壇上に立ったテバス会長は、将来スーパーリーグが生まれる可能性に神経をとがらせていると語った。 「ラ・リーガは何年も前から20チームだ。問題は今、代表の大会が増え、欧州カップ戦の試合も増え、クラブW杯もあることだ。日程が過密になり、とても複雑なサッカーを生んでいる。欧州にはプロ選手が6万人いて、年俸は2000ユーロから200万ユーロまでさまざまだ。そのうち影響を受けるのは300〜400人にすぎない」 ✅ 「スローモーションのスーパーリーグ」 テバス会長は、欧州カップ戦の収入による格差にも警鐘を鳴らした。 「スイスでは、CLに出るヤングボーイズが3500万ユーロを手にし、CLに出ない2位は500万〜1000万ユーロ。あのリーグは壊れている。このままでは国内リーグが破壊され、一部の人が意図的に求めているスーパーリーグに行き着いてしまう」 「フロレンティーノが望んだ『早送りのスーパーリーグ』は止めた。だが今、『スローモーションのスーパーリーグ』が進んでいる。手を打たなければ、2つのスピードのサッカーになってしまう」 ✅ クラシコの高額チケットには「介入できない」 一方、10月25日にカンプ・ノウで行われるクラシコのチケットが法外な値段になっている件について問われると、テバス会長は「チケットの問題はクラブの問題で、ラ・リーガは介入できない」とかわした。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーとアルダ・ギュレルが、契約を2031年まで延長することで合意した。加入時に結んだ2029年までの契約を2シーズン延ばす内容で、マドリーでの初めての契約延長となる。 ✅ 加入4年目の21歳、存在感の高まりを反映 同紙が9月10日に報じた交渉が、ついにまとまった。新しい契約は、マドリーで4シーズン目を迎えた21歳のギュレルが、チームで存在感を高めていることを認め、さらに後押しするものだ。 次に契約を延長するのはクルトワで、もう1シーズン、ゴールを守ることになるという。 ✅ 年俸アップも 契約期間の延長に加え、チームでの立場に見合った年俸アップも盛り込まれている。 モウリーニョ監督の就任以降、ギュレルは先発の常連になり、今季はここまで5試合に先発。昨季もすでにチームの重要な選手で、40試合に先発し、6ゴール14アシストを記録した。アシストはチーム最多だった。 ✅ 長期契約の選手たち ギュレルは、マドリーと長期契約を結ぶ選手の一人に加わる。新加入のディオマンデは2033年まで。ヴィニシウスの新契約とククレジャは2032年まで。トレント、カレーラス、チュアメニ、エスピ、そして今回のギュレルが2031年までだ。 アルティンダー出身のギュレルは、新しい契約が満了する時点でもまだ26歳だ。 ✅ 4人の監督が認めた才能 マドリーは今回の延長で、現在と未来の両方を担う選手として、ギュレルへの期待を改めて示した。 この3年間にギュレルを指導したアンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロア、モウリーニョの各監督は、その能力だけでなく、中盤でより多くの役割をこなせる選手へと成長する可能性を高く評価してきた。 ✅ モウリーニョ「影響力の大きい選手」 モウリーニョ監督は、ギュレルについてこう語っている。 「彼の成長については、加入当初から長く一緒に仕事をしてきた、私より適任の人たちがいる。私にとって、彼のプレーの質は信じられないほどだ。視野、判断、ゲームメーク、チームにもたらす安定、創造性……。素晴らしい可能性を持った選手で、すでにとても興味深い数字を残している。ゴールやアシストだけでなく、より深い分析での数字だ。影響力の大きい若者だ」