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レアル・マドリードの最新情報を現地メディアから日本語で

MARCA2026年8月16日 19:45

主将バルベルデの最初の試練──ベルナルドに次ぐ1枠をチュアメニと争う

スペイン紙『MARCA』が伝えた。レアル・マドリードのキャプテンマークに、気楽さは一切ない。今季その重責を担うのはフェデ・バルベルデだ。2016年にペニャロールから加入し、いくつものステップを経て28歳でほぼすべてのタイトルを手にした。その軌跡への勲章であると同時に、どのクラブよりも重い責任でもある。 キャプテンマークの下には純粋なスポーツ面での試練も潜む。モウリーニョが組むダブルピボーテ(2ボランチ)は2枠に対して候補が3人という構図だ。ロドリの獲得が実現しなかった今、唯一の「純粋な組み立て役」であるベルナルド・シウバは固定的な存在として不可欠。残る1枠をめぐってバルベルデとチュアメニが競い合う。 この2人の対決には生々しい背景がある。昨季バルデベバスで起きた衝突でバルベルデが入院を余儀なくされた一件だ。「傷は癒えた」と言われ今は平和的な空気が漂うが、フットボールは再び2人を同じ椅子の取り合いに追い込んでいる。プロフィールも対照的だ。バルベルデはその尽きないエンジンでピッチを席巻するタイプで、右ウイングでも起用可能だがディオマンデ加入でその道は狭まった。チュアメニは守備的強度と一定の組み立て精度でベルナルドを前線に解放する役回りとなり、モウリーニョのアイデアに近い。 ✅開幕はバルベルデ優勢 W杯後にいち早く合流しプレシーズン全戦に出場、メディアでもモウリーニョや新戦力を称えるなどキャプテンらしい言動が続く。チュアメニはプレシーズン未出場のまま開幕を迎える第一陣で唯一の選手だ。長いシーズンで両者にチャンスは来るが、最初のスタメンはバルベルデ有利と見られる。腕章にふさわしい証明をピッチの上で果たせるか。

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AS2026年8月16日 19:37

コナテに見えた隙間──ミリタオ・アセンシオ離脱でCB争いに変化、開幕スタメン狙う

スペイン紙『AS』が伝えた。コナテが今週レアル・マドリードの全体練習に合流した。タイミングは申し分ない。ミリタオとアセンシオの負傷により、第一陣で健康なCBはリュディガー、ハウセン、コナテの3人のみ。さらにハウセンは筋肉系の問題でプレシーズン初戦(フィオレンティーナ戦)を欠場しており、フィジカル面の不安が完全には払拭されていない。コナテにとってリーガ開幕スタメンへの扉がより大きく開いている。フランス代表ではデシャン監督のW杯メンバーで先発に食い込めず悔しい思いをしただけに、マドリーでの巻き返しへ意気込む。 契約満了の選手に早期接触し更新させない——近年マドリーが繰り返している戦略でコナテを獲得した。直近リヴァプールでプレミアリーグ38試合中36試合に出場した強靭な体が評価された。昨季マドリー守備陣を直撃した54件もの負傷という悪夢、その解決策としての期待も大きい。フリーで獲得した27歳は、直近3シーズンで51・41・37試合と高水準の出場数を誇る。 ✅黄金のチャンス CB3人で2枠を争う構図では、リュディガーが実績と信頼で優位に立つ。もう一枠はハウセンとコナテの争いだ。ハウセンはフェレンツヴァーロス戦に後半から出場しポジショニングにやや課題を残したが、ボール扱いの質は高さを見せた。コナテはリヴァプールで攻守の要を担ったトップCBだ。早期に競争的なリズムを取り戻せれば、開幕スタメンを勝ち取る可能性は十分ある。 ✅健康管理が今季の鍵 昨季のマドリー守備陣はメンディ9試合出場・ミリタオも16節以降は4試合のみと満身創痍だった。フィジカル面での安定感がコナテ獲得の最大の理由でもあり、守備の立て直しを懸けたモウリーニョの期待を背負ってリーガに挑む。

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AS2026年8月16日 18:06

クルトワ、急ぎ足の仕上げで開幕へ──シャルケ戦がプレシーズン唯一の出場機会

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリード2026-27シーズンはルニンでスタートしたが、いよいよ正GKの番が来た。クルトワは今日のシャルケ戦でプレシーズン初出場を果たすと同時に、それが唯一の実戦調整となる。リーガ開幕(エスパニョール戦)まで時間は少ないが、プロ17シーズン・686試合を経たティボーには急ぎ足の準備など問題ではない。W杯で負った軽傷のリハビリに充てるため休暇から数日早く戻り、バルデベバスでトレーニングを積んでいた。 今季クルトワを取り巻く環境にも変化がある。8年間二人三脚を組んできたGKコーチのルイス・ジョピスがスタッフを離れ、代わりにモウリーニョが20年来の信頼を置くヌーノ・サントスが就任した。モウリーニョ自身も変化の一つとはいえ、2014-15シーズンのチェルシーで一度ともに仕事をしており、10年ぶりの再会となる。「ジョゼは言うべきことをはっきり言う。それが好きだ」と先日RMTVで語った。 W杯でのベルギー代表も波乱含みだった。テデスコ前監督との確執でいったん代表離脱を経験し、今大会でもガルシア監督が準々決勝スペイン戦で筋肉系の問題を理由にクルトワをベンチに下げる判断を下し物議を醸した。帰国後も軽い筋肉の問題が残ったが、プレシーズン合流前に回復済みでリーガ開幕への影響はなかった。 ✅現在は彼のもの、これからも 契約延長に合意済みで(現契約は2027年6月まで)、クラブはクルトワを中心に据えながら控えのルニン、カンテラのフラン・ゴンサレスとハビ・ナバーロを育てていく方針だ。直近2シーズンで計23試合欠場と負傷が続いたが、差別化できる最高レベルのGKへの絶対的信頼は揺るがない。ティボーは、まだまだ終わらない。

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MARCA2026年8月16日 17:48

「本物たち」の時間──新戦力全員揃ったマドリー、ゲルゼンキルヒェンでプレシーズン最終戦

スペイン紙『MARCA』が伝えた。「本物たちの時間」がやってきた。クラーゲンフルトでフィオレンティーナと引き分けた直後、モウリーニョが「まだ何も感じていない、本物がいないから」と言い放ってから数週間。ゲルゼンキルヒェンのフェルティンス・アレーナで、ついに全員が揃う。ベリンガム、エムバペ、コナテ、ククレジャ、ディオマンデ——それぞれ白いユニフォームへのデビュー戦、あるいは3・4年目のシーズンスタートとなるが、全員がモウリーニョ体制での初陣に臨む。ラウール・ゴンサレスが2010〜2012年にシャルケで40ゴールを刻んだルール地方の聖地で、マドリーはプレシーズンの幕を閉じる。 プレシーズンの総括は「慎重な楽観」だ。親善試合で2勝1分、レガネスとアルコルコン戦のトレーニングマッチを加えれば4勝。結論を出しにくい1ヶ月ではあったが、モウリーニョの色はすでに滲む。特筆すべきはピッチ外だ。バルデベバスに健全で競争的な雰囲気が漂い、昨季の不和とは対照的な環境が生まれている。 欠場者も複数出る。ミリタオ、メンディ、ロドリゴ、チアゴ、アセンシオが負傷離脱中。チュアメニは今週ジムでコンディション回復中で遠征に加わらず、エンドリッキも筋肉系の問題で不参加となった。カンテラからは第3GKヴォロシン、ブダペストでゴールのマリオ・リバス、クラーゲンフルトでゴールのアレクシス・シリア、セステーロの4人が帯同する。 リーガ開幕(来週土曜・エスパニョール戦)を前に、今日が最後のテスト。「本物たち」が揃ったモウリーニョのマドリー、夏のロードショーがいよいよ幕を下ろす。

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AS2026年8月16日 16:29

スミット、舞台へ──マドリー・バルサ・アトレティコが争奪戦、ラ・リーガ志向の20歳

スペイン紙『AS』が伝えた。20歳のオランダ人MF・キース・スミット(AZアルクマール)が欧州の移籍市場を騒がせている。3シーズン前、スミットを主軸としたAZが2023年のUEFAUEFAユースリーグを制覇。準々決勝では当時アルベロア監督(フベニールA)率いるマドリーを下し、エルネスト・ポク(現バイエル・レバークーゼン)とともに大会の顔となった。 その後もクラブの中心として台頭し続け、バルデベバスでの練習参加も実現。クーマン前オランダ代表監督のW杯メンバー候補に挙がりながら最終的に選外となり、オランダ国内では批判の声が上がった。代表指揮官はその後シャビ・エルナンデスに交代した。 スミットはジョルジェ・メンデスをエージェントに起用し移籍先を模索中だ。プレミアリーグからの打診もあるが、本人の第一志望はラ・リーガ。名前が挙がるのはマドリー、アトレティコ、バルサの3クラブだ。アトレティコは昨冬の市場で獲得を試みたがAZが拒否。代わりに似たタイプながらより守備的なモルテン・ヒュルマンドを獲得した。バルサはロドリ獲得作業に全力を注いでおり動けない状況だ。 マドリーは現時点で放出がない限り補強なしの方針だが、スミットは候補リストに名を連ねる。両足の精度とライン間での関わりを武器とするプレースタイルは、モウリーニョが求める「ベルナルド・シウバ型」と合致する。夏終盤に向けて動向が注目される。

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AS2026年8月16日 12:09

カリウスの復活──キエフの悪夢から昇格の英雄へ

スペイン紙『AS』が伝えた。今夜のシャルケのゴールを守るのは、マドリーにとって懐かしい顔だ。ロリス・カリウスは2018年のCL決勝でリヴァプールのGKとして立っていた。マドリーが3-1で制したあの一戦、GKのノーマークパスをベンゼマにさらわれた場面と、ベイルのシュートをこぼした場面——2つのミスで歴史に刻まれ、試合後に流した涙がその傷の深さを物語った。その夏、リヴァプールはアリソンを獲得し、カリウスはベシクタシュへと去った。 カリウスはあの決勝のミスをラモスから受けた頭部への衝撃による脳震盪で説明しようとした。「検査で視覚障害が確認された。通常ならあのようなミスはありえない。ラモスが意図的にやったかどうか、知っているのは彼だけだ」と語った。当時リヴァプール監督のクロップも同見解に立ち、クロースのポッドキャストで「ラモスは私のお気に入りの選手ではない」と発言。「あの頭部への衝撃が影響したのは100%確実だ」とも述べた。 ✅「もう誰かが信頼してくれるか分からなかった」 そこから転落が始まった。移籍を重ねたが2020年から2024年の間に公式戦出場はわずか5試合。FCウニオン・ベルリンとニューカッスルへの期限付き移籍を経て、6ヶ月間クラブなしという状況にも陥った。「もう誰かが自分を信頼してくれるか確信が持てなかった」と本人は振り返る。 転機は2025年1月、2部のシャルケが手を差し伸べたことだった。1年目は控えだったが、2年目に正GKの座を掴み昇格を支えた。1試合平均1失点以下という安定感でチームのブンデスリーガ復帰に貢献し、今やかつての上司であるクロップが率いるドイツ代表への招集も噂される。今夜、カリウスはあの悪夢の始まりとなったチームを相手にゴールを守る。

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AS2026年8月16日 11:47

ディオマンデ、お祭りに参加──プレシーズン最終戦、黄金の4銃士が初共演

スペイン紙『AS』が伝えた。「来週からは真剣に」——テレサ・エレーラ杯後にモウリーニョが言い続けてきたプレシーズンが、いよいよ最終局面を迎える。クラーゲンフルト、ブダペスト、リアソールと主力不在で続いた試合とは様相が一変し、今夜のゲルゼンキルヒェンにはエムバペ、ヴィニシウス、ベリンガム、そして待望のディオマンデが揃う。フェルティンスアレーナ開場25周年を祝う祭典は、マドリーにとってもリーガ開幕(来週土曜、エスパニョール戦)前最後のテストとなる。 最大の見どころはディオマンデのマドリーデビューだ。ライプツィヒから1億2500万ユーロで獲得したコートジボワール代表の19歳は、クラブ史上最高額の移籍金が投じられた選手。「黄金の4銃士」——エムバペ、ヴィニシウス、ディオマンデ、ベリンガムが初めて4人揃ってピッチに立つ瞬間でもある。現地時間(CEST)17:00というサッカーファンが好む時間帯にキックオフを迎える。 23人が招集されたが、アセンシオ、メンディ、ロドリゴ、ミリタオ、チュアメニ、チアゴが負傷で不参加。エンドリッキも予防的管理として外れた。カンテラからはGKヴォロシン、マリオ・リバス、セステーロ、アレクシス・シリアの4人が加わり、実質的に公式戦に近い構成となった。 ✅フェルティンスアレーナ25周年 シャルケは今季ブンデスリーガへ3年ぶり復帰。プレシーズンではアタランタに0-3と完敗したが、冬加入の40歳ジェコ(6ゴール3アシストで昇格に貢献)らが揃う。「マドリーとの対戦は特権。こうした試合から多くを学べる」とムスリッチ監督は語った。夏最後の舞台で、「黄金の4銃士」がいよいよ始動する。

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AS2026年8月16日 10:20

カマヴィンガに訪れるチャンス──批判をよそにモウリーニョが示す信頼

スペイン紙『AS』のコラムニスト、フレデリック・エルメルが綴った。プレシーズンとは選手だけが準備する時間ではない。ファンもメディアも、これから10ヶ月続く「役割」の予行演習をしている——称える選手と叩く選手を決める作業だ。競争的な意味のない試合でも、ひとりを熱狂的に持ち上げ、別のひとりを徹底的に批判することがお決まりのパターンになっている。今季その標的に選ばれてしまったのが、フランス人MF・カマヴィンガだ。 昨季2025-26シーズンはミスと負傷が重なり、ミュンヘンでのチャンピオンズリーグでは不用意な退場も喫した。しかしエルメルは、そのシーズンの記憶がピッチでの姿勢ではなく、外からの評価を歪めていると指摘する。移籍が既定路線のように語られる中でも、カマヴィンガは今プレシーズンに熱量を持ってプレーし、残留に値することを証明しようとしている。 モウリーニョはその姿を見ている。中盤の駒が手薄であることを熟知する指揮官は彼を手放す意思はなく、チャンスを与えようとしている。同じフランス人としてカマヴィンガに思い入れのあるエルメルは、「白紙からのスタート」が同胞に訪れることを願っている。

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MARCA2026年8月16日 10:12

ロレン・スニガ、マドリー退団確定──🇬🇶赤道ギニア代表FWが🇱🇾リビアのアル・マディーナへ3年契約

スペイン紙『MARCA』が伝えた。昨季カスティージャ(Bチーム)でプレーした🇬🇶赤道ギニア代表FW・ロレン・スニガが、レアル・マドリードを離れ🇱🇾リビアのアル・マディーナへ移籍することが決定した。契約期間は3年。 スニガは2023年にマラガからマドリーのカンテラに加入。ラ・ファブリカで育成段階を踏み、昨季はカスティージャで6ゴールを記録した。クラブ在籍中の活躍を評価され🇬🇶赤道ギニア代表にも招集され、アフリカネイションズカップに出場。国際舞台でも存在感を示した。 トリポリを本拠地とするアル・マディーナは、近年スペインのサッカー界からの補強を積極化しているクラブだ。ザモラからの期限付き移籍で加わったアブデ・ダマルに続き、スニガを獲得。スペインで育った選手をターゲットとする同クラブの路線が続いている。 マドリーのカンテラで3年間を過ごしたスニガは、こうしてラ・ファブリカに別れを告げ、🇱🇾リビアという新たな挑戦の舞台へと旅立つ。

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MARCA2026年8月16日 07:58

戦火を逃れ、モウリーニョの招集へ──ウクライナ難民GKヴォロシンが歩んだ道

スペイン紙『MARCA』が伝えた。モウリーニョが今週末のシャルケ戦に招集した第3GK・イリヤ・ヴォロシン(2007年生まれ、ウクライナ)は、その名こそ知られていないが、フットボールをはるかに超えた物語を背負う選手だ。 出身地はウクライナ第4の都市・ドニプロ。2022年春、砲撃が絶えない街を十代の少年はスーツケース一つで後にした。母との別れという最大の犠牲を払い、言葉も知らないスペインへと渡り、アリカンテ県の小都市ノベルダで一から人生を築き直した。フットボールだけが出口だった。 身長2メートルを超える恵まれた体格が地元クラブで注目を集め、難民支援に奔走する後見人の後押しでレアル・マドリードのトライアル機会を掴んだ。一度で十分だった。ラジョ・マハダオンダが宝の存在に気づく間もなく、マドリーはカンテラへの加入を即決した。バルデベバス入りを果たしたヴォロシンは、下のカテゴリーを燃えるように駆け上がりフベニールA (U19)に定着した。 頂点は今年4月、ローザンヌで訪れた。アルバロ・ロペス監督のもとUEFAUEFAユースリーグ優勝——欧州ユース最高峰のトロフィーを、かつてミサイルを逃れた少年がレアルのエンブレムを胸に掲げた。 現在202センチとなったヴォロシンのゲルゼンキルヒェン行きは、同じウクライナ出身のルニンがベルナベウの守護者へと成長した道のりと重なる。すべてを失った場所からトップチームへの一歩——その意味は、フットボールの枠を超えている。

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AS2026年8月16日 07:06

「黄金の4銃士」合計市場価値5億9000万ユーロ——ディオマンデ・エムバペ・ヴィニシウス・ベリンガムが生み出す121ゴールの破壊力

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョがずっと待ち望んでいた瞬間が来た。プレシーズン中、指揮官は2度にわたってその思いを漏らしていた。フィオレンティーナ戦後には「良い選手たちがまだいない」と呼び、テレサ・エレーラ杯の後には「バルデベバスで別に調整している5人が誰かはみなさんご存知のはず。次の試合にはいよいよ本物が来る」と明言していた。そしてついに昨日、モウリーニョはプレシーズン初めて全選手を揃えて練習を行い、彼が思い描く「恐怖の黄金の4銃士」——4人の爆発的な攻撃陣を支えるシステムの構築に着手した。近代サッカー史においてこれほどの攻撃力を一つのチームに集結させたクラブはない。かつての「BBC」でさえも凌ぐ規模だ。その4人とは、ディオマンデ、エムバペ、ヴィニシウス、そして2列目にベリンガムである。 市場価値の合計は5億9000万ユーロ。Transfermarktの試算によれば、エムバペ(2億ユーロ)、ベリンガム(1億6000万ユーロ)、ヴィニシウス(1億4000万ユーロ)、ディオマンデ(9000万ユーロ)の4人がそれだけの価値を持つとされる。しかもマドリーはこれをきわめて合理的なコストで実現した。実際に支払った移籍金は、エムバペへの契約一時金が約4000万ユーロ(非公式)、ディオマンデ1億2500万ユーロ、ヴィニシウス4500万ユーロ、ベリンガム1億3000万ユーロ、合計3億4000万ユーロ(ボーナス条項除く)。現在の市場価値5億9000万ユーロをはるかに下回る投資額だ。 ✅ピッチでの姿 「黄金の4銃士」の初披露の舞台になりそうなのが、ゲルゼンキルヒェンで行われる今週日曜のシャルケ戦プレシーズン最終戦だ。ラ・リーガ開幕戦(8月22日、エスパニョール戦)を前にした最後の実戦で、多くの疑問が明らかになる。モウリーニョにとっての最大の課題は、この4人をどう活かしながらチームのバランスを保つかだ。現時点でポルトガル人指揮官が採用する基本布陣は4-2-3-1。エムバペが1トップ、その直後にベリンガムが純粋な「10番」として君臨する。ベリンガムはアンチェロッティ政権下での1年目と、タチェル体制のイングランドが制した直近のW杯でも同じポジションで輝いた。両ウイングはヴィニシウスとディオマンデ。4-4-2や4-3-3など別の布陣ではベリンガムがゴールから遠ざかり、守備負担も増えてしまう。 昨季のスタッツで見ると、この4人が叩き出す数字は圧巻だ。エムバペが42ゴール7アシスト、ヴィニシウスが22ゴール14アシスト、ディオマンデ(ライプツィヒ時代)が13ゴール10アシスト、ベリンガムが多くの負傷に苦しみながらも8ゴール5アシスト——ゴール85・アシスト36、ゴールとアシストの合計は121に上る。特にベリンガムには伸びしろがある。1年目は23ゴール13アシストを記録しており、ディオマンデもライプツィヒ時代より質の高い周囲を得た今季はさらなる上積みが見込める。 ✅他クラブとのアタッカー比較(昨季) ※2025/26シーズンの成績をもとにした比較。現在と所属クラブが異なる選手も含まれる。 マドリーのエムバペ・ヴィニシウス・ディオマンデの3人計(77ゴール31アシスト)を上回ったのは、バイエルンのケイン/ルイス・ディアス/オリーセ(109ゴール61アシスト)とバルセロナのフェラン・トーレス/ラフィーニャ/ヤマル(85ゴール33アシスト)のみ。マンチェスター・シティのハーランド/ドク/セメンヨ(57ゴール26アシスト)、パリSGのクヴァラツヘリア/デンベレ/ドゥエ(52ゴール33アシスト)、アーセナルのギェケレシュ/マルティネッリ/サカ(43ゴール19アシスト)にとどまり、マドリーのトリオは欧州トップ3位に入る。そこにベリンガムが加わるのだから、モウリーニョの「黄金の4銃士」が持つ破壊力は他の追随を許さない。

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AS2026年8月15日 22:06

ディオマンデが初招集——エムバペ・ベリンガム・クルトワも復帰、シャルケ戦でプレシーズン最終テスト

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリーは今日曜日にドイツで行われるプレシーズン最終戦(対シャルケ)に向け、大幅に刷新されたメンバーを発表した。今季からの新指揮官モウリーニョのもと、6選手が初めて招集リスト入り。新加入のディオマンデ、ククレジャ、コナテに加え、W杯帰りで合流が遅れていたエムバペ、ベリンガム、クルトワも今夏初めてメンバー入りを果たした。不在はエンドリッキとチュアメニ、および負傷中のミリタオ、ロドリゴ、メンディ、アセンシオのみ。 シャルケ戦(現地時間17:00、CEST)は、ラ・リーガ開幕戦のエスパニョール戦(8月22日)を前にした最後の実戦機会となる。モウリーニョはこの一戦を、先発11人の最終調整と新加入選手への出場時間確保の場として活用する構えだ。 最大の注目はやはりディオマンデだ。クラブ史上最高額の移籍金で加入したコートジボワール代表FWが初めてユニフォームを着る瞬間、そしてエムバペおよびヴィニシウスとの攻撃陣での「組み合わせ」がどう機能するかに多くの視線が集まる。エムバペ自身もこの夏初の実戦出場となる。 守備陣でも注目点がある。コナテが合流したことで、ハウセンとのCBポジション争いがさらに激化。左SBにはククレジャが入る。また、先日から存在感を示しているダンフリースとトレントの右サイドでの競争も続く。モウリーニョにとっては、エスパニョール戦でのスターティングラインアップを絞り込む最後のチャンスとなる。

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AS2026年8月15日 20:08

カスティージャが「9番」を探している——ラチャドが唯一のストライカー、バロソら昇格候補に注目

スペイン紙『AS』が伝えた。ハコボ・オルテガとロレン・スニガの退団により、レアル・マドリー・カスティージャのFWはラチャド・フェタル(21歳)一人だけになった。補強市場への参入も否定されていないが、現状の優先事項はマヌエル・アンヘルとダビド・ヒメネスの放出で、合わせてレアル・マドリードC(Cチーム)の選手数名を今シーズン序盤にカスティージャ(Bチーム)へ合流させることも予定されている。 最有力の昇格候補は18歳のハイメ・バロソだ。先日2030年までの契約延長に合意したばかりで、バルデベバス育ちの「殺し屋」として知られる。2022年にラ・ファブリカ入りしてから通算100ゴール以上を記録し、移籍金条項は8000万ユーロに設定されている。フベニールA(U-19相当)やレアル・マドリードC(Cチーム)を経て、次のステップとしてカスティージャの扉を叩く時が来た、とクラブ内では見られている。 ただしバロソだけが選択肢ではない。すでにトップチームでデビューを果たしているレイバ、アルバロ・ヒネス、カルバハルらもストライカーの代役として候補に挙がる。本職ではないながらも、カスティージャ監督のフリアン・ロペス・デ・レルマにとっては貴重な駒だ。 カスティージャの主軸はあくまでラチャド クラブの方針に変化はない。カスティージャの1トップはラチャド・フェタルだ。アルメリアの下部組織出身の彼が昨シーズン、90万ユーロでカスティージャに加入した際、期待値は最大級だった。実際、加入直後は結果で応え、プレシーズンで5ゴールを記録してファンの期待を高めたが、その後は怪我に泣かされ続けた。 今プレシーズンはアルバセテとの初戦で2ゴールを決め、まずまずの滑り出し。ハコボの退団で空いた「エース」の座をラチャド自身も強く意識している。クラブからも監督からも信頼を得ている彼が、なぜマドリーが獲得に動いたかをピッチで証明することを期待されている。かつてアルメリアでトップチーム(2部)の扉を叩きかけていたラチャドが、今度はカスティージャの「9番」として自らの価値を証明する番だ。

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AS2026年8月15日 16:37

マドリー、大型補強に踏み切る——今夏の支出2億2500万ユーロ、バルサ+アトレティコの合計を超える規模

スペイン紙『AS』が伝えた。レアル・マドリーがこの夏、2019年以来最大規模の補強投資を行っている。クラブは2億2500万ユーロを投じ、ラ・リーガにおける最大支出クラブとして、資金力で知られるプレミアリーグのクラブと肩を並べる唯一の存在となっている。タイトルなき2シーズンへの反省から大胆な一手に打って出た形で、過去5年間の補強費の3分の1以上がこの数ヶ月に集中している。フリックのバルセロナが築いた覇権を崩すための勝負の夏だ。 今夏の主な補強は4選手。ディオマンデ、ククレジャ、エスピ、ダンフリースの獲得に要した合計額が2億2500万ユーロ(約370億円)に達する。コートジボワール代表のディオマンデはクラブ史上最高額の移籍金による加入となった。ククレジャはチェルシーから5500万ユーロ、エスピはレバンテから2500万ユーロ、ダンフリースはインテルから2000万ユーロで獲得した。これにシティおよびリバプールとの契約満了でそれぞれ加入したベルナルド・シウバとコナテの無償獲得も加わる。 ラ・リーガ全体の移籍費5億6000万ユーロ超のうち、マドリーが占める割合は40%。バルセロナ(1億500万ユーロ)とアトレティコ(1億200万ユーロ)の合計をすでに上回っており、なお両クラブにはロドリやクティ・ロメロなど複数の案件が残っている。また、今夏の欧州トップ6支出クラブのうち、マドリーは英プレミアリーグ以外で唯一ランクインするクラブだ。 補強方針の幅を広げた クラブはこれまで「将来性ある若手の大型獲得」と「実績ある選手をお値打ちで獲る」という2本柱を維持してきた。ベリンガムやチュアメニが前者の代表格、リュディガー・トレント・ホセルーが後者の例だ。今夏はそこにククレジャやダンフリースという即戦力ベテランという新たな軸が加わっている。 なおトレントについては、リバプールとの契約を前倒し終了させるために1000万ユーロを支出したが、これを除けば、マドリーが23歳以上の選手に移籍金を払ったのはアザールとメンディを獲得した2019年以来。25歳以上では2012年のモドリッチ(モウリーニョ体制第1期)以降、アザール、クルトワ、ケイロル・ナバス、キコ・カシージャ、ディエゴ・ロペスの5人のみだった。 カンテラの売却益が補強を支える カンテラ(育成機関)も記録的な稼ぎを上げており、売却益・保有権インカムの合計は1億9900万ユーロに達している。ゴンサロが4000万ユーロ(マドリーは保有権の30%を保持)、コモがニコ・パスの残り50%保有権を6000万ユーロで購入、ビクトル・ムニョスで2000万ユーロを回収。さらにパラシオス、ハコボ・オルテガ、マリオ・ヒラ、アルバロ・ロドリゲス、アレックス・ヒメネス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティンといった移籍でも収入を積み上げた。 これらの直接・間接的な売却収入が、クラブが誇る財務健全性を損なうことなく大型補強を実現するための原資となっている。

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The Athletic2026年8月15日 14:08

なぜバルサとマドリーはリーガ開幕週に試合がないのか——W杯特例措置を解説

英国メディア『The Athletic』が伝えた。2026/27シーズンのラ・リーガが8月15日(土)に開幕するが、バルセロナとレアル・マドリーは出場しない。開幕節は計6試合が行われ、デポルティーボ・アラベス対ヘタフェ(土、現地時間19:30)を皮切りに、セビージャ対ラージョ・バジェカーノ(土)、ラシン・サンタンデール対ビジャレアル(日)、エスパニョール対レバンテ(日)、デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ対エルチェ(月)、アトレティコ・マドリー対マラガ(水)と続く。なお、日程はすべてスペイン現地時間(CEST)。 4試合が延期された理由は、ラ・リーガと選手組合(AFE)の合意にある。W杯でベスト4以上に進出した代表チームの選手には、休養とプレシーズン準備のための一定期間を保障する協定が存在する。スペインが7月19日のアルゼンチンとの決勝を制したため、ヤマルやククレジャなどのスペイン代表選手は最低でも開幕第2週まで試合に出られない。マドリーの開幕戦は8月22日(土)のエスパニョール戦、バルセロナは8月23日(日)のエルチェ戦。さらにマドリーのベルナベウ初戦は8月26日(水)のレアル・ソシエダ戦、バルセロナのカンプ・ノウ初戦は8月27日(木)のアスレティック・クラブ戦となる。 この仕組みは6月9日にラ・リーガ加盟クラブの代表者が全会一致で可決、6月30日にスペインサッカー連盟の年次総会で承認された(マドリーはいずれの会議にも代表者を派遣しなかった)。エムバペ、ベリンガム、チュアメニらW杯準決勝に進出したフランス・イングランド組も、先週水曜のデポルティーボとの親善試合(1-0)には参加しなかった。バルセロナでもヤマル、ペドリ、ダニ・オルモ、パウ・クバルシが水曜にようやく全体練習に合流したばかりだ。 アトレティコは今大会で最多のW杯決勝出場者を抱えるクラブだ(スペイン代表からバエナ、グリマルド、ジョレンテ、プビルの4人、アルゼンチン代表からフリアン・アルバレスら5人)。ラ・リーガは延期を認める用意があったが、メトロポリターノでは8月28〜30日にウィークエンドのコンサートが予定されており、やむなく水曜開催となった。なお、ベティスはロ・チェルソ(アルゼンチン代表)を抱えるためバレンシア戦が8月25日(火)に延期。セルタのバライドスはピートの病害で芝が使用不能となり、オサスナ戦は8月27日(木)に移された。

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El País2026年8月15日 13:44

カンテラ売却がマドリーの補強費の90%を賄う——今夏12選手で約1億9000万ユーロ

スペイン紙『El País』が伝えた。今夏のマドリーの補強支出は2億2500万ユーロ(ヤン・ディオマンデ1億2500万・マルク・ククレジャ5500万・カルロス・エスピ2500万・ダンフリース2000万、コナテとベルナルド・シウバは無償)。プレミアリーグ勢が約25億ユーロをかけて支出トップを争う中、マドリーは英国外のクラブとして唯一トップ6入りを果たした。そして驚くべきことに、この2億2500万ユーロの約90%にあたる1億9000万ユーロが、カンテラ出身12選手の売却収入で賄われている。 最大の売却益をもたらしたのはゴンサロ・ガルシア(フラムFC移籍、権利の70%で4000万ユーロ)とニコ・パス(コモ移籍、6600万ユーロ)の2人だ。22歳のゴンサロはクラブW杯2025で4ゴール1アシストを記録した万能FW。ニコ・パスは2024年8月から在籍したセスク・ファブレガス監督のコモへの売却で、カンテラ史上2位の移籍金となった(1位は2017年のモラタのチェルシー移籍・8000万ユーロ)。マドリーは来夏に8000万ユーロの買い戻しオプションを保持している。 中堅規模の売却も相次いだ。ビクトル・ムニョス(オサスナ→リバプール、権利50%で2000万ユーロ)、アルバロ・ロドリゲス(エルチェ→ボーンマス、1250万ユーロ)、マリオ・ヒラ(ラツィオ→ミラン、1400万ユーロ)、アレックス・ヒメネス(ミラン→ボーンマス、925万ユーロ)——いずれも保有する50%の権利分として収入を得た。また21歳のセサル・パラシオスはフラムFCへ権利70%で1000万ユーロで移籍している。アルメリアが2000万ユーロ以上での売却を目指すセルヒオ・アリバスも対象になりうる。 より小規模な売却としては、ビクトル・バルデペーニャス(フィオレンティーナ、800万ユーロ)、ハコボ・オルテガ(ストラスブール、1000万ユーロ)、フラン・ガルシア(ベティス、400万ユーロ)、マリオ・マルティン(ヘタフェ、350万ユーロ)、フラン・ゴンサレス(セビージャ、100万ユーロ)がある——いずれも50〜70%の権利相当分。ただしこうしたカンテラ選手の大量流出は、トップチームにおけるカンテラの存在感低下という皮肉な側面も持つ。5月のカルバハル引退後、ファーストチームに残るカンテラ出身者はカレーラス、ラウール・アセンシオ、ティアゴ・ピタルチのみで、いずれも今季の確固たる先発とは言い難い状況だ。

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AS2026年8月15日 13:40

ブラヒム、存在感を示す——W杯4アシストから帰還、リアソールで決勝弾

スペイン紙『AS』が伝えた。忘れかけていた人も安心してほしい——ブラヒム・ディアスが帰ってきた。W杯でモロッコ代表として5試合4アシストを記録し、大会2位のアシスト数を誇った彼は、大会終了直後から体を仕上げてバルデベバスに戻った。その成果は早くも現れている。 参加可能となった最初の親善試合から右ウィングで先発。その4日後のリアソール(デポルティーボ戦)でも続けて先発に名を連ね、見事なゴールでマドリーに第10回テレサ・エレーラ杯をもたらした。 白いユニフォームを纏って5シーズン目を迎えるブラヒムに、今季も熾烈な競争が待ち受ける。ディオマンデとベルナルド・シウバの加入に加え、右サイドをこなせるギュレルやエンドリッキの成長もあり、競争はさらに激しくなった。昨季は42試合・1666分を戦ったが、本人はさらなる出場時間を求めている。 モウリーニョはブラヒムを非常に貴重な駒として位置づけている。右でも左でも内側でもこなせる多様性と犠牲的な働きが、指揮官のサッカー哲学に完璧にフィットする。ベリンガムが肩の負傷で戦列を離れた時期にはトップ下も担った。補強の波に飲まれることなく、ラ・コルーニャでのゴールのようにチャンスを掴み続けることがブラヒムの答えだ。

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AS2026年8月15日 11:42

モウリーニョ、好発進——「目を閉じてもついていける」選手たちの全幅の信頼

スペイン紙『AS』のマドリー番記者チーフ、マルコ・ルイスが伝えた。バルデベバスに感染するような楽観ムードが漂っている。選手たちは着任早々、「目を閉じてもついていける指揮官」の存在を感じ取った。ジョゼ・モウリーニョ——主要リーグですべてのタイトルを制した40年のベンチ経験を持つサッカー界の生ける伝説だ。90分間ラインサイドで身振り手振りを繰り返さなくても存在感を放ち、全員を平等に大切にする自信に満ちた指揮官。クラブは彼が望む陣容を揃えた。 これは就任条件の一つでもあった——市場に動く前に自分の意見を聞くこと。補強ポジションと求める選手像について。モウリーニョが欲しいのは「兵士」だ。そしてその兵士が揃いつつある。ククレジャとダンフリースはおそらく指揮官自身のリクエストだろう。中盤には技術の高いベルナルド・シウバを確保し、前線のプランBとしてカルロス・エスピも手に入れた。こうした「計算できる控え」がシーズンを通じて最終的に何ポイントをもたらすか、開幕すればすぐに証明されることになる。コナテの無償獲得やガラクティコ補強ディオマンデはクラブ主導の案件に見える。 新加入選手のフレッシュな意欲もさることながら、驚かされるのは既存選手たちの好反応だ。ヴィニシウス、エムバペ、ベリンガムの3人が揃って指揮官を絶賛しており、着任当初から信頼関係が築かれていることを示している。前回在任期には3大会連続CLファイナルに進出しながらも優勝を逃したCLに、今度こそ再挑戦する。身の丈に合った陣容を手にしたモウリーニョ——2年間のタイトル空白を癒す、完璧な処方箋だ。

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The Athletic2026年8月15日 10:03

ラ・リーガ2026/27開幕ガイド——モウリーニョのマドリーは成功するか、バルサは3連覇か

英国メディア『The Athletic』が伝えた。2026/27シーズンのラ・リーガがいよいよ開幕する。バルセロナは昨季フリック監督のもとで2連覇を達成し、マドリーに12ポイント差をつけて圧勝。3連覇を狙う。一方のレアル・マドリーは今夏2億4000万ユーロを投じてヤン・ディオマンデ、マルク・ククレジャ、ベルナルド・シウバ、ダンフリース、イブラヒマ・コナテ、カルロス・エスピの6選手を獲得。ヴィニシウスもアーセナルの関心を振り切り2032年まで契約延長した。マドリーの開幕戦は8月22日(土)エスパニョール戦、バルセロナは翌23日(日)エルチェ戦だ。なお、記事内の日程はすべてスペイン現地時間(CEST)。 タイトル争いはバルサが有利だが、21世紀に3連覇を達成したのはグアルディオラ時代の2009〜11年のバルサのみ——そしてその連覇を止めたのが、まさにモウリーニョだった。バルサはレヴァンドフスキ退団後のFW補強としてアンソニー・ゴードン(ニューカッスルから8000万ユーロ)とカリム・アデイェミ(ドルトムントから2200万ユーロ)を獲得したが、フェラン・トーレスはPSG移籍が迫っている。ロドリが加入すれば戦力アップは確実だ。一方マドリーはエムバペ、ベリンガムら主力のW杯組は合流済みだが、プレシーズンの試合にはまだ出場しておらず、開幕に向けて本来の陣容が揃えば本領を発揮するはずだ。 モウリーニョにとって最初のベルナベウでの試合は8月26日(水)のレアル・ソシエダ戦だ。前回在任期(2010〜13年)の波乱を知るサポーターにとって注目の一戦となる。マタラッツォ監督率いるソシエダはコパ・デル・レイ王者で、スペイン代表FWのオヤルサバルを擁する強敵。好スタートを切るには格好の相手だ。CL圏外での注目株はアトレティコで、米投資グループ「アポロ・スポーツ・キャピタル」参入を背景にヒュルマンド、イ・ガンイン、グリマルドに1億ユーロ超を投資しロメロ獲得も迫る。最大の懸案はバルサが狙うフリアン・アルバレスの去就だ。 昇格3クラブも注目だ。デポルティーボは積極補強で37歳のオーバメヤン(マルセイユから)も加入。ラシン・サンタンデールには元マドリーのセルヒオ・カナレスが古巣に凱旋する。アスレティック・クラブは元ドルトムント監督テルジッチを招聘し、W杯優勝GKウナイ・シモンとラポルテで台風の目を狙う。注目の若手は引き続きヤマル(19歳)、そしてマドリーのティアゴ・ピタルチ(19歳)。バルサの18歳FWハムザ・アブデルカリムはW杯でエジプト代表として4試合に出場した新星だ。 大胆予想として——モウリーニョが最初の「大爆発」を起こすには少なくとも数ヶ月かかる。前回在任時は審判・記者・対戦監督・自クラブの選手ともぶつかり合ったが、今回の復帰は異例なほど穏やかだ。予期せぬ敗戦や物議を醸す判定があれば一触即発だが、逆に早期に良い結果を積み重ねられれば、モウリーニョのラ・リーガ復帰は——少なくともしばらくは——平穏に続くかもしれない。

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The Athletic2026年8月15日 09:54

ロドリを逃し、ベルナルドを獲得——マドリーの中盤問題と次なるターゲット候補

英国メディア『The Athletic』が伝えた。今夏2億4000万ユーロ(6選手)を費やしたレアル・マドリーだが、獲得を逃した一人の選手が今季の命運を左右するかもしれない。W杯最優秀選手に輝いたロドリ(30歳)はライバルのバルセロナを選び、ベルナベウへの移籍はない。2024年のクロース引退以来、マドリーを悩ませてきた「試合のテンポを支配できるボランチ」問題は引き続き課題として残る。 モウリーニョが採用する4-2-3-1では、ダブルボランチ2枚とトップ下の3ポジションをチュアメニ、バルベルデ、カマヴィンガ、ベリンガム、ギュレル、ティアゴ・ピタルチ、そして新加入のベルナルド・シウバの計7人で争う。一見豊富に見えるが、クロースとモドリッチの退団後、一貫してゲームを掌握できる選手が不在という声はクラブ内でも強く、アンチェロッティとシャビ・アロンソという前任2監督が揃って中盤補強の必要性を訴えたにもかかわらず実現しなかった。 モウリーニョは就任当初から「クリエイティブな中盤選手」を要求。クラブはその答えとしてマンシェスター・シティから自由契約でベルナルド・シウバを獲得した(契約2028年まで)。ただしモウリーニョと同じ代理人ジョルジェ・メンデスを通じて以前にもオファーがあったにもかかわらずマドリーは一度断った経緯がある。ロドリ型の6番ではないからだ。モウリーニョ自身が招聘を個人的に要請したが、獲得後も「さらなる中盤補強」を求め続けた。 ロドリ失敗の痛手は大きい。ヤン・ディオマンデのライプツィヒからの獲得(最大1億4000万ユーロ、クラブ史上最高額)とヴィニシウスの2032年延長(アーセナルの関心を振り切る形)はサポーターから熱狂的に迎えられたが、ロドリ問題はそれを差し引いても今夏最大の失望だ。バルデベバスでも加入への期待は高く、複数の主力選手が到来を望んでいたという。なおモウリーニョ本人はロドリを優先事項とは見ておらず、より機動力があり多役をこなせるタイプを好んでいた。 クラブは「各ポジション2名以上の25名完成陣容」を理由に、選手が退団しない限り中盤補強はないという立場だ。ただし7月に同様の発言をした直後にディオマンデ獲得とロドリ追跡が報じられた前例がある。データ分析によれば、マドリーが狙うべき「テンポ・コントローラー」プロフィールに最も近いのはバイエルンのアレクサンダル・パヴロヴィッチ(22歳)。レバークーゼンのアレイクス・ガルシアとエセキエル・パラシオス、シュトゥットガルトのアンジェロ・スティラーも候補として挙がる。ロドリの元チームメートでシティのニコ・ゴンサレスも適合するが、バルセロナのカンテラ出身という背景がネックになりそうだ。

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AS2026年8月15日 05:02

すべてはモウを通じて——移籍・カンテラ・練習まで、指揮官が掌握する新生マドリー

スペイン紙『AS』が伝えた。5月末、就任交渉の初期段階でモウリーニョが提示した要求は2つ——移籍市場への関与と、組織内ヒエラルキーの尊重だ。あれから3ヶ月、両方が着実に実現されている。「すべてはモウを通じて」——それが現在のバルデベバスの実態だ。 これは決まり文句ではなく、日常に根付いた運営方針だ。モウリーニョは聞き、相談し、確認し、周囲を信頼する。腹心のスタッフは周到に選ばれており、クラブ関係者から「リーダーとして戻ってきた」と評されるケディラの招聘もその一例だ。ただし最終判断は必ず彼が下す。他の指揮官より委任の度合いは小さい——不信感からではなく、すべてを掌握したいからだ。栄養管理、負傷回復、時間厳守、結束を深めるグループ食事……新たなルールで秩序を打ち立てながら、その影響力はさらに深くまで及ぶ。 移籍市場でも同様だ。5月末には「どんなタイプの選手が欲しいか」を記した技術レポートをクラブに提出。名前ではなくプロフィールを提示し、「ポジションを重複させること」を軸とした補強方針はその通りに進んでいる。ロドリ獲得は叶わなかったが、クラブの努力は評価している。ヴィニシウスの契約延長やティアゴ・ピタルチのスタッフ残留など、重要案件では確かに彼の意見が通っており、求めた通りの発言権を得ている。 カンテラ管理にも影響は及ぶ。若手の間では「モウはどう言うかな」が口癖になっており、タイプではなく個々の選手を指名する形で起用を判断している。そしてトレーニングは「ガンガン」の一語に尽きる。二部練習が常態化し、常連のアントニオ・ピントゥスに加え、モウリーニョが連れてきたアントニオ・ディアスが体力強化を担う。GKコーチはルイス・ジョピスからヌーノ・サントスに交代。現時点では戦術より体力面に重点が置かれている——これが新生マドリーの今だ。

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MARCA2026年8月15日 04:58

ハウセン、「4番」の重みを背負う——ラモス・イエロ・アラバが纏った背番号で歴史を刻む

スペイン紙『MARCA』が伝えた。アラバの退団後、「4番」の新たる継承者はディーン・ハウセンだ。セルヒオ・ラモスやフェルナンド・イエロといったマドリーの象徴が纏ってきたこの背番号を、ハウセンは真剣に受け止めている。単なる番号ではなく、スポーツの枠を超えた責任を背負うものだ。 背番号を受け取った際、ハウセンはこう語った。「マドリーで4番をつけてプレーすることはずっと夢だった。子供の頃の大きなアイドルはいつもセルヒオ・ラモスだった」。マラガにルーツを持つイエロへの敬意も示しつつ、「この番号には伝説の歴史がある。いつか自分もこのシャツを着るにふさわしい選手と思ってもらえるような歴史を書きたい」と続けた。その言葉通りの歩みを見せている。モウリーニョのもとでの初先発となったテレサ・エレーラ杯では守備の要として7度の成功アクションを記録し、1対1でも無敗。昨季のシャビ・アロンソ体制から見せてきた、予測の鋭さとクリーンなボール持ち出しが、不動のCBとしての評価を固めつつある。 ただし、ハウセンには克服すべき課題がある。昨季は度重なる負傷に苦しみ、デ・ラ・フエンテ監督の信頼を持ちながらもW杯2026のスペイン代表メンバーから外れる苦境に立たされた。先週も体の不調で単独トレーニングを強いられる場面があった。フィジカルの安定こそが、ポジション定着への最大のカギだ。 その試練を乗り越えるべく、ハウセンはモウリーニョのもとで再起を誓っている。ローマへの期限付き移籍時代に薫陶を受けた師との再会を、ハウセン自身はこう振り返った。「モウリーニョのような人に呼ばれたら、断るのは難しい」。チャマルティンで再び巡り合った指揮官のもと、試合ごとに伝説の番号を体現していく。

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MARCA2026年8月15日 04:52

エムバペ「モウリーニョは勝ち方を知っている」

スペイン紙『MARCA』が伝えた。休暇から戻った最後の選手の一人、キリアン・エムバペがレアル・マドリーTVで新指揮官について語った。「モウリーニョのような監督がいることは非常にポジティブだ。勝ち方を知っていて、そこへの道筋を示せる。どこへ向かうかを理解している指揮官のもとでプレーできることは、チーム全員にとって最高のことだ」 リーガは8月22日のエスパニョール戦(RCDEスタジアム)で開幕する。エムバペはすでに開幕モードだ。「今はフルスロットルで臨み、初戦に向けて最高の感覚をつかんでいく段階だ」。今季への意欲は際立っており、3分にも満たないインタビューで「勝つ」という言葉を11回繰り返した。「タイトルを再び獲れると確信している。それが僕たちの望みだし、必ずそうなる。このチームには強い意欲がある。一年間集中し続けて、すべてのマドリディスタに喜びをもたらす」 W杯で10ゴールを挙げ得点王となったエムバペだが、チームの4位という結果には満足していない。合流したばかりながら、W杯期間中から仲間やスタッフとの連絡は絶えなかった。「世界中に散らばっていたときも多くの話をしていた。ここに来てまだ数日だが、みんなが頻繁に連絡をくれていた」。マドリーへの愛着も変わらない。「ここに来ることは夢だった。毎日この場所にいられることが今も夢のようだ。でも今は勝たなければいけない。マドリーにいる以上、タイトルを獲り続けることが使命だ。今季も必ずタイトルを獲る」 最後にエムバペはサポーターへメッセージを送った。「マドリディスタのみなさん、この2年間の変わらぬサポートに心から感謝したい。今季はさらに大切なシーズンになる。一緒に素晴らしいことを成し遂げよう。準備はできています」

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AS2026年8月14日 19:45

ダンフリース、モウリーニョの「戦士」——プレシーズン3試合210分で開幕先発へ

スペイン紙『AS』が伝えた。ダンフリース(30歳)はプレシーズン3試合すべてに先発し、計210分をプレーした。トレントが出場した試合でも最後までピッチに立ち続け、守備では岩のように堅く攻撃では鋭い刃となるこのオランダ代表は、まるでモウリーニョのために生まれてきたかのような選手だ。好調なプレシーズンを経て、8月22日のエスパニョール戦での開幕先発最有力候補に浮上している。なお、キックオフはスペイン現地時間の21:30。 フィオレンティーナ戦(2-2)では75分プレーし、右サイドでトレントと並走。翌週のフェレンツヴァーロシュ戦(1-2)では前半を担当し、先週水曜のデポルティーボ戦(0-1)では90分フル出場した。コーナーキックで3度のヘディングシュートを放つなど空中戦のターゲットとして機能し、最後の1分まで追加点を狙い続ける姿勢も印象的だった。 カルバハルの退団後、確実な右SBの補強は急務だった。移籍金2000万ユーロという条項が、ダンフリース獲得を市場最良の選択肢にした。7月28日の合流以来、戦術理解と守備強度でモウリーニョの信頼を素早くつかんでいる。また指揮官はフィオレンティーナ戦とデポルティーボ戦で、ダンフリースとトレントの同時起用も試した。ダンフリースが深い位置の右ウィングバックを担うことでトレントが内側に絞りゲームを組み立てられ、守備時は右サイドを二重封鎖する難攻不落の形が生まれる。 2人のプロフィールは対照的だ。トレントは世界屈指の技術を持つプレーメーカー、ダンフリースはフィジカルの塊。この対比がモウリーニョに試合ごとの選択肢を与えている。現時点では開幕スタメン最有力だが、マドリーでポジションを維持するには週ごとの競争に勝ち続けることが求められる。188cmの高さはセットプレーでも脅威となり(インテル時代にヘディングで8ゴール)、守備の献身・推進力・攻撃参加——モウリーニョが求める条件をすべて兼ね備えた右SBだ。指揮官は今、この選手の加入に満足しているに違いない。

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AS2026年8月14日 17:37

「選手を破壊していた…尋常じゃなかった」——ヤン・ディオマンデの原点を追う

スペイン紙『AS』が伝えた。🇨🇮アビジャンで25人と暮らし、スパイクも持たずに土の上でサッカーを続けた少年。9歳の頃、強烈なシュートで「ロベルト・カルロス」と呼ばれながら、心の中ではクリスティアーノ・ロナウドに憧れていた。10歳で初めてスパイクを手にすると、それを抱きしめて眠った。15歳でフロリダへ渡り、英語も話せないままマイアミに降り立ったディオマンデを、🇺🇸DMEアカデミーのトッド・イーソン元ディレクターが車で迎えた。「フランス語の曲を流したら、曲を聞き覚えていた彼が笑顔を見せた。それが最初の"会話"だった」。🇨🇮アビジャンから8000キロ以上離れた異国で、彼の物語が動き出した。 DMEでの最初のトレーニングから、イーソンには確信があった。「アフリカ出身の選手は多く見てきた。米国人選手より高いレベルにある子は珍しくない。でもディオを見た瞬間、"これは面白いことになる"と思った」。16歳で🇺🇸USPL(半プロリーグ)に参加すると、成人選手を相手に圧倒的な存在感を示した。対戦相手のアレクシス・ウルエニャは「ヴィニシウスみたいだった。チームで"なんでこのリーグにいるの?"と話し合っていた」と証言。サメル・ジャハワリも「速さ・パワー・技術の組み合わせがほぼ守れない選手だった。ダブルチームを組んでも止められなかった」と振り返る。 2023年春、🇺🇸コロラド・ラピッズBチームとの試合が転機となった。18〜24歳の選手を相手に、16歳のディオマンデは4-3の勝利で全4ゴールに絡んだ。「選手たちを破壊していた…これは尋常じゃない、今まで見たことのないものを見た」とイーソン。ラピッズは彼に最初の買い取りオファーを提示した。しかしイーソンはそれ以上のものを感じていた。「彼はどんなレベルにも適応した。それが最大の資質だった」 際立っていたのは、プレーの質だけではなかった。「ドリブルで全員抜くことはできた。でも彼はそうしなかった。仲間を巻き込もうとした。相手のレベルが上がれば自分もその分だけ上げる——それ以上はやらない。フェノーメノだった」とイーソンは語る。「だからこそマドリーにフィットすると思う。エムバペ、ヴィニ、ベリンガムに道を示してもらいながら成長できる。自慢しに来るんじゃなく、プレーしに来る選手だ」。バルなしの戦術理解も突出しており、「ボールを持っていないときの判断が、持っているときよりも優れている。守備意識も最初からあった。典型的なアフリカの選手ではない」とイーソンは付け加えた。 最後にもう一つの側面がある。妹のロクサーヌは、レガネスでリーガデビューを果たしたベルナベウでの試合から数週間後に他界した。今も彼の最大の支えだ。アカデミー時代、彼の望みはただ一つだった。「家族のためにお金を稼ぐこと。ベッドがあって、スパイクがあって、食事がある——普通のことが彼には普通じゃなかった。何も要求せず、すべてに感謝していた」(イーソン)。ウルエニャは「ヤマルやヴィニシウスのレベルに達する素質がある」と断言し、イーソンはこう締めくくった。「ヴィニシウスが好きなら、ディオに恋をするだろう。守備もするし、ハードワークもする。まだキャリアの入り口に過ぎない。払われた移籍金分の価値は十分にある」

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AS2026年8月14日 15:23

ロドリ獲得に2億1000万ユーロ——バルサの2度のオファーをシティが拒否

スペイン紙『AS』編集長、ホセ・フェリックス・ディアスが伝えた。「契約残り1年なら安く買える」という時代は終わった。ロドリのケースがそれを証明している。マンチェスター・シティはバルセロナからの2度のオファーを拒否し、移籍金として8000万ユーロを要求。移籍金・手数料・年俸を合算すると、この取引は2億1000万ユーロを超える規模になる。 ロドリの去就はW杯の前後を通じて議論の的であり続け、夏の移籍市場が開いて1ヶ月半が経った今も話題は尽きない。当初は「契約カウントダウン中だから格安で取れる」との見方が優勢だったが、現実は違った。バルセロナが突きつけられているのは2億ユーロ超の移籍費用だ。かつてトニ・クロースがレアル・マドリーへわずか2000万ユーロで移籍したような「契約末期の格安移籍」は過去のものとなっている。 バルセロナはロドリに対し、4シーズン総額で年俸1500万ユーロ(税引後)の契約を提示した。カタルーニャの課税を考慮すると税引前は3400万ユーロとなり、4年間で1億3600万ユーロ。これに手数料と移籍金を加えると2億1000万ユーロを超える。 レアル・マドリーもディオマンデやククレジャといった高額補強を行ったが、いずれも年齢と年俸構造から費用回収が見込みやすい案件だ。マドリーはロドリにもオファーを出していたが、選手自身がバルセロナを選んだ。また、マドリーはバルセロナが狙うフリアン・アルバレスについても1億5000万ユーロでアトレティコに打診し拒否されている——対立する両クラブが同じ選手を争う構図が今夏繰り返された。 アトレティコはマドリーのオファーを退けたが、マドリーはアルバレスの相場を押し上げることに成功した。バルセロナにとっては皮肉な結果だ。ロドリとアルバレスの両案件が成立した場合、バルセロナが今夏に費やす総額は5億ユーロに迫る計算になる。

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AS2026年8月14日 09:44

モウリーニョにも愛が必要だ——Netflixドキュメンタリーが明かした素顔

スペイン紙『AS』コラムニスト、ヘスス・ガジェゴが伝えた。Netflixが公開したモウリーニョのドキュメンタリー。この種の作品の常として主人公の監修と承認のもとで制作されたものだが、そこに意外な一瞬があった。「悪役」「冷徹」「手に負えない」と言われてきた指揮官が、実は愛を必要としているという告白だ。マンチェスター・ユナイテッドとの合意を破棄してチェルシーのオファーを受けた理由を「チェルシーの方が自分を愛してくれると感じたから」と語った瞬間、モウリーニョはようやく人間らしい——弱く、不完全な——姿を見せた。 そのシーンだけが、"The Special One"の競争的な美徳や「ヤバいやつ」としての勝利への執念を称えるドキュメンタリーの流れを断ち切る。ポルト、チェルシー、インテル、マドリーでゲームの構造を変えた実績は否定できない。「外の世界はお前たちを嫌っている」「代表ではキスでもしてろ、でもマドリー対バルサではそうはいかない」「世界全体が俺たちに負けてほしいと思っている」——ロッカールームに響いたそんな言葉が、指揮官に絶対的な忠誠を誓う選手集団を生み出した。 総じて称賛は多く、正当な部分も多い。しかしエゴセントリズムが目立ち、過去の失敗への反省は乏しい。そしてカシージャスの扱いも気になる。ドキュメンタリーでは、モウリーニョの決断に従わなかった「不和の要素」として描かれており、イケル・カシージャスがこの描かれ方を快く思っているとは、とても想像できない。

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El País2026年8月14日 09:09

ラ・リーガ2026/27の日程と注目カード——クラシコは10月25日と5月9日

スペイン紙『El País』が伝えた。ラ・リーガ2026/27シーズンは2026年8月14〜16日の週末に開幕し、最終第38節は2027年5月30日に予定されている。プリメーラ・ディビシオン20クラブが38節にわたりタイトル、欧州出場権、残留を争う。なお、以下の日程はすべてスペイン現地時間。 今季最大の注目カードは例年通りクラシコだ。バルセロナ対レアル・マドリーの第1戦は2026年10月25日にカンプ・ノウ、第2戦は2027年5月9日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる。マドリー・ダービー(アトレティコ対マドリー)は第1戦が2026年9月20日、折り返しが2027年4月4日に組まれた。 セビージャ・ダービー(セビージャ対ベティス)は2026年11月22日と2027年2月7日。バスク・ダービー(アスレティック対レアル・ソシエダ)は2026年11月1日と2027年5月2日となっている。 バレンシア州のレバンテ対バレンシアは2027年1月3日と3月7日。同日にはエスパニョール対バルセロナも予定され、折り返しは4月18日。ガリシアではセルタ対デポルティーボが1部リーグで復活し、1月3日と4月18日に対戦する。

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MARCA2026年8月14日 09:00

ストラスブールがFWハコボ・オルテガに1000万ユーロ——トップ未デビューの移籍金として史上最高額

スペイン紙『MARCA』が伝えた。カンテラ出身選手の売却で収益を積み上げてきたレアル・マドリーに、また大きな収入が加わる。マドリーを去るのはハコボ・オルテガ。リーグ・アンのストラスブールへ、保有権の70%に対して1000万ユーロで移籍が決定した。 このFWは昨季をレアル・マドリーCでスタートさせ、UEFAユースリーグ制覇の重要な一員として活躍。シーズン終盤にはカスティージャにも帯同した。 トップチームに一度も出場しないまま放出される選手としては、クラブ史上最高額の移籍金となる。ニコ・パス、ゴンサロ、ビクトル・ムニョス、ヒラ、アルバロ・ロドリゲス、アレックス・ヒメネス、パラシオス、バルデペニャス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティン、フラン・ゴンサレスに続く放出だ。 ハコボ・オルテガは数時間以内にフランスへ旅立ち、メディカルチェックと契約調印を行う予定だ。

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MARCA2026年8月14日 08:46

モウリーニョのベリンガムへのミッション——「10番」として解放する構想

スペイン紙『MARCA』が伝えた。最後に合流したジュード・ベリンガムは、今からポジションを奪い返さなければならない。モウリーニョにとって彼は明確に「10番」であり、エムバペの背後でフリーロールを担う構想だ。エムバペが左サイドに流れたときのスペースを突くか、あるいは前線全体に関与する形が想定されている。 ベリンガムにとっても今季は特別なシーズンだ。ベルナベウが自分のサッカーに熱狂したのは、アンチェロッティのもとで「偽9番」を担った第1シーズンのみ。その役割を再び勝ち取る必要があるが、プレシーズンを十分に積んでいるギュレルが先にその席を占めている状況だ。 ワールドカップで7ゴール1アシストという圧巻の成績を残したベリンガムは、代表とマドリーの違いをこう語っていた。「自信の問題じゃない。マドリーでは少し低い位置でプレーしてきた。イングランドでは10番、あるいは少し前目の8番のような感覚だ。ポジションはどこでもいい。チームのためにいいプレーをしたいだけだ」 モウリーニョはベリンガムを早くから評価してきた。17歳でドルトムントで台頭した頃からランパードに重ね、「ベリンガムにはフランク・ランパードに似たものを感じる。守れるが攻撃的ポテンシャルも持っている。オールラウンドでクラシックなスタイル。プレースタイルも試合への関わり方も、17歳とは思えない成熟度だ」と絶賛していた。 今季のベリンガムの競争相手は加入以来最多だ。ベルナルド・シウバとギュレルが同じポジションを争えるため、最高のパフォーマンスが求められる。プレシーズンではギュレルがその役割で好調を維持しており、モウリーニョの采配も容易ではない。2人が同時に先発する場合は、どちらかをヤン・ディオマンデがいる右サイドに置くことになる。

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