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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で
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スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーを退団して無所属となっている元主将のダニ・カルバハルが、数日以内にヘタフェに加入する可能性が高まっている。ホセ・ボルダラス監督が自ら電話をかけ、口説いたという。 ✅ フリーのカルバハルにヘタフェが動く ヘタフェは、今季の移籍市場でも最も注目を集めそうな補強に動いている。マドリーとスペイン代表の近年の偉大なレジェンドの一人であるカルバハルが、ヘタフェの新戦力になる寸前だ。 人数の少ないスカッドを補強するため、ヘタフェはしばらく前からフリーの選手を探していた。そしてここ数時間で、状況を一変させるチャンスが訪れた。カルバハルが空いており、本拠地コリセウムでは獲得に前向きだという。 ✅ 自宅から近く、プロジェクトにも魅力 カルバハル本人も前向きだ。ヘタフェに惹かれる理由はいくつかある。 一つは自宅から近いこと。マドリードに住んだまま、生活を大きく変えずにプレーを続けられる。さらに、クラブのスポーツプロジェクトにも魅力を感じ、ボルダラス監督のもとでプレーすることも好意的に受け止めている。 ✅ ボルダラス監督が直接電話 交渉では、アリカンテ出身のボルダラス監督が大きな役割を果たした。カルバハルに自ら電話をかけ、関心を伝え、チームでの役割を説明して、加入を説得したという。 この行動はカルバハルの心に響き、決断の決め手になる可能性がある。 ✅ 最大の壁はサラリーキャップ 関係者の関係は非常に良好で、交渉は前向きに進んでいる。現時点で楽観的な見方が広がっており、最大の障害を解決できれば、近いうちに合意に至る見通しだ。 その障害は、またしてもヘタフェのサラリーキャップだ。ヘタフェはラ・リーガと使える枠を確認し、カルバハルを登録するための方法を見つけなければならない。クラブはすでに、必要な枠を作るためのさまざまな可能性を検討している。 この最後の経済的な問題を解決できれば、カルバハルは数日以内にヘタフェの新戦力になる可能性がある。
スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、ガリシアのスポーツ記者協会(AGAXORDE)主催の講演で、マドリーとフロレンティーノ・ペレス会長を名指しで批判した。 ✅ 「スペインで最も反抗的なのはマドリー」 テバス会長は、マドリーとペレス会長にメッセージを送る機会を逃さなかった。 「スペインで最も反抗的なクラブはマドリーだ。マドリーの幹部は、私とは違うサッカー観を持っている。欧州ではアル・ケライフィがいる。私たちは20年かけて素晴らしいサッカーを築いてきた。それを守らなければならないし、手放してはいけない。この列車にはマドリーやバルサといった機関車がいるが、客車も必要なんだ」 ✅ 過密日程が「サッカーを複雑にしている」 セルタのマリアン・モウリーニョ会長、ビーゴのアベル・カバジェロ市長と同じ壇上に立ったテバス会長は、将来スーパーリーグが生まれる可能性に神経をとがらせていると語った。 「ラ・リーガは何年も前から20チームだ。問題は今、代表の大会が増え、欧州カップ戦の試合も増え、クラブW杯もあることだ。日程が過密になり、とても複雑なサッカーを生んでいる。欧州にはプロ選手が6万人いて、年俸は2000ユーロから200万ユーロまでさまざまだ。そのうち影響を受けるのは300〜400人にすぎない」 ✅ 「スローモーションのスーパーリーグ」 テバス会長は、欧州カップ戦の収入による格差にも警鐘を鳴らした。 「スイスでは、CLに出るヤングボーイズが3500万ユーロを手にし、CLに出ない2位は500万〜1000万ユーロ。あのリーグは壊れている。このままでは国内リーグが破壊され、一部の人が意図的に求めているスーパーリーグに行き着いてしまう」 「フロレンティーノが望んだ『早送りのスーパーリーグ』は止めた。だが今、『スローモーションのスーパーリーグ』が進んでいる。手を打たなければ、2つのスピードのサッカーになってしまう」 ✅ クラシコの高額チケットには「介入できない」 一方、10月25日にカンプ・ノウで行われるクラシコのチケットが法外な値段になっている件について問われると、テバス会長は「チケットの問題はクラブの問題で、ラ・リーガは介入できない」とかわした。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーとアルダ・ギュレルが、契約を2031年まで延長することで合意した。加入時に結んだ2029年までの契約を2シーズン延ばす内容で、マドリーでの初めての契約延長となる。 ✅ 加入4年目の21歳、存在感の高まりを反映 同紙が9月10日に報じた交渉が、ついにまとまった。新しい契約は、マドリーで4シーズン目を迎えた21歳のギュレルが、チームで存在感を高めていることを認め、さらに後押しするものだ。 次に契約を延長するのはクルトワで、もう1シーズン、ゴールを守ることになるという。 ✅ 年俸アップも 契約期間の延長に加え、チームでの立場に見合った年俸アップも盛り込まれている。 モウリーニョ監督の就任以降、ギュレルは先発の常連になり、今季はここまで5試合に先発。昨季もすでにチームの重要な選手で、40試合に先発し、6ゴール14アシストを記録した。アシストはチーム最多だった。 ✅ 長期契約の選手たち ギュレルは、マドリーと長期契約を結ぶ選手の一人に加わる。新加入のディオマンデは2033年まで。ヴィニシウスの新契約とククレジャは2032年まで。トレント、カレーラス、チュアメニ、エスピ、そして今回のギュレルが2031年までだ。 アルティンダー出身のギュレルは、新しい契約が満了する時点でもまだ26歳だ。 ✅ 4人の監督が認めた才能 マドリーは今回の延長で、現在と未来の両方を担う選手として、ギュレルへの期待を改めて示した。 この3年間にギュレルを指導したアンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロア、モウリーニョの各監督は、その能力だけでなく、中盤でより多くの役割をこなせる選手へと成長する可能性を高く評価してきた。 ✅ モウリーニョ「影響力の大きい選手」 モウリーニョ監督は、ギュレルについてこう語っている。 「彼の成長については、加入当初から長く一緒に仕事をしてきた、私より適任の人たちがいる。私にとって、彼のプレーの質は信じられないほどだ。視野、判断、ゲームメーク、チームにもたらす安定、創造性……。素晴らしい可能性を持った選手で、すでにとても興味深い数字を残している。ゴールやアシストだけでなく、より深い分析での数字だ。影響力の大きい若者だ」
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのオーレリアン・チュアメニが、代表ウィークを夏にできなかった「プレシーズン」に充て、体力と試合のリズムを取り戻している。準備は計画どおりに進んでおり、代表ウィーク明けのビジャレアル戦では先発する見込みだという。 ✅ 「チュアメニは今から始まる」 チュアメニにとっての今季は、この長い代表ウィークの後から始まる。この2週間は、まさに彼の「プレシーズン」だった。モウリーニョ監督が会見でそう表現して以来、バルデベバスでもこの言葉が公然と使われている。 残るは調整の最終段階となる3週目だが、手応えは非常に良く、すべて計画どおりに進んでいる。 ダービーには、負傷は完全に癒えていたものの、実戦経験が足りず、体も試合勘も万全ではない状態で出場した。確信というより信頼に基づく起用だった。ジダン監督との合意のうえでフランス代表に行かずにマドリードに残り、足りなかった部分を締め直してきた。 ✅ もう言い訳はできない 良くも悪くも、これで準備は整った。本人もそれを理解している。パフォーマンスが期待に届かなければ、「エンジンが温まっていない」という言い訳はもう通用しない。 それでもバルデベバスでは、コップに水が「半分も入っている」と見ている。チュアメニはコーチングスタッフにとってチームの柱であり、チームに安定をもたらす存在だ。ビルドアップでの落ち着き、そして何より守備での力強さが期待されている。 守備には不安がある。8試合で9失点。直近2試合ではエルチェ戦とダービーで2失点ずつと傷が広がった。どちらの試合にもチュアメニは出場していた。 ✅ 監督「我々にとっては特権だ」 チュアメニ自身も、練習と出場時間、夏にできなかった「プレシーズン」が足りないと感じていた。 モウリーニョ監督はダービー前の会見で、「私は(代表に行かないという)決定に一切関わっていない。ジダンとチュアメニが話し合い、オーレリアンにとって最善なのは、できなかったプレシーズンをこなす時間を持つことだという結論に至った」と説明していた。 さらに「監督は彼に状況についての考えを伝え、将来も構想に入っていると話した。そのうえでこう合意した。我々にとっては特権だ。アトレティコ戦の後に休みを取り、その後、できなかったプレシーズンができる。もっと強くなって、これからに備えられる」と話した。そして、そのとおりに進んでいる。 ✅ 「何時間も、何時間も」 フィジカル面の負荷が大きい数週間で、休みもほとんどなかった。多くのチームメイトが休みを楽しむ中、チュアメニは失った時間を取り戻すための3週間だと割り切った。W杯から抱えていた負傷のため、夏にできなかった個別の準備だ。 バルデベバスからは「何時間も、何時間も」練習しているという話が伝わってくる。ジムで、ピッチで、チームメイトとの練習と個別メニューを組み合わせ、体を取り戻すことに集中している。 ✅ CB不足で「CBチュアメニ」の可能性も 目先の問題は深刻だ。ビジャレアル戦では先発する見込みだが、CBが足りないという緊急事態がある。 ミリトンはピッチでの練習を始めたが、復帰は早くても11月。ハウセンはダービーでの退場で出場停止、アセンシオは手術を受けたばかりで最低3か月離脱する。コナテも間に合う可能性はあるが、ぎりぎりだ。 コナテが間に合わなければ、モウリーニョ監督はリュディガーの相棒として、チュアメニか、カンテラのナセイ、ジョアン・マルティネス、マリオ・リバスのいずれかを選ぶことになる。 それは先の話だ。今はバルデベバスで自分を追い込み、体と感覚を取り戻し、試合が戻ってきたときに本当の意味で100%になっていること。チュアメニにとって、今季は代表ウィークの後に始まる。
スペイン紙『AS』が伝えた。元監督で現在はポルトの会長を務めるアンドレ・ビラス・ボアス氏が、イタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューで、マドリーのモウリーニョ監督を称賛した。好調なバルサの連勝を止められるのはモウリーニョ監督だという。 ✅ 2シーズン無冠からの再建役 モウリーニョ監督は今夏、2シーズン続いた主要タイトルなしの流れを断ち切る人物として、フロレンティーノ・ペレス会長に選ばれた。 しかし目の前には、今季序盤は手のつけようがないほど好調なバルサがいる。マドリーのスタートは期待どおりではないが、クラブはモウリーニョ監督を信頼し続けている。 ✅ 「バルサがこの状態なのは残念」 かつてモウリーニョ監督のもとでアシスタントを務めたビラス・ボアス氏は、モウリーニョ監督こそマドリーの状況を好転させるのにふさわしいと語った。 「ジョゼ・モウリーニョは今も世界最高の監督の一人だ。私はずっとそれを知っていた。そして今、世界最高のクラブを率いている。バルサがこれほど好調なのは残念だね。インテルを去ったときと同じように、絶好調のバルサと出くわしてしまった。でも、こういう挑戦こそモウリーニョが一番楽しむものなんだ」 ✅ スナイデル「状況を変えられる唯一の監督」 ここ数日、モウリーニョ監督の手腕を擁護したのはビラス・ボアス氏だけではない。 インテルでモウリーニョ監督の指導を受け、マドリーでもプレーしたヴェスレイ・スナイデル氏も、「モウリーニョは、マドリーの流れを変えられる唯一の監督だ」と断言している。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのジュード・ベリンガムが、ネーションズリーグのクロアチア戦で1ゴール3アシストの大活躍を見せ、イングランドの7-0の大勝を導いた。主要なデータサイトの採点は満点の10。辛口で知られるロイ・キーンも絶賛している。 ✅ 「史上最高の選手の一人になれる」 トゥヘル監督はイングランド代表に就任して以来、ベリンガムのポジションにこだわり、「彼は10番だ」と言い切ってあらゆる議論を終わらせてきた。 トップ下で、ベリンガムは2024年の最高の姿を取り戻しただけではない。ITVで解説した、いつもは辛口のロイ・キーンは「10番としてなら、史上最高の選手の一人になれる」とまで言った。 ✅ かつての同僚モドリッチを圧倒 リエカでの一戦は、イングランドにとって歴史的な大勝、クロアチアにとっては屈辱的な大敗となった。そして、かつてのチームメイトであるルカ・モドリッチを最も苦しめたのが、ベリンガムだった。 トゥヘル監督の就任以来、イングランドにとって最高の内容の試合となり、ベリンガムにとっては、キーンが言うように「イングランドに欠かせないリーダー」であることを改めて証明する試合になった。インサイドハーフでもボランチでもない位置でプレーしていることが、ベリンガムを本来の姿に戻している。 ✅ 代表直近11試合で8ゴール5アシスト ベリンガムは、ネーションズリーグのグループリーグ第3節となったこの試合を1ゴール3アシストで終え、主要なデータサイトで10点満点の評価を受けた。 W杯を含む代表直近11試合では8ゴール5アシスト。1試合1得点以上に絡んでいる計算だ。 Optaによると、イングランド代表のMFが1試合で4つのゴールに絡んだのは、1993年のサンマリノ戦以来だという。 ✅ 「大人が子どもと遊んでいるようだった」 キーンはこう続けた。 「ベリンガムは、大人が小さな子どもと遊んでいるように見えた。自分の子どもの頭をぽんぽんとなでるような感じだ。本当に良い選手で、フィジカルで言えばクロアチアを責められない。誰も彼に近づくことすらできないのだから」 ✅ ゴール前に飛び込む「生まれながらのトップ下」 トゥヘル監督は、この2シーズン、ベリンガムを最も影響力を発揮できる場所から遠ざけていたのは間違いだったことを証明した、と同紙は書く。 ベリンガムは、2列目からゴール前に飛び込む力が抜群の、生まれながらの「侵入者」だ。トップ下のために生まれてきたような選手で、得点力があり、さらにチームを引っ張る力もある。ウェンブリーでのスペイン戦(2-3)でそれを示し、クロアチア戦で誰の目にも明らかにした。 ✅ モウリーニョへのヒント W杯でゲーリー・リネカーを抜き、イングランド人選手の1大会最多得点(7)を記録したフィジカルの強さは、リエカでも際立っていた。それは、マドリーでのモウリーニョ監督に進むべき道を示している、と同紙は指摘する。 今季ベリンガムはマドリーで8試合3ゴール2アシスト。2023-24シーズンのような姿に近づきつつあるのは、大部分、再び「10番」を務めているからだ。
スペイン紙『AS』が伝えた。トップチームで出場機会のなかったマドリーのティアゴ・ピタルチが、代表ウィークの「特別プラン」で実戦を重ね、もっと上でやれることを示した。U-20代表でゴールを決め、モウリーニョ監督がスタンドで見守ったアトレティコ・マドリレーニョとのミニダービーでは圧巻のプレーを見せた。 ✅ 73日間出場なしからの「新プラン」 ティアゴは、実戦復帰の許可が出てから73日間、トップチームで1分もプレーしていなかった。 そこに3週間の代表ウィークが訪れた。U-21代表には呼ばれなかったが、それがかえって新たな道を開いた。3週間試合がないのはトップチームだけで、カスティージャには試合がある。これが一時的な「新プラン」の始まりだった。 クラブがティアゴに提案し、モウリーニョ監督も了承した。バルデベバスで3週間練習するより、ピッチで実戦感覚を取り戻す方がいいという判断で、すべて関係者の合意のうえだった。 ✅ U-20代表ではメキシコ戦でゴール カスティージャでは、サン・アンドレウ戦(1-1)で、継続して試合に出ていないためのフィジカル面の物足りなさはあったものの、ヤニェスのゴールをアシスト。アルコルコン戦(1-2)でもさらに一歩前進した。 急きょ招集されたU-20代表では、メキシコとの親善試合に先発し、ペナルティエリア手前から左足でゴールを決めて2-0の勝利の口火を切った。 このときの45分間という出場時間も、ミニダービーで先発するために、パコ・ガジャルド監督とマドリーの間で事前に決めていたものだった。 ✅ ミニダービーで「全知全能」のプレー そしてディ・ステファノでのアトレティコ・マドリレーニョ戦。疲れを見せるどころか、ティアゴは際立っていた。 広い範囲をカバーし、敵陣にも頻繁に顔を出した。足りなかったのはゴールだけで、それも狙っていた。カバーリング、ドリブルでの持ち上がり、MFというよりトップ下のような動き。ピッチのあらゆる場所にいた。 ✅ 監督「彼の運動量は見ているだけで見せ物だ」 カスティージャのフリアン・ロペス・デ・レルマ監督は、こう称えた。 「彼がどんな選手かを示した。でも今日だけじゃない。プリメーラ・フェデラシオンやユースリーグの試合で、ずっと示してきたことだ。高く評価すべきなのは、負傷でトップチームでのプレシーズンを満足にこなせず、ほとんど練習できないまま私たちのところに来ても、フベニールBやユースリーグで一緒だった頃と同じ意欲を持っていること。彼の運動量は、見ているだけで見せ物だ」 「ティアゴは初めてここに来た年から知っている。自己管理ができる選手だ。上から下りてくると難しい面もあるが、何も求めたり、やる気を出させたりする必要はないとわかっていた。この試合を最後の試合のように戦うとわかっていた。マドリーのトップチームでプレーするのは簡単ではない。でも能力と可能性は示した。上でプレーする姿を見られたら、本当にうれしい」 ✅ ビジャレアル戦でトップチームに復帰へ スペイン代表やカスティージャのユニフォームを着ると、ティアゴはいつも存在感を増す。よりゴールに近い位置で、より牙をむく。U-19のEUROでは、スペインの優勝に貢献したアシスト王でもあった。 スタンドからダービーでのプレーを見たモウリーニョ監督は、代表ウィークが終わったら、ティアゴを再びトップチームに戻すつもりだという。10月10日(土)のベルナベウでのビジャレアル戦からだ。 モウリーニョ監督は着任時、手元の報告書をもとに、フラム移籍がほぼ決まっていたティアゴに残留を求めた。しかし最初の練習で膝を負傷し、復帰後もインテル戦、ラージョ戦、エルチェ戦、アトレティコ戦とメンバー入りしながら出番はなかった。 今ようやく、監督は報告書が正しかったことを確かめている。チャンスと信頼を与えられれば、ティアゴは違いを生む選手だ。肺活量だけでなく、牙もある。時には、即興の計画が最高の夜をもたらす、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が伝えた。元マドリーのトニ・クロース(36歳)が、ダビデ・アンチェロッティ氏が自分について語った動画をインスタグラムで紹介し、ハートを添えて返信した。 ✅ 今も色あせないクロースの記憶 クロースは今、メディアの注目から離れて暮らしているが、話題から遠ざかっているわけではない。世界のサッカー界でも、ドイツでも、そして消えない足跡を残したマドリーでも、その記憶は今も鮮明だ。 カルロ・アンチェロッティ監督のもとでマドリーの黄金期を過ごしたクロースを間近で見てきたのが、息子のダビデ氏だ。同紙のインタビューで、ダビデ氏はクロースを絶賛した。 ✅ インスタグラムにハート その言葉は大きな話題となり、クロース本人にも届いた。クロースは記事の掲載から数時間後、その動画を自身のインスタグラムに投稿し、ダビデ氏へのメッセージとしてハートを添えた。 ✅ ダビデ氏「試合の支配者だった」 ダビデ氏は、クロースについてこう語っていた。 「彼は試合の支配者だった。いい表現だね。試合のリズムを握り、彼が望むとおりのサッカーになった。欠かせない存在で、しかも走った。1試合11キロ走る選手で、守備もした」 「6番(アンカー)でプレーするのが大好きだった。本人は8番(インサイドハーフ)の方を好んで、汚れ仕事をカマヴィンガやカゼミーロといった6番に任せていたけどね。マドリーのダイナミズムにとって、彼を失ったのは本当に大きかった」 ✅ リールで新たな挑戦 37歳のダビデ氏は今、リールの監督としてリーグ・アンで歴史を作ろうとしている。経験は十分だ。
スペイン紙『AS』が伝えた。今夏ラシン・サンタンデールから加入したMFセルヒオ・マルティネスは、まだトップチームでデビューしていない。それでもモウリーニョ監督は彼から目を離しておらず、クラブもカスティージャでの適応ぶりに満足しているという。 ✅ 監督が貴賓席から観戦 代表ウィークでトップチームの話題は落ち着いているが、約300万ユーロで獲得したセルヒオ・マルティネスへの期待は変わっていない。 金曜日の夜、アルフレッド・ディ・ステファノでカスティージャがアトレティコ・マドリレーニョに勝った試合も、モウリーニョ監督は貴賓席から観戦した。セルヒオ・マルティネスは堅実なプレーを見せたが、それ以上ではなかった。 これまでにもっと良い試合はあった。5万人以上が集まったベルナベウでのU-20インターコンチネンタルカップ、サンティアゴ・ワンダラーズ戦では特に目立った。その日もモウリーニョ監督は会場で、彼やほかのカンテラの逸材たちのプレーを見ていた。 ✅ 1部から3部へ、その理由 セルヒオ・マルティネスは、地元クラブのラシンで1部リーグに出場し、輝きを見せていた。1部からプリメーラRFEF(3部相当)のカスティージャへ移ったことを、多くの人は理解できなかった。 それでも移籍したのは、マドリーからの誘いは一度しか来ないとわかっていたからであり、モウリーニョ監督が注意深く見てくれると知っていたからだ。 しかも、クロースが去って以来、マドリーにずっと欠けていたタイプの選手でもある。今は空きがないが、空きは思いがけないときに生まれる。マドリーの歴史にはその例がたくさんあり、最も有名なのがラウールだ、と同紙は書く。 ✅ モウリーニョ「可能性はある、努力が必要」 加入直後から、モウリーニョ監督の構想に入っていることは示されていた。バルデベバスでの最初の2回の練習はトップチームで行い、その後アウェーのベティス戦のメンバーにも入った。 モウリーニョ監督は当時、「明日はベンチに入る。それでプランがおおよそわかるだろう。獲得前に分析し、意見を伝えた。2部と、今季序盤のラシンで経験もある可能性のある若者だ。努力しなければならない。ここの質と強度のレベルは違うが、彼はここにいる。プレーするかどうかはわからない。でも、私たちと一緒にいること自体がもう一歩前進だ」と話していた。 ✅ カスティージャでは不可欠な存在 ベティス戦では、試合展開が起用を許さなかったのか、出番はなかった。マドリーは良い内容だったが決定機を外し、敗れた。その後、モウリーニョ監督は中盤の選手が戻ってきたこともあり、セルヒオ・マルティネスをメンバーに入れていない。 それでもクラブは、彼の成長とクラブやカスティージャへの適応を高く評価している。カスティージャが彼のチームで、そこでは欠かせない存在になっている。すでに5試合に出場し、直近4試合は先発。一歩ずつ段階を踏むセルヒオ・マルティネスを、モウリーニョ監督は近くから見守っている。
スペイン紙『AS』が、Sofascoreのデータをもとに、マドリーがどこを改善できるかを分析した。守備の強度、ボール奪取、ポゼッション、運動量、そして決定力。数字はマドリーにまだ大きな伸びしろがあることを示しているという。 ✅ 結果は悪くない、それでも6ポイント差 結果だけ見れば、マドリーの序盤戦はそれほど悪くない。全8試合で6勝2敗。リーガでは5勝2敗で4位だ。 しかし、全勝で大量得点を重ねるバルサとの差は6ポイント。そのせいで、マドリーの状況は実際よりはるかに悪く見える。10月25日のクラシコが、すべてを左右することになる。 代表ウィークは、モウリーニョ監督が何がうまくいっていないかを分析する機会でもある。数字にできない要素もあるが、データから学べることも多いと同紙は書く。 ✅ 走る量も、ファウルも少ない すでに話題になったとおり、マドリーは1試合平均の走行距離がリーグ最少(96.5km)で、バルサ(104.5km)より約8km少ない。高強度のスプリントも1試合394回でリーグ19位、エルチェより100回近く少ない。 守備でできることはまだある。マドリーのファウル数はリーグ最少の59回で、エスパニョール(120回)の半分以下。その一方で、相手から受けたファウルはリーグ最多の97回だ。 ボール奪取は302回で16位(バルサより38回少ない)、インターセプトも17位にとどまっている。 ✅ 「支配しているから」は当てはまらない マドリーはビッグクラブで、相手を支配する時間が長いため、ボールのない場面で激しく行く機会が少ないだけだ、という見方もできる。 しかしデータはその説を裏付けない。マドリーのボール支配率は平均52.3%で半分をわずかに超える程度。バルサの68.7%に遠く及ばず、ビジャレアル(61.4%)、アトレティコ(59.1%)、ベティス(53.6%)にも下回っている。 バルサはボールを持つことで守備も安定させている。被シュートはわずか51本(うち枠内22本)。マドリーは89本(同31本)を打たれている。 ✅ 決定力の差は歴然 守備だけでなく、攻撃でも改善の余地がある。特に決定力だ。 マドリーのゴールは18で、バルサ(31)より13少ない。それでいてシュート数はほぼ同じで、バルサ150本、マドリー131本。枠内シュートでは58本対53本と、差はさらに小さい。 バルサは枠内シュート約1.8本で1点を取るが、マドリーは約3本が必要だ。 ✅ ラフィーニャとエムバペ その差が最もよく表れているのが、両チームの得点王の数字だ。 ラフィーニャは、わずか25本のシュート(うち枠内16本)で12ゴール。一方、膝の負傷からの復帰時期が注目されるエムバペは、41本のシュート(同22本)で7ゴールだ。
スペイン紙『AS』が伝えた。欧州中のクラブが争奪戦を繰り広げているマンチェスター・ユナイテッドの下部組織の逸材、JJ・ガブリエルの獲得を、マドリーも検討している。ただし、ほかのクラブとの競争に勝つことに加え、法的な問題もクリアしなければならない。 ✅ 「キッド・メッシ」がマンチェスターU退団を希望 JJ・ガブリエルは、10月6日に16歳になるトップ下の選手。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属しているが、トップチームでの扱いが不十分だとして退団を求めており、これが獲得競争に火をつけた。 「キッド・メッシ」と呼ばれる逸材が市場に出た形になり、マドリーも慎重に検討しているという。 ✅ 今季はマンチェスターU以外でプレーできない 獲得にはいくつもの難しさがある。16歳未満のJJ・ガブリエルは、今はマンチェスターUと契約しない権利があり、クラブとのつながりは形式的なものにすぎない。 しかし、すでにマンチェスターUの選手として協会に登録されているため、クラブが登録を解除しない限り、今季はマンチェスターUでしかプレーできない。解除される見込みは低い。 ✅ 最大の壁は「18歳ルール」 さらに大きな問題がある。イギリスのEU離脱以降、イギリスの選手はEU圏外の選手として扱われ、外国人枠を使ううえ、若い選手は18歳になるまで獲得できない。 エンドリッキ、ロドリゴ、ヴィニシウス、マスタントゥオーノも、18歳になるまで待ってマドリーに加入した。 例外は、選手のキャリアとは関係のない理由で、家族がその都市に移り住む場合だけだ。大きな壁だが、越えられないわけではない、と同紙は書く。 ✅ ウーデゴール流の「クラブ巡り」 もう一つの関門は、本人にマドリーを選んでもらうことだ。JJ・ガブリエルは、かつてのウーデゴールのように欧州各地を回り、届いたオファーと移籍先の候補を見比べている。 バイエルンが有力なライバルとして浮上しているが、ここ数日はバルサが勢いを増している。マンチェスターUとの争いが続く中、バルセロナ近郊のカステルデフェルスでパーソナルトレーナーとコンディション維持に取り組んでいることも、その可能性を強めている。 ✅ マンチェスターUは法的措置も示唆 マンチェスターUはこの状況を、なすすべなく見守っている。プロ契約がないため、選手に戻るよう強制することはできず、今季ほかのイングランドやイギリスのクラブへの移籍を阻止できるだけだ。 マンチェスターUは、この才能と交渉するクラブを提訴するという情報を流している。 マドリーは、獲得にいくつもの問題があることを承知のうえで状況を見極めている。それでも「キッド・メッシ」なら、その価値はあるかもしれない、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が伝えた。昨季終盤に負傷したマドリーの左SBフェルラン・メンディが、復帰に近づいている。医学的な復帰許可は近いが、実戦復帰の許可までにはまだ時間がかかる。戻ってきても、左SBにはククレジャとカレーラスという強力なライバルが待っている。 ✅ トンネルの出口が見えてきた メンディは、チームの練習に戻るべく大きく前進している。バルデベバスのピッチでランニングする姿も、ボールを触る姿も見られた。 医学的な復帰許可は近づいているが、実戦に戻るための許可までには、まだ時間が必要だという。 ✅ 左SBに計1億500万ユーロ マドリーは同じポジションの2人に、計1億500万ユーロを投じた。ククレジャはチェルシーに5500万ユーロ、フェロル出身のカレーラスは2025年夏にマンチェスター・ユナイテッドに5000万ユーロを支払って獲得した。 この2人の加入と入れ替わるように、スペイン代表に初招集されたばかりのフラン・ガルシアがベティスへ移籍している。 ✅ エスパニョール戦で再び負傷 メンディは昨季終盤のエスパニョール戦で負傷した。開始15分でピッチに倒れ込み、またしても故障した。 右脚の大腿直筋の腱を痛め、数日後にフランス人の高名な整形外科医ベルトラン・ソヌリ=コテ医師の手術を受けた。離脱期間は3〜4か月とされていた。 ✅ 昨季は9試合、契約は2028年まで 手術からほぼ4か月がたち、メンディは今週ランニングを再開した。 契約は2028年まであり、残留するかどうかは、契約を全うしたいという本人の意向とクラブの判断次第になる。 昨季は全大会で9試合(リーガ5、CL3、スーペルコパ1)、計452分しかプレーできなかった。マドリーでの通算出場は210試合に達している。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのヴィニシウスが、コロナ禍以降で最悪のシーズンスタートを切っている。開幕8試合でわずか1ゴール。本人も否定しようのない現実を受け入れ、立ち直ろうとしているという。モウリーニョ監督をはじめ、クラブはヴィニシウスを支えている。 ✅ 「minha culpa(僕のせいだ)」 一言で言えば「minha culpa」、ポルトガル語で「僕のせいだ」。言い訳の余地のない状況への自己批判だ。 ヴィニシウスは本来の姿からほど遠い。問題は体だけではない。ウイングに火をつけるあの輝きが欠けている。 ブラジル代表でも立ち直れていない。代表ウィーク1試合目は65分間でドリブル成功ゼロ、2試合目は82分間でドリブル成功は4回中1回にとどまった。数シーズン前のヴィニシウスとは正反対の数字だ。 ✅ 出場時間はチーム4位、ゴールは1 アンチェロッティ監督も「ベストの状態ではない」と認めている。 ヴィニシウスの出場時間652分はチームで4番目に長い。上にいるのはバルベルデ(654分)と、全試合にフル出場しているクルトワとエムバペ(720分)だけだ。 それだけの役割を担いながら、ゴールは8試合で1つだけ。第2節のレアル・ソシエダ戦(3-1)で決めたもので、今季3つのアシストのうち1つもこの試合で記録した。 ✅ デビューの年以来の最悪の数字 開幕8試合時点の成績は、デビューした2018-19シーズン以来、最悪の数字だ。 2018-19は適応の途中で、8試合でわずか3分しかプレーしていなかった。翌2019-20は8試合目の時点で1ゴールだったが、出場時間は310分と今季の半分だった。 それ以降は数段上の成績を残してきた。最高のスタートは2021-22で、117分に1点のペースだった。 ✅ クラブは「ラミンとの比較」で擁護 モウリーニョ監督は、ヴィニシウスをプロジェクトの欠かせないピースと考え、長く起用し続けるつもりだという。「問題がある」という声には耳を貸さない。 クラブも、ラミン・ヤマルとの比較で懸念を和らげようとしている。ヴィニシウスが受けたファウルは23回(ラミンは8回)、ボールロストは91回(同130回)、失敗したドリブルは16回(同20回)だ。 ただ、ラミンはすでに8ゴールを挙げている。この数字に反論するのは難しい、と同紙は書く。 ✅ 「ブーイングが自分にばかり向けられる」 ヴィニシウスは、成績の落ち込みが「急落」と言えるほどであることを誰よりも自覚している。ディオマンデを自分のサイドで先発させるべきだという声も少なくない。 それでもモウリーニョ監督は、盲目的とも言えるほど、無条件にヴィニシウスに賭け続けるつもりだ。ヴィニシウスが最高の姿を取り戻すための手段を見つけようとしている。 ヴィニシウスが引っかかっているのは、チーム全体がうまくいっていないのに、ブーイングが自分にばかり向けられていると感じていることだという。それでも監督とチームメイトの支えを受け、目に見える現実に向き合っている。ここ2年、期待を大きく下回ってきたことを認め、名誉を取り戻す番だ。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのトレント・アレクサンダー=アーノルドが、1年以上ぶりにイングランド代表の先発に復帰したチェコ戦で、アシストを含む全盛期を思わせるプレーを見せた。トゥヘル監督も称賛している。 ✅ 約2年ぶりの代表先発 27歳のトレントがイングランド代表で先発したのは、2024年10月以来、約2年ぶりだった。 当時、代表の右サイドはトレントがSBでもウイングバックでも明確な主役だった。しかし、リヴァプールでの最後の1年とマドリーでの1年目を経て、代表での立場は変わった。 トゥヘル監督のメンバーに名前が載ったのは2025年5月が最後。9月18日に再び招集されたが、ネーションズリーグ初戦のウェンブリーでのスペイン戦では、チームで唯一の本職の右SBだったにもかかわらず出番がなかった。 ✅ チェコ戦:奪取7回、キーパス3本 その3日後のチェコ戦で、トレントは先発に戻った。ボール奪取7回、キーパス3本を記録し、ドリブルで抜かれたのは1回だけ。 仕上げに、アンフィールドを魅了した頃を思わせるアシストも記録した。 ✅ トゥヘル監督「決定的なクロスを蹴れる」 試合後、トゥヘル監督は迷わず称賛した。 「彼がこういうアシストをできることに疑いはない。ボールを持っているときはとても落ち着いていて、クロスで決定的な仕事ができる。守備でも堅実だったし、得点につながる決定的なプレーもした。全体として良い試合だった」 ✅ マドリーではダンフリースが優位 ただし、マドリーでのトレントの立場も、代表での最近の数か月と同じくらい不透明だ。 加入以来、右サイドのレギュラーをつかめておらず、現時点ではインテルから加入したダンフリースが一歩リードしている。今季8試合でダンフリースは6試合に先発し、トレントの先発は3試合にとどまる(うち1試合、インテル戦はMFとしての起用)。 ✅ 「もっと」を求めて それでもトレントはあきらめていない。プレミアリーグを魅了したプレーを見せるためにマドリーに来たことを、本人はよくわかっている。 チェコ戦のようなパフォーマンスを続ければ、ベルナベウの右サイドを手にするきっかけになるかもしれない。
スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガが2026-27シーズンの1部・2部各クラブの「スカッドコスト上限」(いわゆるサラリーキャップ)を発表した。マドリーとバルサが突出しており、専門家たちはその背景に両クラブのグローバルな展開があると分析している。 ✅ マドリーは8億3270万ユーロでトップ マドリーの上限は8億3270万ユーロで1位。バルサが5億8770万ユーロ、アトレティコが3億6120万ユーロで続く。 ほかのクラブとの差は、スペインのクラブ間の資金力の格差を示しており、商業面での存在感やスポーツマーケティング、収入源の違いと結びついている。 ✅ 資金力の差はタイトルの差に この経済的な差は、ピッチ上の成績にも表れている。支出できる額が大きいほど、スカッドに投資する余地も大きくなる。マドリーとバルサは、引き続きタイトルの大部分を手にしている。 サッカー関係者が集まる年次イベント「FutPro Expo」のアレシャンドレ・フロタCEOは、「マドリーとバルサとほかのクラブとの経済的な差は、スカッドの価値にも、長年のタイトル争いにも表れている。収入を生み出す力はサッカーの競争力を決める要因で、より大きな投資を可能にし、差をさらに広げる循環を生む」と話す。 ✅ サラリーキャップの仕組み ラ・リーガのサラリーキャップは、各クラブの経済力に応じて、スカッドにかけられる費用の上限を決めるものだ。選手の年俸だけでなく、コーチングスタッフやサッカー部門のその他の費用も含まれる。 上限は大きく2つに分かれる。 ・登録対象スカッド:男子トップチームのみが対象。トップチームの選手、監督、アシスタント、フィジカルコーチが含まれ、新加入選手を登録できる余地を決める上限になる。 ・登録対象外スカッド:女子チーム、下部組織、ほかの競技など、そのほかの部門の費用。 ✅ カンテラが戦略的な武器に 若手育成の費用は「登録対象外」に含まれるため、カンテラは収支のバランスを取り、価値ある資産を生み出すための最も戦略的な手段の一つになっている。 フラメンゴと提携するブラジルの育成クラブ、インテル・ジ・ミナスのルシアナ・ミランダ財務部長は、「投資はプロのスカッドだけに集中させる必要はない。方法論、施設、優秀な人材を備えた下部組織づくりも、中長期的に競技面と財務面の成果を生む投資だ」と話す。 ✅ 「予防的な管理モデル」 スポーツファイナンスの専門家で、Channel Associadosのマネージングパートナーを務めるモイセス・アサヤグ氏は、「ラ・リーガのサラリーキャップは、財政責任と長期的な財務バランスのための基本的な予防的管理モデルだ。上限を各クラブの収入に連動させることで、予算の規律や、カンテラの有効活用、選手売却、資産価値の向上といった新たな収入源を探すよう促している」と分析する。 ✅ 国内市場か、世界市場か 放映権、スポンサー、チケット収入、賞金、商業収入を多く生み出すクラブほど、上限は高くなる。 スポーツマーケティングの専門家アンデルソン・ヌネス氏は、「ラ・リーガの経済格差はブランドの国際化の結果だ。ほとんどのクラブが国内市場に頼っているのに対し、マドリーとバルサは世界規模で事業を展開している。国際的なマーケティングが大型スポンサーと新たな収入源を呼び込み、ほかのクラブとは不釣り合いな支出上限を支え、格差をさらに広げている」と指摘する。 世界規模の収入がトップ選手への投資を可能にし、それがさらなるタイトル、注目度、新たなスポンサーを生む。サラリーキャップは財務の健全性を保つための仕組みだが、新たな数字は、マドリーとバルサとスペインのほかのクラブとの大きな経済格差を浮き彫りにしている。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのトップチームで長年キットマン(用具係)を務めたホルヘ・カサベーリャ氏とマヌエル・オルテガ氏が、この夏、クラブの早期退職制度を利用して退職した。 ✅ モウリーニョが驚いた「人の少なさ」 この夏、モウリーニョ監督が就任した直後のこと。2010年から2013年までクラブにいたモウリーニョ監督は、多くのことに驚き、特に人が足りない、それもあまりに多くの人がいないと感じたという。 説明によると、クラブは60歳以上で一定の勤続年数がある職員を対象に早期退職制度を始めており、少なくとも約60人が応じた。 その中に、トップチームのキットマンだったホルヘ・カサベーリャ氏と、「マノリン」の愛称で知られるマヌエル・オルテガ氏がいた。3月にはアレハンドロ・カサベーリャ氏も早期退職している。 昨季最後の練習となった5月22日(金)が、2人の最後の勤務日だった。選手たちが作った花道を通り、記念の盾を受け取ってクラブを去った。人目につかない、地道な仕事だった。 ✅ クラブを支え続けたカサベーリャ家 ホルヘ氏は、クラブに仕えてきたカサベーリャ家の一員だ。父のフリオ・カサベーリャ氏は、1948年にわずか15歳でクラブに入った。 フリオ氏はクラブであらゆる仕事をこなした。入り口の門番、案内係、電話交換手、パドレ・ダミアン通り沿いにあったプール(後にLa Esquina del Bernabéuが建てられた場所)の管理者を経て、22年間グラウンド担当ディレクターを務めた。 1998年のCL準決勝ドルトムント戦でゴールが倒れた「ゴール事件」の日には、アグスティン・エレリン氏、弟のエドゥアルド氏、ミゲル・アンヘル氏とともに、旧シウダ・デポルティーバまで代わりのゴールを取りに行った中心人物の一人だった。フリオ氏は2004年、休養先のエルチェで亡くなった。 叔父のエドゥアルド・カサベーリャ氏も、1980年から2009年に引退するまでクラブで働いた。バスケットボールのトップチームとカスティージャでグラウンド担当ディレクターを務め、ペーニャ(ファンクラブ)「Casabella」の会長でもあった。2020年5月に亡くなっている。 ✅ フラメンコの巨匠の孫「マノリン」 もう一人のマヌエル・オルテガ・バエナ氏は、フラメンコの伝説的歌手マノロ・カラコルの孫で、驚くほどよく似ているという。 クラブ内で「マノリン」と呼ばれる同氏は、38年間ロッカールームの一員として過ごした。1988年にクラブで働き始めたが、当時すでに祖父も、旧シウダ・デポルティーバやベルナベウの修繕係としてクラブで働いていた。 ✅ リスボンでの有名な逸話 マルセロが明かした有名な逸話がある。2014年のリスボンでのCL決勝で、マノリン氏は、アトレティコのスタッフが優勝記念Tシャツの入った箱やお祝いのシャンパンを準備し始めたことに気づき、マルセロに伝えた。 その直後、セルヒオ・ラモスが同点ゴールを決め、試合は延長戦へ。そしてマドリーが優勝を果たした。 ✅ 38年で9度のCL制覇を見届ける 38年間で、何世代もの選手たちを見てきた。シュスターと同じ年に加入し、「キンタ・デル・ブイトレ」の時代から、銀河系、BBC、クロース、カゼミーロ、モドリッチの時代を経て、エムバペとヴィニシウスの時代まで。 アムステルダムでの7度目の優勝から、ウェンブリーでの15度目の優勝まで、9度のCL制覇を現場で見届けた。旧シウダ・デポルティーバからバルデベバスまで、クラブの変遷とともに歩んだ。 2人の退職で、クラブの40年近い歴史も去っていく。揺るぎない勝利も、忘れられない敗北と痛みも、つらい別れも、心躍る出会いも見てきた。20世紀最高のクラブ、そして21世紀の一部の歴史の証人だった、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのカマヴィンガが、ジダン監督のもとで初めて先発したベルギー戦で見事なプレーを見せ、監督の期待に応えた。フランスのメディアも、中盤でのプレー量の多さを高く評価している。 ✅ 「プレーさせないために招集はしない」 フランスは金曜日のトルコ戦に続き、ベルギー戦も1-0で勝利した。試合後、ジダン監督は「プレーさせないために選手を招集することはない」と語った。 ブリュッセルでの一戦では大幅にメンバーを入れ替え、デンベレ、オリーズ(終盤にゴラッソを決めた)、ダヨ・ウパメカノらがベンチスタートとなった。出場機会の少ない選手たちがそれに応え、その一人がカマヴィンガだった。 ✅ フランスの長年の課題を解消 23歳のカマヴィンガは、ベンチに座るために招集されたわけではなかった。ジダン監督はその潜在能力を理解しており、クレールフォンテーヌでの最初の1週間の練習中に、チャンスを与えるからものにするよう伝えていた。 カマヴィンガはそれに応えた。難しいベルギー戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、5年以上フランス代表が抱えてきたボール循環の問題を解消した。 ✅ パス成功率94%、敵陣では98% ボックス・トゥ・ボックスのMFとしてフル出場し、攻守に高いレベルのプレーを見せた。 ジダン監督はインサイドハーフのポジションで自由を与え、ダ・クーニャとのコンビで、W杯2度制覇のフランスのビルドアップは明らかに良くなった。 ただし、敵陣でのミスからベルギーにカウンターを許し、ルケバキオに決定機を与えた場面があった。この夜の唯一のミスだった。 ✅ 約1年ぶりの代表先発 カマヴィンガが代表で先発したのは、2025年10月13日、前回W杯予選のアイスランド戦以来だった。 W杯メンバーから外れたことは本人にとって大きな痛手で、ベルギー戦前の会見でも「W杯に行けなかったことは傷ついた」と語っていた。 モウリーニョ監督のもとで今季の出場時間が少ない中での招集は、驚きをもって受け止められていた。 ✅ 問題は才能ではなく集中力 ジダン監督が求めるのは、多才で技術があり、ボールを自在に扱えるMFだ。カマヴィンガの問題は才能ではなく、集中力にあった。 ジダン監督はカマヴィンガを、ラインを簡単に突破でき、ドリブルで違いを生み、落ち着いて大きなプレー量をもたらせる選手とみている。初先発で、カマヴィンガはその見立ての正しさを証明した。 ✅ フランスメディアも評価 L'Équipe紙は採点で6(10点満点)をつけ、「スプリントの力強さでも、18分の中盤での見事なタックルでも、すぐに存在感を示し、自分の縄張りを主張した。守備だけでなく、1タッチか2タッチで正確にプレーを再開させた」と評価した。 Le Parisien紙も同じく6をつけ、「キックオフ時点でフィールドプレーヤー最多の代表31試合出場のマドリーの選手は、左のMFとして役割を果たした。ボール保持者に激しく寄せ、組み立てにも関わり、14分には自陣エリア付近から見事な持ち上がりを見せた。ただし72分のボールロストは高くつくところだった」と分析した。 ✅ 次はイタリア戦 カマヴィンガとダ・クーニャの中盤は、ジダン監督に今後を考えさせる内容だった。ここ数年のフランスは中盤の技術が足りず、新監督はプレーを常に中央経由で組み立てたいと考えている。 金曜日のイタリア戦でも、カマヴィンガには新たなチャンスが巡ってくるかもしれない。浮き沈みの多かった数年を経て、新生フランスの柱として定着できるか。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのアルダ・ギュレルが、ネーションズリーグのイタリア戦で力を出し尽くした。トルコで唯一光るプレーを見せたが、チームは敗れ、報われなかった。 ✅ トルコで唯一の救い ブルサで行われたイタリア戦で、ギュレルは自分でも何をすればいいのかわからないほど追い詰められていた。 マンチーニ監督率いるイタリアは、モンテッラ監督のトルコを圧倒し、トルコのほころびをあらわにした。トルコは良い印象をまったく残せなかった。 ✅ ハーフタイムの落胆が世界に 0-3で折り返したハーフタイムにギュレルが見せた、あきらめたような表情は世界中に広まった。 ユヴェントスのユルディズとインテルのチャルハノールが負傷で不在の中、ギュレルは孤立していた。 ✅ 良いプレーも、味方がいない ギュレル自身は良いプレーを見せたが、試合を立て直すための相棒が見つからなかった。 あらゆる手を尽くし、トルコでは群を抜いて最高の選手だったが、試合運びを熟知したイタリアを崩すには足りなかった。 マンチーニ監督はギュレルからのパスコースと、ギュレルへのパスコースを消そうとしたが、それでもギュレルはほとんど助けのない中で好プレーを見せた。 ✅ 2試合フル出場の「10番」 ギュレルはフランス戦とイタリア戦で素晴らしいプレーを見せたが、トルコは2連敗を喫した。 休みなく全試合にフル出場しており、欠かせない存在であることは明らかだ。 2連敗でも、ギュレルは下を向いていない。背番号10を背負い、トルコの魂として、責任と存在感を増し続けている。最後の一グラムの力まで出し尽くし、逃げずに戦っている。
スペイン紙『AS』が伝えた。代表ウィーク明けのビジャレアル戦でエムバペが欠場する可能性に備え、モウリーニョ監督には複数の選択肢がある。ベリンガムの偽9番起用か、エスピかエンドリッキの抜擢だ。 ✅ チーム20得点中8点のエムバペ エムバペはここまで、チームの20得点のうち8点を挙げている。不在となれば大きな痛手だ。 それでもモウリーニョ監督には層の厚いスカッドがあり、攻撃の解決策もいくつかある。まずは10月10日、ベルナベウでのビジャレアル戦だ。エムバペは基本的には間に合う見込みだが、100%の状態ではないとみられる。 ✅ 選択肢1:ベリンガムを偽9番に 1つ目の選択肢は、極めて筋が通っている。得点王がいないなら、2番目の得点者を前線に置く。それがリーガ3ゴールのベリンガムだ。 モウリーニョ監督のもとで、ベリンガムは加入1年目の感覚を取り戻しつつある。ただ、アンチェロッティ監督のもとで見せたほどの得点力にはまだ届いていない。 今季のマドリーで最も良いプレーを見せている一人のギュレルがトップ下に入り、ベリンガムは自由に動ける最前線に移る。 左ウイングはパフォーマンスが期待を下回っているものの、モウリーニョ監督の信頼が厚いヴィニシウスで基本的に固定。右ウイングはディオマンデが第一候補で、ブラヒムが控えの選択肢となる。 ✅ システムは変えない この形は、システムではなくチームの動き方を変えることになる。モウリーニョ監督は、おなじみの4-2-3-1をあまり動かしたがらない。 問題は、ベリンガムが9番としての、より動きの少ない役割をどう理解するかだ。モウリーニョ監督がこの形に確信を持てない場合は、エムバペの控えである2人のストライカー、エスピとエンドリッキのどちらかを起用することもあり得る。 ✅ 選択肢2:結果を出しているエスピ 一歩リードしているのはエスピだ。出場わずか26分で2ゴールを挙げ、エスパニョール戦とエルチェ戦ではチームを救って勝ち点4をもたらした。ベティス戦でもアクロバティックなシュートで同点ゴールを決めかけたが、その前のオフサイドで取り消された。 ただし身長194センチのエスピを、モウリーニョ監督は特定の場面、つまり試合終盤にクロスを放り込む展開で、高さとダイレクトシュートが必要なときの選手とみている。 実績で言えば、エスピが選ばれるべきなのは間違いない、と同紙は書く。 ✅ 選択肢3:エムバペに近いタイプのエンドリッキ それでも、エムバペの代わりとして、よりエムバペに近いタイプのエンドリッキを起用する可能性も否定できない。 エンドリッキの今季の出場はわずか4分と、エスピよりさらに少ない。しかしプレシーズンではモウリーニョ監督に強い印象を与え、ほぼ決まっていたローマへのレンタル移籍を監督自らが止めたほどだった。 マドリーではまだほとんどプレーしていないが、昨季のリヨンへのレンタルでの活躍を考えれば、期待は持てるという。
スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのエムバペは、あのままプレーを続けていれば重傷を負う危険が高かったという。マドリーは一時手術の必要まで心配していた。モウリーニョ監督は、代表ウィーク明けのビジャレアル戦でエムバペを温存することも検討している。 ✅ プレーを止めた判断が決定的 1日様子を見た後、エムバペは月曜日からバルデベバスで膝のリハビリを始め、順調に進めている。 診断は左膝後方関節包の過伸展で、離脱見込みは10〜12日と、結果的にはほぼ「驚かされただけ」で済んだ。しかし、大問題になる寸前だった。 金曜日のトルコ戦でゴールを決めた後、痛みを感じたエムバペは自らプレーを止めた。これが決定的だった。検査の結果、プレーを続けていればシーズンを棒に振りかねない重傷を負う危険が高かったことがわかったという。 ✅ マドリーは手術も覚悟 フランスサッカー連盟のメディカルスタッフと常に直接連絡を取っていたマドリーは、手術が必要になることさえ恐れていた。 最終的に手術は不要と確認されたが、マドリーはこのスーパースターの扱いに慎重を期す構えだ。 ✅ ビジャレアル戦は温存の可能性 予定どおりに回復すれば、10月10日のベルナベウでのビジャレアル戦には間に合う計算だ。 しかし理屈と、実際にピッチに立たせた場合のリスクは別の話で、モウリーニョ監督はその点を考えている。間に合うとしてもぎりぎりだ。 その後には14日のローマ戦、25日のカンプ・ノウでのクラシコと、厳しいアウェー戦が続く。エムバペの復帰のタイミングを見極めることが鍵になる。 ✅ 代役はエスピかベリンガム 温存する場合、コーチングスタッフには複数の選択肢がある。攻撃の組み方は最大4通り考えられるという。 最もわかりやすいのは、布陣はそのままでエスピをエムバペの位置に入れる形だ。ただしモウリーニョ監督は、U-21代表のエスピを、試合が思いどおりに進まないときに城壁を崩す切り札のストライカーとみている。 もう1つの有力案は、アンチェロッティ監督時代の初期のように、ベリンガムを偽9番で起用する形だ。チーム得点王が不在なら、2番目の得点者を前線に置く。空いた位置にはギュレルが入り、右サイドのディオマンデと同時に起用できる。 モウリーニョ監督がシステムまで変える可能性は低いという。 ✅ 「100%になるまで戻さない」 マドリーは、昨季のように膝の痛みを抱えたままプレーするエムバペを見たくない。昨季はプレーを止めた後、高名な専門医ベルトラン・ソヌリ=コテ医師に診てもらい、膝を完全に回復させた。 今回は、100%の状態になるまで復帰させない方針だ。
スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョ監督は直近2試合、エルチェ戦とアトレティコ戦で、チュアメニとバルベルデをドブレピボーテ(2ボランチ)として並べた。しかし数字を見ると、コンビとしての機能はまだ十分とは言えないという。 ✅ ベルナベウの大歓声と拍手 9月12日のラージョ戦。マドリーは3-1でリードしていたが、ラージョに決定機が続き、ベルナベウには不安が広がっていた。そこでモウリーニョ監督は、ベルナルド・シウバに代えてチュアメニを投入した。 チュアメニがリーガでプレーするのは、2025-26シーズン最終節のアスレティック戦(4-2)に出なかったとき以来だった。投入の瞬間は大きな拍手で迎えられ、カメラがベンチを映すと、バルベルデも拍手で送り出していた。 ✅ 5月の衝突は過去に 試合後には2人が抱き合い、5月のロッカールームでの衝突は過去のものになったように見えた。 2人は「わかり合う運命」にある、と同紙は書く。モウリーニョ監督は、その後のエルチェ戦とダービーで、2人をドブレピボーテとして起用した。 ✅ エルチェ戦はまずまず、ただし奪取に課題 エルチェ戦で2人が共にプレーしたのは86分間。数字はまずまずだった。 Optaのデータによると、2人のパスは計78本(チュアメニ40本、バルベルデ38本)で、そのうち25本は敵陣の最終3分の1でのパス(バルベルデ14本、チュアメニ11本)だった。 しかしボール奪取では、2人ともチームの上位5人に入らなかった。ボールへの関与は2人で104回で、チームで7番目と8番目。両SBのククレジャ(58回)とトレント(57回)の方が多かった。 ✅ ダービーはコケ1人にパス数で負ける ダービーの数字はさらに悪かった。後半だけプレーしたアトレティコのコケのパス(61本)が、マドリーの2人(バルベルデ25本、チュアメニ30本)の合計を上回った。 2人が共にプレーした71分間のパスは計55本(最終3分の1では16本)。アトレティコのマルコス・ジョレンテは77本、コンビを組んだカルドーゾは63本で、2人の合計140本はマドリーの倍以上だった。 一方で、ボール奪取ではチュアメニが5回、バルベルデが4回と目立った。 ✅ 司令塔不在の中で 司令塔がいない中で、モウリーニョ監督は「アンタッチャブル」の一人であるバルベルデとチュアメニにドブレピボーテを任せた。 しかし今のところ、2人のプレーに一体感は見られない。チームのために、2人はわかり合わなければならない、と同紙は結んでいる。
スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョ監督は、マドリーから声がかかる前にポルトガル代表監督就任の打診を受けていた。しかし、窮地のマドリーを助けるためにその話を断ったという。 ✅ 4月、ペレス会長からの電話 モウリーニョ監督は、仲間を守り、尊重する忠実な人物だ。友人が困っていれば、迷わず手を差し伸べる。 それを改めて示したのが今年4月だった。フロレンティーノ・ペレス会長から電話を受けると、苦境にあったマドリーのもとへ迷わず駆けつけた。複数の誘いを断っての決断で、その中でも大きかったのがポルトガル代表からのオファーだった。 ✅ ポルトガル代表の第一候補だった W杯開幕を数週間後に控えた時期、ポルトガル代表ではロベルト・マルティネス監督の続投がないことがすでに決まっていた。W杯の結果がどうであれ、代表と監督は別々の道を歩むことになっていた。 後任探しで最初に名前が挙がったのがモウリーニョ監督だった。モウリーニョ監督は連盟幹部の話に耳を傾け、代表チームにつきものの条件面についても、合意に向けた出発点として話し合いが行われたという。 ✅ ジダン、アンチェロッティと同じ「復帰」の手法 その頃、マドリーは次の監督を、12年ぶりのモウリーニョ監督の復帰にすると決めた。 ペレス会長は当時ベンフィカを率いていたモウリーニョ監督に助けを求めた。ジダン、アンチェロッティのときと同じく、以前にうまくいった監督を呼び戻すという手法だ。 2人はモウリーニョ監督が退任してからもずっと連絡を取り合っており、以前にも名前は挙がっていたが、ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスGMが「今こそ復帰の時だ」と判断した。 ✅ ポルトガル代表はジョルジェ・ジェズスに 「友は決して裏切らない。少なくともモウリーニョはそうだ」と同紙は書く。モウリーニョ監督はマドリーの呼びかけに応え、契約解除金を支払ってベンフィカを去った。 ポルトガルサッカー連盟も事情を理解し、クリスティアーノ・ロナウドとの仕事をよく知るジョルジェ・ジェズス監督を後任に選んだ。 ✅ 2012年にも代表から打診 モウリーニョ監督にポルトガル代表の話が来たのは、これが初めてではない。 マドリーの監督を務めていた2012年にも、ポルトガルサッカー連盟が獲得を目指し、マドリーとの兼任を提案した。しかしこの時は、マドリーの幹部が首を縦に振らなかった。 ✅ 「信頼は完全かつ絶対的」 ペレス会長とモウリーニョ監督の関係は、強い信頼で結ばれている。 ジダンやアンチェロッティのときと同じく、ペレス会長は過去2シーズンの流れを変える役割をモウリーニョ監督に託している。同紙はその信頼を「完全かつ絶対的」と表現している。
スペイン紙『AS』が伝えた。プレシーズンで不安を感じさせたマドリーのカマヴィンガが、フランス代表で自信を取り戻し始めている。立て直しに取り組むモウリーニョ監督にとって、ジダン監督の招集は思わぬ援護射撃になっているという。 ✅ プレシーズンで鳴った警報 プレシーズンのカマヴィンガは、マドリーでいくつもの警報を鳴らした。混乱しているように見え、安全なパスやトラップといった基本的なプレーでさえ集中を欠く場面があった。 7月13日に着任したモウリーニョ監督は、自分の構想に役立つと考えるカマヴィンガを、悪循環から救い出そうとすぐに動き出した。 ✅ 出場は可能な時間の38% 今季、カマヴィンガがマドリーでプレーしたのは可能な出場時間の38%、630分中240分にとどまる(インテル戦は出場停止)。 それでもモウリーニョ監督は、チュアメニが戻るまでの間、4-0で勝ったマラガ戦で先発させるなど、再びチームに組み込む方法を探ってきた。 そこに届いたのが、ジダン監督からの後押しだった。 ✅ ジダンという最高の盾 フランスでは、L'Équipe紙などが「寄せられた信頼に応えなければならない」と書くなど、リスクもある。 しかし代表を率いる元マドリー監督ジダンの信用は絶大で、そのジダンがカマヴィンガを欲しがった以上、これ以上の盾はない、と同紙は言う。 ジダン監督は就任初戦のトルコ戦(1-0)で、さっそくシェルキに代えてカマヴィンガを12分間起用し、中盤をより落ち着かせた。そして今夜のベルギー戦では先発に抜擢されている。 ✅ 実はほとんど面識がなかった2人 意外なことに、ジダン監督とカマヴィンガはほとんど面識がなかった。カマヴィンガがマドリーに加入したのは、ジダン監督が退任した3か月後だったからだ。 ただジダン監督は、マドリーがスカウト部門チーフのジュニ・カラファト氏を通じてカマヴィンガに目をつけていたという内部の話は把握していたという。 ✅ 自己批判も忘れず カマヴィンガは今回の招集を、自己批判とセットで受け止めている。 クレールフォンテーヌでの会見で、マドリーでも代表でも先発をつかめない理由を問われると、「短く言うと、安定感だ。ピッチに集中してミスをしないこと。それが安定感を生む」と率直に答えた。 同紙は、集中力こそがカマヴィンガのアキレス腱だと指摘している。 ✅ レンヌの仲間とジダン陣営に囲まれて 代表では、レンヌのトップチームで一緒だったアドリアン・トリュフェや、ドゥエ、ジャケ、ルポール、ダ・クーニャといったレンヌのアカデミー出身の仲間とも一緒に過ごしている。 ジダン監督と、同じくマドリーでの経歴を持つダヴィド・ベットーニ・アシスタントコーチもいる。 こうした精神的な後押しは、代表ウィーク明けのモウリーニョ監督にとっても悪くない話だ。カスティージャで実戦を積むティアゴ・ピタルチとともに、カマヴィンガは今季、大きな役割を担う可能性を秘めている。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのエンドリッキが、ブラジルメディア「ge」のインタビューに応じ、W杯でのブラジル代表の敗退を振り返るとともに、サッカー選手という職業について印象的な言葉を残した。 ✅ 出場機会は少なくても、期待の若手FW 20歳のエンドリッキは、マドリーでもブラジル代表でも出場時間が少ないものの、今も世界で最も将来を期待されるFWの一人だ。 夏のW杯で失敗に終わったブラジル代表は、全面的な改革を迫られている。エンドリッキはこの代表ウィーク初戦のオーストラリア戦で先発のチャンスを得たが、ゴールは奪えなかった。 ✅ 「難しいのは朝5時に起きて日曜に働くこと」 インタビューでは、エンドリッキの人間的な一面がのぞいた。 「大きなプレッシャーを感じる時もあるかもしれないけど、サッカーが与えてくれるものに感謝しなければならない。サッカー選手でいることは難しくない。難しいのは、朝5時に起きて日曜日に働くことだ。僕はただ、一番愛しているサッカーをしているだけ」 さらに多くの時間を割いて家族について語り、キャリアのあらゆる瞬間にそばにいてくれる大切な人たちへの感謝を口にした。 ✅ ノルウェー戦の敗退は「まだ癒えない傷」 最も重い瞬間は、W杯ラウンド16でノルウェーに敗れた試合を振り返ったときだった。 誰も予想しなかった早い段階での敗退で、エンドリッキもチームメイトとともに、メディアからの激しい批判にさらされた。 数か月たった今、エンドリッキは「本当に苦しい瞬間だった。まだ残っている傷で、できるだけ早く癒やさなければならない」と語っている。 ✅ ベリンガムとバルベルデがブラジルサッカーに興味津々 マドリーのチームメイトについて聞かれると、同じブラジル人のロドリゴと非常に親しい関係にあることを明かした。 2人は日頃から、ベリンガムやバルベルデといったチームメイトにブラジルサッカーについて質問されるという。 ヨーロッパではブラジレイロン(ブラジル全国選手権)を見る文化があまりないため、インタビュアーも驚いた様子だったが、エンドリッキは「バルベルデがブラジルのサッカーについて聞いてくるんだ。ベリンガムもね」と話した。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのエドゥアルド・カマヴィンガが、月曜日にブリュッセルで行われるベルギー戦を前にフランス代表の記者会見に臨んだ。W杯のメンバーから外れたことに大きく落胆したと明かし、代表とマドリーで先発をつかむには安定感を高める必要があると語った。 ✅ クルトワ不在に「ほっとしている」 ベルギー代表のGKクルトワが出場しないことについては、「明日プレーしないのはうれしいね(笑)。話はしたよ。プレーしないのはうれしい(笑)」と冗談を飛ばした。 ✅ 「左SBとは言わない」 一番しっくりくるポジションを問われると、「左SBは十分いるから、左SBとは言わない。今は8番(インサイドハーフ)でも6番(アンカー)でもプレーするチャンスがある。監督もわかっている。僕の好きなポジションは、みんなわかっているよね(笑)」と答えた。 ✅ 先発に必要なのは「安定感」 マドリーと代表で先発になるために何が必要かについては、「安定感。今、物事を決めるのは安定感だと思う。一番大事なのはピッチに集中してミスをしないこと。それが安定感につながる」と話した。 ✅ ジダン監督について ジダン監督就任後の変化については、「ピッチの外では変わったことがある。ジダンとデシャンは特徴が違うけど、ピッチの上ではあまり変わっていない」とコメント。 再びジダン監督のもとでプレーすることについては、「F1の会場で会ったんだ。不思議な感覚だった。ジダンが代表にとってどんな存在か、みんな知っているから。今は僕の監督。一番大事なのは信頼してもらうこと。僕にとってとても特別なことだ」と語った。 ✅ 「ローマは一日にして成らず」 W杯に出られなかったことについては、「W杯に出られなかったことはかなりこたえた。どの選手もあの大会でプレーすることを夢見ているから。ローマは一日にして成らず。キャリアでこういう失望は初めてだった。乗り越えなければならない」と胸の内を明かした。 ✅ デンベレとエムバペ デンベレについては「技術面でのリーダー。言葉で引っ張る必要のない選手だ。レンヌ時代からずっと知っているから、今一緒にいられてうれしい」と話した。 エムバペについては「過去に左サイドでプレーしていた選手。2022年も左で良かった。やる気もあるし、守備でも頑張れると思う」と語った。
スペイン紙『AS』の副編集長トマス・ロンセロ氏が、同紙のコラムで、代表ウィーク明けのモウリーニョ監督に「迷いのない決断」を求めた。念頭にあるのは、不振のヴィニシウスとディオマンデの起用だ。 ✅ 夏には本当に期待した 同氏は「夏には、マドリディスタの誰もが本当に期待した」と振り返る。 補強は6人。特に最も補強が必要だった守備に手が入り、ダンフリース、コナテ、ククレジャ、ベルナルド・シウバといった経験豊富な選手の加入には、モウリーニョ監督の意向がはっきり表れていたという。 大きなタイトルのない2シーズンを経て、クラブがモウリーニョ監督の言葉に耳を傾け、性格面でしわのない選手に賭けたのは自然なことだった。フリック監督の「自動化された」バルサに立ち向かうには、実績と経験があり、恐れずに戦える選手が必要だからだ。 ✅ すぐに見え始めた「ひび割れ」 シーズンは良い勝利と手応えで始まった。ピッチ上ではより献身的で、より結束したマドリーだった。 しかし、すぐに「ひび割れ」が見え始めた、と同氏は言う。 ✅ 「ヴィニシウスはヴィニシウスではない」 同氏が最も問題視するのはヴィニシウスだ。 「ヴィニシウスはヴィニシウスではない。夏休みから見た目を大きく変えて戻ってきて、サッカーも同じように変わってしまった。彼らしくない。スピードで抜け出せず、相手を崩せず、怒りさえしない。僕らのヴィニではない」 ✅ ディオマンデは先発を強く求めている それでもモウリーニョ監督はヴィニシウスを先発で起用し続け、信頼を示している。その一方で、ディオマンデは先発の座を強く求めている。 「代表ウィーク明け、ファンが見たいのは、迷わずに決断を下すモウリーニョだ。注目している」と、同氏はコラムを締めくくっている。 ※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのレジェンドチームが土曜日、ブレーメンの本拠地ヴェーザーシュタディオンの100周年記念試合に出場した。チケットは完売し、満員の観客の前でブレーメンのレジェンドと打ち合いを演じた。 ✅ 100周年を祝う一戦 代表ウィークはトップレベルの試合がない期間だが、クラブの歴史を作ったレジェンドたちがプレーする機会にもなる。 今回はマドリーとブレーメンのレジェンドが対戦した。ヴェーザーシュタディオンは1926年に「アレーナ」の名で開場し、当時はABTSブレーメンと共用していた。 ✅ 豪華な顔ぶれ マドリーのレジェンドチーム「Real Madrid Legends」からは、マケレレ、ペペ(すっかりレジェンドチームでのプレーを気に入っている)、カランブー、カンビアッソらが出場。 対するブレーメンは、MFジエゴ、DFナウド、FWアイウトン、FWハリステアス、DFメルテザッカーらが顔をそろえた。 ✅ 前半は2-2、給水タイムにはビール 試合開始早々の6分、ルベン・デ・ラ・レーがマドリーに先制点をもたらした。アシストは、見事な走りで健在ぶりを示したペペだった。 20分後、ブレーメンはソクラティスのループシュートで同点に追いつく。前半のハイライトは給水タイムで、選手たちにはビールとショットが振る舞われた。 その後、カジェホンのシュートがポストに当たって決まり、マドリーが再びリード。しかし前半終了間際、スウェーデン人のFWローゼンベリがコエントランより先に合わせたヘディングで、GKペドロ・コントレラスの意表を突いて同点とした。 ✅ 後半に逆転され3-4 後半、ブレーメンが逆転する。62分、トニ・クロースの兄フェリックス・クロースのクロスからFWハリステアスが頭で決め、72分にはMFジエゴがコースを突いたシュートで加点した。 マドリーは終了5分前にアグスが力強いヘディングで1点を返したが、3-4で試合を終えた。 試合後には、光と音の壮大なショーが行われた。スタンドでは、ペーニャ(ファンクラブ)「La Gran Familia」のメンバーがマドリーのレジェンドたちを応援していた。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーの伝説的会長サンティアゴ・ベルナベウが生まれた、アルバセテ県アルマンサの生家に記念プレートが設置された。 ✅ 「ここでドン・サンティアゴ・ベルナベウ・デ・イエステが生まれ、暮らした」 ラ・マンチャ地方の美しい町アルマンサは、1895年にベルナベウが生まれた地だ。同紙の副編集長トマス・ロンセロ氏は、ベルナベウを「サッカー史上最高の会長」と称えている。 1943年から1978年までマドリーの会長を務めたベルナベウは、これまで数多くの功績をたたえられてきたが、131年前に生まれた家にはプレートがなかった。 設置されたプレートには「ここでドン・サンティアゴ・ベルナベウ・デ・イエステが生まれ、暮らした」と刻まれている。 ✅ 土曜日に除幕式 土曜日に行われた式典には、クラブのエドゥアルド・フェルナンデス・デ・ブラス副会長、OBのペペ・サルゲロ氏、ベルナベウの甥イグナシオ氏、そしてアルマンサのマドリディスタ・ペーニャ(ファンクラブ)の会長ペペ・ヒメネス氏が出席した。 ✅ 副会長「ベルナベウより偉大な人物はいない」 フェルナンデス・デ・ブラス副会長は、ベルナベウこそマドリーの歴史的な偉大さを築いた立役者だと熱弁をふるった。 「子どもたちに知ってほしい。今マドリーがSNSでどのクラブよりも多い6億5000万人のフォロワーを持っているのは、ドン・サンティアゴが基礎を築いたからだ。チャンピオンズカップ(現CL)は、ドン・サンティアゴが先駆者としての直感でL'Équipe紙とともに生み出した大会で、だからこそ私たちは最初の5大会を連覇できた。サッカーの歴史で、ベルナベウより偉大な人物はいない」
スペイン紙『AS』が伝えた。コモでプレーするカンテラ出身のCBハコボ・ラモン(21歳)は、今のところマドリーへの復帰を考えていないという。マドリーは今夏にも復帰を打診していたが、アーセナルとチェルシーも動向を注視している。 ✅ 1年余りで守備の柱に ハコボ・ラモンがイタリアへ渡ってから、まだ14か月しかたっていない。それでも、バルデベバスを去ったときとは別人のような選手になり、コモで活躍している。 マドリーでの最後のシーズンは、まさにジェットコースターだった。プリメーラRFEF(3部相当)でスタートし、トップチームで出場機会を得て、ベルナベウでは終了間際の決勝ゴールでチームに勝利をもたらした。 その後、コモが保有権の50%を250万ユーロで獲得。尻上がりに調子を上げた1年目を経て、セリエA2年目の今季は最終ラインを率いる存在になっている。 ✅ 本人の優先は「プレーすること」 エリートレベルへの素早い適応と、ここ数か月の急成長を受けて、マドリーは来季の復帰を真剣に検討している。 しかし同紙の取材によると、ハコボ・ラモンは今のところマドリー復帰を考えていない。マドリディスタとしての気持ちはあるものの、どこにいようと試合に出て、重要な存在だと感じられることを優先しているという。 ✅ 今夏は「4番手CB」での買い戻しを拒否 今夏、マドリーは4番手のCBとして買い戻すことを提案したが、ハコボ・ラモンはこれを断った。 今季終了後、マドリーは900万ユーロで買い戻すことができる。ただしニコ・パスのケースと同じく、最終的な決定は本人次第だ。ちょうど1年前のニコ・パスとよく似た状況にある。 ✅ プレミア勢も注目 急成長に伴い、複数のクラブが関心を示している。中心はプレミアリーグで、現時点ではアーセナルとチェルシーが最も注目しているが、具体的な動きには至っていない。 本人は今季もコモで成長を続けることを目標にしており、来夏の去就を決めるうえで重要なシーズンになる。
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのエドゥアルド・カマヴィンガが、ジネディーヌ・ジダン監督のフランス代表初招集メンバーに選ばれた。ジダン監督はカマヴィンガの特徴を高く評価しており、代表での復活が期待されている。 ✅ ジダン初招集のサプライズ カマヴィンガの招集は、ジダン監督の最初のメンバー発表で大きな驚きの一つだった。 オーレリアン・チュアメニの負傷もあり、今季序盤にモウリーニョ監督のもとで出場時間が少ないにもかかわらず、ジダン監督はカマヴィンガをメンバーに加えた。 ジダン監督は、ボール扱いに優れたMFとしてカマヴィンガを評価している。フランス代表の中盤には、こうしたタイプの選手が多くない。 ✅ フランスに足りなかった「組み立てるMF」 ここ10年、フランスには試合を組み立て、リズムを作り、ボールで優位を生み出せるMFが欠けていた。 2018年W杯は、ポグバとカンテのドブレピボーテ(2ボランチ)で制した。ポグバは技術のある選手だったが、実際にはフィジカルの優位で世界王者になったチームだった。 その後デシャン前監督は、ボール奪取能力が高く、前線の守備の少なさを補ってバランスを保つフィジカルタイプを優先してきた。 ジダン監督はそこを変えようとしている。初招集では、セスク・ファブレガス監督のコモで活躍するルーカス・ダ・クーニャも選んだ。カマヴィンガと同じく、代表のボール循環の問題を解消できるMFだ。 ✅ 苦しかった昨季終盤 カマヴィンガは、難しいシーズン終盤を経て少しずつ自信を取り戻しつつある。 CL準々決勝のバイエルン戦での退場は大きな痛手となり、その1か月後にはデシャン前監督のW杯メンバーから外れた。 デシャン前監督はカマヴィンガに十分な信頼を与えず、カタールW杯では中盤に居場所がないとして左SBで起用したこともあった。 ✅ トルコ戦で見せた落ち着き 誰もカマヴィンガの招集を予想していなかった。しかしジダン監督は、代表にこうしたタイプの選手が少ないことを理解している。 ジダン監督はカマヴィンガを、良いMFであり、複数のポジションをこなせ、パスとドリブルでラインを突破する才能を持った選手とみている。 監督デビュー戦のトルコ戦では、79分から出場。試合が打ち合いの様相を呈した重要な時間帯に中盤を落ち着かせ、そのプレーはレジェンドの目にも留まった。 ✅ マドリーを知り尽くす監督のもとで 2020年に17歳で代表デビューしたカマヴィンガは、ここまで代表30試合に出場しているが、先発は14試合にとどまる。カタールW杯でもドイツでのEUROでも、デシャン前監督のもとでは出場時間が少なく、デシャン前監督の最後の大会となったW杯には招集されなかった。 しかし今、マドリーの選手を知り尽くしたジダン監督のもとで状況は変わった。カマヴィンガはこの代表ウィークで、中盤の現実的な選択肢として定着できるだけの力があることを示す必要がある。