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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

AS2026年9月21日 20:32

エムバペ独占告白「もっとやるしかない」

スペイン紙『AS』が、キリアン・エムバペのスイス・チューリッヒからの独占インタビューを掲載しました。エムバペはスイス発祥のスポーツブランド「ON」との契約締結のためチューリッヒを訪問しており、その場でマドリーを取り巻く現状について率直に語りました。 まず、アトレティコ・マドリードとのダービー敗戦について問われると、「そう、後退だ。本当につらかった。勝ちたかったし、どんな試合になるかも分かっていた。でもチームは全力を出し切った。シーズンはまだ長い、いい道を歩み続けないといけない」と振り返りました。 大きな波紋を呼んだ審判の判定については、「私は審判についてあれこれ話すタイプではないし、これからもそうするつもりはない。思うことはあるが、胸の中にしまっておく。審判も人間だ、ミスを犯す。それは確かにミスだったが、そこには踏み込みたくない」と語り、慎重な言葉を選びました。 そのうえで前を向く必要性を強調し、「働いて、もっとやる。それだけだ。他の人間は何とでも言える。でも私たちがやるべきことは、もっと努力してマドリーに夢と優勝カップを取り戻すことだ」と言い切りました。 フランス代表監督に就任したジネディーヌ・ジダンについても言及しました。「新しい指揮官を迎えた新章だ。ネーションズリーグが4試合ある。誰もがずっとデシャン監督しか知らなかったから、変化はあるだろう。でもうまくいくと思っている」と語りました。 ジダンとの縁は古く、エムバペが13〜14歳のころ、ジダン自身がマドリーのカンテラ入りを検討させるため練習施設バルデベバスに連れて行った人物だと明かしています。「あの人が最初に私をマドリーに連れて行ってくれた。それが今や代表監督だ。まるで映画みたいだが、本物だ」と表現しました。 バロンドールの行方については、「この話題についてはもう全部言い尽くした。落ち着いている。できることは全部やってきたし、うまくやれたと思う。あとは待つだけだ」と短く締めくくりました。

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MARCA2026年9月21日 19:06

ダービー黒星でバルサと6差…10月の地獄が待つ

アトレティコとのマドリード・ダービーで敗北を喫したマドリーが、厳しい状況のまま国際Aマッチウィークへと突入することとなりました。スペイン紙『MARCA』が伝えた記事の中で、ダービーの傷跡以上に深刻なのは順位表の現実だと指摘されています。 今季ここまでリーグ戦7試合を消化し、21ポイント中15ポイントを積み上げてきたマドリー。しかし敗戦によって首位バルサとの勝ち点差は6に拡大し、2位の座もダービーで勝利したアトレティコに明け渡す形となりました。アトレティコは16ポイントでマドリーを上回り、マドリーは現在15ポイントで3位に転落しています。 バルサはここまで全勝を維持しており、シーズンが始まったばかりにもかかわらず、すでに無視できない差が生まれています。 モウリーニョ監督のチームにとって追い打ちとなるのが、代表ウィーク明けの過密日程です。 10月10日にはベルナベウでビジャレアル戦、4日後の14日にはチャンピオンズリーグのイタリア・ローマへの遠征、18日にセビージャをホームに迎えた後、21日にはベルナベウでRBライプツィヒ戦が組まれています。そしてわずか16日間の締めくくりとなるのが、10月25日にカンプ・ノウで開催されるクラシコです。 5試合、16日間、エラーの許されない連続。 リーグ戦ではビジャレアル、セビージャ、そしてバルサとの直接対決が続き、欧州舞台でもローマとライプツィヒが試練として立ちはだかります。なおチャンピオンズリーグはインテル戦を2-1で制して白星スタートを切っています。 現時点で6ポイントのビハインドを背負った状態で迎えるカンプ・ノウでのクラシコは、すでに「赤丸」がつけられた一戦となりました。代表ウィークは立て直しを図る猶予にはなり得るものの、10月に入れば実験の時間はなく、新生マドリーの真価が問われることになります。

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AS2026年9月21日 18:16

クルトワだけが逃げなかった

アトレティコ・マドリードとのダービーに敗れたマドリー。スペイン紙『AS』が、その翌日に一人のキーパーの振る舞いを詳細に報じました。 マッチレビューサイト「Sofascore」がベルギー代表GKティボ・クルトワにつけた採点は8.6。マドリーの選手の中でも、試合全体を通じても最高スコアとなりました。チームは敗れましたが、クルトワ個人は今回も高水準のパフォーマンスを見せました。 ピッチ外での振る舞いも際立ちました。 メトロポリターノまで駆けつけたマドリーサポーターたちへ拍手を送り、エンブレムにキスをして応える姿が目撃されました。敗戦の痛みと、クラブへのコミットメントを同時に示した場面として、同紙はこれを大きく取り上げています。 クラブの方針でミックスゾーンには選手が誰一人登場せず、SNSでの個人コメントも沈黙の夜でした。その中で、クルトワだけが自身のアカウントでファンへのメッセージを発信しました。 「明らかなことに悔しさを感じている。でも自分たちの手でできることは、これ以上ポイントを逃さないよう改善することだ。HALA MADRID」 さらに、クルトワはダンフリースとともに、マドリー公式インスタグラムの試合報告投稿にも「いいね」をつけた2人の選手のうちの一人となりました。その投稿のキャプションは「最悪の主審采配がダービーを決めた」というものでした。 チームの不振が続く中、逃げずに顔を出し続ける選手として、クルトワがクラブのリーダー的存在として改めてクローズアップされた夜となりました。

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MARCA2026年9月21日 16:42

ヴィニシウスの序列が崩れ始めた

スペイン紙『MARCA』が伝えたアトレティコ・マドリード戦でのある場面が、マドリーの内部事情を如実に映し出した。 ヴィニシウス・ジュニオールが54分、後半開始直後にベンチへ下げられたのだ。モウリーニョ監督は一切迷わなかったと同紙は記している。同じ試合でキリアン・エムバペが最後までプレーし続けたことを考えれば、その決断の重みは明らかだ。 今シーズンのヴィニシウスは直近4試合で4試合連続途中交代を記録している。インテル戦87分、ラージョ戦89分はほぼ終了間際だったが、エルチェ戦では68分、そしてアトレティコ戦では54分と、交代のタイミングが試合ごとに早まっている。 エムバペは7試合フル出場・合計720分、ヴィニシウスは3試合のみフル出場・合計652分。数字の差はまだわずかに見えるが、その内実は大きく異なると同紙は指摘している。 問題の核心はスタッツだ。エムバペが8試合で8ゴールを記録する一方、ヴィニシウスのゴールはわずか1、アシストは3にとどまる。チーム内の得点ランキングではエムバペ、ジュード・ベリンガム、ギュレル、エスピの後塵を拝する5位となっている。エスピは26分の出場時間でヴィニシウスと同じ1ゴールに並んでいるという事実が、厳しい現実を突きつけている。 シーズン序盤、モウリーニョ監督はエムバペとヴィニシウスの出場時間を意図的に管理し、どちらが主役かという比較論争を避けようとしていたと同紙は分析する。しかしそのバランスはすでに崩れており、ヴィニシウスが次に失いかねないのはスタメンの座そのものだと同紙は結論づけている。

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The Athletic2026年9月21日 07:46

ダービー敗戦でマドリー、首位バルサと6差

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。 マドリーはリーガ第7節、アウェーでアトレティコ・マドリーに1対2で敗れ、バルセロナ首位のバルサとの差を6ポイントに広げられたまま代表ウィークに突入した。 試合の流れを変えたのは、53分のハウセンによるFWジュリアーノ・シメオネへの最終ラインでのファウルだった。 ハウセンはディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコの選手を後ろから両腕で引き倒し、オルティス・アリアス審判が当初イエローカードとPKを宣告。 その後VARの介入によりレッドカードに昇格し、DFアレックス・グリマルドが冷静にPKを決めて先制した。 一発退場を受け、モウリーニョ監督は即座にヴィニシウスとギュレルをベンチに退け、ディオマンデとリュディガーを投入した。 同時に、マドリーは前半にベリンガムへスタッドを立てた危険なタックルを仕掛けたDFクリスティアン・ロメロが退場にならなかったことに強く抗議していた。 59分にはFWジョナサン・デイビッドがアトレティコに追加点をもたらした。 カナダ代表の同選手は今夏ユヴェントスからローンで加入し、3試合で3得点と好調を維持している。 デイビッドの交代で出場したFWフリアン・アルバレスは、夏にバルサへの移籍を画策したことを覚えているホームサポーターからブーイングを浴びた。 アルバレスはゴールライン上でリュディガーにかき出されるシュートを放つなど惜しい場面もあった。 89分、リュディガーがフリーキックに頭で合わせて2対1と1点差に迫ったが、アトレティコはそのまま逃げ切りに成功した。 これでアトレティコ・マドリーはリーガ2位に浮上し、バルサとの差は5ポイント。マドリーはさらに1ポイント差の3位に沈んだ。 試合後の記者会見では、モウリーニョ監督が印刷した両シーンの画像を持参して登場し、「会見は省略してもいい。試合を語るのはこれだ。どちらも明らかなレッドカードだ」と語った。 ロメロへの対応については、オルティス・アリアス審判が当初ベリンガムへのファウルとしてイエローカードを提示していたが、VARが「誤認」規定を適用してベリンガムのカードを取り消し、ロメロへ変更した。 続く場面ではMFイ・ガンインがバルベルデの軸足めがけてスタッドを立てたタックルを繰り出したが、フリーキックのみでVARの介入はなかった。 同メディアはマドリーのパフォーマンスについて、今節と昨季メトロポリターノでの5対2大敗で同じ先発6人が起用されたと指摘している。 バルベルデ、チュアメニ、ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペの6人であり、今節もまた中盤でのコントロールを欠いた。 守備陣はモウリーニョ監督が大きく刷新したが、昨季からスタメンに残るハウセンは今節も再びアトレティコに狙われる形となった。 リーガ7試合で7勝、31得点7失点と圧倒的な首位を走るバルサとの差は5ポイント。 マドリーにとって次の大一番は10月25日、カンプ・ノウでの2026-27シーズン初の国内クラシコとなる。

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AS2026年9月21日 07:40

ダービー敗戦が映す審判疑惑とゲーム内容の危機

スペイン紙『AS』編集長ホセ・フェリックス・ディアス氏が伝えた。 マドリーは今、何をするべきチームなのかが不明確なうえに、審判の判定に関しても不可解な状況が続いている。 モウリーニョ監督自身が記者会見でそれを認め、クラブとしても以前から同様の認識を示してきた。 メトロポリターノでのアトレティコ・マドリーとのダービーでは、その二つの問題が同時に噴出し、マドリーは敗戦という結果を突きつけられた。 これによりバルサとの勝ち点差は6に広がった。 試合の流れを決定づけた二つの場面は、審判技術委員会が説明を試みたものの、到底納得できるものではなかった。 一つ目の場面について委員会は「人物の誤認があった」と釈明したが、それはつまりDFクリスティアン・ロメロの危険なタックルがイエローカード相当と判断されたことを意味する。 しかし過去にベリンガムへの類似プレーで下された判定とは明らかに一致しない。 その数分後、今度はMFイ・ガンインがバルベルデに激しくタックルを見舞った。 ウルグアイ代表のバルベルデは足首を大きくひねったが、マドリーの選手は潔くプレーを続けた。 審判やVARの注意を引くためにピッチ上で大げさに倒れるのが選手の9割に見られる行動だが、同氏によれば「残念ながらそれが機能してしまっている」という。 バルベルデは相手を追いかけ続けた。それでも何の警告も与えられなかった。 こうした状況の積み重ねが、マドリーの首脳陣に「単なる人為的ミスでは説明がつかない何かがある」という疑念を抱かせているのだと同氏は指摘する。 ただし、審判問題とは別にゲーム内容も深刻だと同氏は論じる。 オルティス・アリアス審判の判定がすべてを狂わせたという見方もあるが、マドリーは試合を通じて一度もゲームを支配している印象を与えられなかった。 開始直後から試合の強度はアトレティコ・マドリー側にあり、同チームは半ば気づけばリードを奪い、さらに数的優位まで手にしていた。 そこからはアトレティコ・マドリーにとって極めて簡単な試合展開となった。 リーガは3週間後に再開される。 マドリーは当初の計画には全く想定していなかった追走レースに踏み出さなければならない。 ダービーを含む複数の試合が示しているのは、モウリーニョ監督率いるチームが期待されていたような圧倒的な強さとはほど遠い現実だ。 ベルナベウを離れた4試合では2敗を喫し、残る2勝も終了間際に辛うじてもぎ取ったものにすぎない。 100ポイントに届きそうなリーガを制するには、あまりにも心もとない内容と結果だと同氏は結んだ。

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AS2026年9月21日 07:35

オルティス・アリアス審判、これで満足か

スペイン紙『AS』副編集長トマス・ロンセロ氏が伝えた。 ダービーの審判裁定は最悪だった。 同氏はオルティス・アリアス審判による「一方的で偏向した、試合の行方を決定づける出来事」に怒りをぶつけた。 同審判はマドリード出身とされているが、少なくとも子ども時代にベルナベウを訪れたことはないだろうと同氏は皮肉った。 前半だけでオルティス・アリアス審判は、DFクリスティアン・ロメロとMFイ・ガンインへの退場処分を見逃した上に、ギュレルへの危険なタックルを2度繰り返したアレックス・バエナにも、本来ならば当然与えるべきイエローカードを15分以内に2枚出さなかった。 クリスティアン・ロメロの場面ではVARのトルジジョ副審が介入を促し、同審判はモニターでベリンガムの膝への悪質な踏みつけを確認したにもかかわらず、イエローカードにとどめた。 ディエゴ・シメオネ監督とベンチスタッフが激しく抗議し、スタンドが沸き立つ中でオルティス・アリアス審判は委縮し、正義を踏みにじったと同氏は断じた。 なお被害者のベリンガムには、その前にすでにイエローカードが提示されていた。 これがいかにマドリーへの悪意ある笛であったかを示していると同氏は指摘した。 バルベルデの脛へのスタッド踏みつけというイ・ガンインの反則についてはVARによる確認さえ行われなかった。 クリスティアン・ロメロの件よりも明らかな一発退場案件だったと同氏は言い切った。 規則通りに裁いていれば、アトレティコ・マドリーは9人でハーフタイムを迎えるはずだった。 ダービーの展開は根本から変わっていたはずだと同氏は強調した。 さらに同氏は前日土曜日の試合に触れ、セビージャが同点弾につながる一対一の局面を迎えた瞬間、マルティネス・ムヌエラ審判がクリステンセンがピッチに倒れているのを見て試合を止めた事例を取り上げ、「リーガはネグレイラ事件の後継者たちによって破壊されている。八百長リーグだ」と強烈に批判した。 審判問題を一旦脇に置いたとしても、モウリーニョ監督のマドリーのダービーは「ひどく低調」だったと同氏は評した。 ベルナルド・シウバとディオマンデをベンチスタートにした采配に疑問を呈し、エスピが一分も出場しなかった理由も理解できないと述べた。 代表ウィーク明けには直ちにベルナルド・シウバとディオマンデを先発起用すべきだと同氏は訴えた。 ヴィニシウスの出来は別人のようで、ベンチスタートという「苦い薬」が必要だとも指摘した。 ベルナルド・シウバとギュレルは先発の資格があり、ベリンガムはチームの牽引役を担わなければならない。 そしてエムバペには、このビッグマッチで影を潜めてしまう現状を改め、世界的スターとしての存在感を示すことを求めた。 同氏はモウリーニョ監督に対し、「テーブルを拳で叩く覚悟を持て。さもなければ昨シーズンの二の舞いになる」と警告してコラムを締めくくった。

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MARCA2026年9月21日 07:27

ダービーはアトレティコの庭、マドリーに黒星

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーは敵地メトロポリターノで行われたマドリード・ダービーに1対2で敗れ、モウリーニョ監督が就任してから課題をさらに積み重ねる結果となりました。 シャビ・アロンソ監督がマドリーに別れを告げ始めたあの場所で、今度はモウリーニョ監督が苦しめられました。 前半は双方ともにシュートがほぼ生まれない緊迫した展開となりました。 スタジアムの熱狂的な雰囲気がサッカーを飲み込み、決定機と呼べる場面はギュレルのシュート1本のみ。 アトレティコ・マドリーはジョナサン・デイビッドを最前線に置き、MFイ・ガンインが攻撃ラインを流動的に動く形で試合を進めました。 MFイ・ガンインが前半最大の好機を演出した一方、バルベルデへの危険なプレーで退場になってもおかしくない場面もありましたが、オルティス・アリアス審判はカードを出しませんでした。 試合が動いたのは後半開始直後です。 コケが出場すると、左サイドからの対角線フィードにFWジュリアーノ・シメオネが反応し、ハウセンの背後を取ることに成功しました。 このプレーがペナルティキックの判定となり、同時にハウセンに退場処分が下されました。 オルティス・アリアス審判がVARを確認した上での判定です。 52分、DFアレックス・グリマルドが鋭く低いシュートを沈め、クルトワに止める術はありませんでした。 マドリーはヴィニシウスとギュレルをピッチから下げて立て直しを図りましたが、時間は味方しませんでした。 61分、アトレティコ・マドリーは右サイドを崩し、FWジュリアーノ・シメオネが供給した質の高いクロスにジョナサン・デイビッドがダイレクトで合わせ、2対0とリードを広げました。 ダービーでたびたび批判を受けてきたFWジュリアーノ・シメオネが、この試合で最も輝いた選手となりました。 その後アトレティコ・マドリーには追加点のチャンスが何度も訪れましたが、クルトワがDFクリスティアン・ロメロのヘディングを片手で弾き出す驚異的なセーブを見せ、リュディガーもこぼれ球をクリアしました。 後半途中から出場したベルナルド・シウバがマドリーに活気をもたらし、80分にはリュディガーがベルナルド・シウバのクロスを押し込み2対1と1点差に詰め寄りました。 またFWフリアン・アルバレスはブーイングを受けながらピッチに立ちましたが、試合終了時には拍手で迎えられ、汚名を返上する格好となりました。 試合結果は、アトレティコ・マドリー2対1マドリー。 得点は、DFアレックス・グリマルドのペナルティキックが52分、ジョナサン・デイビッドが61分、リュディガーが80分でした。 退場はハウセンが52分に一発退場となっています。

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MARCA2026年9月21日 07:25

モウリーニョ監督、審判批判で本領発揮

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 メトロポリターノでのマドリー・ダービー敗戦を受け、モウリーニョ監督がお馴染みの姿を取り戻した。 試合後の記者会見で審判批判を全開にし、オルティス・アリアス審判、VAR、審判技術委員会のすべてを俎上に載せたのだ。 モウリーニョ監督は就任以来、疑問のある判定を着々と記録していた。 そして今回、マドリーの監督として第二次政権における最初の「不満リスト」を公の場で読み上げた。 「ここ数週間で起きたことがある。このスタジアムでのオサスナへのゴール取り消しは笑い話だ。サン・セバスティアンでのPKも笑い話だ。バルサのPKも笑い話だ。アスレティック・ビルバオ戦でオルティス・アリアス審判が素晴らしい選手を退場にしなかったことも笑い話だ。すべてが積み重なっている」 この光景はマドリー第一次政権時代を彷彿とさせるものだった。 特に語り草となっているのが2010年12月のマドリー対セビージャ戦後の会見で、モウリーニョ監督はクロス・ゴメス審判が犯したとされる13の誤審を記した紙を持参して現れたことがある。 今回のメトロポリターノでは、紙なしで不満を暗唱してみせた。ただし問題場面のスクリーンショットを印刷した資料は用意しており、それを示しながら説明した。 モウリーニョ監督が挙げた5つの場面は以下のとおりだ。 まずアトレティコ・マドリー対オサスナ戦では、FWイニゴ・アルギビデのゴールが空中戦での反則とされて取り消され、オサスナが強く抗議した。 次にレアル・ソシエダ対アトレティコ・マドリーのアノエタでの一戦では、ボールが跳ね返った直後の至近距離でのハンドとしてPKが与えられ、物議を醸した。 レバンテ対バルサ戦ではラミン・ヤマルが倒れてPKを獲得したが、接触の軽さから判定に異論が出た。 バルサ対アスレティック・ビルバオ戦ではラミン・ヤマルがDFエメリク・ラポルテを踏みつけたにもかかわらず、オルティス・アリアス審判は映像で「信じられないほどの踏みつけ」と認識しながらもカードを出さなかった。 もし警告が出ていれば、その後にもう一枚もらったラミン・ヤマルは退場となっていた。 そしてマドリー対エルチェ戦ではオソリオがハウセンにボールのない場面でひじ打ちを見舞ったが退場とならず、そのオソリオがエルチェの得点を決めた。 今回のダービー敗戦に加え、ハウセンの退場、ベリンガムやバルベルデへのファウルが退場に至らなかった判定が重なり、モウリーニョ監督の怒りはついに爆発した。

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MARCA2026年9月20日 22:31

マドリーU世代が世界制覇、ベルナベウで歴史

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーのフベニールAが、U-20インターコンチネンタルカップを制覇した。 欧州の地で初めて開催されたこの大会の決勝戦で、🇨🇱チリのサンティアゴ・ワンダラーズを3-1で下し、ラ・ファブリカが唯一手にしていなかったタイトルをついに獲得した。 舞台はベルナベウ。 スタンドを埋めた観衆は52,117人を数え、ユース年代の試合としては世界最多動員記録を更新した。 これまで🇧🇷ブラジルのマラカナン・スタジアムが保持していた記録を塗り替えた数字であり、会場にはおよそ3,000人のチリ人サポーターも駆けつけた。 来場者の中にはモウリーニョ監督の姿もあり、貴賓席からこの歴史的な一戦を見届けた。 アルバロ・ロペス監督が組んだスターティングイレブンには、すでにトップチームでデビューを果たした選手が6人名を連ね、そのうち3人は公式戦での出場経験を持っていた。 試合は15分を過ぎたあたりから🇨🇱チリのサンティアゴ・ワンダラーズの悪質なプレーによって荒れ始めた。 相手選手ドゥボがヤニェスへの危険なタックルで一発退場となり、局面が大きく動いた。 その直後のフリーキックをヤニェス本人がエリア外から直接蹴り込み、ボールは相手GKアベロの右サイドを破って先制点となった。 29分、スコアは1-0。 後半に入るとマリオ・リバスのビルドアップのミスを見逃さなかった相手選手C.シルバが、ハビ・ナバロとの一対一を制して同点に追いついた。 49分、1-1。 しかしマドリーは動じなかった。 アルバロ・ロペス監督がベンチを動かし、右サイドを切り裂いたフォルテアのクロスに途中出場のサンタマリアがゴール前で反応。 81分に勝ち越しゴールを決め、スコアは2-1となった。 終盤はビデオ判定の確認や負傷対応、退場処分が相次ぎ、🇨🇱チリのサンティアゴ・ワンダラーズは試合よりも中断時間に集中しているかのような状況が続いた。 最終的に相手チームは3人が退場となった。 90分を過ぎてからヤニェスがペナルティキックを外す場面もあったが、アディショナルタイム9分にロベルト・マルティンがダメ押しの4点目ならぬ3点目を沈め、試合を締めくくった。 最終スコアは3-1。 得点はヤニェスが29分、相手選手C.シルバが49分、サンタマリアが81分、ロベルト・マルティンがアディショナルタイム9分にそれぞれ記録した。 🇨🇱チリのサンティアゴ・ワンダラーズからは相手選手ドゥボが25分、カルバチョがアディショナルタイム6分に退場となった。

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AS2026年9月20日 19:55

マドリー、15歳の逸材JJ・ガブリエル獲得を詳細検討

スペイン紙『AS』が伝えた。 マンチェスター・ユナイテッドに所属する15歳のJJ・ガブリエルが、マイケル・キャリック監督のチーム構想から外れたことを理由に、クラブ幹部へ退団の意思を伝えた。 その才能はすでに欧州の強豪各クラブの注目を集めていたが、16歳の誕生日を目前にしたタイミングでの決断は、マドリーとバルサをはじめとする複数クラブのスカウト部門を一斉に動かすこととなった。 JJ・ガブリエルはアイルランド出身であり、その国籍がイングランドからの移籍に一定の可能性をもたらしている。 直近の情報では、同選手がバルセロナを訪問していたと伝えられており、それ以前にはマドリーへの売り込みも行われていた。 マドリー首脳陣は移籍の詳細と潜在的なリスクを慎重に精査しており、バルデベバスからはマンチェスター・ユナイテッドに対し、この若き逸材をめぐる動向を把握していることを直接伝えたという。 現時点でJJ・ガブリエルはマンチェスター・ユナイテッドとプロ契約を結んでいないため、移籍手続き自体は比較的スムーズに進む見通しだ。 ただし、この移籍には法的な障壁も存在する。 英国の欧州連合離脱以降、国際サッカー連盟の規定により、イギリス国内のクラブに所属する選手は18歳未満での国外移籍が原則禁じられている。 マドリーは、アイルランドがこの離脱の経済的・労働的影響の対象外であるという点に着目しつつも、欧州連合域内における労働者の自由移動が認められる16歳に達するまで、あらゆる法的な不確実性を解消したうえで動く構えを見せている。 JJ・ガブリエルは10月の初旬に16歳の誕生日を迎える予定だ。 同紙は、若き才能の家族や代理人が欧州各地を巡り移籍先を選ぶ動きが定番化しつつあると指摘している。 かつてマルティン・ウーデゴールも同じ年齢のときに、家族や代理人とともに欧州を巡った末にマドリーを選んだ先例がある。 JJ・ガブリエルに関心を示しているクラブはマドリーだけではなく、バイエルンも本人サイドに接触済みであることが判明している。 ただ、ドイツ方面からは最終的な移籍先はスペインになるとの見方が強いという。 なお、同選手はプレミアリーグU-18で最優秀選手賞を受賞しており、23試合で23得点という驚異的な成績を残している。

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AS2026年9月20日 19:48

モウリーニョ監督の重大な選択:ギュレルかディオマンデか

スペイン紙『AS』が伝えた。 メトロポリターノで行われるマドリー対アトレティコ・マドリーのダービーを前に、モウリーニョ監督がある重大な選択を迫られている。 右ウイングのポジションを争うギュレルとディオマンデのどちらをスタメンに起用するかで、チームのプレースタイルそのものが変わると同紙は分析している。 ギュレルが担うのは、創造性と精密なラストパスだ。 特にエムバペとの連携は唯一無二のものがある。 一方、ディオマンデの武器はドリブル突破による相手守備陣へのプレッシャーだ。 相手サイドバックに負担をかけ、ダブルチームを引き出すことで局面を打開できる。 注目すべきは、そのドリブル成功率の高さだ。 エルチェ戦ではディオマンデが9回試みて7回成功し、チーム全体の成功数の50%を一人で叩き出した。 1試合90分あたりのドリブル試行回数はディオマンデが5.2回に対し、ヴィニシウスは3.1回にとどまる。 成功率もディオマンデが88%、ヴィニシウスは52%と大きく差がついており、スタメン起用に値するパフォーマンスを見せている。 同紙によれば、モウリーニョ監督はディオマンデの移籍金1億2500万ユーロがスタメン起用の判断材料にはならないと繰り返し強調している。 記者会見でクラブの広報担当者に向けて「いくらかかったんだっけ?」と半ば冗談交じりに問いかける場面もあったという。 ただ、これほどの大金を投じた選手は、ダービーのような大舞台でこそ活躍させることに意味がある。 モウリーニョ監督はエルチェ戦では戦略を一切明かさなかった。 同紙は、ダービーはリスクゲームのような戦いだと表現している。 一方のギュレルについても議論は尽きない。 エルチェ戦での苦しい逆転勝利2対3の後、「ギュレルはこのマドリーに欠かせない選手か」と問われたモウリーニョ監督は「いや、誰も欠かせない選手などいない」と言い切った。 ただし、ここまでの流れを見るとギュレルの重要性は明らかだ。 6節のうち4試合でスタメン出場を果たしているが、そのうち3試合では最初の交代要員として早々にベンチへ下がっている。 左足から繰り出されるセットプレーの精度はチームの大きな武器であり、コルネジャでのベリンガムへのアシストや、マルティネス・バレロでのスタジアムの得点板を動かした直接フリーキックがその証明だ。 ギュレルが不在の場合、セットプレーの担当はトレントとなる見込みだが、現状スタメン起用が濃厚とみられているのはダンフリースだ。 モウリーニョ監督がいかなる選択をするか、同紙は引き続き注目している。

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MARCA2026年9月20日 19:35

マドリード出身審判が初めてマドリード・ダービーを担当

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 1984年マドリード生まれのオルティス・アリアス審判が、アトレティコ・マドリー対マドリーのダービーマッチを担当することが決まった。 審判委員会による歴史的な指名であり、マドリード出身の審判が首都ダービーを裁くのは今回が初めてとなる。 オルティス・アリアス審判はリーガ1部でのキャリアが今季で7年目を迎える。 昨季にはフラン・ソト審判委員長のもと、地域出身者を同地区の試合に割り当てない「テリトリアリダード制」を初めて打破した審判として注目を集めた。 マドリード出身でありながらラージョ対ヘタフェを担当したのがその起点となり、その後アンダルシア出身のムヌエラ・モンテーロ審判がセビージャ・ダービーを、ガルシア・ベルドゥーラ審判がカタルーニャ・ダービーを担当するなど、慣例の見直しが相次いだ。 体育教師でもある同審判は、2021〜22シーズンのグルセタ賞を受賞し、その年の最優秀審判に選ばれている。 熱烈なサッカーファンであり、スペイン代表を深く愛する人物でもある。 今夏はニューヨークで行われたワールドカップ決勝を一人のサポーターとして現地観戦し、スペインの2度目の世界制覇を目撃した。 ネグレイラ事件をめぐる審判界への批判が高まるなか、オルティス・アリアス審判はマドリード・サッカー連盟との対談でこう語った。 「以前より暴力的な空気が増したと感じています。私たちへの目線が厳しくなっています。『お前たち審判は』と言われるたびに、こう返すんです。あなたの会社の幹部が不正をしたとして、それはあなたも不正をしていることになりますか。私はそう思いません」。 また、バルサ対アスレティック・ビルバオの試合前には、コイントスの際にラフィーニャへ「君のひげ、いいね」と声をかけたエピソードが話題となった。 リーガでもっとも有名なひげを持つ審判として、その人柄を象徴するひとコマとして広く注目された。

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The Athletic2026年9月20日 06:34

アトレティコ戦の予想スタメンを徹底討論

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。 マドリーは今季最大の試練となり得るアウェー、アトレティコ・マドリー戦を日曜日に迎える。 昨季は同地で5対2の大敗を喫しており、注目度は極めて高い。 モウリーニョ監督の復帰後、チームは全大会7試合で1敗のみ。 その唯一の黒星はベティスへの0対1だったが、新加入のエスピがエスパニョール戦とエルチェ戦でそれぞれ終了間際に決勝ゴールを挙げ、引き分けになりかけた試合を勝利に変えた。 リーガでは開幕6試合で5勝を挙げ、首位バルサから3ポイント差の2位につける。 アトレティコ・マドリーはマドリーから2ポイント差の4位だ。 同メディアのマリオ・コルテガナ記者とギジェルモ・ライ記者が予想スタメンを巡って討論し、次のような見解をまとめた。 ✅ GK クルトワが正守護神として先発する見込みだ。 ✅ DF 右サイドバックは本来トレントが第一候補だが、ダンフリースが先発濃厚とみられている。 チャンスを確実にものにしてきた実績が評価された形だ。 センターバックはコナテとハウセンのコンビが予想される。 今季序盤の最大のポジティブ要素のひとつがハウセンの好調ぶりで、モウリーニョ監督とスタッフも彼の成長に大いに満足しているという。 ローマ時代にも同監督の下でプレーした21歳は本人も好調を実感していると報じられている。 左サイドバックにはクカレジャが入る。 アトレティコ・マドリーも獲得を狙っていたが、6月にマドリーが交渉をまとめた。 リュディガーも候補に挙がるが、ここまで7試合で先発はわずか2試合にとどまっている。 ✅ MF チュアメニとバルベルデの先発が予想される。 2人は昨季ロッカールームで衝突し、それぞれ50万ユーロの罰金を科された経緯があるが、モウリーニョ監督は「何も知らなければ、2人はとても仲の良い友人だと思うだろう」と語り、関係修復に特別な手を打った事実を否定している。 ベルナルド・シウバは直近2試合でまったく出場機会がなく、インテル戦は出場停止、エルチェ戦ではメンバー外となった。 そのためバルベルデの相棒はチュアメニが最有力とみられる。 チュアメニは守備ラインの保護に集中し、バルベルデにはより積極的な攻撃参加の自由が与えられる見通しだ。 ✅ FW エムバペ、ヴィニシウス、ベリンガムの3枠は確定とみてよい。 エムバペは8ゴール2アシスト、ベリンガムは3ゴール3アシストと好調だが、ヴィニシウスは1ゴール3アシストにとどまり、やや懸念の声もある。 ただ8月に2032年までの契約延長を結んだばかりのヴィニシウスをベンチに置けば、ロッカールームへの影響は計り知れないとも指摘されている。 最大の焦点は残る1枠をギュレルとディオマンデのどちらが射止めるかだ。 今季序盤で最も輝いているのはギュレルで、ラージョ戦でのアシストに続き、エルチェ戦では美しいフリーキックも決めた。 ディオマンデは適応段階にあるが、エルチェ戦でアシストを記録しており、今後クラブ史上最高額となり得る1億4000万ユーロ規模の移籍金が動く可能性もある。 両記者ともギュレルの先発を予想しており、この布陣はモウリーニョ監督からのメッセージと解釈されるだろうとの見方を示している。

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AS2026年9月20日 06:26

マドリーvsアトレティコ 予想スタメン【ダービー直前】

スペイン紙『AS』が伝えた。 モウリーニョ監督がリーガのマドリードダービーに帰ってくる。 前回は2013年4月27日のことで、実に4,894日ぶりとなる。 あの試合はフアンフランのオウンゴールとアンヘル・ディ・マリアのゴールで1-2と勝利した。 今回のダービーに向け、モウリーニョ監督の唯一の悩みは10番ポジションの人選だ。 エルチェ戦で先発したギュレルとディオマンデ、どちらを起用するかが焦点となっている。 ギュレルは直接フリーキックで先制点を演出し、ディオマンデは右サイドで2点目のアシストを記録したうえ、ヴィニシウスとの交代後は左サイドに入り追加の脅威をもたらした。 中盤はバルベルデとチュアメニのコンビが有力で、2人が守備と攻撃をつなぐ役割を担う。 ベルナルド・シウバをここに入れてボール循環を強化する選択肢もあり、試合展開次第では途中出場で活用される可能性もある。 その他はほぼ確定的で、クルトワがゴールを守り、最終ラインはダンフリース、コナテ、ハウセン、ククレジャ。 3人はこの対戦が初のマドリードダービーとなるが、ダンフリースはミラノ、コナテはリヴァプール、ククレジャはロンドンとそれぞれ激しいダービーを経験している。 前線はヴィニシウス、ベリンガム、エムバペという最強の攻撃陣が揃う。 マドリーもアトレティコも首位バルサを追う立場にあり、両者にとって落とせない一戦となる。

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AS2026年9月19日 22:55

モウリーニョ監督、ダービー前に語る

スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、アトレティコ・マドリーとのマドリードダービーを前に記者会見を行い、シメオネ監督評やクラブの現状、ヴィニシウスへの言及など、幅広いテーマについて答えた。 ✅ ディエゴ・シメオネ監督をどう見るか モウリーニョ監督は、「キャリアを振り返れば、誰だって馬鹿なことを言っている。感情に流されたり、戦略的だったり。シメオネのドキュメンタリーに出演を依頼されたとき、一秒も迷わなかった。私たちはライバルだが、同じ戦場を生きる仲間だ」と述べた。 ✅ 世界で最も印象に残ったダービー 同紙によると、モウリーニョ監督はミラノダービーを挙げた。「クラブのユニフォームを着た瞬間、サポーターと同じ感覚を持つようになる。ミラノダービーは予想を裏切る意味で最も驚かされた。あれほどの憎しみがあると思っていたのに、両クラブの選手たちは友好的で良好な関係を築いていた。憎しみはもう少し北のほうにある。ポルトガルでは考えられないし、トルコに至っては言うまでもない」とコメントした。 ✅ ダービーとクラシコ、どちらがより意欲をかき立てるか 「私を動機づけるのは毎日だ。年齢を重ねても、私の本質は変わらない。次のビジャレアル戦も、クラシコも、ダービーも、同じくらい情熱を感じる。ただ、クラシコやダービーには文化がある。歴史の一部だ。だからこそ特別な何かがある。しかし、動機という話をすれば、それは毎日のことだ」と語った。 ✅ アトレティコ・マドリーの戦力評価 同紙によるとモウリーニョ監督は、スカッドを比較することを避けつつも、「強力なスカッド、多くの選択肢、優れた監督、自分好みの選手を集め、監督自身の顔とDNAを体現するチームだ。最終的にはタイトル争いに絡んでくると確信している」と評価した。 ✅ バルサの好調を受けてのマドリーへの自信 「歴史的にも文化的にも、マドリーは他クラブと比較する立場にない。ポジティブなことを耳にする機会が減っているが、それでも謙虚に仕事を続ける。私たちには優れた点も十分にある」と前置きした上で、終盤の逆転劇に触れた。「エルチェ戦で0-2から80分に追いつかれても普通ではないが、そこから数分でチームが変貌し、チャンスを作り続けて逆転勝利したのも普通ではない。このチームには質に加え、グループとしての力という大きな意味を持つ強さがある。これがマラソンであって、高速道路ではない」と強調した。 ✅ ヴィニシウスにとって特別な一戦か 「全員にとって特別だ。マドリーに長くいて、過去の厳しい歴史を体験してきた選手は、より強く感じるかもしれない。しかし、私たちは一体となって、このダービーの難しさを理解している。マドリードの文化そのものだ。ただ、試合の重要性は全員に等しい」と述べた。 ✅ メトロポリターノでの最近の不振について 「100パーセントの状態でチームを送り出せるかはわからないが、それが私と選手たちの目標だ。連戦が続いているが、修正できている部分もある。プロセスの途中だ。自信は十分あるが、やるべき仕事があることも承知している」と締めくくった。

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AS2026年9月19日 21:00

モウリーニョ体制でトレントら3人が代表復帰

スペイン紙『AS』が伝えた。 9月第3週、FIFAの最初の国際マッチウィーク前に各国代表の招集リストが発表され、マドリーの3選手に"復活"が訪れた。 トレント、カマヴィンガ、ハウセンの3人だ。 それぞれ異なる事情を抱えていたものの、共通点はひとつ、チームが苦しんだ昨シーズンの影響でワールドカップ出場を逃したことだった。 しかし、モウリーニョ監督の就任が状況を180度変えた。 就任そのものと同時に、3人がプレシーズンから見せた取り組みと出来が評価された形だ。 3人はいずれも7月13日からトレーニングを開始しており、今季序盤の好パフォーマンスが今回の代表招集という形で報われた。 カマヴィンガはかつて、フランス代表のディディエ・デシャン前監督に土壇場で招集リストから外されるという痛烈な経験をした。 今年3月の国際マッチウィークでも状況は厳しかった。 ブラジル代表との親善試合では出場時間ゼロ、コロンビア代表戦でもわずか27分の出場にとどまった。 それでも、マドリーでは在籍時期が重ならなかったジネディーヌ・ジダン監督が今回の招集に踏み切った。 2人は先週マドリードで開催されたフォーミュラ1グランプリで顔を合わせており、招集の可能性は以前から指摘されていた。 なおチュアメニはコンディション調整のためバルデベバス練習場に残留する。 トレントは2025年6月以降、約1年にわたりイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督から招集を受けていなかった。 35名もの選手を招集した今年3月のリストにも名前はなく、ワールドカップ出場は絶望的とも見られていた。 相次ぐ負傷がそのキャリアに影を落としていたが、今回の招集で再起を期すこととなった。 トゥヘル監督はこう語った。 「彼はワールドカップに帯同しなかった。その決断は今も正しかったと思っている。今は自分でポジションを勝ち取るべき時だ。本人も準備ができていると言っている。証明するのは彼次第で、大いに歓迎する」。 ハウセンも同様の経緯をたどった。 昨シーズン序盤は好調だったものの、筋肉系の負傷が相次ぎ成績が下降。 2026年初頭に復調し、シティとのノックアウトラウンドでは輝きを取り戻したが、マドリーの不振を背景にワールドカップ招集を逃した。 今季は7試合中6試合に出場するなど守備の要として機能しており、インテル戦では12回のクリアを記録するなど存在感を示している。 スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は今季の出来と今回の招集について問われ、こう答えた。 「非常に良い状態にある。だから起用する。波のない選手のほうがパフォーマンスは安定する。ディーンも他の選手と同様に、常により良くなることを考えながら取り組むべきだ。今まさにそれをやっている。彼自身にとっても、クラブにとっても大きなプラスになる。競争は激しい。ワールドカップで我々のセンターバック陣は世界最高だった。しっかりとそのドアを叩かなければならない」。

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MARCA2026年9月19日 19:09

エムバペ、ダービーでバロンドール争いに弾みをつけられるか

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 バロンドール獲得に向けたキャンペーンの真っ只中にあるエムバペにとって、メトロポリターノでのマドリード・ダービーは絶好のアピールの舞台となる。 投票締め切りまで1週間余りという重要な局面だ。 ハリー・ケイン、ラミン・ヤマル、スペイン代表として世界王者となった選手たちとの争いは最終局面を迎えており、あらゆる試合が得点源になり得る。 エムバペにとって、ダービーは見逃せない大舞台だ。 マドリー全体として重要な一戦であることは言うまでもないが、フランス代表のエースには個人的にも喫緊の目標がある。 それがバロンドールの受賞争いでの優位確立であり、メトロポリターノでエムバペが輝き、マドリーが力強い勝利を収めれば、パリで黄金の栄冠を手にする夢に大きく近づく。 現在のエムバペの調子は申し分ない。 リーガ6試合とチャンピオンズリーグ1試合を含む計7試合で8ゴールを記録しており、無得点に終わったのはエスパニョール戦とベティス戦の2試合のみだ。 直近のエルチェ戦でもゴールを決め、延長時間帯には2対3とする決勝点をアシストするなど存在感を発揮した。 ただ、メトロポリターノとアトレティコ・マドリーはエムバペを容易に輝かせてはくれない。 実際、マドリー加入からの2シーズンでアトレティコ相手に記録したゴールはわずか2点にとどまり、いずれも勝利には結びついていない。 メトロポリターノでも勝利の経験はなく、チャンピオンズリーグでの敗戦も、最終的にPK戦でマドリーが突破したため苦い記憶とはなっていない。 そのPK戦ではフリアン・アルバレスの失敗が話題を呼んだが、エムバペは最初に成功させて流れを作った。 前シーズンの初のメトロポリターノ訪問はケガで欠場し、ベルナベウでの折り返しではドロー決着のゴールを1点記録するにとどまった。 シャビ・アロンソ前監督の下で行われたマドリー今季初のメトロポリターノ遠征では敗北。 スーペルコパの準決勝はケガで出場できず、ベルナベウでの折り返しはベンチスタートで26分間の出場にとどまった。 さらに、エムバペにはクリスティアーノ・ロナウドのある記録が目の前にある。 現在マドリーでの通算ゴール数は94。 クリスティアーノ・ロナウドが入団3年目にリヨン戦で100ゴール目を記録した2011年11月2日、その日付までに同記録を上回るペースで100ゴールに到達できるかが注目される。 モウリーニョ監督が指揮した当時と同じく3年目のシーズンにあるエムバペに残された時間は1か月強だが、これから長い代表ウイークを挟むため、アトレティコ戦での得点が一層重要な意味を持つ。

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MARCA2026年9月19日 19:02

ペレス会長、セウタを熱狂的な歓迎で訪問

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 フロレンティーノ・ペレス会長は午前11時20分ごろ、ピッリ名誉会長およびエミリオ・ブトラゲーニョとともにセウタに到着しました。 ヘリポートではフアン・ビバス市長が出迎え、温かい抱擁と短い歓談が交わされました。 ペレス会長はビバス市長を「セウタ出身者の中で最も著名な人物」と称えました。 その後、会長一行は自治宮殿へと移動しました。 車を降りたペレス会長は歓声や歌声、拍手に包まれ、まるでロックスターのような熱狂的な出迎えを受けました。 市庁舎での式典は二部構成で行われました。 まず、ペレス会長とピッリ名誉会長がセウタ自治市の名誉記念帳に署名と短い献辞をしたためました。 続いて一行は市庁舎の玉座の間へと移り、それぞれが短いスピーチを行いました。 ビバス市長がマドリーの訪問に感謝の言葉を述べ、次にセウタ出身のピッリ名誉会長が幼少期を過ごした街への思いを語り、「セウタとその人々に栄光あれ」と締めくくりました。 最後に登壇したペレス会長は、セウタ市民への支持を示したユニフォームをめぐる最近の議論とは切り離す形で今回の訪問の意義を語り、会場は大きな拍手に包まれました。 式典後もペレス会長は30分以上にわたって参加者と写真撮影やサイン、歓談を続け、マドリーのサポーターズクラブのメンバーとも交流しました。 その後、記者団に対して「セウタ中の人が集まっているようだ」「みなさん、かなり苦労されているようだ」と笑いを交えながら語りました。

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MARCA2026年9月19日 18:31

エムバペ、ナイキを離れOnと契約

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーのエムバペが、長年契約してきたナイキとの関係を終わらせ、スイスのスポーツブランドOnとの新たなスポンサー契約を締結した。 エムバペはグローバルアンバサダーにも就任し、製品開発や意思決定にも深く関与していく予定だ。 エムバペは自身のSNSに投稿した文章の中でこう語っている。 「今でもサッカーを夢見ている。それはプロとして当然のことのように思われるかもしれないが、本当のことだ。友人たちと、夕暮れまで、夕食の時間まで、ただ楽しいからボールを蹴り続けていたあの頃を今でも夢見ている。あの夢をずっと追い続けてきた結果、人生における最大の転機のひとつを迎えることになった。今の自分には、同じ夢を持つ革新者たちが周りにいる」 エムバペはユース時代からナイキと契約を続けてきたが、2026年に契約が満了を迎えた。 更新の道を選ばず、より若いブランドのもとで自らの影響力を最大限に発揮できる環境を選んだ形だ。 契約の決め手についてエムバペはこう述べている。 「Onに惹かれたのは、まったく新しいものをともに作り上げる機会があったからだ。自分の経験と視点を持ち込み、イノベーションを通じて可能性の限界を押し広げ、サッカーへの純粋な喜びを忘れずにいたい。共有する夢があり、これはまだ始まりに過ぎない」 今回の契約にはもうひとつの注目点がある。 フランス代表の元エース、ティエリ・アンリがOnのフットボール部門のディレクターを2025年末から極秘裏に務めていたことが明らかになった。 ブランド側はアンリについて「製品とアスリートの関係構築から、スポーツ文化と未来への向き合い方まで、Onフットボールの戦略的発展において中心的な役割を果たす」と説明している。 Onは2010年にスイスアルプスで創業したブランドで、ランニングシューズ市場に革命をもたらすことを掲げて誕生した。 フットボール分野への参入はこれが初めてとなり、独自技術であるLightSprayを応用し、「男女問わず足に第二の皮膚のようにフィットする超精密なスパイク」の開発を目指すとしている。 エムバペはOnの製品チームと直接連携しながら、次世代のフットボール向けシューズ・ウェアの開発に取り組んでいく。

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AS2026年9月19日 18:26

モウリーニョ対アトレティコ、因縁の歴史

スペイン紙『AS』が伝えた。 63歳のモウリーニョ監督にとって、マドリーダービーとはどういうものか、アトレティコ・マドリーがマドリーにとって何を意味するかを説明する必要はない。 初めてこの緊迫した一戦に臨んだのは2010年11月のことで、当時はまだメトロポリターノも存在せず、相手のベンチにはディエゴ・シメオネ監督もコケもいなかった。 あの最初の対戦から16年後のいま、その主役として再び注目を集めるのはモウリーニョ監督だけだ。 あの夜スタメンを張ったケディラは、いまや陰の参謀として彼を支えている。 通算11試合という長きにわたる対戦の歴史は、劇的に変化してきた。 最初の8連勝という快適な散歩のような時代から一転、やがて悪夢の連続となった。 2013年にはベルナベウで行われたコパ・デル・レイの決勝で敗れ、14年にわたるダービーでのアトレティコ無冠時代に終止符を打たれた。 さらに2014年にはチェルシーを率いてチャンピオンズリーグ準決勝でアトレティコに敗退している。 モウリーニョ監督がアトレティコとの再戦を望んでいなかった一方、アトレティコ側はこの再会を大いに歓迎していると言えるだろう。 ビセンテ・カルデロンはモウリーニョ監督にとって庭のような場所だった。 同地で4勝を挙げ、リーガを制した年には1対4の大勝を収め、バルサをメスタージャの決勝で下したシーズンにはコパ・デル・レイのトーナメントでも勝ち抜いた。 ただ、アウェー側の歓迎と摩擦は別問題だった。 最も語り草となっているのは、2012年12月のモノの愛称でも知られるブルゴスとの激しいいさかいだ。 ディエゴ・シメオネ監督のアシスタントコーチがモウリーニョ監督に詰め寄り、「俺はティト・ビラノバとは違う。お前の頭をもぎ取ってやる!」と脅した。 同監督は火消しどころか、記者会見で皮肉を込めてこう返した。 「そいつは何者だ、"モノ"・ブルゴスとかいうやつか?」 こうした経緯から、晩年のホームゲームでは「モウリーニョ、くたばれ」という罵声が飛んだ。 特にアトレティコへの「審判の過剰な寛容さ」を訴えた後はその傾向が強まった。 問題となったのはチェルシー時代のチャンピオンズリーグ、ラ・デシマがミランで決まる直前の対戦だった。 フェルナンド・トーレスとアスピリクエタを擁していたモウリーニョ監督に対し、アトレティコにはクルトワが守護神として君臨し、ガビが中盤を仕切り、コケも確固たる地位を築いていた。 マドリーでの0対0、ロンドンでの1対3がアトレティコとの最後の直接対決となった。 モウリーニョ監督へのお世辞は期待できない情勢だ。 同監督のアトレティコへのこだわりはバルサへのそれと似ている。 これまで指揮した595人の選手のうち14人がアトレティコに在籍した経歴を持ち、フィリペ・ルイス、ファルカオ、デ・ヘア、デパイなどがその名に連なる。 ローマ時代にはスポーツディレクターとしてアンドレア・ベルタの招聘を試み、デ・パウルやモラタの獲得にも動いた。 同監督が審判をめぐる対立を忘れていないのはもちろん、2019年に残した言葉も印象的だ。 「アトレティコは隠れながら生きてきた」と語り、年々「絶対的に驚くべき」支出をしているクラブに対して常に見合った要求がなされてきたわけではないと指摘した。

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The Athletic2026年9月19日 10:32

ギュレルが示す驚異的な創造力、最適ポジションはどこか

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。 マドリーの戦術をめぐる議論は、ここ数シーズンにわたって守備組織に焦点が当たることが多かった。 しかしアルダ・ギュレルは、モウリーニョ監督の新体制のマドリーにとって、コントロール、冷静さ、そして明確さという、それと同じくらい重要な要素をもたらしている。 モウリーニョ監督はギュレルについて、「彼のプレーの質は驚異的だ。 視野の広さ、判断力、プレーメイク能力、そしてチームにもたらす安定感。 さすがに最上級の最上級とまでは言いたくないが、最上級の上、とは確実に言える」と語った。 ギュレルはいまだ最適なポジションを模索中だ。 深いミッドフィールドの位置、右ウイング、そして直近のエルチェ戦では10番のポジションと、様々な役割でプレーしている。 しかし以前のシーズンとは異なり、ミッドフィールダーがフラットな4-4-2の広大なスペースをカバーすることを求められた時代とは違い、ギュレルの技術的な能力を活かす自然な居場所がスターティングイレブンに存在するようになった。 モウリーニョ監督のもと、マドリーは守備ラインを高く、そして幅を狭く保ち、ラインとラインの間のスペースを圧縮している。 リーガの6試合でボール保持率の平均がわずか54.5パーセントと、ボールを持たない時間を苦にしないスタイルになっており、非保持時の安定を確保するためにベリンガムやバルベルデの運動量にすべてを頼る必要もなくなった。 今シーズンのリーガにおいて、モウリーニョ監督のマドリーはカウンターアタックからのシュート数がリーグ最多を誇っている。 そしてギュレルは、相手の最初のプレスラインを最も効果的に突破し、素早い攻撃を発動させる選手として機能することが多い。 出場時間は限られているものの、リーガの最初の6試合で4試合の先発にとどまりながら、チャンス創出数はリーグ最多の27を記録している。 スルーパスの成功数もリーグで3選手のみが上回るにすぎない。 エムバペとヴィニシウスへのパスは積極的かつ前向きで、それぞれにすでに5回ずつボックス内への侵入を演出している。 ヨーロッパ5大リーグ全体でも、クロスの成功数はリーグ最多の14本を誇る。 コーナーキックからも6つのチャンスを演出し、3本のアウトスウィングのボールでハウセンを見つけ出した。 チャンス創出の多彩さは、あらゆる攻撃の局面で問題を解決できる、マドリーにとってかけがえのない資産であることを示している。 モウリーニョ監督にとっての課題は、ギュレルがどのポジションで最大限に輝けるかを見極めることだ。

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AS2026年9月19日 10:28

ギュレル、マドリーに欠かせない存在へ

スペイン紙『AS』が伝えた。 マドリーはひとつの宝を発見した。 ここ数年、セットプレーの専門家が不足していたチームにとって、21歳のギュレルが直接フリーキックの担当者として台頭したことは、大きな発見となっている。 クリスティアーノ・ロナウドやベイル、ラモス、イスコ、クロースらの離脱によって、マドリーのサポーターはフリーキックの名手を長年待ち続けてきた。 エルチェ戦で先発に復帰したギュレルは、25分にフリーキックを豪快に蹴り込み、GKディトゥーロのミスにも助けられてチームに先制点をもたらした。 このゴールはマドリーにとって、リーガ史上最長となる直接フリーキック無得点記録に終止符を打つ一撃だった。 実に120試合ぶりの直接フリーキックによるゴールで、最後の記録は2022-23シーズン第37節、ロドリゴがセビージャ戦で決めたフリーキックにまで遡る必要がある。 過去4シーズンで、マドリーが直接フリーキックから記録したゴールはわずか4点にとどまっており、そのうち2点がギュレルによるものだ。 トレントとともにフリーキックの主たる担当者として定着しつつある。 さらに特筆すべき数字がある。 チャンピオンズリーグ2018-19のマドリー対ローマ戦以来、ベルナベウではホームチームによる直接フリーキックのゴールが生まれていない。 しかしギュレルが担当となった今、その流れが変わる兆しが見えている。 フリーキックの精度だけでなく、試合全体でのプレーぶりも高く評価されているギュレルだが、モウリーニョ監督はエルチェ戦後に慎重な姿勢を見せた。 監督は「ギュレルは不可欠な存在ではない。誰もそうではない。交代を決断したとき、チームはコントロールを失いかけていた。ヴィニシウスは守備で非常によく働いていたが、疲弊していた。10番のポジションでプレーしていたギュレルも強度が落ちていた」と語った。 アトレティコ・マドリー戦では、ベリンガムの先発復帰が予想されており、ギュレルは今季の定位置である右サイドに戻る見込みだ。 昨季も同様の状況が生じ、ベリンガムの肩の負傷から復帰した際に先発を外れたギュレル。 そのダービーマッチでマドリーは今季最初の大敗を喫し、それがシャビ・アロンソ前監督の解任につながる転換点となった。 今週日曜日のダービーでは、モウリーニョ監督が同じ判断を下さないと見られており、「不可欠ではない」と評されたギュレルがチームの戦術において重要な役割を担うことになりそうだ。

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MARCA2026年9月19日 10:25

攻撃力は最高水準、でも決定力は欧州最低

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 モウリーニョ監督率いるマドリーは「守備的で見栄えのしないチーム」というイメージを持たれることが多い。 しかし数字を見ると、実態はまったく異なる。 データ分析会社Optaの統計によると、マドリーは欧州主要クラブの中で「明確な決定機を最も多く外しているチーム」であり、その数は25に上る。 比較すると、ドルトムントは18、バイエルンは17にとどまっており、マドリーの多さが際立つ。 一方で枠内シュート数はリーグ2位の58本を記録しており、トップのバルサの60本にわずかに及ばないだけだ。 つまり、チャンスは十分に作れている。 問題は決定力にある。 マドリーが1ゴールを奪うために必要なシュート数は3本強であるのに対し、フリック監督率いるバルサは2本弱で1点を奪う。 得点変換率はマドリーが32.76%、バルサが55%と、ほぼ2倍の差がある。 総得点数はマドリーが19ゴールで欧州2位に位置しているが、バルサはより少ないシュートでより多くのゴールを奪っているため、効率の差は歴然だ。 ドルトムントは2.35本、バイエルンは2.83本で1点を取っており、どちらもマドリーより効率が高い。 欧州主要クラブの中でマドリーより変換率が低いのは、アーセナルの3.33本に1点、シティの3.10本に1点だけだ。 それでもマドリーの攻撃的なポテンシャルには疑いの余地がない。 今季ここまで無得点に終わったのはベティスに0-1で敗れた1試合のみだ。 エスパニョールに2点、レアル・ソシエダに4点、マラガに4点、ラージョに4点、エルチェに3点、インテルに2点と、多くの試合でゴールを重ねている。 チャンピオンズリーグ初戦は中盤の負傷者が相次いだ影響もあり、内容は課題の残るものとなった。 それでもその試合でも多くの決定機を外しており、決定力不足という課題は一貫して続いている。 攻撃の土台は整っている。 あとは決定機をゴールに結びつける精度を高められるかどうかが、今後のマドリーの浮沈を左右するテーマとなりそうだ。

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MARCA2026年9月19日 10:23

エスピ、26分間で証明した得点力

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 カルロス・エスピは、モウリーニョ監督から与えられたわずかな時間を最大限に活かしている。 今季ここまで出場した5試合の合計出場時間はわずか26分だが、その内容は数字以上の価値を放っている。 5試合のうち3試合では、チームが先行していない状況で途中出場した。 エスパニョール戦では同点の場面で残り10分から起用され、決勝ゴールを決めた。 ベティス戦は0点リードされている状況で残り8分から出場し、オーバーヘッドキックという豪快な一撃を叩き込んだが、わずかなオフサイドで取り消された。 エルチェ戦でも同様に途中出場し、たった3分で再び決勝点を奪ってみせた。 残る2試合はいずれも展開が落ち着いていた。 インテル戦は時間消費目的での1分間出場にとどまり、レアル・ソシエダ戦も4対1とリードした状況での4分間だった。 この26分間で残した数字は鮮明だ。 2ゴール、オフサイドで取り消された1ゴール、4本のシュート、パス成功率80パーセント。 統計だけでは伝えきれないものもある。 エスピがピッチに立つたびに相手守備陣に緊張感が走り、フィジカルの強さとセンターバックを引きつける能力、そして落下点を嗅ぎ取る本能的な嗅覚が、試合が膠着したときのモウリーニョ監督にとって頼もしい切り札となっている。 エスピにとっての高い壁は、モウリーニョ監督自身が「普通ではない」と認める世界最高のストライカー、エムバペの存在だ。 レギュラー奪取はほぼ不可能に近いが、エスピはそれを理解した上で黙々と働き、白いユニフォームで大舞台を経験することを目標に掲げている。 あのバイエルン戦で2ゴールを決めてチャンピオンズリーグ制覇の立役者となったホセルも、当初は控えの補強選手にすぎなかった。 エスピもまた、26分間でゴールへの本能を証明しており、この効率を維持し続ければ、いつかベルナベウで英雄として称えられる日が来るかもしれない。

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MARCA2026年9月19日 10:19

後半に崩れるマドリーの深刻な病巣

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーに黄色信号が灯っている。 ベティスへの敗戦という痛手をすでに喫しており、この問題が解決されなければチームは窮地に追い込まれかねない。 マドリーは後半に自滅する傾向が顕著になってきた。 リーグ6試合とチャンピオンズリーグ1試合の計7試合を消化したなかで、直近4試合の後半だけを切り取ると、マドリーは1度も勝ちを収めていない。 エルチェ戦で2対1、インテル戦で0対1、ベティス戦で1対0とそれぞれ後半に失い、ラージョ戦では1対1と引き分けている。 この4試合のうち3試合では、前半に積み上げたリードがモウリーニョ監督のチームを救った形だ。 インテル戦とエルチェ戦は苦しみながらも勝利をつかんだが、ベティス戦では前半のリードがなかったため、そのまま敗戦に終わった。 直近4試合の後半における得失点は、失点5に対して得点わずか2という惨たんたる数字だ。 一方、マラガ、レアル・ソシエダ、エスパニョールの3試合については、後半も含めてきっちりと勝利している。 マドリーは試合を優位に進めながらも自ら難しくしてしまい、圧倒的な支配力を発揮した前半から一転、後半には主導権を手放してしまっている。 リードを守りきれずに逆転を許す展開が続いており、この現象は説明がつかないとさえ言える状況だ。 モウリーニョ監督は問題の所在は把握しているとしつつも、解決策はまだ見つかっていないと示唆している。 「問題は明らかだと思う。終わったように見える試合が、実は終わっていない。唯一思い当たる理由は、試合が楽に感じられてとどめを刺せないことだ。楽な状況からコントロールを失う。このスタジアムは満員で、サポーターも素晴らしい。それが相手を難しくさせている。ただ、困難な局面でチームが反応して勝てるのはいいことで、それが最も大切なことだ。それにマドリーの試合は誰も退屈しない。とても面白い」とモウリーニョ監督は語った。 しかし現実として、マドリーにとって後半は依然として課題の温床であり続けている。

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The Athletic2026年9月18日 06:49

復活ベリンガム、マドリーの希望に

英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。マドリーのベリンガムが復活を遂げ、モウリーニョ監督の新体制のもとで欠かせない存在になりつつある。 ✅エルチェ戦での決定的仕事 直近のエルチェ戦では、マドリーが2点のリードを守りきれずに同点に追いつかれる苦しい展開となった。 しかし後半から途中出場したベリンガムが試合を決定づける。 自陣でボールを受けると激しいプレッシャーをはね除け、そのままピッチを縦に駆け上がり、エムバペの走り出しに合わせた決定的なスルーパスを供給。 エスピが今季2本目となる試合終了間際のゴールを決め、チームは3対2で逆転勝利を収めた。 その局面の設計者はベリンガムだった。 ✅輝かしいデビューシーズンから転落へ 2023-24シーズン、ベルナベウでの初年度は申し分ない滑り出しだった。 移籍金1億300万ユーロの価値を開幕直後から証明し、チャンピオンズリーグとリーガのタイトル獲得に貢献した。 だがその後、マドリーはメジャータイトルを手にできていない。 アンチェロッティ前監督が退任してから3人の監督が入れ替わり、ベリンガム自身も2年目を肩の負傷に苦しみながら戦い続けた。 ✅昨季ダービーが転落の起点 昨年9月のアトレティコ・マドリー戦が転落の始まりだった。 メトロポリターノで行われたその試合、ベリンガムは7月の肩の手術明けでまだシーズン初先発を果たしていなかった。 シャビ・アロンソ前監督は彼をスタメン起用したが、チームは1対5の大敗を喫した。 代表とマドリーへのコミットメントを優先して手術を先延ばしにし、痛みをこらえてプレーし続けた結果だったが、ファンや報道だけでなくクラブ内部からも「まだ万全ではない」との声が上がった。 シャビ・アロンソ前監督は1月初旬に解任され、後任にはアルベロア前監督が育成部門から昇格する形で就任した。 アルベロア前監督の体制下でのベルナベウでは、ヴィニシウスとベリンガムへ向けた激しいブーイングが飛び交い、フロレンティーノ・ペレス会長への抗議の声も上がった。 チャンピオンズリーグのモナコ戦でベリンガムが酒を飲む仕草でゴールを祝ったのも、スペインメディアで夜遊びを指摘する報道が相次いだ時期のことだった。 チームとしてもリーガでバルサに8ポイント差の2位、チャンピオンズリーグではバイエルンに敗退、コパ・デル・レイは2部のアルバセテに敗れるという屈辱的なシーズンを過ごした。 ✅代表での逆風とワールドカップでの復活 イングランド代表でも逆風は続いた。 トーマス・トゥヘルはベリンガムの振る舞いがチームメートを「萎縮させる」可能性があると発言し、2025年10月には代表から外された。 しかしワールドカップでは輝きを取り戻し、メキシコ戦やノルウェー戦で決定的なゴールを挙げ、チーム最多の7得点を記録してイングランド代表の3位入賞に大きく貢献した。 ✅モウリーニョが変えたこと その活躍を誰よりも喜んでいたのがモウリーニョ監督だ。 大会前からベリンガムと話し合い、4-2-3-1の布陣でトップ下に据え、攻撃への自由を与えるプランを描いていた。 監督周辺の関係者は「何より、彼はゴールに近いポジションでプレーできている。走行距離が減ったことでパフォーマンスが上がっている」と語る。 モウリーニョ監督自身も8月に「彼が第2の左サイドバックのようなプレーをしていた時期を何度も目にしてきた。それはもうしないよう合意した」と明かしている。 ✅ダービーへ マドリーの練習場でも、ベリンガムのロッカールームへの影響力は際立っているという。 「常に自分の体を大切にし、練習への取り組みも非常に真剣だ。毎日午後に残ってリカバリーとウエートトレーニングに励んでいる。ここで最も自己管理ができている選手だ」とクラブ関係者は語る。 充実したワールドカップ、新シーズンの好調な滑り出し、モウリーニョ監督との強い信頼関係を背に、ベリンガムは今週末のアトレティコ・マドリー戦に臨む。

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AS2026年9月18日 06:40

エムバペ独占インタビュー「歴史に名を残すにはマドリーへ」

スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表フォワードのエムバペが、スペインのスポーツメディアとして初となる独占インタビューに応じ、マドリー移籍への思い、チームメイトへの評価、そしてサポーターへのメッセージを語った。 ✅マドリーへの夢 「マドリーに来た時点で、すでにある程度の地位は築いていた。でもマドリーの選手になると、さらに上のレベルに到達できる。サッカーの歴史に名を残したければ、マドリーを経由しなければならないと思う」と断言した。 マドリーに来るにあたって誰かに説得される必要はなかったとも述べ、「自分の周りにいた人間は皆、いつかマドリーに行くだろうと分かっていた。それは当然のことだった」と力強く語った。 ✅スペインでの生活 「フランスにいるよりも穏やかに過ごせている。新しい文化を学び、スペインの文化に早く馴染みたかった。ここで不幸だと感じた瞬間は一度もない。自分の家を持ってからは、マドリーでもスペインでも常に幸せだ」と明かした。 PSGでの最終シーズンについては「100パーセント苦しかった。でもそれは過去のことで、夢を叶えるために乗り越えなければならない過程のひとつだった」と振り返った。 ✅フロレンティーノ・ペレス会長への感謝 「10年間にわたって連絡を取り合ってきた。いつかマドリーでプレーする日が来ると言い続けてくれていた。そして今、私はここにいる。世界最高の会長だ」と感謝の言葉を述べた。 ✅モウリーニョ監督について 「私が今まで見てきた中で最も頭の切れる人物のひとりだ。リーダーである。以前からそれは知っていたが、毎日一緒にいると、いかに特別な人間であり、伝説の監督であるかが分かる」と称えた。 ゴール数の目標を設定されているかとの質問には「目標の数字は言われていない。ゴール数に限界を設けることはしない。たくさん決めれば嬉しい、少なくても同じだ」と答えた。 ✅バロンドールとゴールへの執念 「私にとって最も大切なのは、バロンドールがマドリーに、ベルナベウに、マドリディスモのもとへ戻ることだ。彼らは世界の誰よりもそれに値する」と述べた。 ゴールについては「単なる芸術ではない。生き方であり、執念だ。いつも感じ続けていたい充実感がある」とストライカーとしての本質を語った。 ✅チームメイトとダービー 「ベリンガムとヴィニシウスはまったく異なるタイプだ。プレーの局面によって、ジュード、ヴィニ、ギュレル、ブラヒム、ディオマンデ、エスピ、それぞれと合う場面がある。エスピは今シーズン多くのゴールを奪うだろう」と語った。 ディオマンデについては「初日から質の高さが見えた。19歳と若く、1億4000万ユーロという金額ばかり話題になるが、才能は本物だ。チームとして彼を守りたい」と述べた。 ✅マドリディスモへのメッセージ 「タイトルを獲りたいなら、ファンなしでは絶対に無理だ。共に歩んでいきましょう、手を取り合って。そうすれば私たちはずっと強くなれる」と呼びかけた。

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MARCA2026年9月18日 06:34

チュアメニとバルベルデが和解

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 マドリーのロッカールームに平和が戻りつつある。 チュアメニとバルベルデの間で起きていた深刻な対立が、過去のものとなった。 昨年5月の練習中、フランス代表の中盤とウルグアイ出身のミッドフィールダーは激しい口論を起こした。 練習グラウンドから始まったいさかいはロッカールームにまで持ち込まれ、バルベルデが負傷して病院での治療を受ける事態にまで発展した。 当時マドリーを率いていたアルベロア前監督が内部の火消しに奔走したものの、チーム内の亀裂は深刻な状態が続いた。 しかしモウリーニョ監督がベンチに座るようになってから、両者の関係は徐々に修復の方向へと向かっている。 その証拠となったのが、エルチェ戦終了後の光景だ。 試合後、チュアメニとバルベルデは握手を交わし、さらに抱擁を見せた。

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MARCA2026年9月18日 06:31

ヴィニシウス、エムバペに出場時間で後れ

スペイン紙『MARCA』が伝えた。 今季の出だしは、ヴィニシウスにとって決して順調とは言えない。エルチェ戦後、本人はSNSに「ゴールは戻ってくる。こんなに外し続けるわけにはいかない」と投稿した。 問題は数字だけにとどまらない。パフォーマンスが上がらないことで、モウリーニョ監督にとってヴィニシウスとエムバペの序列問題を処理する難しさが増している。この二者の板挟みはシャビ・アロンソ前監督、アルベロア前監督を苦しめてきた構図でもあり、モウリーニョ監督は両者を立てるという難題を抱えたまま就任した。 シーズン序盤の4試合、モウリーニョ監督は二人の出場機会を巧みに均衡させた。エスパニョール、レアル・ソシエダ、マラガ、ベティスの4戦でいずれも先発起用し、両者の出場時間差はわずか6分にとどまった。レアル・ソシエダ戦でヴィニシウスが84分に交代したのがその差の全てで、1ゴール1アシストを記録したうえでの温情交代であり、監督がベルナベウとの関係修復を図る意図も見え隠れしていた。 しかし直近3試合でその均衡は崩れた。ヴィニシウスはインテル戦87分、ラージョ戦89分、そしてエルチェ戦では68分と3試合連続で途中交代している。エルチェ戦の交代はハーフタイムから数えて20分を残した段階であり、前2試合とは明らかに性質が異なる。 ここまでの数字を比べると、エムバペが6試合フル出場で計630分、ヴィニシウスは3試合フル出場の計598分となっている。得点面での差はさらに鮮明で、エムバペが7試合で8ゴールを叩き出す一方、ヴィニシウスは1ゴール3アシストにとどまる。不動の先発として起用されながら、チーム内得点ランクではエムバペ、ベリンガム、ギュレル、エスピに次ぐ5番手に沈んでいる。エスピはわずか26分の出場でヴィニシウスの得点数を上回っており、この数字が現状の厳しさを物語っている。 問題をさらに複雑にしているのが、ブラヒム、エスピ、そして新たにディオマンデが存在感を高めていることだ。競争が激化するなか、モウリーニョ監督が両エースとの約束を守り続けることは容易ではない。 とはいえ、今季の状況はシャビ・アロンソ前監督との関係が決定的に悪化した昨季とは異なる。昨季の同時期、ヴィニシウスはすでに2度ベンチスタートを経験し、フル出場はわずか1試合、出場時間も現在より159分少なかった。今季は出場機会自体は保たれており、関係が抜き差しならない状況には至っていない。 振り返れば、ヴィニシウスとエムバペは交互に好不調を繰り返してきた。昨季前半はエムバペが29ゴールを挙げる一方でヴィニシウスは6ゴールにとどまり、アルベロア前監督時代はヴィニシウスが16ゴールとリバウンドし、アンチェロッティ前監督の初年度はアンフィールドとサン・マメスで2本連続PKを外すなど苦しんだエムバペを尻目にヴィニシウスがチームを牽引した。その後エムバペが復調して44ゴールを記録すると、ヴィニシウスの数字は落ちた。二人の関係はその繰り返しで現在に至っている。

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